Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2025年1月1日(水)

2025年 巳年

明けましておめでとうございます。巳年の意味をネットで調べたら、『脱皮をする蛇のイメージから巳年は「復活と再生」を意味します。 植物に種子ができはじめる時期、次の生命が誕生する時期など、新しいことが始まる年になると言われています。また、「巳」を「実」にかけて「実を結ぶ」年とも言われるようです』とあった。アメリカではトランプさんが大統領に再選され、カナダや欧州でも保守政党が極左政権を陵駕し始めている。巳年が意味するように、2025年が復活と再生の年になると良いなと思う。

2025年1月2日(木)

ここは日本と12時間の時差があるため、大晦日のお昼時は日本では年越しの時間。それで毎年、お昼にまず日本時間の新年を祝うことにしている。それで今年も日本酒で乾杯してから年越しそばをいただいた。普段はおそばを食べることはなく、年に一度大晦日だけ食べるのでちょっと特別感がある。その後ひろとめいにご飯をあげて、みんなでお散歩に出ると、庭の桜の木の側のランの花がすべて開いていたので写真を撮った。2枚目の写真は、花開いているランの隣の枯木にもたくさん花芽が出ているので撮ったのだけれど、アップで撮らなかったので写真ではよく見えない。

2025年1月3日(金)

大晦日の夕飯は、まず、スパークリングワインで乾杯をして、大晦日定番のローストポークの夕飯をいただいた。去年もそうだったのだけれど、最近、夜遅くまで起きていられないので、大晦日と言っても年明けまで起きていられない。本当だったら午前0時のブラジル時間の年越しで乾杯したいのだけれど、夕飯時に乾杯した。次の写真は、乾杯するために台所でスパークリングワインを開けているエドソン。

次の写真は、大晦日の食卓。メニューはローストポーク、ジャガイモとハムとルッコラのサラダ、きゅうりのサラダ、白いんげんの煮豆、そして、ご飯。

2025年1月4日(土)

玄関前の階段横の箱庭で、冬の間枯れて姿を消していたダリアが、今大きく育っている。つぼみをつけ始めたのでそろそろ花が咲きそうだなと見ていたら、先日ひとつ花開いたので、写真を撮った。

広島で被爆体験の継承にそれぞれの立場で尽力している友人が複数人いるのだけれど、今年のお年賀でまた別の友人も彼女なりに尽力していることを知った。広島大学名誉教授の鎌田七男先生のインタビューを娘さんと作っているウェブサイトに上げていて、そのサイトを送ってきてくれた。このサイトは、こちらへ

2025年1月5日(日)

広島の友人のひとりは次の写真のように野菜を蒸して食べている。生野菜よりも蒸したり茹でたりした方が健康に良いと言うから、いい習慣だと思う。この写真にある野菜は朝友さんのお姉さんが作ったものをお裾分けでもらったものだそう。

次の写真は、友人が10年振りに食べたマックのバーガーセット。でも、中央の飲み物はケンタッキーのものだから、マックではなくKFCの間違い?セット物を注文して、料金は700円前後。最近は昼でもワンコインで食べれるものがあまりないと言っていた。この写真の左向こうに広島銀行本店のビルが見えることを発見。

2025年1月6日(月)

次の写真は、友人のアパートから見える夜明け前の瀬戸内海の漁火。牡蠣の収穫か何かをしている船のようだと言っていた。冬は夜明けが遅いので船の明かりを毎朝見ているけれど、元日はさすがに一隻も船が出ていなかったそう。画面右側に宮島が見える。

次の写真は、5年振りに食べたという「ちから」のカレーうどん。そごうの地階に「ちから」があるんだね。知らなかった。これは小盛りで700円前後だったそう。やはりワンコインでは食べられない。カレー好きの父が晩年お昼によくインスタントのカレーうどんを母に作ってもらって食べていたなあと思い出した。そう言えば、私はこれまでカレーうどんを食べたことない。

2025年1月7日(火)

広島の別の友人で、彼自身被爆者なのだけれど、被爆体験の継承というよりも海外交流を盛んに行っている人がいる。今年のお年賀メールで、以前、被爆石(広島市庁舎の敷石)を、ウィーン墺日(おうにち)協会に寄贈し、オーストリアのウィーン市オッタークリング区役所前の緑地帯に平和のモニュメントとして建立されたということがあったのだけれど、その際の寄贈式に関する新聞記事と区役所前に実際に建立されたモニュメントの写真を送ってきてくれた。彼は70歳を過ぎたころからいろいろ病気を発症しては、また元気になりを繰り返していて、満身創痍という感じなのだけれど、去年9月にはモニュメント建立15周年でウィーンに行ってきたということだった。病気を繰り返していてもへこたれずに、前向きにがんばっているその姿勢は見習いたい。

2025年1月8日(水)

東京暮らしの頃のエドソンの元同僚だった友人から、今年もお正月の富士山の写真が届いた。1枚目は昼間の富士山。2枚目と3枚目は夕方の富士山。富士山はいつみても美しい。新年早々富士山の夢は見なくても、こうしてお正月の富士山の写真を見ることができて感謝。

2025年1月9日(木)

昨日の富士山に加え、横浜で暮らしている従姉もご近所から見える富士山の写真を送ってきてくれた。彼女がメールに写真を添付してくれるのは珍しい。新年に富士山を見ることができ、友人や従姉に感謝。彼女は長期病気療養していたご主人を見送る前後、2年前から介護疲れからなのか体調を崩していたのだけれど、昨年は仕事を在宅勤務にしてもらって実家暮らしをしてくれた長女さんの助けもあって徐々に体調が回復し、今では普通に生活できているようで良かった。80代半ばで寝込んでも諦めずに前向きに暮らしていれば、また元気になるんだということを見せてくれている。

2025年1月10日(金)

鶏小屋の卵を生みつけるための箱の中で2羽のガーニゼが仲良く一緒に座って卵を抱いていたのだけれど、日曜日の朝、いつものように鳥たちにエサをあげるために畑に行くと、ガーニゼの母親1羽が鶏小屋の前の畑にいて、1羽のひなの声がピーピー聞こえるので、ひなが生まれたのかな?この鳴き声の主はどこだろう?と目をこらしてよく見ると、母親のすぐ側のレンガの壁のところにうずくまって鳴いていた。えっ、どうしてここにいるの?と思ったけれど、この子がここにいるということは他にも生まれているはずなのに姿が見えない。それで鶏小屋の扉を開けて中を見ると、もう1羽の親ガーニゼと一緒にたくさんのひなたちが箱の中にいた。それで、朝食後にエドソンと一緒にひなと親鳥を鶏小屋に移す作戦を試みた。小屋にはぴーちゃんがいるので、親鳥が嫌がるんじゃないかと思ったのだけれど、みんなを小屋に移してしばらく様子を見ていたら、やはり親鳥がぴーちゃんを時々攻撃するので、これはダメだと言うことになり、ぴーちゃんを大きな箱に入れて、ガーニゼたちが安全に卵を生みつけることができるようにと、シュハスコ小屋から畑に出していた古い流し台の中に移動してもらった。次の2枚の写真は、ガーニゼ小屋の中に移したひなたち家族。ひなたちは13羽いるようだ。3枚目の写真は、ぴーちゃんに移動してもらった流し台。引き出しにたくさん枯葉を入れて、安全で卵を生みつけやすい場所を作ったのだけれど、今のところ誰も利用していないので、ぴーちゃんにはしばらくここに居てもらおうと思っている。

2025年1月11日(土)

7日火曜日は七草粥の日だったので、うちでの恒例の大根とり粥を作って食べた。年末にスーパー・コンフィアンサに大根があったので、作ることができたけれど、販売していなかったら食べることができなかった。大根なんて普通のブラジル人は食べないので、いつも置いている野菜ではないのだけれど、年末に数本でも販売していてくれて本当に助かった。大根を買う際、だいたいいつもレジで「これってナボ(大根)ですか?」と聞かれたり、商品リストから大根を探してその番号を打ち込んでもうまく入力できないなんてことがよく起きる。それほどにブラジル人にとっては馴染みのない野菜。それでも日系の人たちが買うからか、時々少量でも販売してくれるのだからありがたい。次の写真は、出来上がった大根粥に我が家のネギをたっぷり入れたもの。これを各人の器に入れて、蒸した鶏肉を小さく裂いたものや、梅干しを乗せていただくのだけれど、とてもおいしい。エドソンも大好きな一品。

また、この日の朝は、玄関ドアに飾ったお正月飾りを片付け、クリスマスツリー他の飾りも片付け、12月から続いていたホリデーシーズンが完全に終了した。エドソンは2日からすでにオンラインミーティングなど仕事を始めているのだけれど、これらの飾り付けがある間は、気分だけはまだホリデーシーズンだったので、これらを片付けたことで、本当にホリデーシーズンが終わった感じがすると言ってがっかりしていた。

2025年1月12日(日)

去年、ダンゴーラのひなが生まれて、みんなで畑に戻ってきてくれ、子育てを始めたのに、すぐに何かに襲われてひながいなくなってしまったことがあった。それで、ひながある程度大きくなって、外で自由にしても危険ではない状態まで隔離して育てた方がいいのだけれど、どうしようかといろいろ考えていた。そして、去年12月に、エドソンが畑の一部に金網で囲った場所作ろうと言って、金網を買ったりして準備を始めた。手伝いのパラナにその計画を話すと、そういう仕事は自分にはできないから、ゼーに頼んでみると言ってくれ、年が明けて最初の土曜日にゼーを一緒に連れてきてくれたので、エドソンが説明をして、月曜日から作業に来てくれることになった。そして、月曜日から金曜日まで毎日作業をしてくれ、畑にできたのが次の写真の左側のエリア。出入り口の扉と、このスペースの奥に作る予定の雨避けの場所はまだできていないけれど、ここまでできればあと少し。これで今年はダンちゃんたちのひなが生まれても安全に育てることができそう。ちなみにこのゼーという人は、以前一時期うちに手伝いに来てくれていて、鶏小屋を作ってくれたり大工仕事をいろいろしてくれていたのだけれど、いつからか来なくなっていた。でも、今回またこんな風に助けてくれて感謝。感謝。ちなみにこれは以前からずっとしていることなのだけれど、彼には大工仕事ができるという技術と能力があるので、彼に支払う日当はパラナたちに支払う日当よりも15%ほど多く支払っている。

2025年1月13日(月)

昨日写真を掲載した畑に金網を巡らせて作っているダンちゃんのひなたちのための安全地帯に、出入り口の扉や雨避けの屋根を作るために、エドソンは金曜日にパーディーニョの材木店に行って必要な木材などを買った。そして土曜日の午前中その購入した木材と屋根に使うスレートが配達された。次の写真は居間の西側の窓から、配達のトラックを撮ったもの。我が家を建てている際も木材をこの同じお店から買ったのだけれど、土曜日に配達に来てくれた男性は、15~6年前にも木材を配達してくれたことを憶えていて、「ここは前来たときはまったく違って、見違えるようだ」と言って驚いていたと、エドソンが言っていた。そりゃあ当時と比べると、せっせと植えた小さな苗木はみんな大きくなり、裸の土地に建設中だった家は、今ではうっそうとした木々に囲まれていて、離れもできているのだから、建設当初のこの場所を知っていれば、見違えても当然だよね。

2025年1月14日(火)

エドソンがいつも利用しているパーディーニョのスーパーは、新年が始まっても、まだ商品の仕入れが変則的なので、この日曜日の午前中、また隣町の大きなスーパー・コンフィアンサへ買い物に行った。今回も大根があったので買ったのだけれど、やはりまたレジでトラブった。商品リストにある番号を入力してもシステムが反応しないという同じトラブル。いい加減システムを直してもらえないかなあ?と思う。それでレジの責任者の人に来てもらい正しい番号を調べてもらい教えてもらう間、ボーッと待たなければならない。いつもではないけれど、商品を袋に入れるのを手伝ってくれるスタッフがいることがあって、今回は最初の頃はいなかったので、私が自分で持っていった買い物袋に自分で詰めていたのだけれど、最後の方で大根の問題が発生した頃にやって来た若い女性スタッフが、「これ何?」「ナボよ」「ナボ?」「ハバネッチ(Rabanete、ラディッシュ)の親戚みたいなもの」と言って一緒に買っていたラディッシュのパックをその人に見せたのだけれど、「何それ?」と言って、ラディッシュも知らないという。ああ、ブラジル人って野菜を食べないにもほどがある!セロリなども、「これどうやって食べるの?」などと聞いてくるスタッフも珍しくない。ラディッシュにしろセロリにしろ料理の仕方がわからなくても、生でそのままサラダに混ぜるくらいはできるでしょうにと思うけれど、ここの人たちにとってのサラダはレタスとトマトときゅうりだけなのかもしれない。

2025年1月15日(水)

家の西側の外階段沿いのサツキの前に、野性のとうがらしが生えてきて、大きくなり、たくさんのとうがらしの実がなり、その実が赤くなり始めた(1枚目の写真)。するとエドソンがそのとうがらしの実を収穫してほしいと言うので、赤くなったものだけ少し収穫したら、緑のものも収穫して大丈夫だからと言う。それで緑の実も収穫した(2枚目写真)。これを瓶に入れてオリーブ油かココナツ油を加えて、ピリ辛のとうがらし油を作るつもりらしい。何年か前に一度作ったことがあるけれど、それを使いきってからは作っていなかったのだけれど、家のすぐ前にとうがらしの芽が出てきて実がなったので、また作る気になったようだ。この野性のとうがらしは鳥が種を運んでくるのか、敷地内のあちこちに自然に生えてくるからおもしろい。

2025年1月16日(木)

日曜日にまた大根を買ったと先日書いたけれど、その大根で久しぶりに大根のわさび漬けを作ろうと思っていたら、エドソンが「大根のわさび漬けが食べたい」と言うので驚いた。あら、まあ、同じこと考えていたんだね。「うん。作ろうと思ってるところ」と言って、作ったのが次の写真。私が頻繁に大根を買うので、自分なりに何が食べたいとか思いを巡らせたみたい。1本の大根を丸ごと使ったので、いつもよりも少し量が多くできた。でも、2人で食べ始めるとあっと言う間になくなるだろうと思う。

2025年1月17日(金)

ダンゴーラがひなを連れて帰ってきたら、ひながある程度大きく育つまでは保護しようと考えて、手伝いのゼーに畑の一部を金網で囲って作ってもらっていた小屋(?)ができた。前回写真を掲載した時は、出入り口の扉と奥の部分のスレートの屋根の取り付けがまだだったけれど、この火曜日にそれらが完成した。1枚目の写真は、その出入り口の扉。この扉は現在開け放してあるので、ガーニゼたちが自由に出入りしている。2枚目の写真は、このスペースの奥に取り付けた屋根を撮ったもの。エドソンは、ここにガーニゼのめすたちも入れようと考えているらしく、屋根の下には竹の止り木が2本通してある。ガーニゼのめすはあちこちに卵を生みつけるし、一年に何度もひなが生まれるので、おすと切り離して、卵をこの金網の中で生んでもらい、その卵の恩恵にあずかる一方、しばらくひなが生まれないようにしようと考えているのだそう。

2025年1月18日(土)

庭の桜の木の側に、いくつもランを差した枯木を2つパラナが置いてくれていて、その内の左側のランが開花したので先日写真を掲載したけれど、右側の枯木のランも今週開花したので写真を撮ってみた。左側のランと同じ種類のようで、同じ花が咲いている。花の大きさは小さく、派手な花ではないけれど、ともて可愛く、私たちの目を楽しませてくれている。

2025年1月19日(日)

先日Youtube上で、「中居騒動の裏で起きているとんでもない話」という「ねずみ」という人があげている動画があったので見たのだけれど、お米不足とその後上がった値段、薬不足と価格の値上がりなどの現状を説明し、何かおかしい。政府は日本を潰したいのかと憤っていて、私もその通りだなと思った。そして、後半、岩屋外相が訪中して、中国人のビザ緩和に関する合意をしてきたことが、メディアで報じられないのは何故だ?と疑問を投げかけていた。合意事項はそれだけではなく、中国と協力してネット上の言論統制をするということも合意したことが報道されていないような・・・?労働者の給与が30年も上がっておらず、去年の政府の税収入は史上最も高額な収入になったというのに、消費税増税だけでなく、隠れ増税も行われていて、103万円の壁も変更したくない政府って、何なの?と思う。私は日本で暮らしていないけれど、日本がどんどん衰退して行くのを見せつけられているようで、何とも言えない気分。このサイトは、こちらへ

2025年1月20日(月)

先日、出来上がった畑のケージの写真を掲載したけれど、その後、奥の屋根を取り付けた向こう側に古いスレートが取り付けてあったので、また写真を撮った。この古いスレートは家の東側の物置スペースの端に屋根として取り付けてあったものが、古くなってだいぶ傷んで来ていたのを取り除いてここに使ったようだ。家の東側の物置スペースのスレートの屋根は、雨が降ると水が溜まり、エドソンのオフィスに湿気が溜まる原因になっているように思うから、もう作らないことにして取り除いてもらったのだそう。

2025年1月21日(火)

昨日、トランプさんの大統領就任式が無事に終わった。12時前からYoutubeで就任式をライブ中継しているチャンネルがいくつもあったので、その中のマスメディアのものではないのを見たのだけれど、なかなか式が始まらず、午後2時前頃からようやく始まり、宣誓式が済むまではあっという間だった。その後トランプさんが40分くらいのスピーチをした。内容はこれまでトランプさんがずっと訴えてきていたことではあったけれど、とても良いスピーチだった。何度も何度もスタンディングオベーションが起こったけれど、そこに参列していた民主党のこれまでの大統領たちは、まったく反応していなかったのが際立っていた。まあ、彼らがやって来たことをひっくり返して、アメリカを立て直すとトランプさんは言っていたのだから、彼らには耳が痛かっただろうと思う。昨年、トランプさんが暗殺未遂事件を生き抜くことができたのは神さまがアメリカを立て直すために自分の命を守ってくれたのだと言った時は、ちょっと感動した。それが神様から与えられた自分の使命だと信じていることが伝わった。これからも暗殺される危険性は排除できないけれど、これからの4年間の任期を無事に過ごし、彼の言葉通りにアメリカを建て直し、世界に平和をもたらしてほしいと思う。彼は就任前からハマスとイスラエルの行き詰まっていた停戦交渉を一押しして、停戦に漕ぎ着けさせたり、物事を良い方向に進ませるための影響力を行使し始めたので、ロシアとウクライナの戦争も彼なら終戦させることができるのではないかと期待が膨らむ。

2025年1月22日(水)

トランプさんの大統領就任式から一夜明けて、21日の朝、HARANO TIMESさんがトランプさんのスピーチの部分に日本語字幕をつけて動画をアップしていたので、その「米国はどこへ向かうのか?バイデンの前で言いたいことを言う歴史に残る名演説。2025年トランプ大統領就任演説」という動画へのリンクをはってみる。このトランプさんのスピーチのサイトは、こちらへ

2025年1月23日(木)

先日、何度か桜の木の手前の枯木で咲いたランの花の写真を掲載したれど、その枯木の後ろのフランボヤンを切った切り株に移植したサボテンのような植物にピンク色の花が咲いていたので、写真を撮った。1枚目は、左右に咲いている花がすべて画面に収まるように撮ったもの。2枚目は、左側に3つ咲いている花を少しアップで撮ったもの。近くで見ると、ただピンク色だけでなく、少し濃いピンクや紫色も混ざっていることがわかる。何だかとても良い色合い。

2025年1月24日(金)

次の写真は、庭の桜の木の足元に置いた枯木に移植した数種類のランのうち、先日来何度か写真を掲載している中心が黄色で回りが茶色のダンシングレディーのような形のランの花と同じ種類の花が咲いているので写真を撮った。ここの野性のランはこの種類が多いんだなと思う。

2025年1月25日(土)

エドソンが朝顔だと思って買った花の種を鉢に蒔いて何ヶ月も経つのだけれど、朝顔とはまったく異なる葉が出てきて、葉は茂るのだけれど花はまったく咲かなかった。でもこの火曜日にひとつの鉢の苗に2つ花が咲いていたのでびっくり。他にも4鉢あるのだけれど、それらにはまだ一度も花が咲いていない。次の写真は、火曜日に初めて花を咲かせた同じ苗に、この木曜日の朝またひとつ花が咲いていたので撮ったもの。花の感じは朝顔に似ていないこともないけれど、花の大きさは朝顔の何分の一という小ささ。種の袋の写真を見て朝顔だと思って買ったのだろうけれど、朝顔とはまったく異なる植物だったというオチ。でも、花が咲いて見ると、まあ、間違えてもしかたがないかなとも思った。

2025年1月26日(日)

22日水曜日から24日金曜日まで、エドソンは出張で、サンパウロを通り越してさらに東に行ったサン・ジョゼ・ドス・カンポスにあるITAに行っていた。水曜日の早朝家を出て、金曜日の夕方戻ってきたのだけれど、片道5時間はかかる道中、行きも帰りも無事に戻ってきてくれてほっとした。ここ1週間ほど最高気温が30度、31度と高く、暑かったのだけれど、サン・ジョゼ・ドス・カンポスはもっと暑くて、それだけで疲れる感じだったと言っていた。金曜日に帰宅した際、パーディーニョで高速を下りたところにあるホドサーブに寄って、コーンブレッドとその晩のデザートを買って来てくれたのだけれど、ホドサーブは暑かったけれど、うちまで戻って、入り口ゲートを開けようと車から下りたら涼しく感じたと言っていた。ここは回りの町よりもいつも2~3度気温が低いので、最高気温が30度とか31度くらいで暑いと感じても、回りはきっと33度前後はあるのだろうから、その差を歴然と感じだようだ。次の写真は、エドソンがお土産で買ったITAのスペースセンターのTシャツと、もらったITAのプロジェクトなどのワッペン。三角形のCEIとあるのはスペースセンターのワッペンで、その左のSelenITAというのがエドソンが関わっているプロジェクトのワッペン。その下はitasatプロジェクトのワッペン。その右側はもう終わっているSPORTプロジェクトのワッペン。これら4つのワッペンの上の羽のようなのはITAのワッペン。ITAはブラジル空軍がやっている 航空宇宙技術研究所なので、空軍の記章のような羽の形をしている。

2枚目の写真は、エドソンが買ってきてくれたコーンブレッドとレモンタルトのデザート。今回、出発の数日前、ジョゼ・ハファエウのコーヒーをスタッフへのお土産として持って行こうと思う。それに加えて私のバナナブレッドを持って行きたいから作って欲しいと言われたのだけれど、材料に必要なバナナが2本くらいしかなかったので作れないし、ちょうど12月に作って冷凍していたバナナブレッドがあったので、それを持っていってもらった。その結果、スタッフのみながとてもおいしかったと言って、大人気だったと教えてくれた。それは何より。良かった。

2025年1月27日(月)

この土曜日のお昼過ぎ、エドソンは手伝いのパラナたちに手伝ってもらって、ガーニゼ小屋の中の母ガーニゼ2羽と12羽のひなたちを新しくできた広いネットケージに移動させたので、写真を撮ってみた。ネットケージの一番奥のスレートの屋根の下の隅っこに、みんなで固まっている。ひなたちが少し大きくなりガーニゼ小屋が狭く感じられるようになっていたので、慣れればこの広いケージでのびのび過ごせるのではないかと思う。そして、このネットケージの反対側のレンガの塀の上に、6羽のおすが集合していた。ガーニゼ小屋から移動したひなたちのことが気になるみたい。そして、3枚目の写真は、ひなたちをネットケージに移動させる前からこのネットケージの中にいた3羽。左側がおすで、右側の2羽はめす。ひなたちが移ってきても動じることなく、出入り口近くにまいた粉のエサの残りをせっせと食べている。

2025年1月28日(火)

土曜日の夕方、私がエジミウソンとの英語のレッスンを終えようとしていると、エドソンが小さなかぼちゃを複数個抱えて台所にやってきた。パラナがうちで育てたかぼちゃを収穫してくれたのだとか。へえ~、かぼちゃも育ててるの?と、ちょっとびっくり。普通のかぼちゃよりもずっと小さくて、これ食べられるの?と思った。エドソンはこれらをパンプキンスープと、天ぷらと、かぼちゃのソテーにして食べようと言う。それでまずは日曜日の午前中2つを使ってパンプキンスープを作って、お昼と夕食にそのパンプキンスープを添えて食べた。かぼちゃを切っている時、ちょっとまだ若すぎるかな?と思ったのだけれど、十分おいしいパンプキンスープができた。

2025年1月29日(水)

月曜日の午後5時を回って、台所で夕飯を作っていると、エドソンがやって来て畑のネットケージの中にラガート(大トカゲ)の子供が入り込んでいると言って、私のカメラを持ってまた出て行った。しばらくして戻って来たので、ラガートの追い出しには成功したかと聞くと、シュハスコ小屋から移動させてぴーちゃんが暮らしている流し台の足元に隠れてしまって出てこないと言っていた。どうやってネットケージに入ったのだろう?と思ったのだけれど、レンガの低い壁の上の金網は目が大きいので、内側からは壁に飛び上がらないといけないので、まだ高くは飛べないひなが外に出ることはできないけれど、体がまだ細いラガートの子供なら外から入ることができたのかなと思った。エドソンに、「ひなを食べたりしないかな?」と聞くと、「子供だからたぶん食べないだろう」と言っていた。それにガーニゼとは別にこのネットケージに移動させた子育て中の茶色の鶏が、「あんたここで何してるの?」と言う感じでラガートをつついたりしていたから、たぶんひなに手を出したりはしないだろうと言っていた。次の写真は、エドソンが撮ったそのラガートの子供。子供と言っても長い尻尾まで入れると6~70センチはありそうな大きさ。大人になると体がもっとがっちりと太くなり、大きくなり、イグアナのような感じになる。家の周辺にラガートがいるとヘビ(ここで見かけるヘビは毒蛇が多い)が近寄らないし、ラガートは虫をせっせと食べてくれるし、人間に危害を加えたりはしないので、悪い存在ではないのだけれど、ガーニゼやダンゴーラの卵があると食べてしまうのがたまに傷。翌朝、いつものようにみんなにエサを上げに行くと、ラガートはいなくなっていた。でも、流し台の中の箱で卵をひとつ抱いていた母親ガーニゼが外にいたので、あれっ?と思って、箱の中を見ると、卵がなくなっていた。ああ、食べられちゃったのか・・・やれやれ・・・

2025年1月30日(木)

トランプさんの大統領就任翌日から彼が言っていた通りに、犯罪歴のある不法移民の逮捕と送還が始まった。一番最初にメキシコが受け入れを拒否したというニュースがあったけれど、送還された不法移民を収容する施設を急ピッチで準備しているというニュースを見ていたので、そんなはずないんじゃない?と思っていたら、これは単なる書類上の問題で送還が少し遅れたというだけだったことが後にわかった。そして、コロンビアははっきりと大統領が受け入れを拒否したようだけれど、だったら関税を増やし、渡米予定者のビザの取り消しなどの措置を行うとトランプさんが言ったら、国内の富裕層から突き上げをくらったようで、半日後には受け入れると態度を変えたなどというニュースもあった。そして、ブラジルに関しては、国際的なニュースはなかったけれど、国内では第一陣が到着したというニュースがあり、すごい勢いで不法入国者の強制送還が行われていることがわかる。以下にブラジル日報に掲載された有料記事の読める部分だけをコピーしてみる。

1月28日付けのブラジル日報の記事に、『ブラジル人不法入国者=手錠と鎖つけて強制送還=トランプ政権初の帰国便=米警察暴力、ルーラ「説明を」』という見出しの記事があった。「24日、米国に違法滞在したとして米国から国外追放処分を受けたブラジル人らを乗せた飛行機がマナウスに到着した。その時、彼らが飛行機内で手錠や足に鎖をはめられた状況であったことや警察から身体的暴力を受けたことが憂慮され、ルーラ大統領が手錠や鎖を外すよう命じた」

そして翌日、1月29日付けのブラジル日報の記事では、『強制送還=連警「到着後の手錠は問題」=地上はブラジル刑法適用のはず=関税恐れ、ブラジル政府は静観』という見出しの記事があった。「24日に米国からブラジルへ強制帰国させられた不法入国者に対する米国側の扱いが衝撃を与えている。ブラジルの連邦警察によると、米軍機の中での手錠に関しては認められてはいるものの、飛行機から降りたところでの使用は認められていないほか、米国の警察の行動に疑問が残る箇所が浮上している」

2025年1月31日(金)

今、庭のクアレズマがピンクの花をたくさん咲かせているので、写真を撮った。1枚目は、玄関前のベランダから撮った庭のクアレズマ。2枚目はその木の上の花の部分をアップで撮ったもの。家を出入りする際、外ベランダ横の朝顔と、ベランダの前のハイビスカスが目に入るのだけれど、ベランダから少し視線を右に向けるとこのクアレズマが目に入る。一年中、常に何かの花が咲いている環境はとても心が癒される。



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