Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2023年10月1日(日) | ||||
日本では今、「中秋の名月」が見られるので、ここでは季節が逆だから「中春の名月」と言ったらいいのだろうか?先日の夕飯の後、またエドソンがお月様がきれいだからと写真を撮ってきたのが次の写真。異常に暑かった日々も、木曜日、金曜日と気温が下がり気持ち良く過ごすことができた。昨日の土曜日は30度まで上がり、午後ほんの少し雨が降った。そして、夜9時前頃から激しい雷雨になり、結構長時間続いた。今日は1日雨の予報ではあるけれど、朝食が終わってもまだ雨は降っていない。レーダーサイトを見ても西に雨雲はないけれど、いつ雨が降り出しても不思議ではない感じのどんよりとした曇り空が広がっている。この先1週間あまり雨の降る日が多い予報で、気温も25度~29度の間で推移するらしい。
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2023年10月2日(月) | ||||
昨日はお月様の写真を掲載したけれど、今日はお日様。金曜日の夕方、エドソンが夕日がきれいと言って、カメラを持って出て行き撮ってきたもの。家の西側の入り口ゲートに向かう道沿いにある竹の間から見える夕日。こんな風に赤い夕日が見えた次の日は暑くなるのだけれど、やはりその通りに土曜日は気温が30度まで上がり少し暑くなった。そしてその夜、激しい雷雨になった。どうやら今週は雨の多い週になりそうで、夏のような状態がようやく普通の春の状態に戻るのかな?
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2023年10月3日(火) | ||||
次の写真は、日曜日の夕飯を盛り付けた私のお皿。金曜日の夕飯にエドソンがポークリブを圧力鍋で調理した後、そのポークリブにズキーニを加えてオーブンでローストしたものを作ってくれたので、それをいただいたのだけれど、彼が買ってくるお肉の量がいつも多いので、彼が食事を作ると、だいたい2回分の夕飯が出来上がる。それで残りを日曜日に温め直していただいたものがこの写真。付け合わせの春雨サラダは金曜日に私が作ってものの残りで、茹でジャガイモにパセリを混ぜてにんにくとオリーブ油で和えたものは、日曜日にエドソンが追加で作ってくれたもの。
次の写真は、日曜日の夕飯の後のデザート。焼きバナナを電子レンジで温めて、ココナツアイスクリームを乗せたもの。この焼きバナナは結構前にたくさん作って、半分をプラスチック容器に入れて冷凍していたのをすっかり忘れていたことに気づいて、週末のデザートとして食べた。焼きバナナだけを食べようかと思ったのだけれど、エドソンがココナツアイスクリームも添えてと言うので、こんな風になった。バナナとココナツアイスクリームの相性がとても良く、おいしかった。
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2023年10月4日(水) | ||||
先日Youtubeで茂木誠先生のもぎせかチャンネルを見ていたら、茂木先生が最近衝撃を受けた動画があったと話していて、概要覧にその動画へのリンクがはってあった。それは京都大学のウィルス学で有名な宮沢先生が学会で東北に行った際、仙台駅前で通行人にワクチンやウィルスに関するビラを配っているのだけれど、まったく反応がなく、誰も彼を見ることもなく、そこに存在していないかのごとく無視されている動画だった。テレビか新聞でのみ情報を得ている人は宮沢先生のことを知らないのかもしれないけれど、Youtubeを見ていれば政府の専門家会議のメンバーにウィルスの専門家がひとりもいないことに疑問を呈していたり、ウィルスが人工的なものだということや、ワクチンのおかしなところをいろいろ指摘している動画を目にするチャンスはたくさんあったと思う。でも既存のメディアが報道しないと、不特定多数のそのようなことに関心のない多くの人に知ってもらうことはとても難しいことなんだなと思った。この【宮沢孝幸】ウィルス学者の責任~仙台の屈辱~と言う動画サイトは、こちらへ。 ちなみに、私が見たもぎせかチャンネルの「ワクワクとかインボイスとか/古賀まこちゃんと雑談」というサイトは、こちらへ。 | ||||
2023年10月5日(木) | ||||
広島の友人が、「秋本番です!」と言って、秋を感じられる写真を送ってきてくれた。彼女は毎日早朝、団地内の公園で行われているラジオ体操に参加しているので、その際公園で見た景色とか植物とか、体操の後の団地内の散策で見つけた植物などの写真を送ってきてくれる。1枚目は、朝ラジ公園で写した西の空に沈みゆくお月様とワンちゃんに見える雲と今から消えるであろうぼんやりした街灯。この街灯がついていることで、朝とても早いのだろうなということが感じられる。2枚目は、団地内の散策で見つけた桃色のイヌダテという草。結構普通に見かける草花のようだけれど、私は見た憶えがあるようなないような・・・。3枚目は、彼岸花。赤い花の中に一輪だけ白い花が咲いている。白い彼岸花なんて初めて見た。この彼岸花の後ろの方には柿だかみかんだかが黄色く色づき始めているようだ。
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2023年10月6日(金) | ||||
ブラジル南部のヒオ・グランジ・ド・スーウ州では度重なるサイクロンの発生で何度も水害に見舞われている一方で、9月30日付けのブラジル日報に「アマゾナス州=15市に対し干ばつ警報=雨雲もできない危機的状況」と題する記事があった。強力なエルニーニョの影響で、南は水の被害、北は干ばつという正反対の異常気象が猛威を奮っている。アマゾナス州の州都のマナウスで暮らす陣内さんからも、雨がまったく降らず、空気がとても乾燥していると聞いていたけれど、この記事では「アマゾナス州内では、干ばつによって非常事態が宣言された市が17、警報が出ている市が38に達した」とあった。干ばつで川が干上がっているところもたくさん出てきているようで、水や食料や交通手段といった生活の基本を川に頼っている住民たちは、川が干上がると生活が成り立たなくなるのではないかと思う。そして、先日はイルカの大量死が発生したというニュースもあり、ロンドニア州でもマデイラ川に設けられたサントアントニオ水力発電所が水位の低下で機能停止となったそうだ。アマゾンが今こんな危機的状態に陥っているということは、ここも来年の乾季には干ばつになる危険性があるとエドソンは心配している。 Youtube上の「飯山陽のいかりちゃんねる」で、飯山陽さんがトルコのクルド人についてわかりやすく説明してくれていた。トルコではクルド人は差別されているかもしれないけれど、迫害はされていない。トルコに戻ると拘束されたりする危険性があるというなら、それは世界各国でテロ組織認定されているクルド人テロ組織(PKK)の人間かその関係者ということになる。日本にいるクルド人は本当に難民と言えるのか?と疑問を呈していた。ちなみに他の番組で聞いたことだけれど、トルコでは死刑制度が廃止されたので、どんな凶悪犯でもテロリストでも死刑になることはないのだそう。このいかりちゃんの「【難民なの?!】クルド人がトルコで自○トロ!」という動画サイトは、こちらへ。始めの6分間位は雑談をしているだけなので、それがうっとうしいとか、時間がない人はそれを飛ばして本題だけ聞かれることをお勧めします。 | ||||
2023年10月7日(土) | ||||
3日火曜日の午後2時頃から1時間ほど雨が降った。雷雨ではなく、風も雨足もそれほど強くなかったのに、しばらくすると突然停電した。エドソンが車でカロリナソイルまで見に行ってみると、カロリナソイルは停電しておらず、うちだけの問題のようだと言うことで、帰宅してから電圧を測る機器を持って、防風林の下の電信柱まで行って調べたり、家に戻ってブレーカーを開けてみたり、コンセントの穴に機器を入れて電気がきているかどうか測ってみたりと、ああでもないこうでもないといろいろ調べたのだけれど、どうもトランスフォーマーが壊れたのかもしれないと、電力会社に電話をして、修理の人が来るのを待った。でも、その日のうちには来てくれず、夕飯の後、電気のない暗がりの中、居間のソファーに座って外を眺めていたら、チカ、チカとあちこちに明かりが見える。ひょっとして蛍?と思い、エドソンに言うと、「そうそう昨日の夜も蛍が飛んでいたよ。それにしても今日の蛍の数はすごいなあ~」と言って、ふたりで1時間くらい蛍を眺めて過ごした。居間の北側と西側の窓から左右180度以上の視界で無数の光が見えた。夏になると時々庭で蛍が飛んでいるのを見かけることはあっても、こんなにたくさんの蛍を見たのは初めてのことだった。雨が降った後なので、みんな気持ち良くて出てきたのかな?停電のお陰で蛍がたくさん見れたのは良かったねと、エドソンは前向きにとらえていた。翌日の木曜日は午後から夜にかけて雨が降ったので、蛍は見えなかったけれど、金曜日は夕食後蛍を見ることができ、この分だとしばらく蛍の光を楽しむことができそうだと思った。 そして、翌朝、エドソンは電力会社に再度電話をして、早く人を寄越して欲しいと連絡をした。電力会社はいつ来てくれるかあてにならないので、エドソンはジェネレイターを買うと言って、農業資材などを扱うボトゥカトゥのカコと言う店に電話をしてジェネレーターがあるかどうか尋ねると、うちにはないけれどこの店ならあるだろうという店を教えてもらい、そこに電話をすると、そこも取り扱かっていないけれど、レンタルしてくれる店があると教えてくれたので、さらにそこに電話。その店で登録手続きをして、ジェネレーターを貸してもらうために、ボトゥカトゥに出かけて行った。1時間半ほどで帰宅し、今度はジェネレーターを動かすのに必要なガソリンをパーディーニョまで買いに行った。ジェネレーターの配達は午後だそうだけれど、何時になるのかなあ?などと思いながらお昼に何を食べようかなどと考えていたら、うれしいことに電力会社の作業車がやって来た。彼らが調べた結果、防風林の一番下のセドリーニョと桜が大きく育って、その枝が電線を持ち上げていてダメージを与えていることがわかり、セドリーニョや桜の枝を切って、電線の補修をして問題が解決した。12時半には作業が終わったので、午後から電気が復活し、ようやくコンピュータなどを使えるようになりほっとした。数年前に落雷でトランスフォーマーが壊れた際は、作業の人が来るまでに3~4日かかり、大変だったけれど、今回は停電発生から24時間以内に問題が解決して、とてもありがたかった。そして、ジェネレーターのレンタルも電話してキャンセルすることができ、無駄な出費を防ぐことができた。次の写真は、その問題が発生していた電線が通る2つの電信柱と、その間のセドリーニョと桜の枝が切られて地面に積もっているところを撮ったもの。2枚目は、向こう側の電信柱と枝を切られたセドリーニョと桜を少しアップで撮ったもの。今後同様の問題を発生させないために、この2本の木は根元から切り倒した方がいいだろうという話だった。
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2023年10月8日(日) | ||||
先日、食堂の窓際に置いたスパティフィラムがひとつ花を咲かせ、他にも4つもつぼみが伸びてきている写真を掲載したけれど、その4つのつぼみも皆、葉の上に顔を出し花開いたので、また写真を撮ってみた。2枚目の写真は、同じ窓際で咲くピンクの花。何という名前の花なのか知らないけれど、何ヶ月も前にエドソンが買ってきて以来、ずっと花が絶えたことがなく、花の数が少なくなっても、またすぐに新しい花の数が増えて、常に花をつけているというとても息の長い不思議な花。
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2023年10月9日(月) | ||||
先日、ウイルス学者の宮沢先生が仙台駅前でビラを配ろうとして、道行く人たちに完全無視されている動画へのリンクをはったけれど、CGSチャンネルで宮沢先生があのウイルスのことを話している動画を見たので、今日はその前編、後編に分かれた2つの動画にリンクをはってみることにした。メディアの情報操作がひどいということは最近どんどん明らかになってきているけれど、こういう事実を取り上げることができないメディアに存在価値はあるのだろうか? 「ウイルス研究者が語る!流行病ウイルスの起源~前編~I宮沢孝幸」という動画サイトは、こちらへ。 「ウイルス研究者が語る!流行病ウイルスの起源~後編~I宮沢孝幸」という動画サイトは、こちらへ。 | ||||
2023年10月10日(火) | ||||
この週末は、突然ハマスがイスラエルに大規模な攻撃を仕掛けて、多くの人々が犠牲になったというニュースで溢れていた。「飯山陽のいかりちゃんねる」でもすぐにこのことを取り上げて、主権国家のイスラエルとテロ組織のハマスを同等に扱っている日本のメディアのこの件に関する取り上げ方はおかしい、テロは絶対許されないと言っていた。そして、とっさんTVでもこのことを取り上げていて、ガザ地区とイスラエルの関係やガザ地区でのハマスのことについて解説していた。多くのメディアは、サウジアラビアとイスラエルが国交正常化交渉を進めることを良しとしないイランが背後でハマスを支援してこんなことをさせたというような解説だったけれど、とっさんはそれだけではなく、別の視点もあることを伝えていた。要約すると、パレスチナを支援していた周辺アラブ諸国はパレスチナへの支援を減らし続け、イスラエルへの譲歩を迫っていた。7月にガザで反ハマスデモが発生し、これに対してハマスは支持者を使って苛烈な弾圧を行っている。という状況下で起きたのが今回の大規模なイスラエルへの越境攻撃。これは反シオニズムではなく孤立するパレスチナ・ガザに対して周辺国を繋ぎ止めようとする瀬戸際戦略と見た方がいいのかもしれないというような内容だった。 さらに、イスラム研究者の飯山陽さんが「ハマスがイスラエル人の子供や女性を殺戮、誘拐、陵辱している責任は、ハマスにある。英でも米でもない。どんな理由があろうとテロや民間人の殺戮は許されないというルールを受け入れない人間は、テロリストの味方であり、自由民主主義の敵だ」と、X(旧ツイッター)でつぶやいていると、とっさんが紹介していた。以下にその「とっさんTV」へのリンクをはってみる。この『イスラエル「ソードアイアン発動」 vsハマス。ガザ地区とイスラエルの不思議な関係』という動画サイトは、こちらへ。 ロシアのウクライナへの侵略戦争といい、今回のハマスのイスラエル攻撃といい、世界はどんどんきな臭くなってきている。日本は回りを中国、北朝鮮、ロシアといったとんでもなく危ない国々に囲まれていて、いつ何時、どんなことになるかわからない危険を抱えている。こんなことを言うと不謹慎かもしれないけれど、ブラジルはこれらの戦争地域から遠く、日本のように危険な国に囲まれているわけでもないので、ブラジルが日本ほど危険な状態にはないことをありがたく思った。 | ||||
2023年10月11日(水) | ||||
ブラジルという国はおもしろい国で、国内の政治状況は結構ひっちゃかめっちゃかだけれど、ハマスによるイスラエルへの大規模な攻撃があり、ブラジル人にも死者が出たというニュースがあったかと思うと、即、飛行機を飛ばしてイスラエルにいるブラジル人を救出に向かわせることが決まった。この月曜日にエドソンがその派遣される飛行機の写真を送ってきてくれた。1枚目の写真はA330-200 というAirbusでこれを2機と、2枚目の写真のKC-390というエンブラエー製の軍用機を1機飛ばし、さらにこれらに加えてもう2機エアバスを派遣するのだそう。前回もイエメンだったかがひっくり返った際、やはりすぐに飛行機を飛ばして、ブラジル人だけでなく、近隣諸国の国民も一緒に救出してきたということがあったなあと思い出した。基本海外にいる邦人を助けてはくれない日本とは大違いだ。さらに、月曜日の夜エドソンから聞いた話だとイスラエルにはたくさんのブラジル人がいて、その内の1700人ほどが帰国を希望しているということだった。そして火曜日にはその数が2500人に増えていたので、最終的には何人のブラジル人を救出することになるのか現時点ではわからないけれど、すでにブラジル史上最大の救出オペレーションになると言うことだった。そして、早速一番機が昨日イスラエルを出発して、今日ブラジルに211人の人たちが到着するのだそう。一度に200人程度の輸送となると、飛行機を10回は出さないとこのオペレーションは完了しない計算になる。さらに、驚くことにガザには2000人くらいのブラジル人がいるらしいと言っていた。その人たちはガザで一体何をしているの?と不思議に思った。ちなみに、アメリカと比べてどうなのか知らないけれど、ブラジルにも結構たくさんのユダヤ系の人たちがいる。それにしても帰国希望者だけで2500人超いるというのはすごい数だなと思った。
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2023年10月12日(木) | ||||
次の写真は、先日の夕飯のおかず。1枚目はちくわとエビを揚げて、玉ねぎをスライスしてめんつゆに漬けたものに混ぜたおかず。トマトはベビートマトがなかったので、普通のトマトを小さく切って混ぜた。エドソンはちくわのことをチムニー(煙突)と呼び、このお料理が結構気に入っている。2枚目の写真は、オクラとニンニクを炒めてオイスターソースをからめたもの。ちくわを使ったお料理は、私が持っているお料理の本にあるもので、暑い時期によく作るのだけれど、オクラの方は、最近見たYoutubeの動画でおいしいおくらを使ったお料理のひとつとして紹介されていたもの。Youtube上にはお料理を専門に紹介しているチャンネルもあれば、ニューヨークとかイギリスとかで暮らしている50~60代の日本人女性が、いろいろなお料理を作りながら世間話をしているものもあって、それらは毎日何を作ろうかと悩む私の大きな助けになっている。
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2023年10月13日(金) | ||||
毎週土曜日に手伝いに来てくれるパラナは、以前彼の息子とふたりで仕事に来てくれていたのだけれど、最近仕事が忙しいのか息子が来なくなり、パラナがひとりで来てくれていた。でも先週は、普段ドナ・ベティのところで一緒に働いている同僚の男性を連れてやって来た。それで電信柱の側の桜の木とセドリーニョを切ってもらうことができた。写真の右側手前が切られて根元だけ残った桜。その回りにころがっているのはその桜を小さく切って薪ストーブに使えるようにしてもらった薪。ひとつところにまとまっていないのは、午後2時頃から雨が降り出したので、作業を途中で止めて帰ってもらったため。そして、2枚目の写真は、まだ木の切り倒しが完了していない、枝をかなり上まで切ったセドリーニョ。この木も根元から切り倒す予定だけれど、とりあえず電線に近い枝を取り除くところまでで作業が終わっている。
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2023年10月14日(土) | ||||
Youtubeの「飯山陽のいかりちゃんねる」で、いかりちゃんがハマスのリーダーはカタールにいて豪華ホテルで悠々自適の生活をしている。そして幹部たちもトルコのイスタンブールでやはりとてもいい暮らしをしているというのが現実だと話していたけれど、そのことをX(旧ツイッター)でもつぶやいていると、他のYoutuberが紹介していたので、そのつぶやきにリンクをはってみることにした。さらにガザにいるテロ組織ハマスの人間はプール付きの大きな家でいい暮らしをしているのだという。ガザを武力で実効支配して、ガザの人たちを痛めつけて、さらに人間の盾にしている卑怯な存在がハマスだということを無視して、日本のメディアはイスラエルが悪いの一本槍。さらにTBSで元日本赤軍のテロリストで数十人のイスラエル人を殺害した重信房子の娘でジャーナリストをしているらしい重信メイが出演しハマス擁護発言をしたようで、駐日イスラエル大使を激怒させたりもしているというニュースもあった。今回ハマスがイスラエルでやった多くの言葉にすることもはばかられるような残虐行為の実態が徐々に明らかになってきているけれど、そもそも民間人を虐殺するテロ組織の側に立ってどうするの?と思う。 「TBS出身の松原耕二氏はTBSの報道1930なる番組で「パレスチナ人はどんどん 追い詰められていて、ハマスの人たちももう追い詰められて、この中にずっと閉じ込められている」とか言っていたが、ハマスのリーダーはカタールにいるし、幹部もイスタンブールにいて、ルンルン暮らしている様子を見てほしい。」 このXのサイトは、こちらへ。 | ||||
2023年10月15日(日) | ||||
さて次の写真は何でしょう?イギリスの田舎町で暮らす50代の日本人女性がやっているYoutubeを見て、彼女が作っていたスコーンを真似して作ってみたのだけれど、彼女が作っていたスコーンのようにスコーンらしくふくらまず、一体これは何だろう?大きなビスケット?というものが出来上がった。私はスコーン用の丸い型抜きを持っていないので、型抜きをせず、三角に切り分けてみた。さらに焼き始める前に表面にとき卵を塗るのを忘れ、少ししてから忘れていたことに気づき塗ったのだけれど、時すでに遅し、表面にこげ色のない白いスコーンができあがった。トホホ・・・。粉の混ぜ方や伸ばし方が悪かったのかなあ~?層がうまくできず厚みが薄かったのが悪かったのかなあ~?でも、味はスコーンの味だし、翌日の朝食用にせっかく作ったのだから、食べないともったいないよね。エドソンに破片を試食してもらうと、味はおいしいと言ってくれたので、翌日の朝食で、手作りの桑の実のジャムを添えていただいた。ふくらみが足りないので、スコーンのサクサク感はいまいちだったけれど、おいしくないということはなかった。そして、また次の日は冷蔵庫で保存していて冷たかったので、オーブントースターで温めてみると、格段においしさがアップして、エドソンも温めたらぐんとおいしくなったねと喜んでくれた。数日して、あのビスケットまた作ってとエドソンが言った。温め直したらとてもおいしかったからと、気に入ったようだった。ビスケット?と聞いて、一瞬???と思ったのけれど、ああ、スコーンのことねと理解した。失敗作だと思ったけれど、気に入ってもらえて良かった。
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2023年10月16日(月) | ||||
またまたやってきましたタケノコ(はちく)のシーズン。10日くらい前、エドソンが道沿いの竹林にタケノコが出始めたよと言っていたので、ああ、またせっせとタケノコ堀りをしなくてはと思っていた。そして、先日、鶏たちの水を変えたり、台所の野菜クズなどを畑に埋めるために畑に行って、ふと畑の南側の庭を見ると、たくさんのタケノコが頭を出しているのが見えたので、それらを採ってきた。次の写真は、外でタケノコの皮を剥がして、家の中に持って入り、台所の流しで薄皮を処理している途中の状態を撮ったもの。大小合わせて10本ある。右側の小さいものは3本くらい早速夕飯の鶏肉と一緒にオーブンで焼いていただいた。初物はいつもありがたい。
Youtubeの「チャンネルくらら」の『内藤陽介の世界を読む「イスラエルvsハマス 戦争状態の背景」』で、内藤氏がハマスが何故今回この時期にイスラエルを攻撃したのかということを説明していた。やはりそういうことなんだな。彼らにとってガザの住民のことなんてどうでもいいことなんだねと思った。この動画サイトは、こちらへ。 そして、飯山陽さんがガザ住民を救う唯一の方法がある。それはハマスが武装解除して人質を返すこと、そうすればイスラエルが地上侵攻する必要はなくなると言っていた。イスラエルはあらゆる手段を使ってガザ住民にとにかくガザ川(ガザシティーから南に5キロのところにある枯れた川)を越えて避難してと訴えている一方で、ハマスは住民の避難を妨害している。一体どちらに非があるのだろう?地上侵攻は国際法違反だと言っている人たちは何故ハマスにガザ住民の命を守る行動をしろと要求しない? | ||||
2023年10月17日(火) | ||||
家の中からは見えない庭の東側のフランボヤンの花が咲きだした。この木は左右に大きく枝や根を広げるので、庭の桜の木の側にあったものは切ってしまったのだけれど、この木は回りに大きな木はないので、かなり枝を広げている。2枚目の写真は、手の届く低い位置で咲いている花をアップで撮ったもの。
庭の東側のイペーの花は9月に花を咲かせたけれど、家の西側の道沿いのイペーは今年花を咲かせなかった。竹に囲まれて弱ってきているのかな?と思っていた。そうしたら、先日、竹の後ろに黄色い花が見えたので、良く見るとイペーの花が咲いていた。例年よりも1ヶ月遅れだけれど、たくさん花が咲いていたのでうれしかった。すぐに写真を撮るのを忘れて、数日してから遅まきながら撮ったので花の数が減っていた。足元を見るとたくさんの花がすでに落ちていた。2枚目の写真が、その足元に落ちたイペーの黄色い花。
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2023年10月18日(水) | ||||
サンパウロ市在住の毛利さんはフットワークの軽い人で、1年前に心臓の手術をしたというのに、この9月に渡米してボストンに行ってくると話していたけれど、先日、その際行ったコンコードで撮った写真をいろいろ送ってきてくださった。彼女は19世紀末の思想家でナチュラリストのヘンリー・ソローの研究をしたので、これまでにソローに関する本を2冊出版している。それで今回もコンコードに足を伸ばしたようだ。1枚目の写真は、コンコードの市立図書館で、正面玄関には19世紀前半のアメリカの思想家、エマーソンが鎮座していたそう。コンコード出身の著名人だからなんだろう。そして、2枚目は、コンコードアカデミー。これはオールドコンコードでソローが最初に作った学校ではなく、その精神を受け継いだ新しい学校らしい。ケネディ一家やクリントン家など、超富裕な子息が入学して、財力に関わらず、落第し、残った者だけがハーバードなどのアイビーリーグに進むのだそう。コンコードは独立戦争の口火を切ったアングロサクソンイギリス人の街。ボストンから20キロくらいのところにある。私がアメリカ時代に住んでいたケンブリッジからも近いのだけれど、この街を車で通ったことはあるけれど、この街を歩いてみたことはないので、このような建物は初めて見る。裕福な農家、起業家、学者、政治家といった人々が主な住人なのだそう。そして、3枚目の写真は、ソローが一時小さな小屋を建てて暮らしたウォールデン湖。この湖もあの森の中にあるという場所を車で通ったことはあっても、立ち寄ってみたことはないので、写真でしか見たことがない場所。比較的近くで暮らしていたのに、これらの場所に行ってみたことはなかったなあ~。
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2023年10月19日(木) | ||||
8月に自宅のふすまの張替えをしたと写真を送ってきてくれた友人が、次はカーテンを新しいものにしたと、取り付けの済んだカーテンの写真を送ってきてくれた。カタログでカーテンを選んで業者さんに新しいカーテンレールとカーテンの取り付けを頼んだのだけれど、営業の人のミスで、カーテンレールの長さが違うものを持って来たので取り付けられなかったり、次に選んだカーテンとは番号違いの異なるカーテンを持って来て、また出直しになったりと、取り付け完了予定が1ヶ月も遅延するというトラブルはあったものの、何とか無事に取り付けられて良かったね。そういうトラブルはブラジルならあり得る話だけれど、日本でもそういうことがあるんだね。さらに台所の換気扇を新しいものに取り替えたとも言っていたので、長年住んだ自宅がどんどんリニューアルされて、より気持ち良く暮らせるようになったようだ。
次の写真は、同じ友人が朝ラジ公園の鈴懸(すずかけ、別名プラタナス)の紅葉しかけた葉の間に実がなっていたので撮ったものだそう。この写真を見て、鈴懸の実って、うちにあるカエデの実と似ているなと思った。葉の形も似ているし、もみじやカエデや鈴懸って親戚みたいなものだから似ていても不思議ではないのかな?
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2023年10月20日(金) | ||||
日本で使っていて、こちらにきてからも使っていたフライパンがダメになった頃、新しいものを買ったのだけれど、それからまた10年位経過して、その新しいものも最近とても傷んで焦げ付くようになっていた。新しいフライパンを買わなきゃなと思いつつ、別の大きな浅い鍋をフライパン代わりに使っていた。でもこの鍋は大きくて両手掴みのものなので片手掴みのフライパンのように片手でひょいと使うことができず、オムレツなどがうまく取り出せず、お皿に盛る際崩れてしまったりしていた。それで新しいものを買おうと決意し、エドソンにお願いしてメルカド・リブレ(日本で言えばアマゾンのようなもの)で探して買ってもらった。次の写真は、先日届いたそのフライパン。蓋付きなのがありがたい。大きさがこれまでのものより一回り小さく、アルミのようにとても軽いので大丈夫だろうか?と、少々不安。長持ちしないかもしれないけれど、ひとまず焦げ付いたりせず、お料理を作れるようになったのでちょっとうれしい。
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2023年10月21日(土) | ||||
先日エドソンがまたお隣から焼きバナナ用のバナナを一房もらってきた。え~、またそんなにたくさん!と思ったのだけれど、焼き方をこれまでとは変えて、皮を剥いて2~3枚にスライスしりせず、皮つきのまま半分に切って砂糖とシナモンをふりかけてオーブンで焼く方法があったと言って、エドソンが数本使って試しに作ってくれた。それが成功だったので、気を良くして、またたくさん作ってくれた。次の写真は、大きな耐熱のガラス容器ふたつに準備し終わったそのバナナ。この日はちょうどパンも焼く予定で、夕食はシェパーズパイだったので、それもオーブンで焼く必要があり、二段あるオーブンにそれらを入れて焼いたので、オーブンが大活躍する日になった。2枚目の写真は、出来上がってオーブンから取り出した焼きバナナ、シェパーズパイ、そして、パン。
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2023年10月22日(日) | ||||
先週、日本保守党が正式に立ち上がったというニュースがあり、飯山陽さんもそのパーティーに行ってきたとYoutubeのいかりちゃんねるで話していた。参加者はごくごく普通の老若男女の人たちで、いわゆるあっち系のやさぐれ感のない人たちだったそう。その後、そのパーティーで挨拶をしている数人の人を撮った別の人の動画の中に飯山陽さんもいた。そこで彼女が話した内容と同じようなことをごくごく短くツイートもしていたので、そのツイートを以下にコピーしてみる。保守とは何かを簡単明瞭でわかりやすく書いている。保守ってこういう普通の感覚なんだと再認識。日本保守党の正式Xアカウントの登録者が増えているのはネット上のことだから、さして影響力はないかもと思っていたけれど、党員登録者がすでに5万人を越えたそうなので、これはひょっとして期待できるかも。がんばれ日本保守党。 「保守ってなに?」と思ってらっしゃるみなさん。もし「家族を守りたい、安全で住みやすい日本を守りたい」と思っているなら、あなたはたぶん保守です。「家族?そんなもんいらん。むしろ邪魔だわ」とか、「日本死ね」「日本なんて最低の国」と思っているなら、あなたはたぶん保守ではありません。 | ||||
2023年10月23日(月) | ||||
今月に入り、少しハチク(タケノコ)が芽を出し始めた。先週はそれが勢いを増してもう一斉に芽が出てきたので、そのハチクは採って茹でたり、少し遅れて芽を出し始めたヒメシマダケは食べられないので芽を取り除いたりと、何度も重い鍬を使って作業をしている。最初にハチクを採った際、早速右手の中高指と薬指の付け根の辺りにマメができて皮が剥けてしまった。トホホ・・・。次の写真は、家の西側の桜の庭のあちこちから芽を出しているヒメシマダケ。ヒメシマダケには今以上に広がってほしくないので、毎年毎年、芽が出てくると取り除いているのだけれど、芽が出てくる場所がどんどん東に移動して家に近づいて来ている。でも、この庭と家の間には外階段があるので、さすがにこれ以上は東には来れないよね。
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2023年10月24日(火) | ||||
次の写真は、家の西側の庭で砂浴をしている鶏(右側の二羽)とガーニゼ(左側二羽)を撮ったもの。ダンゴーラたちは入り口ゲートに近いエリアのグアンドゥ豆やマンジォカ芋が生えている辺りで、こんな風に地面を少し掘って、その中に座り込んで砂浴をしていたりするけれど、鶏とガーニゼは家からあまり遠くに離れることがなく、だいたい家の西側のこの写真の場所や、桜の木の下とか、外階段沿いのサツキの下とか、家の北側の桜の木の下辺りで過ごしていることが多い。朝はダンちゃんたちが家の前の外ベランダにやって来て「ゴハン、ゴハン」と催促することが多いのだけれど、最近は鶏やガーニゼまで一緒になって外ベランダにやって来たりするようになった。
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2023年10月25日(水) | ||||
家の西側の庭の桜の木の下に3本あるくちなしの木の真ん中の木に花が少し咲き始めたので次の写真を撮ってみた。木の左側に上、中、下と3つの花が見える。この他にも右側の葉の後ろにもひとつ花が開いていて、つぼみもひとつあるのだけれど、それらは右側に回ってみないと見えない。くちなしの花はだいたいいつも11月頃に咲くのだけれど、今年は少し早く花を咲かせ始めた。
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2023年10月26日(木) | ||||
今年は鬼のように何度も繰り返しオレンジを絞ってオレンジジュースを作っている。どうやら今年はうちのオレンジが豊作のようで、それを無駄にしないようにと思ったのか、エドソンは何度もパラナにオレンジを収穫してと頼むので、私はせっせとオレンジを絞ってジュースを作っている。ああ、ようやく一箱使いきったぞとか、あともう一回絞ればオレンジを絞る作業が終わるなんて思っていると、エドソンがまたパラナにオレンジを採ってきてと頼む。先週の土曜日の時点で、次の1枚目の写真のように、あと一回絞れば最後の一箱が完了というところで、またエドソンが頼んだものだから、2枚目の写真のようにあらたに2箱のオレンジが来て、私は悲鳴をあげた。でも台所の窓から見えるオレンジの木を見ると、どうやらこれが最後の収穫らしいのでほっとした。自宅で採れるオレンジでジュースを作って飲むことができるのは、それはそれはありがたいことなのだけれど、絞る作業を何度も繰り返し(1回に20~30個)、大きなボール一杯の絞ったオレンジの皮を畑に穴を掘って埋める作業は結構大変で、あと何回その作業をすることになるのかなあ~?と、ちょっとトホホな気分になったりもした。いやいや、でもでも、ありがたいことなんです。ありがたや。ありがたや。
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2023年10月27日(金) | ||||
10月24日の正午過ぎ頃、在リオデジャネイロ日本国総領事館から「リオ市西部におけるバス等襲撃に伴う注意喚起」という以下のメールが届いた。リオオリンピックの前にリオの安全情報を得るため在リオデジャネイロ日本国総領事館のサイトに登録をしたので、今でもこういう治安に関するメールが時々届く。リオは以前からギャンググループと警察との内戦状態ではあるけれど、時々、それがこんなふうに激しくなることがある。こういう情報を目にする度に、リオに住んでいなくて良かったと思う。 「10月23日(月)午後、リオ市西部の地区でバスや鉄道の襲撃が相次ぎました。報道によると、本件は、警察と犯罪組織の対立により、犯罪組織のメンバーが死亡したことをきっかけとしています。発生場所は、リオ市西部のパシエンシア(Paciencia)、コスモス(Cosmos)、サンタクルス(Santa Cruz)、イニョアイバ(Inhoaiba)、カンポグランデ(Campo Grande)、グアラチバ(Guaratiba)、レクレイオ・ドス・バンデイランチス(Recreio dos Bandeirantes)の7地区であり、少なくとも35台のバスが襲撃を受け、炎上しました。これには、公共交通機関の高速バス輸送システム(BRT)やリオ州近郊鉄道(SuperVia)を含みます。今後も類似事案の発生の可能性があることから、最新の情報を入手するなど十分注意してください」 そして、このメールが届いた翌日には、ブラジル日報にもこのことを報じる「リオ市西部で23日午後、同州最大のミリシア(犯罪者の民兵組織)がバス35台と電車を焼き討ちし、幹線道路の一つのブラジル大通りをバスによって封鎖するなどの暴挙に及び、大混乱が生じたと同日付G1サイトなどが報じた」という記事が出ていた。一般人に犠牲者が出たのかどうかの言及がないのだけれど、エドソンの話だと、バスの乗客を強制的に降ろしてからバスに火をつけたらしいので、犠牲者は出ていないということだった。 | ||||
2023年10月28日(土) | ||||
先週はエドソンが忙しくて郵便局に行けなかったので、今週になりようやく届いていた楽書倶楽部を手にすることができた。この10月号は第70回目の発行で、8月に行われた第5回親睦会記念号でもあるため、親睦会で撮影された写真がたくさん掲載されていて、168ページの大作になっていた。以下はこの号に掲載された私の文章。
今年六月下旬、パリ郊外で北アフリカ系の少年が交通違反の取り締まり中の警察官の指示に従わなかったために、警察官に射殺されるという事件が起こった。それがきっかけとなり大規模な抗議活動というか暴動がフランス全土に広がり、甚だしい略奪行為や破壊行為が行われ大きな被害が出たというニュースがあった。 この暴動の背景にはフランスにおける移民に対する人種差別や経済格差という社会問題があり、警察による日常的な人種差別的な対応に不満が溜まっていたからという解説が、各メディアでは行われていた。しかし、この少年が十七歳だったことは報道されても、運転免許を取得できるのは十八歳からなので、無免許運転だったことや、何故ポーランドのナンバープレートの高級車を運転していたのか、その車は誰の車だったのかという部分については報道されていなかったように思う。私の第一印象は、この事件は交通取り締まりという職務を遂行していた警察官にとっても、射殺されてしまった少年にとっても、起こるべきではなかった悲劇が起こってしまったというものだった。 フランスは戦後すぐから北アフリカの旧植民地などから多くの移民を受け入れてきており、現在、イスラム教徒の全人口に占める割合が三割にもなっているとか、フランスの出生数が増えているのは多産のイスラム教徒の存在によるところが大きいという記事を見たことがある。今回の暴動のきっかけとなった少年がイスラム系だったので、その辺にも何か関係があるのではないかと漠然と思っていたところ、飯山陽(いいやまあかり)さんというイスラム研究者が、彼女のやっている「飯山陽のいかりちゃんねる」というYoutubeの番組で、今回のフランスでの暴動の本当の理由を解説しているを見て、なるほどなと思ったのだった。 飯山陽さんによると、近年、フランスではイスラム過激派によるテロ事件がよくあるため、かなり大規模に、そして頻繁にいろいろな意識調査が行われているそうで、ニ〇ニ〇年に行われた調査によると、フランスに住んでいる二十五歳以下のイスラム教徒の七十四%がフランス共和国の法律よりもイスラム法を優先すると回答しており、二十五歳から三十四歳の人たちは四十二%、三十五歳以上の人たちも二十五%がやはりイスラム法を優先すると回答していると解説していた。年齢が若いほどイスラム指向が強いことがわかる。またニ〇ニ一年にも同じような調査が高校生を対象に行われ、フランスに住んでいるイスラム教徒の高校生の六十五%がフランス共和国の法律よりもイスラム法を優先すると回答したと言うのだ。つまり、彼らにとってフランスなどどうでもよいということがわかる。彼らは移民と言っても多くは二世や三世でフランスで生まれフランス国籍を持っているフランス人なのにだ。今回の暴動に参加したのがほとんどがイスラム系の十代二十代の男性ということも何だか頷ける。これがもし本当に差別に反対する抗議行動なのであれば、何故若い男性しかいないのか?何故女性や年齢の高い人たちがいないのか?と、飯山さんは問いかけていた。 そして、この件に関する日本経済新聞の記事が、これは差別のせいだと言いつつ、このデモに参加した人たちが一体何を求めているのかわからないとも書いていると、その論理の破綻を指摘していた。飯山さんは、ある国で「その国の国籍を持ってその国の国民であるにも関わらず、その国にはまったく忠誠を誓っていないという人が、その国に一定数以上増えると、このような問題が起きる」と理解する以外に理解の仕方はないとも言っていた。 さらに、この暴動は差別に対する抗議行動のように表面的には見えるけれど、破壊行為をして差別問題は解決できると彼らは思っているのだろうか?おそらくそうは思っていないだろう。彼らの破壊行為の目的は破壊そのものなのだから。彼らはイスラム法こそが真理だと信じているので、あらゆるものを破壊してフランスの今ある秩序を破壊して、根底から覆して、それをイスラム化して一新させたい。つまり彼らはフランスをイスラムに置き換えたいのだと。 そのような根深い背景がある中で、暴動を差別のせいにする論調は、暴力の肯定であり正当化である。そのようなことで暴力を正当化すれば、それが認められる社会になってしまい、暴動やその他の暴力行為を助長することになるため、メディアがそれを肯定したり正当化するのは良くない。そうすることでこの背景にある本当の理由をメディアは隠してきたけれど、それで社会は良くなっただろうか?むしろ本当の問題は解決されず、問題はより悪化していて、暴動やテロの再発防止にはつながっていないという現実を飯山さんは指摘していた。 フランスでの暴動は日本にとっても他人事ではない。七月上旬、埼玉県川口市の川口市立医療センター前で、トルコ国籍のクルド人のニつのグループが大暴れをして、逮捕者が出たという事件があった。日本でもイスラム系の人口が増えており、彼らのための土葬できる墓地が足りず、九州のどこだったかで新たに土葬できる墓地を作ろうとして地元住民ともめたり、神戸でイスラム教徒のガンビア人の男が神社の賽銭箱や仏像や、地域の人たちが大事にしていた祠やお地蔵さまを破壊するという事件などが起こっている。川口市での暴力沙汰は、川口市や隣接する蕨(わらび)市にトルコ国籍のクルド人が集住するようになり、不法滞在の人たちのコミュニティーが出来上がっているため、彼らによる迷惑行為や車の危険運転などのトラブルが多発している現状の中で起こったことだったようだ。そして、後者のニつは、宗教に関わる問題で、イスラム系人口が増えれば、益々こういう問題は増えることが予想され、容易に解決できる問題ではないだろう。これらの事例は、私たちが暮らす社会の中で協調することなく、自分たちの信条を一番に主張する外国人の人たちとどのように共存して行けばいいのか?共生して行けるのか?というとても難しい問題を投げかけているように思う。 | ||||
2023年10月29日(日) | ||||
先日、「とっさんTV」のとっさんが、「ハマスとパレスチナ人は別。パレスチナに対するハマスの責任。」という内容で、とても真っ当なことを話していたので、その動画へのリンクをはってみる。最初の5分半くらいはいつものようにウクライナ情勢について話していて、その後、ハマスについて話している。全部で17分ちょっとの動画。テレビや新聞などのメインメディアで中東の専門家とか国際政治の専門家とか言われる偉い先生たちが、まるでハマスのスポークスマンかのように嘘ばかり言っていることに、「場末のイスラム研究者」と自虐的に自称するいかりちゃんは、毎日怒って、その人たちの嘘を暴いているけれど、Youtube上には、高橋洋一さんやこのとっさんのように中東専門家ではなくても、いかりちゃんのように正しいものの見方をしている人たちがいることを心強く思う。X(旧ツイッター)でいかりちゃんは誹謗中傷、罵詈雑言を浴びせられ、イスラエルのスパイだなどと言うレッテル張りをされているようだけれど、あなたの言っていることは正しいし、あなたの他にも同様のことを言っている人たちもいて、いかりちゃんの言っていることが正しいと理解している人たちはたくさんいるのだから、あなたは一人ぼっちではないですよ。ガンバレいかりちゃん。ガンバレとっさん。このとっさんの動画サイトは、こちらへ。 | ||||
2023年10月30日(月) | ||||
週に一度、エドソンが町のスーパーに食料品などを買出しに行ってくれる。必要なものをメモしたものを渡して、買ってきてもらうのだけれど、先日、お買い物リストの中にeggplant(ナス)と書いておいたら、買ってきてくれた2つのナスのうちのひとつがおかしな形だったので写真を撮ってみた。これはナスを選ぶ際気づかなかったのではなく、私を笑わそうと思って絶対わざと選んだのだと思った。うちには魚焼きグリルがない上、この大きな洋ナスは日本のナスのように焼きナスにしようとしてもおいしく出来ない。でも、これを適当な大きさに切って、フライパンで焼いて、お醤油やお酒などを混ぜた漬け汁に漬けて、焼き浸しにするとおいしかったので、ズキーニやパプリカやオクラなども焼いて浸して、常備菜のようにして最近頻繁に食べるようになった。
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2023年10月31日(火) | ||||
今月初めに停電になった原因が、防風林の列の一番下のセドリーニョと桜の木の枝が電線を持ち上げていたからということがわかり、修理の人たちが邪魔な枝を切り落としてくれたのだけれど、今後のこともあるので2本は切り倒した方がいいということで、パラナがまず桜を切り倒してくれた後、写真を撮ってここに掲載した。そして、その2週間後くらいにセドリーニョも切り倒してくれたので、防風林の少し上からその辺りの空間ができた場所の写真を撮ってみた。周辺にある小さく切った木は、冬に薪ストーブ用に使うために小さく切ってもらったもの。
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