Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2023年5月1日(月)

シュハスコ小屋と鶏小屋の後ろにあるキダチアロエが大きく育って、今、たくさん花を咲かせているので、写真を撮ってみた。キダチアロエの右側にある赤い花が咲いている植物も大きく育っていて、たくさん花を咲かせている。でもこの植物は何というのか名前は知らない。

このキダチアロエの左側にはウルクンの木があって、これも花が終わりたくさん赤い実をつけているので、その写真も撮ってみた。何年か前にウルクンを収穫して、その実をそのまま瓶に保存したり、実を砕いて粉末にしてもらったものが瓶で何本もあるので、今こんなにたくさん実をつけているけれど、それを収穫する予定はない。ちょっともったいない気もするけれど、この実の粉末を使い切ることができず、溜まるばかりなので仕方がない。

2023年5月2日(火)

ダンちゃんたちは基本集団であちこち動き回るのだけれど、夏から秋にかけて卵を生む時期になるとパートナーを決めて何グループかに別れてバラバラに行動し始める。毎朝シュハスコ小屋の後ろの庭でエサをあげる時にみんな揃っていることもあるし、何羽か来ていないこともある。集まってくるダンちゃんの数が少ないと、誰かどこかで卵を抱いているのかなと思いながら過ごす。今年もいくつかのカップルがあちこちに卵を生みつけたものの、ちゃんと卵を抱いてひなをかえすことをしなかったので、結局、ダンちゃんたちがうちに来て以来、今年初めてひなが生まれないという事態になった。その後8羽いたダンちゃんが7羽しかいなくなり、遅まきながら誰か卵を抱いているのだろうかとエドソンと話していた。それがしばらくすると6羽になったので、これはどうやら何かに襲われて命を落としたのだと確信するようになった。それがさらに5羽になり、土曜日にパラナがダンちゃんたちのけたたましい声が丘の上の方で聞こえるので見ると、お隣の大型犬が何かを口にくわえて走って行くのが見えたというので、お隣の犬がダンちゃんたちを襲っていて数が減ってきていたのか?とエドソンと話した。でも翌朝、私たちの寝室の前にダンちゃんが5羽来ていたので、パラナが見た犬がくわえていた何かはダンちゃんではなかったことがわかった。そして、それから2時間くらいして、ベッドメイキングのために寝室に行くと、寝室の前のダンちゃんたちは6羽に増えていたので、びっくり。なあんだ6羽みんなちゃんといるじゃないと思った。そして、その日の午後、家の側に来たダンちゃんたちを見るとまた5羽だけ(以下写真)しかおらず、この1羽はあまり集団行動をしたくない子なのかな?と思った。でもエドソンは時期外れだけれど、どこかで卵を抱いているのかもしれないと言っていた。

2023年5月3日(水)

毎朝団地内の公園で行われるラジオ体操に参加している広島の友人が、朝ラジ公園でユリの木(別名チューリップ・ツリー)が花を付けていますと言って、写真を送ってきてくれた。ユリの木と言ってもユリの花とは似ても似つかないけれど、どうしてそんな名前なんだろう?でも可愛い花だな。花の色が黄緑色で葉っぱの色と似ているので桜のように目立たないし、一気に咲かず、日当たりの良い所にある木から時間差で開くのだとか。彼女が通う朝ラジ公園にはぐるりと回りに桜の木、ユリの木、鈴懸(スズカケ)の木(プラナタス)が植えられているのだけれど、桜の木とユリの木が交互に植えられていてその中にところどころ鈴懸の木が混じっているのだそう。1枚目の写真はそのユリの木の花。2枚目はその木の大きさを示すために、木の側に立って撮ったもののよう。ずいぶん大きな木なんだね。今はまだ花は咲いていない一番太いユリの木の幹をメジャーで測ってみたら3メートルもあったと書いていた。すごい大木。大きな木の幹を抱えると私たちのストレスレベルは減少するそうなので、ぜひその木の幹を時々抱えてみてください。

2023年5月4日(木)

次の写真も昨日と同じ友人が送ってきてくれたほぼ満開のきれいな藤棚。この藤棚の下を通って、向こう側がラジオ体操をする公園なのだそう。きれな藤棚が観光名所になっていて、多くの人が訪れているとかいったニュースを時々目にするけれど、自分が暮らしている団地にこんなきれいな藤棚があれば、どこか遠くに藤棚を見に行く必要もないね。この友人の暮らす団地は、季節季節にいろいろな花が咲いて、とてもいい環境だなと思う。ブラジルは田舎の自然環境は良いけれど、町が花の咲く木であふれている感じではなく、家々が高い塀で囲まれていて、人々に花木を育てて、それを見て楽しむという感覚があまりないようで、残念だなと思う。

2023年5月5日(金)

家を出て西側のランドマークの木に辿り着く前に、フランボヤンジーニョの小さな赤い花が緑の葉に囲まれて少し咲いているところに、カスミソウのような小さな白い丸い花がたくさん見えるので、側で確認してみた。ここのフランボヤンジーニョはあまり元気がないのだけれど、何とか毎年少し花を咲かせてくれる。でもこの白い丸い花はこれまでなかったのに、今年は咲いている。ちょっとカスミソウのようだとも思ったのだけれど、近くで見ると全然違う。この白い丸い花はここにしか咲いていない。自然に生えてきたものなので、雑草のようなものだけれど、きれいなので取り除いたりせず、そのままにしている。2枚目の写真は、その小さな白い丸い花をアップで撮ったもの。

2023年5月6日(土)

昨日掲載した花の筋向かいに、もみじのような赤い葉が緑の葉陰に見えるので、アップで写真を撮ったのが次の写真。緑の中でこれだけが紅葉している。良く見ると、木ではなく、つる性の植物のようだ。これもやはり自然にここに生えてきたもので、他の場所では、少なくとも私のワンコたちとのお散歩コース上では見ない植物。ここは冬も深まる頃防風林の並木のカエデの葉が枯れて落葉する過程で黄色く色づくけれど、こんな風にきれいに紅葉した葉を見ることはほとんどない。この赤い葉を見ると、何だか秋だなあと思えてうれしい。

2023年5月7日(日)

私はもう何年も前から一切テレビを見なくなり(と言ってもここで見ることができた日本のチャンネルはNHKだけで、夜少し見る程度で、ほとんど見てはいなかったけれど)、今ではYoutube上の短い動画を見て、癒されたり、学んだりしている。これまで何度もこのブログでいろいろなチャンネルを紹介したり、動画にリンクをはってみたりしているのはご存知の通り。今回は、去年の暮れ頃から見るようになった「飯山陽(いいやまあかり)のいかりちゃんねる」で、つい先日見た動画にリンクをはってみる。飯山陽さんは40代半ばのイスラム研究者で、その存在は数年前からYoutuberの闇のくまさんなんかが言及していて知っていたけれど、去年の11月頃から彼女がYoutubeチャンネルを始めたことをしばらくして知り、見るようになった。どこかの都知事のようにエジプト大学を卒業しているのかどうかすら怪しく、アラビア語も幼稚園児レベルしか話せないような人とは違い、彼女はちゃんと国費でモロッコの大学で勉強して、アラビア語を習得している正真正銘のイスラム研究者。けれど、ひどく左に傾いた反米親イスラムの日本のイスラム研究界のメインストリームからは外れているので、自分のことを場末の研究者と自虐的に言っている。彼女はおもしろおかしく話を進めるので、それがまたおもしろいのだけれど、彼女の経験や知識は本物で、彼女の日本語力や指摘はとても真っ当で鋭く、その話す内容からとても多くのことを学ぶことができる。今回リンクをはる動画は、おそらく普通のメディアは一切報道しないものだろうと思うので、あえてリンクをはってみることにした。「【ひどい!】ガンビア人が地蔵を引き倒しメチャクチャに?!」という動画サイトは、こちらへ

それからもうひとつ、我那覇真子さんがアメリカのFOXTVに出演して、駐日アメリカ大使が日本政府に対してカナダ以外では存在しないようなLGBTQへの差別を許さないという危ない法案を通せとプレッシャーをかけているのは内政干渉だと批判していて、代々木の銭湯の例をあげてモラルや節度のないLGBTQの人たちによって、日本の銭湯文化が破壊されていると言っていたけれど、さてアメリカの視聴者にどれだけ理解してもらえただろうか?と言うか、日本のメディアはこんなこと報道しないので、日本人自身知らない事実ではないだろうか?と思った。この動画サイトは、こちらへ

2023年5月8日(月)

今年はワイルドベリー(野いちご)がとても元気で、ずいぶん長い間、実をつけ続けている。先日また実を採りに行ったら花がいくつか咲いていたので、次の写真を撮ってみた。花が咲いているということは、これらが実になるので、まだしばらく実を採って食べることができるということで、ちょっと驚いている。

2023年5月9日(火)

以前広島の中心部にあった市民球場跡が整備されて「ひろしまゲートパーク」というものになり、この辺り一帯にある県立体育館、青少年センター、ハノーバー庭園、こども科学館、子供図書館等の垣根が取り払われたそのエリアを望む写真を、広島の友人が送ってきてくれた。この写真には写っていないけれど、このエリアの西の端の商工会議所の横に道が作られて、そこから原爆ドームが一直線上に見えるようになっているということだった。子供図書館は広島駅の北側にできるショッピングモールに移転する話があったけれど、それに反対する人たちの署名運動が功を奏したようで、ここに残ることになったということだった。この署名運動に別の友人が関わっていたので、私も兄やこの写真を送ってきてくれた友人などに署名を頼んだりしたのだけれど、ここの良い環境の中で存続できることになり良かったなと思った。ちなみに、ここにあった市民球場はもうずいぶん前に広島駅の近くに移転し、観音町にあった広島県医師会なんかも広島駅の北側エリアにできた新しい建物に移転したりして、広島駅の周辺がずいぶん変わってきているようだけれど、この友人の話によると、八丁堀方面から広島駅に来ていた市電は広島大橋を渡って直接JR広島駅に入るようにするために、現在大々的に工事が行われていて、2~3年後には広島駅ビルも高層ビルに変身する予定なのだそう。この写真の左奥に赤白のクレーンが見えるのは、ここにサッカースタジアムを建設中だからだそう。今度広島に一時帰国した際には市内をめぐってこれらを見てみようと思うけれど、その変わりようを見ると、浦島太郎の気分になるかもと思った。

2023年5月10日(水)

我那覇真子さんがアメリカのFOXTVに続き、The Absolute Truth with Emerald Robinsonという番組に出演して、エマニュエル駐日アメリカ大使が日本政府にゴリ押ししているLGBT法案について批判していたので、またリンクをはってみる。この法案の恐ろしいところは「性自認」ということに明確な定義がなく、体は男だけれど心は女だと言えば何でも許され、それに異議を唱えれば差別とみなされるというところ。また、日本のLGBT当事者が記者会見を開いてこの法案に反対であると表明し、メディアに出ているLGBT活動家はLGBT当事者の代表ではないこと、女性を守りたい人は男性も女性もこのLGBT法案に反対してくださいと言ったことなどを簡潔に訴えていて、さすがに我那覇さんと思った。この動画サイトは、こちらへ

2023年5月11日(木)

入り口ゲートに向かう道沿いのセドリーニョの並木が終わったところにあるパイネイラの木は、今年これまでで一番多くの花を咲かせてくれたのだけれど、その花が終わってだいぶたった今、実をいくつも付けていることを発見。実と言っても鳥ですら食べられるようなものではなく、これが弾ける頃には中から綿毛が出てくるという不思議な実。今年は花が多かっただけあって、実の数もこれまでになく多い。

2023年5月12日(金)

次の写真は、離れの北側の庭に2本植えた陽光桜の今。右側奥の小さい方の木は、少し元気がなく、もともと葉をたくさんつけていなかったので、ほとんどの葉を落としている。左側手前の木は、大きくてたくさん葉をつけているので、葉が紅葉して少し落葉し始めている程度で、まだまだしばらく裸になりそうではない。うちにたくさんあるヒマラヤ桜や沖縄桜よりも陽光桜は咲く時期が遅いので、しばらくはこの紅葉を楽しめそう。

2023年5月13日(土)

今週の水曜日、エドソンは仕事でサンパウロに行かなければならず、ボトゥカトゥのホドビアーリア(バスターミナル)を朝9時に出るバスに乗って出かけて行った。サンパウロにバスで行く際は、いつもパーディーニョの南部を通る高速道路カステロ・ブランコ上のホドサーブ(サービスエリア)のバス乗り場で、サンパウロ州西部のオーリーニョスという町から来る高速バスを利用するのだけれど、朝は11時くらいのバスしかなく、それだと到着は順調に2時間半で行っても午後1時を過ぎるので、ボトゥカトゥを9時出発なら所要時間は通常3時間で、12時頃到着できるかなということで、今回はそっちを利用することになった。でも結局渋滞でサンパウロ西部のバスターミナルに到着したのは午後1時近くになり、そこからフェアの会場に着いて登録を終えると2時頃になったようだった。お昼を食べる時間がなく、夜8時を回ってようやく夕食にありついたようで、ずいぶん疲れたと言っていた。水曜日の夜はサンパウロで一泊して、木曜日の朝9時半発のバスで戻ったのだけれど、運転手さんにパーディーニョのホドサーブで降ろしてと頼んだら、OKしてもらえたので、正午前には到着することができ、復路はラッキーだった。12時頃到着ということで迎えに行き、11時50分にはホドサーブに着いたのだけれど、すでにエドソンがホドサーブの建物の前で待っていてびっくり。でも、無事戻れてひと安心。お疲れ様でした。

2023年5月14日(日)

5月に入り、ノイヴィーニャが少しずつ花芽をつけ始め、先週中頃には満開になったので写真を撮ってみた。次の写真は入り口ゲートから入ってきた道沿いで咲くノイヴィーニャの列。これらをここに植えて、こんな風に花が咲き誇ったのは初めてのこと。画面左側の入り口ゲートの向こうに見える黄色いものはゴールデンマーガレットの花。2枚目の写真は、入り口ゲートの外側の柵沿いで咲いている、そのゴールデンマーガレットを撮ったもの。柵の内側で咲いている赤い花は、コロア・デ・クリスト(キリストの冠という名前の植物)。画面手前上部のピンクの花は、ブーゲンビリア。

2023年5月15日(月)

先日、Yahooニュースでアマゾンの先住民集落で出産して、それをその女性の夫が映画化する計画をしている夫婦がいるというような記事を目にした。ブラジル国内で暮らしていても、アマゾンの大都市のベレンやマナウスに行くだけでも複数の予防接種をしなければならない過酷な自然環境の中、アマゾンのどこかは知らないけれど、大きな町からは遠いであろう熱帯の先住民の集落で暮らして出産だなんて正気の沙汰かと思った。妊娠は病気ではないけれど、どんなに元気な女性でも安産とは限らず、出産の過程で何が起こるかわからないのが子どもを産むということで、死とも直結している大変なことだと思うのだけれど、他人事ながら大丈夫なのだろうかと思った。それから数日して、5月11日付けのブラジル日報に『日本人女性が先住民集落で出産計画!?=アーティストのコムアイさん=夫が監督して映画化、波紋呼ぶ』という記事があり、それと一緒にポルト・アレグレ在住の大槻さんのコメント記事が掲載されていたので、両方とも読んでみた。大槻さんは一年余り前から楽書倶楽部に文章を寄せられるようになった方で、毎回とても興味深くそれらの記事を読みながら、ここの不便さなどの比ではない想像を越えた大変な苦労をされてきたのだろうなといろいろ考えさせられるのだけれど、今回のこのアマゾンでの出産ということに関しても、在住者ならではの視点で書かれていて、説得力があるなと思った。『日本人女性が先住民集落で出産計画!?=アーティストのコムアイさん=夫が監督して映画化、波紋呼ぶ』という記事のサイトは、こちらへ。そして、アマゾンのポルト・アレグレ在住で4人の子供を産んだ経験のある戦後移住者の大槻京子さんの『「大切な赤ちゃんは大事に産むべき」=アマゾンで4人産んだ大槻さん』という記事のサイトは、こちらへ

2023年5月16日(火)

次の写真は入り口ゲートを入り、パイネイラの木を通りすぎて、前方を撮ったもの。道の左側にたくさん移植したゴールデンマーガレットが花を咲かせ、セドリーニョの並木が始まる辺りからノイヴィーニャの花が咲いているのが見える。2枚目の写真は、セドリーニョの並木が始まる辺りまで移動して、道沿い右側のノイヴィーニャの並木を撮ったもの。ノイヴィーニャは花が終わると種を飛ばすので、木の側から自然にたくさん新しい芽が出てきて、今年は何だかぎっしり咲いている。

2023年5月17日(水)

次の写真は、離れから入り口ゲートに向かう小道沿いのセドリーニョの並木の左側の丘が始まる辺りに植えたノイヴィーニャの今。木がずいぶん大きくなって、たくさん花を咲かせている。側に見えるのは、黄色い花を咲かせているグアンドゥ豆の木。この木はノイヴィーニャよりもずっと後に、種を蒔いて育ったものなのだけれど、成長が早いので、すでにノイヴィーニャよりも大きくなっている。こんな感じで少しずつ裸だった丘に木を増やしていっている。

2023年5月18日(木)

次の写真は、広島の友人が送ってきてくれたもの。1枚目はスイカズラで、毎朝のラジオ体操をする公園の入り口付近のものだそう。ここだけでなく、団地の道やらその他の公園にもあちこちに咲いていて、よい香りがするのだそう。花は小さく派手ではないので、香りで気づくタイプの花なのだろうか?私もこの友人同様スイカズラという名前は聞いたことはあるけれど、どんな木や花なのかこれまで知らなかった。彼女の朝友さんの話によると、昔はスイカズラの香水が売られていて買っていたけれど、今はもうないのだそう。スイカズラの香水?これも初めて聞いた。うちのいい香りのするノイヴィーニャも技術があれば香水になるのかなあ?2枚目の写真は、カルミア(アメリカシャクナゲ)という花だそうで、ご近所の庭に咲いていたのを撮ったものだそう。蕾が金平糖のような形をしていてかわいい。咲いた花びらの外側にもその面影が残っている不思議な花。この花も初めて見る花で、名前も初めて聞いた。

2023年5月19日(金)

昨日、イスラム研究者の飯山陽さんがやっているYoutubeの「飯山陽のいかりちゃんねる」という番組で、「【えっ?!】日本のLGBT教育こんなに進んでた?!」という話をしていて、朝日新聞の天声人語に掲載されたコラムについて、その主張の矛盾を完膚なきまでにメッタ斬りにしていてとてもおもしろかったので、ここにリンクをはってみる。多様性を認めるということは、私はあなたの思想信条を尊重しますから、あなたも私の思想信条を尊重してくださいということで、自分のイデオロギーを押し付ける行為とは相容れないことなのだということが、朝日新聞にはわかっていないようだ。具体例がイスラム研究者のいかりちゃんらしく、とてもわかり易かった。この動画サイトは、こちらへ

2023年5月20日(土)

離れから入り口ゲートに向かう小路沿いに、家の中で飾っていたポインセチアやサツキを地植えしたものが何とか根ついたようで元気にしている。白いポインセチアと赤いポインセチアの葉が、それぞれ白と赤の葉をつけ始めていたので写真を撮ってみた。3枚目の写真は、小路沿いのそれらが並んでいる様子を撮ったもの。

2023年5月21日(日)

ここから北へ4時間ほど行くとヒベイラオン・プレト(Ribeirao Preto)という町があるのだけれど、そこにあるクリアー・スペース(クリアーは英語で言うとcreateのこと)という宇宙ビジネスを手がけようとしている会社が、エドソンに手伝ってほしいと依頼してきたので、4月からエドソンはその会社に関わるようになり、そこのテクニカルチームと頻繁にオンラインでミーティングをしているらしい。そして、そこの社長の要請で先週はサンパウロであった宇宙技術フェアのようなものに参加するために、エドソンは1泊2日でサンパウロに出張したのだけれど、今週はさらに木曜日と金曜日に1泊2日で、その会社の本社や工場があるヒベイラオン・プレトに出張した。行ったことのない町なので、途中の道路の状況がよくわからず、片道4時間もかかるので、その往復はしんどいだろうなと心配したのだけれど、木曜日の朝6時前に家を出て、金曜日の午後4時過ぎに無事帰宅したので、かなり疲れているようだったけれど、やれやれとほっとした。道路の状態は悪くはなかったのだけれど、朝早い時間帯はトラックが多く渋滞ぎみだったらしい。この町はバウルと同じくらいの大きさかと思っていたら、高層ビルが立ち並ぶすごく大きな町だったので驚いたとエドソンは言っていた。そして、ここよりも北にあるので、暖かかったとも言っていた。ネットで調べてみると、バウルの人口は40万弱で、ヒベイラオン・プレトは72万超の人口でバウルの倍の大きさの町だということがわかった。ちなみにここから北東に2時間ほどの所に空港のあるカンピーナスの人口は121万余りなので、それに比べれば小さいけれど、うちの周辺の町に比べるとかなりの大都会だ。次の写真はネット上にあったヒベイラオン・プレトの町の写真。

2023年5月22日(月)

去年の5月23日にはるが亡くなってちょうど一年になる。ああ、もう一年になるんだなあ・・・と思った。はるのことは毎日のように思い出しているけれど、はるが我が家にやって来たばかりの頃の写真をここに掲載して、はるを偲ぶことにした。1枚目の写真は、エドソンの腕に抱かれて寝ている小さな小さなはる。2枚目は、うちに来たばかりでもモビのことをまったく怖がらず、気にもせず自由に動き回っているはると、興味津々でその後ろを優しくついて回り、はるのお尻の匂いを嗅いでいるモビ。3枚目は、はるがうちに来て1年半くらいの頃に、雨が降らず干ばつになった際、外で溜めていた水を使ってはるの体を洗っているところ。ああ~可愛かったなあ~。私たちのところに来てくれ、9年半の間一緒に暮らしてくれてありがとう。

2023年5月23日(火)

広島でのG7サミットが終わった。当初バイデン大統領は出席するかどうかわからないと言われていたけれど、ちゃんとやって来たし、広島でサミットを行う一番の肝は、首脳たちを原爆資料館に連れて行けるかどうかと言われていたけれど、バイデン大統領を含め全員連れて行くことができたことは大きな成果だったように思う。その上、ウクライナのゼレンスキー大統領まで電撃的に広島に来て、G7の首脳たちだけでなく、インドなどグローバルサウス諸国の首脳たちとも膝を付き合わせて話すことができ、インドのモディ首相とがっちり握手をしたのは、本当に大きなことで、歴史に残るサミットになったのではないかと思う。カナダ在住の被爆者のサーロー節子さんは、「広島サミットは失敗」と述べたという記事があったけれど、核を廃絶さえすれば平和が来るわけではない。現在軍事侵攻されているウクライナを助けることができなければ、今日本が享受している平和は崩れると思う。何せ日本はロシア、中国、北朝鮮という核保有国に囲まれているのだから。とにかく、G7の首脳が広島に来て直接被爆者の体験を聞いたり、原爆資料館に行ったという事実は核廃絶と核抑止のための第一歩だと考えられないだろうか?「ローマは1日にしてならず」核廃絶だってそうだ。ロシアや中国といった何をするかわからないならず者国家が核兵器を持っている現実を前に、アメリカなどが核を手放すなんて自殺行為でしかない。理想は理想として高く掲げることに異論はないけれど、それを実現するのは容易ではない現実も直視するべきではないだろうか?その意味で、広島ビジョンはお花畑思考ではない現実的なビジョンなのではないかと思った。岸田首相はずっと財務省の言いなりで、増税のことしか考えておらず、決断力がなく明確な指導力を発揮して来なかったので「検討使」と揶揄されてきたけれど、今回の広島サミットではこれまでにない強いリーダーシップを発揮したことで、男をあげたように思う。ひとつ残念だったのは、わかっていたことではあったけれど、ブラジルのルーラ大統領がゼレンスキー氏を避けて会談をしなかったこと。ブラジル日報にはゼレンスキーが21日に予定していたルーラとの会合に来なかったとあったけれど、20日にゼレンスキーからあったアプローチを無視したのはルーラの方だし、G7参加国の中でゼレンスキーと会談しなかったのはルーラだけだったという事実は記事では触れられていなかった。どう見てもブラジルの主張の方に齟齬があるように思えるのだけれど・・・。

2023年5月24日(水)

次の写真は、寝室から見える庭の景色を撮ったもの。左奥の大きなノイヴィーニャはうちで一番最初に植えた古い木で、その他点々と見えるノイヴィーニャは種が飛んで、自然に生えてきて育ったもの。右側手前のノイヴィーニャも自然に生えてきたもので、寝室の窓の正面に見える。5月は入り口ゲートに向かう道沿いに植えたノイヴィーニャや、それらからあちこちに種が飛んで自然に生えてきたノイヴィーニャがみな花を咲かせて、ノイヴィーニャのいい香りがそこらじゅうに漂っていて、とてもいい感じ。

2023年5月25日(木)

次の写真は、庭の白いポインセチア。この木は大きくなって、たくさん花を咲かせると見応えがあるのだけれど、去年は病気になったのか5月になるまでに葉が次々に落ちて、枯れたようになってしまい花は咲かせなかった。今年は葉のない枝が多いものの、一部の枝は葉をつけて花をつけ始めた。枯れてしまったのなら切ってしまおうかと考えたこともあったけれど、切らずにおいて良かった。5月はその年にもよるけれど、まだ冬本番には早い時期で、ノイヴィーニャと白いポインセチアとマナカが咲き、花盛りなので、いい季節だなと思う。ちなみに毎年5月に咲くマナカは、今年は季節外れの1月に咲き始め、2~3ヶ月花を咲かせ続けて散ってしまったので、もう5月には咲かないだろうなと思っていたのだけれど、中旬頃からちらほらと花を咲かせ始めたので、よく見ると、たくさんつぼみをつけている。と言うことは、これからたくさん花を咲かせてくれるということらしい。マナカは息が長い花なので、桜の花が咲き始める頃まで楽しませてくれるかもしれない。

2023年5月26日(金)

私が毎日見ている「飯山陽のいかりちゃんねる」で、先日「【ガンビア人!】神戸の地蔵、賽銭箱破壊はジハード?!」という話をしていた。ローカルなニュースで、あっち系の人たちには取扱いが難しいので全国ニュースにはならないだろうと思われる案件なのだけれど、知っておくべき大事な内容なので、リンクをはってみることにした。以前、神戸市垂水区でお地蔵さんが破壊されたというニュースをいかりちゃんは取り上げていたけれど、どうやら同じ人間がお地蔵さんを破壊する前に神社で賽銭箱などを破壊していたことがわかり、再逮捕されたというニュースについて話している。イスラム教の何たるかを理解しているいかりちゃんは、これは些細なことではないと警告している。この動画サイトは、こちらへ。ちなみに、この事件に関連して、『日本ムスリム協会は2023年5月24日、イスラム教徒とみられる人物が日本の宗教施設の器物を損壊し逮捕された事件について言及し、「宗教的観点から見ても誤った行為」などと非難した』というニュースもネット上にあった。この記事のサイトは、こちらへ

2023年5月27日(土)

一昨日、マナカが少し花をつけ始め、つぼみがたくさん出ていると書いたので、その写真を撮ってみた。1枚目は、木の上の方を撮ったもの。花が少しとつぼみがたくさん見える。2枚目は、木全体を撮ったもの。木全体を写すと、まだ花の数は少ないけれど、これから咲き出すのだろうと思う。

2023年5月28日(日)

今月エドソンは第二週にサンパウロ、第三週にヒベイラオン・プレトと出張が続いたため、疲れが抜けないようだった。ヒベイラオン・プレトはここよりも北なので戸外は暑いくらいだったけれど、屋内はガンガンに冷房が効いていて寒いくらいだったそう。そのためかスタッフの中に2~3人鼻をぐすぐす言わせている人がいたらしく、どうやらその風邪をもらってきてしまったようだった。先週の土曜日の夕方くらいから少し風邪の症状が出始め、日曜日から本格的に症状が出て、熱が37.7度、体が痛い、喉が痛い、頭が痛いというしんどい状態になった。今回は強い症状がなかなか緩和せず、特に喉の痛みがひどく、何日経っても抜けないので困ったようだった。水曜日にパーディーニョの救急病院に行って薬をもらって飲んでからはかなり症状が消えて楽になったようだった。いつもは少し遅れてエドソンから風邪をもらう私は、エドソンの風邪の発症から4~5日後に少し症状が出そうになったけれど、コンピュータの前にいる時は腰に遠赤外線のウォーマーを当てて膝には毛布をかけて体を冷さいないようにして、夜は遠赤外線のウォーマーを胸に当てて寝るようにして、風邪薬も飲んだので、何とか症状がひどくならないように押さえ込んでいる。

2023年5月29日(月)

イスラム教徒のガンビア人が神戸の神社のお賽銭箱を壊したり、お地蔵さんを壊したりしたことに関して、飯山陽さんがいかりちゃんねるで話している動画に先日リンクをはったけれど、茂木誠先生が「もぎせかチャンネル」で「神社を破壊したガンビア人へ」と題して、そのガンビア人に語りかけている動画を見てしまったので、これにもリンクをはらなければと思い、何度も同じ案件でうざいと思うかもしれないけれど、リンクをはることにした。この動画サイトは、こちらへ

2023年5月30日(火)

日本に居た頃から使っていたヘアドライアーが、寿命が来たのか、とうとう動かなくなってしまった。それでこの土曜日にボトゥカトゥの家電製品のお店に新しいものを買いに行った。こちらに来てから買ったオーブントースターも問題を抱えていて、いつ使えなくなるかわからない状態なので、新しいものを買おうと思い、以前、デパートのアヴァンに行ったのだけれど、昔ながらのトースターしかなかったので買わなかった。今回ヘアドライアーを家電製品のお店に買いに行くついでに、オーブントースターも探したのだけれど、もうどこのメーカーも作っていないのか、売れないから販売しないのかよくわからないけれど、とにかくどのお店でも扱っていないので、オーブントースターを探すことは諦めて、サンドウィッチグリルというものでも食パンをトーストできるかなと思いそれを買った。次の写真は、まだ箱から出す前のサンドウィッチグリルとヘアードライアー。この2つの箱の前の青いものは、シリコンでできた鍋掴み。オーブンからお料理を出す際に使っている手袋式の鍋掴みもかなり古くなって破れてきたので、この鍋掴みをふたつ買ってみた。ここで暮らし始めて十数年、いろいろな物が古くなってきて壊れ始めている。ちなみに私のベッドサイドに置いた時計も先日動かなくなってしまっていた。電池を新しいものに変えても動かないので新しい時計を買わなければと思っている。トホホ・・・。

2023年5月31日(水)

土曜日の朝、いつものように鳥たちにエサをあげに行ったら、ガーニゼ(チャボ)のひなが一羽生まれていた。ダンちゃんのひなは黒っぽい色をしているけれど、ガーニゼのひなは鶏のひなよりも黄色味が薄いけれど、鶏のひなのようだと思った。何週間も前から卵をひとつ、またひとつと箱の中に生みつけて、その箱の中でメスたちがじっと座っていたのだけれど、とうとう一羽のひながかえっていて、うれしかった。今のところかえったひなは一羽だけで、まだたくさん卵があるので、これらが時間差で生まれるのかなあ?と思ったりしている。メスたちは箱の中でほぼ1日座っているけれど、エサを持って行くと箱から出てきてエサを食べるので、次の写真のように、箱の中のひなを見ることができる。でも、姿が見えなくてもひながピーピー鳴く声は聞こえるので、箱の中にいることは確認できる。



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