Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2024年11月1日(金)

10月29日付けのブラジル日報は、先週末のサンパウロ市長選の決選投票の結果、現職のヌーネス氏が選ばれたと報じていた。「27日、市長選の決選投票が行われた。サンパウロ市では現職のリカルド・ヌーネス氏(民主運動・MDB)がギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)を大差で破って勝利した。全国的に見た結果はルーラ大統領(労働者党・PT)にもボルソナロ前大統領(自由党・PL)にも苦いものとなり、社会民主党(PSD)などの中道勢力の台頭が目立つ選挙となった」今回の市長選では、全国的に現大統領のルーラ側でも前大統領のボウソナロ側でもない中道派が圧倒的多数を占めたのだそう。ルーラとボウソナロの間の激しい戦いでブラジルの政治が2分するようになっていたけれど、「統一地方選の決選投票を終え、各政党は既に26年の統一選に目を向け始めているが、今回の統一地方選の特徴は中道勢力の躍進だろう」とブラジル日報では書いており、2年後の大統領選挙では、実績と人気のある現在のサンパウロ州知事のタルシジオ氏が中道派の大統領候補になる可能性が高いとエドソンは言っていた。

2024年11月2日(土)

今週初めに、週末の朝食はスコーンが食べたいから作ってと、エドソンが言うので、木曜日に材料を準備をしてラップに包んで冷蔵庫に入れ、金曜日にスコーンを作って焼いた。次の写真は、焼きあがったスコーンをオーブンから出したところをパチリ。型抜きがないので、こんな風に切り分けて焼いているのだけれど、いつも何だか膨らみ具合がいまいちだなと思う。レシピでは型抜きで6つのスコーンができるということなので、6つに切り分ければいいものを、毎回忘れて8つに切り分けてしまう。でも、エドソンはこれを気に入っていて、味はおいしいのだから、まあいいか?

2024年11月3日(日)

エドソンがまたメルカド・リブレで何やら買い物をしたようで、先日届いた品物をカウンターテーブルの上に並べてみた。左上からココナツオイル。ココナツオイルは3.2リットルの大きな容器のものを買ってお料理に使っているのに、何故また1リットルの瓶?と思ったら、これはお菓子を作る際に使うためのココナツオイルなのだとか。そして、オーガニックのアップルヴィネガー3本。以前、隣町の日系食料品店でしか見かけないオーガニックのものを買って、エドソンが毎朝大さじ1杯ずつ飲んでいたのだけれど、最後の瓶を飲みきって以来、飲むのを止めていた。それをまた再開しようと思って買ったのだとか。以前は、大さじにアップルヴィネガーを入れて、そのままゴクンと飲んでいたのだけれど、今後は私が作って毎日飲んでいる果物と野菜のミックスジュースに大さじ1杯混ぜて飲もうと思っているのだそう。そして、日本茶3パック。私はお茶があれば時々飲むけれど、エドソンは飲まないのにどうして?と思って聞くと、果物と野菜のジュースにこのお茶も混ぜて飲んだらいいんじゃないかと言う。何だか、なんでもかんでもミックスジュースに混ぜたいんだね。

2024年11月4日(月)

最近うちでは果物を食べるだけでなく、ミックスジュースにして飲むので、結構な量の果物を消費している。そのため、エドソンが買ってくる果物の量も多いのだけれど、先週の水曜日にはバナナやりんごやマンゴーやみかんなどだけでなく、4分の1くらいに切り分けられているのだけれど、5キロ近くもあるスイカとパイナップルのホールを買ってきた。スイカはこれまで買ってきた中で一番大きいのではないかと思う。それで、切り分けてガラスの容器に入れて保存しようにも、半分で2つの大きな容器が一杯になってしまったため、残りの半分にはラップをして下の冷蔵庫に入れることにした。そして、3日後、最初の2つの容器のスイカを食べきったので、残り半分のスイカを切って、また2つのガラス容器に入れたところをパチリ。最近雨が降り始めたので、気温はそんなに高くはないのだけれど、冷たく冷やし、さっぱりとした味のスイカは本当においしい。

2024年11月5日(火)

今年もアマゾンがひどい干ばつなので、ここも干ばつになる可能性があると心配していたけれど、9月に入りぼちぼち雨が降り出した。それでも森の中の湧水の量はドバドバではなく、ちょろちょろと言った感じで、まだまだ心許ないとエドソンは言っていた。そうしたら、土曜日から雨が降ったり止んだりのお天気になり、この先1週間の予報では毎日雨が降るという予報になっている。暴風雨と雷が来るのは困るけれど、普通の雨は大歓迎。次の写真は、日曜日の午前中、食堂の西側の窓から撮った外の景色。霧が出ていて、お天気レーダーサイトを見ると、あちこちに雨雲があるのだけれど、パーディニョの上には雨雲がかかっておらず、お昼前後は日差しも出たので、予報とちょっと違うじゃないと思っていたら、午後から時々雨雲がかかり始め、雨が降ったり止んだりの日曜日になった。

2024年11月6日(水)

乾季が終わり、雨が降り出したので、タケノコというか、正しくはハチク、があちこちから芽を出し始めた。それでエドソンがタケノコご飯を作ってとリクエストしてきたので、日曜日の午前中、小さいものや中くらいのものを収穫して、皮をはぎ洗って処理して茹でる作業をした。次の写真は、大きなお鍋でハチクを茹で始めたところ。こうやって毎年ハチクを収穫して食べることができるのはうれしいけれど、ちょっと注意を怠るとすぐに伸びて竹になってしまうし、出てくる芽をすべて収穫して食べるわけにも行かないので、なかなか大変。とにかく毎年元気良く生えてくるので、芽を採らずに放っておいたら、うちの敷地内はハチクに占領されてしまうだろうなと思う。

2024年11月7日(木)

次の写真は、日曜日の夕飯を撮ったもの。私が使っているレシピのタケノコご飯のお米の量が3カップでは多すぎると思って、3分の1減らして2カップにしたのだけれど、うっかりお醤油の量を減らさなかったので、炊き上がったご飯の色がいつもより少し茶色になった。でも、味にはあまり影響はなく、おいしくいただいた。一緒に食べたのは、手伝いのパラナと時々一緒に手伝いに来てくれる男性が釣ったという川魚を唐揚げにしたもの。細い骨がたくさんあって、唐揚げにするのが一番いいらしい。

2024年11月8日(金)

6日(水)の朝、「トランプが勝ったみたいだよ」とエドソンが朝食の時に教えてくれたので、ふたりで「良かったね」と喜び合った。最近は野球の大谷選手が頑張っている以外にあまり良いニュースがないという日々だったけれど、久しぶりにとても良いニュースだった。投票日直前になって、ハリスがトントンから抜け出して赤州で優勢になったとかあり得ないおかしなニュースが出ていたので、民主党は何をするつもりなんだろう?と、不安になっていたのだけれど、トランプさんの得票数が凄すぎて、2020年のバイデンが勝った時のようなおかしな操作をしてもトランプさんの勝利をひっくり返すことはできなかったのだなと思った。1千万人の視聴者がいて、その多くは若者というポッドキャスト番組で有名なジョー・ローガンがトランプ、イーロン・マスク、JD・ヴァンスらと立て続けにそれぞれ3時間以上のインタビューを行ったのも、良かったのかな。何しろトランプさんとのインタビューは放送から24時間後には数千万人の人が視聴したということだったから。既存メディアは嘘ばかりを報道していたけれど、ネット上のこういう番組のお陰で真実を知る人が増えたのは良かった。これからアメリカの不法移民問題や経済の問題は改善に向かうのだろう。そして、ウクライナとガザの状況がどうなるか注目したい。上院議員の数も共和党が過半数を獲得したということなので、議会運営もスムーズに行き、トランプさんの政策が実現して行くことになると思うとうれしい。安倍さんはかつて、「石破だけはダメだ」と言っていたそうだから、おそらくトランプさんもそのことを聞き及んでいて、短命政権になるとわかっている石破首相が会いたいと言っても会わないのではないかと高橋洋一氏は言っていた。

2024年11月9日(土)

先日、家の前の箱庭のソテツが花芽を出し始めたと書いたけれど、その後花がだいぶ大きく伸びてきたので、また写真を撮ってみた。次の写真は、玄関前の外階段から見える花。2枚目は、この反対側に出てきていた花芽だと思っていたもの。実は新しい葉だったということが、今回写真を撮ったことでわかった。

2024年11月10日(日)

数週間前に暴風が吹いた日に、バナナの実がなっている枝が風で折れて地面に落ちたらしく、まだ若いから熟さないかなと思いながら、ガレージに置いておいたらちゃんと熟したと言って、エドソンがたくさんバナナを家の中に持って来たので、何とかそのバナナを消費するために30本余りを使って、バナナブレッドとバナナのローストを金曜日に作った。次の写真は、出来上がったハナナブレッドとバナナのロースト。これで何とか消費できたヨシヨシと思っていたら、ガレージにはまだバナナがあると聞いてため息が出た。トホホ・・・。罰当たりなことだけれど、家にバナナの木があるのも良し悪しかなとちょっと思った。でも、バナナブレッドは冷凍保存ができるのだから、ドンマイ。感謝していただきましょう。

2024年11月11日(月)

母親に育児放棄されたガーニゼのひなのぴーちゃんを家の中で世話し始めてからしばらく経つので、体が大きくなり、箱が小さくなってきたので、どうしようかと色々考えて、ガーニゼ小屋で育っている3羽のひなはぴーちゃんよりも少し小さいので、一緒にさせても大丈夫じゃないかと言うことで、小屋に入れてみると、最初はぴーちゃんはみんなについて一緒に箱の中に入ったりして、ああいい感じじゃないと思っていたら、母親がぴーちゃんに側に来るなという感じで攻撃し始め、しばらく様子をみていると、ぴーちゃんがみんなから離れて小屋の隅に行って無抵抗にうずくまっても何度も攻撃するので、これはダメだとなり、また家の中に戻した。それで、今年買った発電機の空き箱が結構大きいので、これでぴーちゃんの家を作るというのはどうかなと言うことになり、土曜日の午前中、エドソンがぴーちゃんのために小屋を作ってくれた。その箱を家の中に持って入り、今使っているぴーちゃんの箱小屋と並べて写真を撮ってみた。2枚目の写真は、ぴーちゃんを無事新しい箱小屋に移動させてから撮ったもの。

2024年11月12日(火)

先月、ランドマークの木の側にあるサボテンに2つほど花が咲いたので、写真に撮ってここに掲載したけれど、その花が終わって姿を消して、しばらくすると、またいくつも花芽が出てきて、花が開き始めたので、次の写真を撮った。一度に6つも花が開き始めていてる。これまではせいぜい1つか2つ咲く程度だったのだけれど、今回はこれまでで最多の6つも花があって驚いている。

2024年11月13日(水)

先日、トランプさんが大統領選挙に勝って、来年1月に次の大統領に就任することになったけれど、その就任前に、すでに各国の首脳がトランプさんと電話会談をしているというニュースがあった。その他にも様々なことが起こっているようで、Hrano Timesさんが「まだ権力の座についていないのに、すでに影響力絶大!約束した20のこと、どこまで実現できるのか?テスラを乗ってどうなった?(個人話)」という番組の中でいろいろ話していた。この中で特にいいニュースだなと思ったのは、カタールで悠々自適で贅沢な暮らしをしているハマスの指導者たちにカタールから出て行くようにとカタール政府が伝えたというものだった。そして、トランプさんが大統領就任後に実行すると約束した20のことについて解説してる。このYoutubeサイトは、こちらへ

2024年11月14日(木)

先日、めいに夕飯をあげに行った際、左手に見える竹林の間から夕陽が差し込み輝いてきれいだなと思った。それで、カメラを取りの戻り写真を撮ってみたのだけれど、カメラのファインダーを通すと、肉眼で見た感じとだいぶ違う。肉眼だともっときれいだったのに・・・。今は夏に向かう時期なので、太陽が沈む位置がずいぶん南に移動して来ている。冬場はもっと北側に沈むので、竹林の間からこんな風に夕陽が差し込むことはない。日の出の位置も同様にずいぶん南に移動してきており、日の出、日の入りの太陽の位置を見ると、確実に季節が移り変わっていることを実感する。

2024年11月15日(金)

ベランダ横の花壇に1本だけあるバラの木に花がひとつ咲いたので、次の写真を撮った。このバラの木はあまり元気がなく全然大きくはならず弱々しいので、もう枯れるのかなあ?なんて思っていても、枯れずに時々花を咲かせてくれる。

10月は結構雨が降ったけれど、今月はさらに雨がよく降り、上旬は1日と9日以外は毎日雨だった。それで家の西側のヒメシマダケの林から家に向かって竹の芽が次々に出てくるようになり、それらを頻繁に取り除く作業をしている。次の写真2枚はランドマークの木の側に、にょきにょき出てきているヒメシマダケの芽。3枚目の写真は、入り口ゲートに向かう道に芽を出したハチク。ヒメシマダケに比べて出てくるハチクの芽の数は少ないけれど、それでもこんなところに芽を出してもらっては困るので、気づいたらせっせと取り除いている。

2024年11月16日(土)

鶏小屋の中で卵を抱いていた首に羽のない親鳥が、1羽のひなを連れて畑に出て来ていたよ、と火曜日の午後、エドソンが教えてくれたので、見に行くと親鳥と以前ガーニゼの卵をかえして子育てをしたこのとのある鶏がひなの側にいて、2羽でひなの世話をしているようだった。この親鳥は3つくらい卵を抱えていたのに、生まれたのは1羽だけだったようだ。水曜日の朝、ネットケージの中の親子にエサをあげていたら、ひなをかえしたばかりのこのガーニゼの親鳥がネットケージの側に来て入りたそうだったので、ネットを持ち上げてあげると、さっさとネットケージの中に入って行った。そんなことをした後で、しまった!ひながとり残されるじゃないと思ったのだけれど、鶏がひなの世話をしていて、ひなもその鶏にくっついているので、まあいいかと思った。そして次の日の朝、ネットケージの中のひなもだいぶ大きくなったから外に出してもいいかなということになり、ネットを少し上げて出てこれるようにしたら、少しして出てきたので、ネットの側にエサを置いてあげた。そして、ネットケージが空になったので、その日の昼食後、鶏とひなを入れ替わりにネットケージに入れようということになり、エドソンとふたりで協力して鶏とひなにネットケージに入ってもらい、無事に入れ替えが完了した。次の写真は、ネットケージに入る前に撮ったガーニゼのひなの世話をしている鶏とそのひな。ひなの羽色が背景と同じようなので見えにくいかもしれないけれど、1枚目のひなは、鶏の右側10センチくらい離れたところにいる。2枚目は、鶏の右前脚のすぐ横にいてお尻を向けている。

2024年11月17日(日)

畑のネットケージの中で暮らしていたガーニゼの親と3羽のひなを外に出してあげた後、午後そのひなたちの様子を見るついでに写真を撮ろうと思って畑に行くと、ネットケージの側に母親(写真の左側)と、その母親の母親(写真の右側)がいて、その奥にひながいるようなので、近づいて見ると、ひなが1羽動かずにうずくまっていた。そのひなを抱きあげてみたのだけれど、怪我をしている感じではなく、ただ弱っているという感じだった。そして他の2羽のひなの姿はなかった。朝、みんなでネットから元気に外に出て、まだ数時間しか経っていないのに一体何があったのだろうかと不思議に思った。

それでそのぐったりしたひなを家の中に連れて入り、水を与えて、ぴーちゃんの箱小屋の中に入れて様子を見ることにした。ぴーちゃんはひなを入れても特に驚いたりせず、普通に受け入れてくれた。次の写真の手前にぴーちゃんがいて、その左後ろにうずくまってお尻をこちらに向けているのがそのひな。ひなはずっとうずくまっているのだけれど、時々場所を移動して、最終的に箱小屋の右側の隅にうずくまって動かなくなった。2枚目の写真は、箱の中央辺りに移動したそのひな。何度か水を与えたのだけれど、何も変化はなく、夕飯時になって、仰向けにひっくり返ってしまったので、別の小さい箱をウォーマーの上に乗せて、タオルを敷いて、ひなを布で包んでその箱に移動させた。今の時期、もう寒くはないのだけれど、やはり暖かい方がいいかなと思ったから。そして、水をあげたり、体をさすってあげると目を開けて少し動くのだけれど、どんどん弱っているようだった。夜中にひろがオシッコに起きた際、様子を確認したのが最後で、翌朝起きて確認すると、もう息を引き取っていた。せっかくネットケージの外に出しても大丈夫なくらいまで成長したのにと、とても残念に思った。でも、姿を消したと思っていたもう2羽のひなは、木曜日の午後、エドソンが生存を確認してくれていたので、3羽すべてを失ったわけではなかったことがせめてもの慰めだった。金曜日が祝日だったので来てくれた手伝いのパラナの見解は、たぶんラガート(大トカゲ)に襲われて、ラガートの太い尻尾でぶっ飛ばされたんじゃないかということだった。以前はたまにしか見かけなかったラガートを、9月くらいから毎日のように大小複数見かけるので、畑に来ては卵やひなを狙っていても不思議はないなと思った。ここの自然環境はのどかなようで、結構厳しいことを再確認。

2024年11月18日(月)

コロナ禍で在宅勤務になっていた友人が、この9月から出社勤務に戻ることになり、それを機に新しい仕事が増え、それらを憶えて若い同僚たちのペースに追いついて行くのは経年劣化している身にとっては大変と言っていた。彼女はお昼は必ず事務所から外に出て歩き、紙屋町辺りで持参のお弁当を食べるのだそう。先日、昼食後に事務所に戻る際、広島銀行前の歩道に大きなヤマボウシの木があり、赤い実がたくさんなっていたから写真を撮ったと言って、その写真を送ってきてくれた。街の真ん中でこんなにたくさん実をつけている木があるんだ。1枚目の写真がそのヤマボウシと背景に広島銀行ビルが見える。2枚目の写真は、その実を少しアップで撮ったもの。「以前の広銀本店ビルは両隣の大きなビルの間に埋まっている感じで見る度にこれが広島を代表する銀行の本店ビルかと思っていましたが、現在はそれらのビルより高くなり立派な外観に生まれ変わっていて、1階はちょっとしたオープンカフェ的はスペースがあり、銀行と言えば硬いイメージですが、暖かくかわいらしい感じです」とあった。銀行前の歩道にこんな木があることも知らなかったし、ビルが建て替わって高層ビルになっていたことも知らなかった。前回広島に戻ってからもう6年余りになるし、広島に戻っている時も広銀の前を通ることなどなかったから、知らなくても当然なのだけれど・・・。広島を離れて30年余り。広島がどんどん変貌して進化している。

2024年11月19日(火)

うちの防風林に植えたカエデの足元に、今たくさん小さな実が落ちているので写真を撮った。コロナ禍が始まった頃に初めてこの実を見た際、よくニュースで見るコロナウィルスの顕微鏡写真とそっくりだと思った。その頃見ていた実よりも今年地面に落ちている実は半分くらいの大きさで何だかとても小さいけれど、形はやはりコロナウィルスのようだと今でも思う。

2024年11月20日(水)

18日、19日と、リオデジャネイロでG20が開催された。この会合のためにリオに来る習近平のためにリオのホテル1軒が丸ごと借り上げられ、習近平が来る前に大勢のSPがやってきて、400室の部屋などすべてを入念にチャックしたとか、トラック何台分かのバイデンの荷物が届いたとか、バイデンがマナウスを訪問したとか、先週いろいろニュースになっているとエドソンから聞いた。Yahooニュースではペルーで開催されたAPECで、石破氏が習近平と会談したとかAPECに関するニュースはあっても、G20のニュースはなかったので、G20っていつあるんだろう?と思っていたら、APECが終わり、ようやくG20のニュースが出てきた感じ。でも、ブラジルのニュースではAPECのニュースはなくて、G20のニュースばかりだったようだ。ブラジルはAPECのメンバーではないので、関心がないということなのかな?

2024年11月21日(木)

11月19日(火)配信のYahooニュースで、ブラジル日報の『《ブラジル》ルーラ大統領夫人がイーロン・マスクを「F*ck you」と侮辱』という記事が掲載されていた。ブラジル日報はYahooニュースに毎日記事を配信しているので、時々、ブラジル日報に掲載された記事がYahooニュースにも乗ることがある。この記事にあるルーラ大統領夫人は、数年前、長年連れ添った前の夫人が亡くなった後再婚した相手なのだけれど、この人はゴリゴリの左翼活動家なので、よくおかしなことをしたり言ったりして、悪目立ちをして物議を醸す人。以下はその記事のコピー。

『ファーストレディのジャンジャ大統領夫人が16日、G20サミットの一環で開催されたイベントでソーシャルメディア規制についての討論中に、米実業家のイーロン・マスク氏に対してFワード(下品な言葉とされるスラング)を使って侮辱的な発言をしたことが物議を醸している。専門家らは、ブラジルと米国の次期トランプ政権との関係に悪影響を与える可能性を懸念していると、17日付BBCブラジルなどが報じた。

ジャンジャ夫人による問題発言は、イベント会場近くの海岸から発せられた船の汽笛音により、自身の発言が中断された後に出たものだった。その音に驚いた彼女は、これがマスク氏によるものだと冗談めかして言った。「これはイーロン・マスクの仕業だと思うわ。でも私はあなたを恐れていない。F*ck you(クソ野郎)、 イーロン・マスク!」と発言し、会場からは笑い声が上がった。

冗談であったとはいえ、この侮辱的な発言は、マスク氏本人とルーラ大統領による即座の反応を引き起こした。

マスク氏は、ジャンジャ夫人の発言を自身のSNSで動画とともに投稿し、大笑いする絵文字を添えて「次の選挙で彼らは負けるだろう」とコメント。

一方、ルーラ大統領は米国大統領選挙投票直前にも、ハリス民主党候補支持を公言する発言をしていた。だが、16日夜に行った演説の中では妻の発言を諫めるように、「私は皆さんに言いたい。選挙では誰かを怒らせる必要も、誰かを罵る必要もない。我々はただ、社会に怒りをぶつけるだけで十分だ」と控えめに語り、世界的な飢餓対策の強化を訴えた。

トランプ氏を強く支持していたマスク氏は、トランプ次期政権で新設される政府効率化省のトップに就任し、「政府官僚主義の解体」「大規模な構造改革」「歳出削減」を目標に働くことが決まっている。

そのため、外交官らはジャンジャ夫人の発言がブラジルと米国との実利的な関係を築こうとする努力に対してマイナスに働くと評価している。外務省の関係者によれば、ブラジルは次期トランプ政権との対立を不必要に煽ることなく、冷静に関係構築に取り組む方が有益であるという。

ミナス・ジェライス連邦大学のダウィソン・ベレン・ロペス教授は、ルーラ大統領がトランプ氏について「ナチス的性質を持つ」と不適切な発言をしていたことを回顧し、今回のジャンジャ夫人のマスク氏への侮辱発言が両国間の関係に不必要な疑念を生んだと批判した。

さらに、国際法の専門家であるヴィクトル・デル・ヴェッキオ氏は、ジャンジャ夫人の不適切発言がトランプ政権との関係にさらなる緊張を引き起こし、ブラジルにとって重要な米国との関係改善に逆効果を与えると警告。両国の政権の違いを浮き彫りにし、重要な問題での合意を求めるブラジル政府の努力を妨げる可能性があるとした。

ジャンジャ夫人の問題発言は、ブラジルのアレシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事とマスク氏との間で繰り広げられている対立の文脈の中で起こった。23年、モラエス判事は同年1月8日の三権中枢施設襲撃事件に関連する人物のSNSアカウントの停止を命じたが、Xは従わず、最高裁判所からの検閲だと非難した。

モラエス判事とマスク氏が辛辣な言葉を交わすうちに緊張が高まり、今年8月末にはブラジルでのXの運営が停止されるという事態にまで至っていた。』

そして、翌日のブラジル日報には「連警=ルーラやモラエス暗殺?=軍人ら5人の逮捕で騒然」と言う記事があり、「連邦警察は19日、2022年の大統領選後に現大統領及び副大統領のルーラ氏とジェラルド・アルキミン氏、さらにアレッシャンドレ・デ・モラエス最高裁判事(当時は選挙高裁長官兼任中)の誘拐、殺害を計画していた嫌疑で軍人4人と連警1人を逮捕した」とあった。以前から捜査はしていたらしいのだけれど、この逮捕のニュースのタイミングは、大統領夫人の失言を相殺する目的があったのではないかと言われている。

2024年11月22日(金)

今月は雨がよく降るので気温があまり上がらず、最高気温も20度台半ばと過ごしやすい日々。でも、この月曜日から水曜日までの3日間は久しぶりに連日いいお天気で気温が31度~33度となったので、掃除をしていると汗ばむほどだった。雨模様だと洗面所や台所のマットを外ではたいて天日干しにできないので困る。でもお天気がいいとマットがすっきり乾燥するので気持ちが良い。去年の今頃は、気温が36度という日があり、真夏でもこんなに気温が上がることのないここでの生活に慣れているので、暑くて参ったけれど、今年は今のところ平年並かそれ以下で推移している感じ。

2024年11月23日(土)

21日に出ていたロシアがウクライナにICBMで攻撃したというニュースについて、とっさんTVのとっさんが、解説をしていたので、そのYoutubeサイト「人類の敵!史上初、ロシアがウクライナに大陸間弾道ミサイルを実践投入」にリンクをはってみる。とっさんの解説はいつも冷静で分かり易い。このYoutubeサイトは、こちらへ

2024年11月24日(日)

元産経新聞記者の三枝玄太郎さんが、彼のYoutubeチャンネルで「岩屋毅・外相は中国企業のハニートラップに引っかかっていた?超危険な案件だった中国『500ドットコム』の贈賄事件 米トランプ政権は激怒?」という話をして問題視していた。石破だらし内閣は、石破氏を筆頭にその立場にいてはいけない人ばかりのようだ。一体いつ退陣するのだろう?このYoutubeサイトは、こちらへ

これと同じニュースをDEEP MAXの妙佛さんが少し違った切り口で話していたので、そちらにもリンクをはってみる。2つを聞き比べるとこの問題についてよりよくわかると思う。この「中国企業が日本の政治家にワイロ供与で米国司法省が激怒!日本の司法当局やマスコミの立場は?」というYoutubeサイトは、こちらへ

2024年11月25日(月)

家の中の箱小屋で世話をしているぴーちゃんはだいぶ体が大きくなったので、そろそろ外に出した方がいいのだけれど、ぴーちゃんに問題があることが明確になってきたので、どうしたものかと思案していた。小さい頃はあまりわからなかったのだけれど、どうも左足に問題があるようで、しっかり踏ん張れず、ちゃんと歩くことができず、歩こうとするとドタバタとしてしまう。こんな障害を抱えているから母親はこの子の育児を放棄したのかな?この子がメスならオスたちはぴーちゃんに対して優しくしてくれるかもしれないけれど、オスなら力を誇示されていじめられるかもしれないので、単純に外で自由にさせればいいとも考えにくい。でも、家の中でずっと世話をすることはできないので、どうしたものかとエドソンと話し合っていた。次の写真は、左足に問題を抱えているので、いつも左足が開いている箱小屋の中のぴーちゃん。トサカがだいぶ大きくなってきているので、オスなのかな?とエドソンと話している。

それで、ぴーちゃんのために新しく小屋を作った方がいいのかな?なんて思いながら、ガーニゼ小屋の3羽のひながだいぶ大きくなってきたので、そろそろ外に出して、入れ替わりにぴーちゃんを小屋に入れるというのはどうかということになり、昨日の日曜日の朝、みんなにエサをあげる際、小屋の扉を開いて、親鳥とひなが出てこれるようにしてみた。次の写真は、小屋から少しずつ出てきている親子。手前の黄色っぽい羽色が母親で、その後ろに3羽のひながいる。2枚目の写真は、その際、畑でエサをついばんでいる他のガーニゼや鶏を撮ったもの。本当はもっといつも混雑しているのだけれど、この写真を撮った時は、茶色い鶏と、数羽のガーニゼの姿が画面に入っていなかった。また、ダンちゃんたちもこの写真を撮った時はお出かけしているようでいなかったのだけれど、写真を撮って、片付けを始めたら、ダッシュでやってきたのでとうもろこしを蒔いてあげた。鳥たちにはまずとうもろこしを蒔いた後、粉のエサを二ヶ所に分けて置いて、食べさせている。

2024年11月26日(火)

広島の友人が紙屋町交差点手前で撮った写真を送ってきてくれた。何も知らずにこの写真を見たらどこだろう?と思ったかもしれないけれど、紙屋町交差点手前とあったので、ああ、南から北を向いて撮っているんだなとわかった。右側の黒っぽい背の高いビルが広島銀行本店で、左側奥の背の高い白いビルがリーガロイヤルホテル。そして、画面奥、左右のビルの間に虹が出ている。なかなか良い景色。画面左側の本通りを行くと、平和公園に行くことができる。この写真には写っていないけれど、左側手前のビルには、以前本屋さんがあって、よく利用していた。今もあるのかな?

次の写真は、友人が月に一度両親のお墓参りで訪れる墓苑で撮ったものだそうで、空に7本もの飛行機雲が連なっていたのが珍しく撮ったものだそう。我が家の上空にも時々飛行機雲が見えるけれど、せいぜい2本くらい。7本も連なっているのは珍しいなと思った。まるで白い電線のように見える。

2024年11月27日(水)

次の写真は、食堂の棚の上のコーヒーメーカーの横に置いたコーヒー。日曜日に新しく焙煎したコーヒー豆をジョゼ・ハファエウが持ってきてくれたので、それらをここに並べて置いている。彼の家で作っているコーヒーを飲み始めてから、毎日ずっと彼のコーヒーを飲み続けているのだけれど、先月だったか彼のコーヒーがなくなりそうだったので、うちから近いコーヒー農園がやっている店でエドソンが2袋買ってきたクエスタ・カフェのコーヒーのひとつと飲み比べてみた。するとスーパーで買うメリタのコーヒーよりはクエスタ・カフェのコーヒーの方がおいしいけれど、やはり一番おいしいのはフランコ・カフェだねということになった。スーパーで買うコーヒーがいくらか知らないけれど、クエスタ・カフェのコーヒーは500グラム50レアルで、フランコ・カフェは同じく500グラムで20レアルと聞き、それだったら断然フランコ・カフェの方がお得で良いねと思った。ここは何にもない小さな田舎町だけれど、地元産のおいしいコーヒー豆とチーズがあるというのは、ちょっと自慢できるかな。

2024年11月28日(木)

最近、お散歩などで外を歩いているとラガート(大トカゲ)をよく見かけると何日か前に書いたけれど、手伝いのパラナも彼とよく一緒に手伝いにやって来るもうひとりの男性も、ラガートを食べるのだそうで、見つけたら捕まえてもいいかとエドソンに聞いてきたので、エドソンはいいよと返事をしていた。エドソンは子供の頃お父さんが捕ってきたラガートをお母さんが調理したものを一度だけ食べたことがあるそうなのだけれど、どうも合わなかったようで、食後にお腹を壊したから二度と食べないと言っていた。そしてさらに、うちの敷地内に野性の豚が出没しているようだと知ったパラナは、その豚も捕獲したいと思ったらしく、エドソンの許可を得て、この日曜日の夕飯時に息子君とふたりでやってきた。夜の間に森でじっくり待って捕獲しようということらしかった。それで手土産においしくて健康に良い紫色のさつまいもを9つくらい持ってきてくれたので、月曜日に少し茹でてみた。ところどころ傷んでいたところを取り除いたので、輪切りにした形が丸くないけれど、味はおいしかった。彼らは川での夜釣りも好きらしいので、夜の間の豚の捕獲作戦も夜釣りのようなものらしいのだけれど、翌日の仕事に差し支えないのだろうか?と、疑問に思う。

2024年11月29日(金)

Youtubeの三枝玄太郎チャンネルで「クルド人は政治難民じゃない!産経新聞の現地取材で、トルコ在住のクルド人『難民?全部ウソ』 20年前に入管も調査していたのに、日弁連が猛抗議」と題して、川口市で問題になっているクルド人は政治難民ではなく、出稼ぎ目的で日本に来て難民申請していることを産経新聞が現地取材で明かにしたと話していたので、リンクをはってみる。このYoutubeサイトは、こちらへ

2024年11月30日(土)

玄関先の外ベランダ横にある花壇では、最初に咲いた朝顔の種が落ちてから、新しく種を蒔かなくても毎年元気に芽を出して、花を咲かせてくれていたのだけれど、今年はまったく芽が出てくる気配がなかった。それで、放し飼いにしている鳥たちがよくここの土を足で掘り返したりするので、落ちた種は食べられてしまったのだろうと思っていた。そうしたら、いくつか食べられずに生き残った種があったようで、最近芽が出てきて、つるを伸ばし、花を少し咲かせるようになったので写真を撮ってみた。この芽が出てくる前に、ここに設置した竹のアーチに朝顔を育ててつるを絡みつかせようと思い、エドソンが買ってくれた植木鉢に朝顔の種を蒔いて発芽を待っていたら、出てきた葉(2枚目の写真)が朝顔の葉とは違うので、何だかきつねにつままれたような気分になっている。



  Home Copyright (C) 2009 Kyoko Yoshida   Next