Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2024年5月1日(水)) | ||||
広島の友人が西広島(己斐)駅の写真を送ってきてくれた。私の実家は西区なので、この西広島駅と言うか己斐駅はよく利用していたし、駅周辺のお店にもよくお世話になっていたお馴染みの場所だけれど、昔は、この駅舎は木造のとても古い田舎町の小さな駅舎だったのに、こんなにきれいに立派に建て替えられた姿に、ここはどこ?ときつねにつままれたような気分になった。
そしてもう1枚は、「ズッコケ三人組のふるさと己斐」とあり、三人組の銅像の写真だった。作者の那須正幹さんは己斐の出身だったことは知らなかった(それとも、知っていたけれど忘れていただけかな?)。そして彼のベストセラーの「ズッコケ三人組」の舞台が己斐だったことも初めて知った。私は那須さんが書かれた「折り鶴のこどもたち」をスティーブとエリザベスの三人で翻訳出版しようとした際、那須さんと知り合ったのだけれど、「ズッコケ三人組」は読んだことがなかったので、義姉からこの本は小学校の推薦図書だから、甥っ子たちはふたりとも読んでいて、那須さんの名前はよく知っていると聞かされた際、へえ、そうなんだと思ったことを思い出した。ブラジルに来る前暮らしていた東京都葛飾区亀有の亀有駅前には、マンガの「こちら亀有公園前派出所」の主人公の警察官の両さんの銅像があり、商店街にももうひとつ銅像があったけれど、それと同様に地域起こしの目的で、己斐駅にもこういう銅像を建てたのかなと思った。
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2024年5月2日(木) | ||||
先週の初め、サンパウロの東洋食料品店のカザ・ブエノにネット上でいろいろ注文をした。そして、金曜日の午前中に郵便局に届いたという連絡をもらって、エドソンが午後郵便局に行ってくれたのだけれど、何故だか郵便局は閉まっていたと言って手ぶらで戻ってきた。郵便が午前中に届いたということは、午前中は開いていたのだろうけれど、別に祝日でも何でもない日の午後閉まっているなんてと呆れた。うちの町の郵便局は、こんな風に営業していなくてはいけない時に閉まっていることがよくある。今度町に買い物に行く1日の水曜日はメーデーでお休みということもあり、食料品を何日も郵便局に留め置くのも良くないだろうからと、月曜日の午後仕事の合間にエドソンはまた郵便局に行って、荷物を受け取ってくれた。次の写真は、その届いた小包と、箱から出した商品を並べて撮ったもの。一年に一度くらいの頻度で、隣町の日系食料品店のウエノでは手に入らない商品を中心にこのお店で注文して、送ってもらっている。サラダドレッシングはいつもフレンチドレッシングを手作りしているのだけれど、今回初めて青じそドレッシングと深煎りごまドレッシングを買ってみた。そして、パンケーキも基本手作りなのだけれど、今回、森永のホットケーキミックスを買ってみた。そしてこれから冬に向かい、クリームシチューがおいしくなる季節なので、それも2箱買った。ウエノで手に入らないものも、こうしてサンパウロから取り寄せることができ、感謝。感謝。
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2024年5月3日(金) | ||||
火曜日の朝、いつものように朝一番のひろのオシッコとウンチのためのお散歩で玄関を出ると、ダンちゃんたちが家の前の芝生にいたので、「えっ!どうして?」と驚いた。ダンちゃんたちはひながある程度育つまでの数週間はみんなでひなと一緒に畑で過ごし、畑を離れることはないのに、どうして出てきちゃっているの?これってひょっとして、ひなたちに何かあったんだと思った。そして、ひろのお散歩の後、鳥たちにエサをあげるためにシュハスコ小屋に行って、畑の中を見ると、やはりひなたちがいない。みんなにエサをあげた後、畑をグルッと回ったけれど、ひなの屍骸すらない。前の晩に何かに襲われたのだろうけれど、前回のようにダンちゃんたちの悲鳴や泣き声はなかった。彼らが泣けば、私たちは寝ていても目が覚めるのに、エドソンも私もそんな悲鳴は聞いていない。一体全体何があったのか、摩訶不思議な現象が起きたとしか言いようがない気分だった。前回のひなグループは生まれて2週間の命だったけれど、今回のひなグループは何とたったの1週間という短い命だったことになる。立て続けに2度もこんなことがあり、参るなあと気持ちが沈んだ。 | ||||
2024年5月4日(土) | ||||
4月はだんだん気温が下がり、夜は薄手の掛け布団を使うようになり、本格的な秋に向かっているように思われたけれど、下旬頃からまた熱波が襲い、昼間の気温が30度を越える日々になった。それで掛け布団は止めて、また夜は扇風機をつけて寝ている。もう2週間近くこの高い気温が続いていて、来週いっぱい続く予報になっている。去年は5月にとても冷え込む寒い時期があったけれど、今年はこの熱波の影響でサンパウロ市の5月の気温としては史上最高の気温になったというニュースがあった。そして、サンパウロ州や周辺を熱波が襲うと、ブラジル南部のヒオ・グランジ・ド・スーウ州(邦字紙風に表記すると南大河州)では大雨が降る傾向にあるようで、先週からの大雨でまた川が氾濫し、100以上の町が浸水して、24名の死者が出ているとニュースにあった。どうやら州の真ん中に大きな雨雲が居座って動かないらしく、この州にとって史上最大の水害発生ということで、州知事が非常事態宣言を出したそう。この夏からこっちヒオ・グランジ・ド・スーウ州では度重なる水害でかなりひどい目に遭っているのに、さらなる被害で、これ以上の被害が出ないといいのだけれどと思っている。エドソンが関わっているITAのプロジェクトに、この州の大学の大学院に通いながら、リモートでプロジェクトに関わっている若い男性がひとりいるので、エドソンは彼からいろいろ被害の状況を聞いていて、心配している。Youtube上にあった2分半ほどの映像にリンクをはってみる。このサイトは、こちらへ。 | ||||
2024年5月5日(日) | ||||
先日、寝室の前の庭のアメンドインの草むらの中で卵を抱えている黄色い羽色のガーニゼの写真を掲載したけれど、4月の下旬、食堂の壁と外階段の角で別のガーニゼが卵を抱いていることに気づいた。1枚目の写真は、位置関係を示すために、その角の状態がわかるように撮ってみたもの。この子は去年の後半、黄色い羽色のメスが生んで育てた子なのだけれど、生まれて1年も経たないのに卵を抱いていることにびっくり。2枚目の写真は、階段の上からその子を撮ったもの。体の右側に卵が少しはみ出ているのが見えるけれど、大丈夫なのかな?と、そんなことを思いながら見守っていたら、この写真を撮った数日後から卵を抱くのを止めてしまった。やはりこの子にはまだ子育ては早過ぎたのかな?
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2024年5月6日(月) | ||||
ひろのベッドは、寝室と居間にひとつずつ置いていて、寝室のベッドはもちろん夜寝る際に使い、それ以外に昼間でも、その時の気分で寝室のベッドに行っていることもあるけれど、昼間は大体居間のベッドか、食堂のケージの中にいることが多い。これらのベッド、特に寝室のベッドは汗をかいたり、足をぺろぺろ舐めたりして、よだれで塗れたりするので、お天気が悪くなければ、ほぼ毎日外に出して天日干しをするようにしている。そうすると匂いも消えてひろも毎日気持ち良く寝れているように思う。次の写真は、先日いつものようにひろのベッドを外で天日干しにしていたら、寝室用のベッドに蝶々が止まったり、ベッドの周辺をパタパタ飛んで、ベッドからずっと離れないので写真を撮ってみた。羽を閉じていると茶色っぽい羽に筋が入っているのが見える。羽を広げると、鮮やかな黄色というか橙色がきれいなので、羽を広げた瞬間も撮りたかったのだけれど、ベッドに止まっている時は羽を閉じていて、飛ぶと羽をひらくのだけれど、飛んでいるところは撮ることが難しく、あまりうまく撮ることができなかった。
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2024年5月7日(火) | ||||
毎年5月はノイヴィーニャの白い花が満開になってとてもきれいで、周辺はほんのりいい香りが漂うのだけれど、今年は4月下旬頃から花が咲き始め、ほぼ満開になっているので写真を撮ってみた。次の写真は、入り口ゲートに向かって右側のノイヴィーニャの並木を撮ったもの。2枚目の写真は、入り口ゲートに向かって左側の並木を撮ったもの。ここにノイヴィーニャの苗木を植えたのは右側の1~2年後なので、木はまだ小さい。
次の写真は、家に向かう道沿いの右側のノイヴィーニャの並木。並木と言っても、ここに等間隔に植えたノイヴィーニャがたくさん種を飛ばして、そこらじゅうから芽が出て木が育っているので、並木という感じでもないかな?2枚目は、ノイヴィーニャの花をアップで撮ったもの。この花盛り状態はいつも5月いっぱい続く。
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2024年5月8日(水) | ||||
5月3日午後にリオデジャネイロの日本総領事館から次のようなメールが来た。
「5月4日(土)午後7時頃から、コパカバーナ地区コパカバーナパレス前のビーチにおいて、大規模な音楽イベントが開催され、午後9時45分頃から、歌手マドンナによるコンサートが予定されています。報道によると、主催者は、約150万人の来場を見込んでいます。同イベント開催に関し、周辺地域における大規模な警備・交通規制が実施される予定です」
【当館から】 それで夕食の時にエドソンにこの話をして、ビーチというオープンスペースで安全確保は大丈夫なのかなあ?と言うと、コパカバーナに行くほとんどの道路は閉鎖されて、閉鎖されない2~3の道路には検問所のようなものが設けられて、コパカバーナに行く人たちを厳しく調べるんだよとエドソンは言っていた。そして、マドンナってもう結構な年だろうけれど、いくつになったのかなあ?なんて話をした。ネットで調べたら、彼女は今65歳で、今年66歳になるとあったので、その年で、まだ世界を飛び回ってコンサートだなんてすごいなと思った。月曜日の朝食の時に、エドソンがマドンナのコンサートには160万人も人が集まったというニュースがあったと言うので、コンサートが終わった後、それだけの人が一斉に帰路について、大混雑だっただろうねという話をした。翌7日(火)のブラジル日報に、「マドンナ=コパカバーナが熱狂の渦に=リオで160万人集める公演」という記事があったので、この記事にリンクをはってみる。ただ、これは有料記事なので、最初の一段落しか読めないけれど、写真がついていたので、リンクをはることにした。この記事のサイトは、こちらへ。 | ||||
2024年5月9日(木) | ||||
次の写真は、昼食が終わった後の食卓を撮ったもの。食卓の向こう側半分に花の植木鉢をいくつも置いていて、その他にも私が毎日飲んでいるサプリメントnutrenの入ったの缶や、エドソンが時々飲んでいるウェイ・プロテインの容器などを置いている。2枚目の写真は、午後から英語のレッスンに生徒さんが来る日は、昼食後にテーブルを片付けた後、花の植木鉢などを手前に移動させて、食卓の向こう側半分を使ってレッスンができるようにテーブルセッティングを変えたところを撮ったもの。我が家を建ててくれたペドレイロのエディ手作りのこの大きな食卓は、毎日大活躍している。食卓の上の小さな赤いポインセチアの鉢植えは昨年の12月上旬、隣町の大きなスーパー・コンフィアンサがクリスマス用に売り出していたのを買ったものなのだけれど、今でもとても元気にきれいな状態を保っている。普通は2月か3月になると赤い葉が落ちて、だんだん元気がなくなってくるので、地植えにするのだけれど、今回のこの鉢植えは驚くほど長い間元気にしている。
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2024年5月10日(金) | ||||
先週の土曜日に、エドソンは手伝いのパラナに頼んで、ランドマークの木の前に積み上げられている大きな木の枝や幹を、薪ストーブ用に小さく切って、薪のストックを作ってもらった。薪ストーブの出番は例年だいたい6月からなので、薪が必要になるのはまだ先のことだけれど、早く準備しておいて困ることはない。今は5月にしては暑い日々だけれど、必ず薪ストーブに感謝する寒い時期はやって来る。次の写真は、家の前のベランダの隅に箱に入れて置いたそれらの薪。去年はひどく寒い日がそれほど多くなかったので、この6箱のうちの4箱半を使っただけだったけれど、さて今年の冬はどんな冷え込みになるのだろう?薪が入った箱の左に見える木の箱のようなものは、めいの犬小屋。
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2024年5月11日(土) | ||||
10日(金曜日)付けのブラジル日報に、先日リオであったマドンナの公演に関する記者コラムがあったので、以下にリンクをはってみる。この記事のサイトは、こちらへ。 そして、金曜日の朝、畑の鳥たちにエサをあげに行った際、いつものように寝室の前の庭のアメンドインの草むらの中で卵を抱いている黄色っぽい羽色のメスの様子を見たら、卵の上に座っていなかった。エサを食べに畑に行ったのかな?でも、その後いつも卵を抱いて座っていた場所から少し離れて座っている姿が寝室から見えたので、不思議に思い外に出て見てみた。卵の上には座っていないのだけれど、アメンドインの草むらの中から声が聞こえる。じっと耳をすますとひなのピーピーという声も聞こえる。あれっ?ひなが生まれたのかな?と、再度卵をよく見ると、割れていた。ああ、やはりひなが生まれたんだと思い、声の聞こえる草むらを見ていたら、黄色っぽい羽色のメスと3羽のひなが草むらから出てきたので、写真を撮ってみた。抱いていた3つの卵が全部かえったんだね。良かった。無事に育ってね。
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2024年5月12日(日) | ||||
次の写真は、シュハスコ小屋の後ろというか、鶏の小屋の横の辺りにあるキダチアロエの花。先日、つぼみが出ていて咲きそうになっている写真を掲載したけれど、花の数が増えて、花開いているので、再度撮ってみた。ここには以前なかった竹やら桜やらが生えてきてうっそうとしている。桜は本当にあちこちから芽が出てきて育つので驚き桃の木桜の木という感じ。
昨日「とっさんTV」で、ウクライナの戦況の話の他に、ピカ中条さんとウスミシュカという団体がやっているウクライナの子供力士を日本に招待するプロジェクトへの募金活動を紹介する中で、ウクライナと横綱大鵬さんの結びつきを話していて、大鵬さんのお父さんがウクライナ人だったということを知った。後半13分20秒くらいのところから、このプロジェクトの話をしている。この「とっさんTV」のYoutubeサイトは、こちらへ。 | ||||
2024年5月13日(月) | ||||
次の写真は、寝室の前の庭で咲いているノイヴィーニャを撮ったもの。これは自然にここに生えてきたもので、私たちが植えたものではない。一番最初に庭の中央辺りに植えたノイヴィーニャが回りにたくさん種を飛ばして、あちこちからひょろひょろとノイヴィーニャが生えてきているのだけれど、この木だけはとても元気にスラッときれいに育ってたくさん花を咲かせている。木が古くなると、花が咲く密集度が下がり、真っ白な感じがなくなるのだけれど、木が若いとぎっしりと密集して花が咲くので、真っ白が際立ってとてもきれい。
次の写真は、寝室よりも西よりの家の前の芝生エリアに1本生えてきて育っているノイヴィーニャ。これも自然に生えてきたもの。取り除くことをせず、ずっと放っていたので、だいぶ大きくなってきた。そして、すいぶん長い間ここの芝生を刈っていないので、芝生がボウボウ状態。ノイヴィーニャの花の向こうにめいが芝生に埋もれて寝転がっているのが見える。
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2024年5月14日(火) | ||||
広島の友人が、最近短大の同級生仲間と4~5年ぶりに集まった際撮った写真を送ってきてくれた。「赤信号みんなで渡れば怖くない」というのがあったけれど、「古希もみんなで迎えれば怖くないってとこでしょうか?」「しみじみと、みなよくぞここまでたどり着いたよね・・ 生きて会えてよかった」そして、みなからの近況報告を聞くと、「どこかに経年劣化はあるようで、どこも悪くない人はいないようです」とあった。ブラジル在の私、東京在と大阪在の2人、そして広島在の1人の計4人が参加していないけれど、友人の言う通り、いろいろあっても何とかここまでみんなたどり着くことができて、また会えておしゃべりできて良かったねと思った。
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2024年5月15日(水) | ||||
毎日同じことを繰り返す、ほとんど変化のない日々だけれど、気づくともう5月も半月が過ぎている。速いなあ~。今、庭の桜がどんどん葉を落として、花を咲かせる準備をしている。あと1月半もすれば花が咲き始めるのだろうと思う。1枚目の写真は、玄関前から見える、家の西側の庭の一番手前の木。この木の左側の枝が例年一番早く花を咲かせる。そして、2枚目の写真は、家の前の庭に4本ある桜のうちの一番手前の桜の木。4月の半ばからまったく雨が降っていなかったのだけれど、昨日は朝から霧が出て、朝食が終わった頃から雨が降り始めた。一ヶ月ぶりの恵みの雨。でも、昨日はお掃除日だったので、洗面所や台所のマットを外に出して天日干しすることができず、残念。
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2024年5月16日(木) | ||||
次の写真は、食堂の窓辺の棚に置いた果物かご。エドソンがスーパーで時々買ってくるオレンジ(後ろ側4個)と、先日手伝いのパラナが持ってきてくれたオレンジ(手前の黄色い2個)が並んでいる。パラナが持ってきてくれたオレンジのうち2個はすでに食べてしまったので、この写真には残りの2個しか写っていない。2枚目の写真は、このパラナが持ってきてくれたオレンジを切って皮をむいたもの。見かけは普通のオレンジのように黄色くなく、中の果肉もグレープフルーツのように黄色みが薄く、味も甘さよりも酸味が勝っているものだったけれど、みずみずしく、さっぱりとした味だった。パラナはうちで採れるカシやアボカドやマンジォカなどを持って帰っていいよと言っても、徒歩で帰るのに荷物になるからと言って断ることが少なくないのだけれど、何故かこういったお土産は徒歩で持ってくるのは荷物になるのに持ってきてくれる。どうしてだろう?まあとにかく、果物は朝とお昼に毎日必ず食べるので、ありがたい。
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2024年5月17日(金) | ||||
次の写真は、家の西側の庭のマナカの木を玄関先から撮ったもの。このマナカは秋に咲く花なのだけれど、5月頃咲き始めて数ヶ月で終わるのではなく、年々花が咲き続ける時期が長くなり、最近はほぼ丸一年花が次々に咲く。後半は花の数が減り、もう終わりかな?という状態になるのだけれど、5月になると、この写真のようにまた花が咲き始める。そのお陰で玄関の出入りの際、目を楽しませてくれるので、とてもうれしい。手前に見えるピンクの花は外階段沿いのサツキ。ここのサツキもこの一年、花の数は少なくても、ちらほらと花が咲き続けてくれている。
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2024年5月18日(土) | ||||
5月16日付けのブラジル日報に、「ルーラ=ペトロブラス総裁を解任=政府介入恐れて株価下落=ジウマ時代の原油庁長官に」という記事があった。ペトロブラスは半官半民の企業なので、政府が口出しすることはしょっちゅうあることだけれど、経営の安定化を最優先にして自分の言うことを聞かない総裁を解任して、1日で340億レアルの損失を与えるなんて、これはもう犯罪なんじゃないだろうか?以下は、その記事の一部をコピーしたもの。 「ルーラ大統領(労働者党・PT)は14日、ペトロブラスのジャン・ポール・プラテス総裁を解任した。連邦政府は特別配当の支払い問題などでかねてからプラテス氏に不信感を抱いていた。後任にはマギダ・シャンブリアール氏が就任する。同日付G1サイトが報じている。 3年余りで5人の同公社総裁が大統領との意見の相違から解任され、6人目の就任となった。15日付グローボ紙サイトは、エロス・アイタ・コンスルトリア社調査によると、ペトロブラスの普通株(PETR3)は15日終値で6・78%下落、優先株(PETR4)は6・04%下落し、合計で340億レアルの市場価値の損失となったと報じた。14日付グローボ紙サイトではアティバ・インベストティメントのアナリスト、イラン・アーベットマン氏に取材し、「この動き(解任)は公社へのより直接的な政府介入のリスクを大幅に高めるため、株価はネガティブに反応する傾向がある」との分析を紹介していた」 | ||||
2024年5月19日(日) | ||||
ブラジル最南部の州であるリオ・グランデ・ド・スール州(南大河州)の大洪水は、州の8割くらいが浸水する大災害で、水がなかなか引かないのに、また大雨が降ったりととても大変な状況なので、連日のように大きくニュースで取り上げられている。先日は屋根まで水に浸かった家の屋根の上で孤立していた1頭の馬が救助されたというニュースもあった。この州にも日系社会があるようで、サンパウロの複数の日系団体が協力して、リオ・グランデ・ド・スール州の日系社会を援助するための募金や物資を集めているというニュースもあった。先日パーディーニョの郵便局に行ったエドソンは、郵便局に大きな箱が置かれていて、水害被害者に対する物資の支援を求めていたと言っていた。この水害支援に関する記事のひとつにリンクをはってみる。5月16日付けブラジル日報の、「リオ・グランデ・ド・スール州大洪水=苦境の日本食店、支え合い忘れず=避難所に食事提供、寄付呼びかけ」という記事のサイトは、こちらへ。 | ||||
2024年5月20日(月) | ||||
次の写真は、土曜日に手伝いのパラナが持ってきてくれたグレープフルーツのようなオレンジと、中が紫色のおいも。このオレンジを一見した際、アボカド?と思ったのだけれど、よく見るとオレンジだった。そして、紫色のおいもは、以前茹でたものを1本持ってきてくれたことがあって、それを油で揚げて食べたらおいしかったので、そのことを伝えたら、今度は生のおいもを数本持ってきてくれた。徒歩だから荷物になるからと言って、うちからはマンジォカいもとか持って帰らないのに、こういうものは持ってきてくれる。これらはスーパーなどで目にするようなものではないので、彼が手伝っている友人のファゼンダでできる野菜や果物なのだろうと思う。そして、2枚目の写真は、アテモヤという果物。右側の白い袴のようなものをはいているアテモヤはエドソンがスーパーで買ってきたもので、左側の3つは、我が家で収穫できたアテモヤ。パラナはうちに手伝いに来てくれると、いつも敷地内をくまなく歩き回るので、果物や野菜ができているのを見つけると収穫してきてくれるのだけれど、このアテモヤも実がなっていたから収穫してきてくれたもの。アテモヤは一昨年くらいからほんの少し1つとか2つ実がなるようになっていたのだけれど、一度に3つも収穫できたのは今年が初めて。スーパーで買ってきたものと比べてあまり見劣りしない。
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2024年5月21日(火) | ||||
次の写真は、食堂下の箱庭の右半分を撮ったもの。ここの隅で若いガーニゼのメスが卵を抱き始めたと思ったら、2日くらい姿が見えない時があったので、卵を抱くのを止めたのだとばかり思っていたら、そうではなかったみたいで、最近はずっと座っている。たまたま私が見た時、留守にしていただけのようで、夜は戻っていたのかもしれない。それで、ダンちゃんのひなたちが畑で襲われることが続いたので、このメスがひなをかえしても、ひなが小さい間は畑に移動すると危険かもしれないと思い、エドソンはパラナに頼んで、この箱庭の回りに金網を巡らせて、ひなが大きくなるまで出られないようにしてもらった。ここなら畑よりも安全なのではないかという判断。ひなが生まれてから少し成長するまでは、ここでお水とエサをあげようと考えている。ひなが育ってジャンプできるようになれば、自分たちの力で外に出て、畑に行けるようになると思うので、それまではここにいてもらおうと言うことになった。右端のスレートの板は、畑でダンちゃんのひなたちの避難場所を作るために畑に移動させていたのだけれど、またここに戻して、ガーニゼのための雨避けにした。
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2024年5月22日(水) | ||||
うちで育てている実が大きいタイプのアボカドの収穫が終わり、次に小さいタイプの(と言っても、日本で見かけるものよりも大きい)アボカドが収穫できるようになったようで、エドソンがパラナに頼んで収穫してきてもらったものが次の写真。昨年は不作でほとんど食べることができなかった我が家のアボカドだったけれど、今年はたくさん収穫できて、恩恵に預かれていることに感謝。ここ2~3年毎日プロテインやビタミンDやカルシウムなどが入ったnutrenというサプリメントを手作りのアボカドスムージーに混ぜて食べているので、自宅で収穫できるのはとても助かる。アボカドは眼に良く、身体にも良いので、こうして毎日食べることができるのはとてもありがたい。
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2024年5月23日(木) | ||||
エドソンが関わっている複数の仕事のうちのひとつに、ITA(Instituto Tecnológia de Aeronáutica=航空宇宙技術研究所)というブラジル空軍が管理・運営している大学/研究所があり、そこの複数の衛星プロジェクトに関わっている。ITAはサンパウロから東へ約1時間半のサン・ジョゼ・ドス・カンポスという町にあるので、うちからだと車で最低でも4時間はかかるので通勤できる距離ではない。それで基本リモートで在宅勤務をしている。でも、たまに直接出向いて行かなければいけない時があり、今回この月曜日から水曜日まで2泊3日で出かけて行った。車で4時間と書いたけれど、それは道路の渋滞がなければという条件付きで、特に、月曜日の朝はだいたいここから1時間ほど東に走ると渋滞が始まり、サンパウロを抜けるまで結構時間がかかる。それでエドソンは、遠回りにはなるのだけれど、サンパウロの道路の渋滞を避けて北回りで行って、5時間で到着したようだった。その際、アチバイアの辺りで道路工事をしていて、そこを抜けるのに少し時間がかかったということで、復路は北回りはやめて、サンパウロ経由にしたのだけれど、サンパウロの渋滞はいつも通りでひどくはなかったらしく、思ったよりも早く4時間で帰宅した。その間私はワンコたちや鳥たちとお留守番。エドソンが思っていたよりも早く、無事に帰宅してくれたので、ほっと一安心。 | ||||
2024年5月24日(金) | ||||
「チャネルくらら」の「渡瀬裕哉の斬り捨て御免」という番組で、「安芸高田石丸市長の市政運営の問題点を指摘します」というのをやっていて、なかなか明確に問題点を鋭く指摘していておもしろく、なるほどと思った。飯山陽さんも彼女の番組の中で、安芸高田市長として彼が成し遂げたことは小中学校の給食無償化しかないこと、そして、同じことを東京でやればますます東京の魅力が増し、東京一極集中を解消したいという彼の言っていることと矛盾すると言っていたけれど、渡瀬さんはさらに細かく切り込んでいて、とてもわかり易かった。石丸市長は独身らしいけれど、上野千鶴子の信奉者だそうなので、なるほどねと思ったし、LGBT推進派でもあるということは、ちょっとどうなのとも思った。このYoutubeのサイトは、こちらへ。 | ||||
2024年5月25日(土) | ||||
次の写真は、丘の上のガジーボのところまで行って、北西の方角を撮ったもの。画面右側の松の向こう側に入り口ゲートがあるという位置関係。2枚目は、ガジーボから少し降りて左側に寄って撮ったもの。どちらの写真でも種を蒔いたグアンドゥ豆の木が大きく育って、入り口ゲートもゲートに向かう道も見えない。この丘の下半分ほどはグアンドゥ豆の木が茂り、上半分はまだ地面が見えている状態。芝も少しずつ広がってきてはいるけれど、まだまだ地面の部分がほとんど。グアンドゥ豆の茂みの中に、所々白い花が見えるのは、この丘の下の辺りに植えたノイヴィーニャの花。グアンドゥ豆の木に埋もれた感じで咲き誇っている。
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2024年5月26日(日) | ||||
今年は5月にしてはとても暖かく、前半は最高気温30度なんて日が続いていたけれど、中旬辺りからさすがに最高気温が30度を越えることはなくなり、20度台半ばから後半で、朝の気温が10度台半ばという日々だった。そうしたら、この金曜日のお昼頃しばらく雨が降った後、気温が下がり始め、土曜日の最高気温は18度、今日の最高気温の予報は14度となっている。昨日は雨は降らなかったけれど、ずっと曇りで、今日は1日雨なので、予報通り気温は上がりそうにない。これから先の予報では最高気温は18~19度で、最低気温は10度そこそこの日々だそう。水曜日の最低気温の予報は8度となっている。さてさて本格的な秋の到来と言ったところだろうか。それで土曜日の夕飯にエドソンが寒い時期の定番の具沢山チキンスープを作ってくれた。次の写真がそのチキンスープ。鶏肉のハツ、手羽元、マンジォカ芋、トマト、玉ねぎ、ブロッコリ、人参、そしてスープに赤い色をつけるためのウルクンパウダー。熱々をおいしくいただきました。ありがとう。
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2024年5月27日(月) | ||||
毎朝、団地の公園で行われているラジオ体操に参加している広島の友人が、何気に携帯のカメラで撮った草の名前をネットで調べたら、『ちちこ草』と言う名前だったそう。この草は公園ののり面にいっぱいニョキニョキと咲いているらしく、彼女の朝友さんのひとりが『ちちこ草』は父の日の頃咲き、『ははこ草』は母の日の頃咲くと教えてくれたそうで、へえ~、そうなんだと初耳情報に驚く私。写真をよく見ると、何となく、ここでも見かけそうな草花だなと思った。
![]() そして、「宮島の海上の大鳥居辺りから我がマンションの前にかかった虹と、それを見てバンザイをしている朝友2人」という写真も送ってきてくれた。画面の左端の建物は、最近建て替えられた公衆トイレだそうで、その後ろにはまるで十字架のように見える白い電柱が写っている。朝、早起きをして、こんな景色が見れるとうれしいねえ。
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2024年5月28日(火) | ||||
先日誕生日だった兄に、メールを送ると、誕生日にちょうど会社の後輩が5月に定年を迎える仲間の送別会をセットして、ずいぶん前に定年退職している兄も呼んでくれたので参加したのだけれど、ドサクサに紛れて誕生祝いもしてもらったと返信が来た。この会は奥さん連れでの参加という企画で、7組のご夫婦が参加したのだそう。みなさん50代だそうだけれど、そこに70代の兄も呼んでもらって誕生祝いまでしてもらい、何とも幸せな人だねえ。何十年もずっと付き合いのある仲間っていいよねえ。
次の写真は、兄の孫たち。彼らの七五三はずっと前に終わっているから七五三というわけではないのに、どうして着物を着ているのかは説明がなかったので、わからない。みな私たちがブラジルに来てから生まれた子たちだけれど、大きくなったね。
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2024年5月29日(水) | ||||
先日の日曜日に、急に気温が下がり寒くなったと書いたけれど、エドソンはいつもの半袖Tシャツと長袖シャツの組み合わせの上に、さらにフリースの上着を着込んで、冬の装いで朝食のテーブルにやって来たので、そこまでの寒さじゃないでしょうと、ちょっとびっくり。さらに予報では数日ぐずついてお天気が悪く、最高気温が18~9度で、最低気温も14~5度で推移する中、今日、明日、明後日は最低気温が6度、7度、8度と一桁の予報になっていたので、室内の気温をキープするために薪ストーブに火を入れようとエドソンが言うので、日曜日と月曜日は蒔ストーブに火を入れた。火曜日は雨が降らずたまに弱い日差しもあったので蒔ストーブはお休み。でも今朝は予報では6度だったけれど、実際は5度とさらに低かったので、また蒔ストーブのお世話になった。これはもう真冬の気温。次の写真は、日曜日の午前中に火を入れた際の蒔ストーブを撮ったもの。今年初めての蒔ストーブの炎。
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2024年5月30日(木) | ||||
次の写真は、我が家で採れたバナナひと房。以前、バナナの木に花が咲き、小さな実がなっている写真を掲載したけれど、どうやら収穫できる時期になったらしく、エドソンが採ってきて玄関先に置いてくれたもの。我が家で育てたバナナの初めての収穫。バナナはまだ緑色の時に収穫して、置いておくと、色が黄色くなり、食べ頃になる。このバナナもまだうっすらと緑色の部分が抜けておらず、もう少し置いておくと食べ頃になるのだろうと思う。大きさは普通のものよりも小さく、モンキーバナナのような感じ。
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2024年5月31日(金) | ||||
次の写真は、1枚目は家の前の庭の桜の木の下にある赤いポインセチア。これは数年前クリスマス用に買った鉢植えをシーズンが終わってから地植えしたもの。ひょろひょろしてか弱そうだけれど、枯れずに生き残り、このところ赤い葉を出してきたので撮ったもの。2枚目は、離れから入り口ゲートに向かう小路の横に植えた白いポインセチア。これは庭にあったポインセチアが枯れ始めたので、元気な枝を1本切って、育てていたものをここに地植えにして、育ってきているもの。最近まで緑の葉がたくさん出ていたのに、白い葉が出始めたら、何故だか緑の葉はみな落ちてしまい、白い葉だけになってしまっている。どうしてだろう?これもひょろひょろとしていまひとつ元気がないけれど、何とか生き残っている。
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