Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2022年12月1日(木)

玄関先のベランダの北側にあるハイビスカスガーデンには、濃いピンク、オレンジ色、黄色の花が咲くハイビスカスの木が数本ずつ植わっているのだけれど、濃いピンクのハイビスカスが一番元気でほぼ一年中花を咲かせ、黄色のハイビスカスは木が弱々しく大きくならず、ほんのたまにしか花を咲かせない。オレンジ色のハイビスカスの木は濃いピンクの木ほど元気ではないけれど、一年に一度、今の時期花を咲かせる。今年も花を咲かせているのだけれど、良く見ると、同じ木に濃いピンクの花も咲いていたので写真を撮ってみた。このオレンジ色のハイビスカスの木の前に、濃いピンクのハイビスカスの木があって、この木には濃いピンクの花に混じって、時々薄ピンクの花が咲くのだけれど、お互いに交配でもしているのだろうか?不思議だ。

2022年12月2日(金)

昨日、夕飯が終わっていつものようにパソコンの前に座ってニュースをチェックしたところ、サッカーワールドカップで、日本がスペインに勝って、決勝トーナメントに進むことができたという速報が出ていて、びっくり。ドイツには勝ったけれど、コスタリカには負けてしまったので、スペイン相手に勝てるのかなあ?と思っていたので、あらまあ勝っちゃったのねという感じだった。なかなかやるじゃん。こうなったら今後の試合にもどんどん勝ってほしいと思う。これで日本が優勝とかしたら、日本も世界もびっくりだね。がんばれ!

今回のワールドカップでブラジルは好調なようで、今日3試合目があるのに、試合の結果が出る前にもうすでに決勝トーナメント進出が決まっている。その背後にはチッチ監督の影響力が大きく働いているらしい。「今大会のセレソン(ブラジル代表)の勝ち方は、2012年、チッチ監督率いるコリンチャンスがクラブ南米一、さらに世界一になったときの勝ち方に非常によく似ているのだ。(中略)今のセレソンの戦い方は、あのときのチッチ戦術そのものだ。この抜け目ない、堅実なサッカーが最後まで続けば、セレソン優勝も決して夢ではないだろう」と、ブラジル日報の記事にあった。日本とブラジルの両チームが勝ち進み、決勝戦で戦うなんてことになったらおもしろいだろうな。

2022年12月3日(土)

今年もあっと言う間に12月が来てしまった。今月は中学生の頃から私の英語の生徒さんだったマテウス君が高校を卒業する。ちなみに、日本の学校は4月に始まり、翌年の3月までで、アメリカなどは9月から翌年の7月までだけれど、ブラジルの学校は1月から12月まで。とは言っても12月と1月は夏休みの時期なので、学校によって終業や始業の時期は多少異なる。それで、マテウス君の話に戻ると、3年生の彼は学校の授業は10月いっぱいで終わり、11月12月は受験シーズンで、卒業式は12月に行われる。彼の学校の予定は、7日(水)に卒業証書の授与式があって、9日(金)に卒業式があるらしく、しかも、どちらも午後7時からと聞き、参加は無理だなと思った。どうして土曜日とか日曜日の午後じゃないんだろう?そして、この2つの式がどう違うのかも良くわからない。11月は入学試験や何やかやで私とのレッスンをずっとお休みしていたけれど、今日は久しぶりにレッスンに来るそうだから、来たらその辺のところをしっかり聞いてみようと思っている。彼の卒業祝いに何かをあげたいと思い、エドソンに相談したら、アマゾンで調べてくれ、「数学の歴史」という英語の本はどうかな?と、言ってくれたので、それを注文してもらった。マテウスは数学と物理と歴史が好きなようなので、ちょうどいいのではないかと思ったのだ。それに彼は普通のブラジル人の子たちよりもよく本を読むし、彼の英語力なら、少し努力すれば読みこなせるのではないかと思う。どこの大学に行くことになるかは試験結果が出るまではわからないけれど、どこに行くことになっても、来年から大学生になり、実家を離れるので、もうめったに会う機会はないと思うので、ちょっと寂しい。元気でやってほしいな。そして、今月もあと何回レッスンに来られるかわからないけれど、本が届いたら連絡をして、受け取りに来てもらおうと思っている。

2022年12月4日(日)

次の写真は、エドソンがスーパーで買ってきたスイカ。重さが2.91キロで、値段が11.64レアル。40センチくらいの長さのまな板と同じくらいの長さ。3キロ弱で1200円弱の値段が日本では高いのか安いのかよくわからない。切り分けてあっても結構大きなスイカなので数日間楽しめるのでうれしい。スイカの一塊の4分の1か、6分の1の大きさではあるけれど、このままでは冷蔵庫に入らないので、切って容器に入れて冷蔵庫に保存した。左側は少し小さめに切った半分。右側はそれよりも少し大きめに切った半分。左側の容器のスイカから食べて行こうと思っている。

2022年12月5日(月)

我が家の朝食は、レタス、ルッコラ、きゅうり、人参、トマトのサラダにゆで卵とハムかチーズ、そして、トースト、コーヒー、果物とワンパターンなのだけれど、週末はちょっと違うものが食べたいというエドソンの希望で、パンケーキ、フレンチトースト、BLT(ベーコン、レタス、トマトのサンド)、目玉焼きサンドなどを作ったりすることもある。でも、お料理が得意ではない私にそんなにいろいろレパートリーがあるわけでもないため、いつもの朝食のゆで卵を目玉焼きにしたり、スクランブルエッグにしたり、ハムかチーズをベーコンに変えてみたりと、あまり代わり映えのしない朝食になることが少なくない。そんな中、最近、Youtube上で、若い男の子たちがスペインでブランチと言って、おいしそうにエッグベネディクトを食べている動画を見たので、名前は知っていても食べたこともない、そのエッグベネディクトやらを作ってみることにした。イングリッシュマフィンはブラジルに来て以来見たことがないので、その代わりに厚めの全粒粉の食パンを使って作ってみた。私がポーチドエッグとオランデーズソースを作っている間に、エドソンにも協力してもらってベーコンを焼き、食パンをトースターに入れてもらった。ポーチドエッグを作る際、お鍋の水の中にお酢を入れるのを忘れたため、いまいちポーチドエッグが上手にできなかったけれど、まあなんとかできたのが次の写真のエッグベネディクト。彩りを添えるためにレタスとトマトくらい添えれば良かったと、写真を見て思ったけれど後の祭り。慣れないものを作ったので、結構手間がかかり、あまり頻繁にはできないなと思った。でも、私と一緒で名前は知っていてもエッグベネディクトを食べたことのなかったエドソンは、おいしいと言って気に入ってくれたのでまずは良かった。

2022年12月6日(火)

次の写真は、この土曜日に手伝いに来てくれたパラナが、うちの敷地外の北側の他所様の土地のずっと奥のエリアで見つけたと言って持ってきてくれたダンゴーラの卵。16個もある。ダンゴーラの鳴き声がするので、ひょっとしてと思い、見に行ったらあったということだった。鶏も、チャボもそうだけれど、ダンゴーラも卵を産んでも産みっぱなしで、産んだ卵を温めるということをしない。ダンゴーラに関しては、1月に産んだ卵は温めて、3月にひながかえるのだけれど、それまでは産みっぱなし。これらの卵がいつ産みつけられたものなのかわからないので、古くて痛んでいる可能性もあり、使う前にひとつひとつ割って中の状態を確かめてから使わないといけない。それで早速、日曜日の朝食にこのダンゴーラの卵でスクランブルエッグを作ってベーコンと一緒に食べようとエドソンが言うので、4個ほど使って、エドソンがオムレツのようなスクランブルエッグを作ってくれた。使った4個はすべてまともな卵だった。

2022年12月7日(水)

日曜日の午後、エドソンに手伝ってもらって我が家恒例の質素なクリスマスツリーを飾り付けた。1枚目の写真は、組み立てたツリーにエドソンが電球を巻きつけているところ。私たちが動き出すと必ず参加しようとするひろも側でうろうろしている。2枚目は、飾りつけを完了して、カウンターテーブルの上にツリーを乗せて、電球をコンセントに差し込んで出来上がったところ。3枚目は、玄関ドアに飾ったFELIZ NATAL(メリークリスマス)の飾り。確か、モビが亡くなった年のクリスマスで買って、エドソンを中心に両脇に私とはるがいる感じだねと思ったことを思い出した。今年はるが亡くなったので、この右側のワンコはひろということになる。こうやってクリスマスツリーを飾り付けると、ああ、年の瀬だなと思う。

2022年12月8日(木)

カタールでのサッカーワールドカップで日本は決勝トーナメントに進出したものの、クロアチア戦で1ー1となり、PK戦で負けてしまった。残念だけれど、手も足も出ないボロ負けというのではないので、頑張ったなと思う。お疲れ様。

玄関前の外階段に囲まれた箱庭に植えたダリアが、去年から今年にかけて、とても元気に大きく育ち、長い間たくさんの花を咲かせてくれた。ちょっとワイルドに成長しすぎた感はあったけれど、たくさん花を咲かせてくれるので、木が自身の重みで倒れても、階段を被うようになっていてもそのままにしていた。そして、冬の終わり頃か、春の初め頃に、パラナにこのダリアの茎を短く切って、キレイにしてもらった。ほぼ丸裸になってしまったため、このまま枯れてしまったりしないかな?とちょっと不安に思ったのだけれど、どっこい、新しく元気な芽が出てきて、大きくなり始めたので、良かったと思った。そうしたら、花芽をつけ始めて、その花芽のひとつが開花したので写真を撮った。1枚目の写真は、二株あるダリアを撮ったもの。ダリアの右側のソテツに花が咲いているのを、この写真を撮っていて気づいた。2枚目の写真は、開花しているひとつのダリアをアップで撮ったもの。雨が降った後なので、階段が濡れている。

2022年12月9日(金)

食卓で私たちが食事をしている際に、食べ物をワンコたちにあげるのは我が家では禁止にしていたのだけれど、はるが亡くなってから、エドソンも私もひろを甘やかしまくっていて、食事中エドソンと私の間に座って私たちを見上げているひろに、ついついほうれん草のお浸しとかラディッシュの酢の物とかをあげてしまう。それらを少量箸でつまんであげるのだけれど、ひろは箸を噛まないように、静かに上手に食べる。その姿が何とも可愛く、エドソンが前々からそんなひろの姿を写真を撮りたいと言っていた。そして、先日ようやく思いついて撮ったのが次の写真。私が箸でラディッシュの酢の物をつまんでひろの顔の側に持って行き、箸を近づけるとひろは舌を出しているのが見える。そして、箸が口元に来ると、ゆっくり箸を噛まないようにラディッシュを食べている。私たちの食べ物にはワンコが食べてはいけない玉ねぎが入っていることが多いので、それらをあげることはなく、だいたい作り置きのお惣菜のほうれん草のお浸しの茎の部分やラディッシュの酢の物やきゅうりの酢の物をあげている。親バカもほどほどにとは思うのだけれど、食いしん坊のひろにはついついあげてしまう。トホホ・・・。

2022年12月10日(土)

7日にネットのニュースで「ドイツ、クーデター計画容疑で25人逮捕 議事堂襲撃を画策と」という記事があったけれど、8日の朝、エドソンがペルーで大統領がクーデターをして逮捕されたというので、ドイツの間違いじゃない?と思ったら、ドイツとは別にペルーでも実際にあったことだと言っていた。そして、ブラジル日報を見ると、そのニュースが出ていたけれど、Yahooニュースにはそんな記事はなく、ネットで検索すると出てくる感じだった。ただニュースの出方が遅いだけなのか、中南米には関心がないからなのかな?と思った。12月8日付けのブラジル日報の『ペルー大統領を解任「憲法秩序乱した」と拘束=議会閉鎖と非常事態を宣言するも』という記事のサイトは、こちらへ

そして、もうひとつ、アルゼンチンのクリスチーナ副大統領が実刑判決を受けたというニュースもブラジル日報にあったので、リンクをはってみる。『アルゼンチン、クリスチーナ副大統領に実刑判決=不逮捕特権で執行免れるも』 という記事のサイトは、こちらへ

2022年12月11日(日)

次の写真は、外ベランダ横の花壇で出た芽が伸び始め、花を咲かせ始めた紫色の朝顔。この紫色の朝顔はとても強い種類で、種を蒔かなくても、前年に落ちた種から翌年芽を出して成長して花を咲かせてくれる。この花壇から少し離れた芝生の間から芽を出して小さな花を咲かせたりすることもある。ここには去年エドソンがパラナに手伝ってもらって、竹をアーチ型に埋めてくれたので、今年もうまい具合にこのアーチを利用できるかな?と、思っていたら、ちょうどアーチの足元で芽を出したものが竹を伝って伸び始めて、しめしめと思った。2枚目の写真は、同じ朝顔を1枚目の写真を撮った反対側から撮ったもの。今はまだ花の数は少ないけれど、芽はどんどん伸びているので、そのうちもっとたくさんの花が同時に咲くようになるのではないかと期待している。

2022年12月12日(月)

次の写真は、マテウスの高校卒業祝いとしてエドソンが注文してくれて、先週届いた「数学の歴史」という本。2枚目の写真は、それを包装紙に包んでリボンをかけたもの。青いリボンがあったのでそれを使ったのだけれど、ちょっと長さが足りず、蝶々結びをすることができなかったので、花飾りのような緑色のリボンをくっつけてみた。ちょっと色がちぐはぐな感じは否めないけれど、2023年のラッキーカラーは紺色と緑色だそうだから、いいんじゃない?と自分を納得させた。そして、この土曜日のレッスンにやって来たマテウスに贈呈したら「おお~!」と声をあげてとても喜んでくれた。何でもつい最近、この本の3分の1くらいの厚さのやはり数学に関する本を読み終えたばかりなのだそう。

3枚目の写真は、金曜日に行われた卒業式の話をいろいろエドソンとふたりで聞いた後で、エドソンに撮ってもらったもの。水曜日に卒業証書の授与式があると聞いていたけれど、それは予行演習のようなもので、本番の手順を確認するだけのものだったそうで、本番の卒業式は金曜日の午後7時からで、式の後は食事と飲み物が出るパーティーがあって、ダンスなんかもあったらしい。そのパーティーは午前5時まで続いたらしいけれど、彼は少し早く帰ったと言うので、何時に帰ったのか聞くと、それでも午前3時だったということだった。ブラジルのパーティーって、結婚式にしても何にしても、どうしてこんな風に夜通しやるんだろう?たとえ若くても私にはとても付き合えそうにないなと思った。そして、何と!彼は首席で卒業したそうで、彼のお父さんは自慢の息子の偉業にさぞかしうれしかったことだろうと思う。マテウス本人も首席で卒業できるとは思っていなかったようで、驚いたと言っていた。どうして首席で卒業できると思っていなかったのか聞くと、彼が卒業したエンブラエー高校には彼よりもずっと頭のいい子たちがいっぱいいるからということだった。エンブラエー高校はこの辺の中学のトップクラスの生徒が選ばれて行く学校なので、そのトップクラスの生徒達が集まる学校を首席で卒業するなんて、本当にすごいことだと思った。彼のいいところは頭がいいだけでなく、傲慢なところがなく、穏やかで謙虚で、自分の苦手なこともちゃんとわかっているところ。この土曜日のレッスンが最後のレッスンになるかなと思っていたのだけれど、来年2月に大学に行くまでは来ると言っていた。

2022年12月13日(火)

次の写真は、土曜日の午前中、ボトゥカトゥへ買い物に行った際、買ってきた小さなポインセチアの鉢。この時期になると決まってスーパー・コンフィアンサではいつも販売されているランに加え、赤いポインセチアが販売されるようになる。エドソンが今年も買おうと言うので買って、食卓の上に置いた。ここには小さめのランの鉢を置いていたのだけれど、花がひとつだけになったので、壁際の棚にリタイアしてもらい、このポインセチアを置いた。

2022年12月14日(水)

Youtube上に「むすび大学」というチャンネルがあるのだけれど、とても興味深い話が多いので、時々見ている。学校では何故日本が先の戦争に突き進んで行ったのかということをあまり教えないので、当時の日本は本当にバカだったんだみたいな印象しか受けない。あるいは日米のことだけに焦点を当てて、ハルノートを突きつけられた日本には他に選択肢がなかったという理解までなら何とかあるけれど、当時の世界の状況がどうだったのか、その中で日本には他に選択肢があったのかというような広い視点は学校では教えてくれない。そういう学びが多いのがこのむすび大学の番組で、先日、「[深堀り]教科書にないマレー沖海戦の真実/小名木善行」という番組を見て、私の理解に欠けていたヨーロッパでの大戦のことやイギリスの状況を知り、なるほど世界はそういう状況だったのかと理解したのだった。ヨーロッパでの戦線が日米開戦の2年前から続いていて、日米開戦の頃にはイギリス以外はすでにドイツの手に落ちていたという理解が抜けていたことに気づかされた。この知識が昔あったなら、アメリカの大学でアフリカ人の学生に何故日本は戦争をしたのかという質問に、もっとちゃんと答えられたのにと思った。この番組のサイトは、こちらへ

2022年12月15日(木)

次の写真は、広島の友人が送ってきてくれたへクソカズラの花。この変な名前に似つかわしくないなかなか綺麗で可憐な花。9月上旬に満開のところを撮ったものだそう。そして、今年は彼女のお父さんとの思い出のへクソカズラに初めて出会った記念の年になったと言っていた。「この気の毒なくらい面白い花の名にユーモラスな昔の日本人を感じています」ともメールにあった。2枚目の写真は、今年のクリスマスリースとして百均で買ったリースに、朝友さんの家で雑草として茂っていたへクソカズラのつると実を頂いたものを記念にくっつけてみたのだそう。とてもいい感じで、百均のリースにはとても見えない。

2022年12月16日(金)

庭の東側のフランボヤン(鳳凰木・ホウオウボク)が今年も赤い花を咲かせ始めた。まだ木全体が真っ赤になるほどの花数ではないけれど、年々花数が増えているような気がする。1枚目の写真は、木全体が見えるように撮ったもの。左右に大きく枝を広げている。2枚目は、木の下に落ちている花を撮ったもの。花がきれいな形のまま落ちているのは雨が降った後だからだろうか。3枚目は、花が元気に咲いている木の右側を撮ったもの。

2022年12月17日(土)

いつだったか、エドソンがボトゥカトゥへ行った帰りにスーパー・コンフィアンサに寄って食料品を買ってきてくれた際に、薄いピンクの花がぎっしり咲く小さな鉢植えを買ってきてくれたことがあった。その花はしばらくセントポーリアと一緒に食卓の上に置いていたのだけれど、その後窓際の棚に移動させた。ここは日当たりがいいからか、それから少しすると花芽がたくさん出てきているなと思っていたら、開花し始め、元々の薄いピンクの花とはちょっと違う濃い目のピンクの花が咲き始めたのでびっくり。どうしてこんなことになっているのか、とっても不思議。1枚目の写真は、窓際の棚の上のピンクの花。2枚目は、その花を少しアップで撮ったもの。

2022年12月18日(日)

サンパウロの前園さんからクリスマスとお年賀を兼ねた恒例のカードが届いた。毎年毎年、楽書倶楽部の皆さんに送ってくださるカード。このカードが届くと今年も一年が終わるなと思う。郵便はお金がかかるうえ、ブラジルの郵便事情は悪いので、私は連絡はほぼメールで済ませる。それで最近はほとんど郵便を出すことはないし、受け取る郵便もかなり少なくなった。この前園さんからのカードとアメリカから届くSeason’s Greetings数通が数少ないここで受け取る郵便だ。今回の前園さんからのカードの表紙は、ウクライナの象徴であるひまわり畑と、ウクライナの国旗と、その説明と、ウクライナに平和が戻ることを祈るメッセージだった。この他にカードの中にハガキ大のお手紙も入っていた。来年の2月号用の原稿を書きあげたので、お礼のメールと一緒に早速その原稿も添付して送った。何となくこれで今年の仕事納めができたような気分になった。

2022年12月19日(月)

外階段の箱庭でダリアがどんどん大きくなり、ひとつ花を咲かせたので、一度その写真を掲載したけれど、その後古い花は枯れ、新しい花が次々に咲いて、花の数が増えたので、また写真を撮ってみた。1枚目は、外階段のところから撮ったもの。2枚目は、反対側の食堂の西側の窓から撮ったもの。どちらから見てもたくさんの黄色い花が目に飛び込んできて、とてもいい感じ。

2022年12月20日(火)

最近、毎日Youtube上で茂木誠先生の番組を色々見ている。彼は「もぎせかチャンネル」というチャンネルも持っているのだけれど、むすび大学のチャンネルでもよく色々なことを話していて、ユダヤ人の歴史に関して説明している番組を次々に見ていたら、【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史】という番組に行き当たったので、その7回の番組のうち、今日はまず4回分にリンクをはってみることにした。残りの3回分は明日リンクをはってみる。何回目だったか、途中、茂木先生も言っていたけれど、日本は世界の多くの国が経験してきた戦争に明け暮れて、他国に支配されたり、国を失うという経験を一度もしていないのは本当に稀有で恵まれたことだったのだなと思った。そして、だから欧米の人たちはあんなに暴力的なんだなというのも納得できたように思った。

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史1】キエフ公国の誕生と滅亡/茂木誠のサイトは、こちらへ

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史2】モンゴル支配とウクライナ・コサック国家の興亡/茂木誠のサイトは、こちらへ

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史3】帝政ロシアの反ユダヤ主義からロシア革命まで/茂木誠のサイトは、こちらへ

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史4】ロシア革命から第二次世界大戦、ソ連崩壊まで/茂木誠のサイトは、こちらへ

2022年12月21日(水)

昨日に続き、茂木誠先生の【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史】シリーズの残り3本にリンクをはってみる。

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史5】ナチズムとは何か/茂木誠のサイトは、こちらへ

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史6】ロシアがウクライナに侵攻する理由/茂木誠のサイトは、こちらへ

【ユダヤから紐解くロシア・ウクライナの歴史7】ウクライナ戦争の見方/茂木誠のサイトは、こちらへ

2022年12月22日(木)

12月に入り、クリスマスツリーの飾り付けを終えると、エドソンがクリスマスプレゼントは何がいい?と聞いてきた。妹のエリカたちが来ていた頃は、いろいろ彼女たちへのプレゼントのことを考えるついでに自分たちのプレゼントのことも考えていたけれど、コロナ禍になる以前からエリカたちはここに来ておらず、クリスマスと言ってもふたりだけなので、必要なものを買ってプレゼントし合うくらいであまり考えたことがなかった。でも、今年はそんな風に聞かれたので、そう言えば、最近圧力鍋のバルブが壊れたので新しいものを買った方がいいねと話していたばかりだったので、圧力鍋をネットで買ってもらうことにした。一方、エドソンは必要なものはいつもネットで買っていて、今、特に何がほしいというものがないようなので、先週の土曜日にボトゥカトゥのデパートに毛布などを買いに行ったので、そこで買った大物をクリスマスプレゼントということで、クリスマスツリーの前に置いて、クリスマス気分を盛り上げることにした。ラッピングの紙がもったいないので、ラッピングもせず、ただ買ってきたものの一部をツリーの前に置いただけの何ともずぼらな状態ではあるけれど、まあいいかと思っている。写真に写っているのは、左から圧力鍋、その上にこの時期定番のお菓子のパネトーネならぬチョコトーネと毛布1枚。その右側に台所の流し台の前に置くためのゴミ箱と毛布がもう一枚。その手前に薄手の掛け布団。今使っている肌掛けはもう20年以上使っていて、だいぶ色あせて傷んできているので、買い替えないとなと思っていて、今回ようやく新しく肌触りのいい毛布を買ったので、気分は上々。

2022年12月23日(金)

今月、隣町のボトゥカトゥにある大きなスーパー・コンフィアンサに買い物に行った際、クリスマスディナー用のチェスターを買った。鶏の丸焼き用のお肉は私たちふたりだけのディナーには大き過ぎるし、値段もみな100レアル以上と高額なので、毎年チェスターを探すのだけれど、ないときもある。幸い今年はチェスターが少量あったので買うことができた。1.4キロほどの重さで36レアルだった。これでもふたりだけで食べると2日がかりで食べることになるのだけれど、24日と25日に食べる予定。袋をまだ開けていないのでよくわからないけれど、触った感じ、ひょっとしてこの袋の写真のように大きな胸肉の塊ではなく、片方ずつに小さく切った胸肉なのかな?と思った。そうすると大きな胸肉の塊のローストを考えていたのとはちょっとイメージが違ってくるなあなんて思っている。

2022年12月24日(土)

先日夏至を向かえ、暦の上では今、夏真っ盛りという時期ではあるのだけれど、ここは毎年クリスマスの時期によく雨が降り、気温が比較的低いという日々で、あまり夏という感じがしない。今年も今月中旬からよく雨が降っていて、1日ぐずつく日もあれば、午前中はお天気が良くて、午後3時くらいからざっと降ったりする日もある。これから年末年始にかけて毎日雨の予報。気温もせいぜい24~5度という日々のようだ。以前、エドソンのお母さんがまだ健在の頃、リオから家族みんなでやってきてクリスマスの時期に一緒に過ごしたことがあるけれど、例によってお天気が悪く、雨がよく降ったため、お母さんが寒い寒いとこぼしていたのを思い出す。でも、夏とは言っても、うだるような暑さが連日続くような気候ではない、ここの穏やかな気候が私たちは気に入っている。

2022年12月25日(日)

リオデジャネイロ州ペトロポリスでの何十年にも及ぶ暮らしを引き払って、今年の3月頃日本に帰国された安見さんご夫妻は、日本に戻られて少しした頃メールをくださった以降連絡はなかったのだけれど、お元気で暮らしておられるようで、年末年始のご挨拶のメールをくださった。体が鈍らないようにあちこち元気に歩き回っておられるということだった。はとバス観光をした際に、六本木けやき坂のイルミネーションを撮ったと言って、写真を添付してくださった。この辺りではまず目にすることのないきれいな都会の景色だ。日本はこの冬ずいぶん寒いらしい。安見さんによると東京は冷たい風が吹いて朝晩0度くらいで寒いけれど、雪は降っていないらしい。そんな中広島でも積雪というニュースを聞いたので驚いたと言っておられた。

2022年12月26日(月)

次の写真は、24日の夕飯に作って食べたクリスマスディナー。メニューはチェスターと我が家で採れたベビーコーンを一緒にローストしたもの。ベーコンとコウヴィとトマトとマンジォカ芋の粉を炒めたファロファ。そしてにんじんサラダ。デザートは何ちゃってティラミス。冷蔵庫で冷やしておいたのにティラミスクリームが柔らかいままで、お皿に切り分けたらタラリとたれてしまった。そして、チェスターはやはり大きな塊ではなく、4つの小さな塊の胸肉に切り分けられていたので、4つあった胸肉の内、2つだけをローストして、もう2つは年が明けて食べることにして冷凍室に戻した。お肉はすでにハーブか何かで味付けされていて、自分たちで味付けするのとは少し違った味だったけれど、これはこれでおいしかった。これで何とか今年も無事にクリスマス(と言うか、北半球なら冬至、ここ南半球では夏至)を祝うことができた。

2022年12月27日(火)

次の写真は、1週間ほど前の夕飯の食卓を撮ったもの。2週間ほど前にボトゥカトゥに買い物に行った際、珍しくおいしそうできれいなさつまいもを見かけたので、これでてんぷらを作ろうと思い、ずいぶん久しぶりに作ったてんぷら。さつまいも、ごぼう、ズキーニ、アスパラガス、ベビーコーン、そして、ペスカーダという白身の魚。大根も仕入れて来たので大根おろしとしょうがを天つゆに入れてとてもおいしくいただいた。やはり天つゆに大根おろしとしょうがが入っているととてもおいしい。ベビーコーンはこの日の夕方エドソンが収穫してきてくれた初物。柔らかくてほんのり甘くておいしかった。お味噌汁はお豆腐とわかめ。ラディッシュの酢の物は作り置きのお惣菜。結構な量を揚げたので、少し残るかなと思ったのだけれど、エドソンもおいしいと言ってパクパク食べてくれ、ふたりで完食してしまった。

2022年12月28日(水)

ベビーコーンを初収穫して天ぷらにして食べた翌日の夕方、エドソンがまたベビーコーンを収穫してきてくれた。後で写真を撮ろうと思っていたら、夕食後エドソンが写真を撮ってくれた。1枚目がその収穫してきてくれたとうもろこし。大きく見えるけれど、皮を取り除くと中はまだ小さいベビーコーン。2枚目は、中の実を取り出して容器に入れて撮った写真。収穫時期が来ると一斉にたくさんのとうもろこしができるので、毎日どんどん収穫してきては、皮を取り除いて、容器に入れて冷凍するようになった。毎日収穫しないと、とうもろこしがすぐに大きくなってしまうから忙しい。大きく育ったとうもろこしよりも、大きくなる前にベビーコーンとして食べた方が柔らかくておいしく食べやすいような気がするので、しばらくはこの作業が続きそう。

2022年12月29日(木)

広島は22日木曜日から23日金曜日にかけて大雪が降ったそうで、友人が彼女が暮らす団地内の雪景色の写真を送ってきてくれた。1枚目は、団地内に6つある公園のひとつで「まるた公園」という公園だそう。2枚目は、土曜日の朝ラジオ体操に行った時に見つけた大きな雪だるま。髪の毛はカイズカイブキ(公園にあるヒノキ科の木)の葉、耳は缶コーヒーの容器、目はその蓋で作られていたそう。これ以外にも公園のあちこちに雪だるまがあり、冬休みに入ったばかりの子供達が作ったのだろうと言っていた。広島市内は雪が降ってもこれほど積もるのは珍しい。寒いのは苦手だけれど、こういう雪景色もなかなかいいなあ。

2022年12月30日(金)

2018年に母が亡くなってからというもの、何だかいまいちエネルギー不足で、season’s greetingsやお年賀メールを早めに送ることができなかったり、もらったメールに返信するだけだったりと、ちょっとずぼら丸出しだったのだけれど、今年はまずは年内にアメリカの友人らに向けてseason’s greetingsを送ることができてほっとした。そして、ぼちぼち返信が届くようになり、気を良くしている。次の写真は、日本に帰国された安見さんご夫婦のクリスマスの様子。パネトーネの箱が見えるのがちょっとブラジル感がある。

次の写真は、ネブラスカでの大学時代にお世話になり、以来仲良くしている友人夫婦。彼らは今年10月に結婚60周年を迎えたということだった。安見さんご夫婦もこのネブラスカの友人夫婦もみな80代。私も80歳を超えても彼らのように元気でいたいものだと思う。そして、このネブラスカの友人夫婦はもう何十年もの間、毎年欠かさず連絡をくれるのだから本当にありがたい。

2022年12月31日(土)

次の写真は、別のネブラスカの友人が送ってきてくれた雪景色の中の彼女の家とワンコたち。積雪量はそれほど多くはないらしいけれど、気温はかなり低いと言っていた。今、北米はひどい寒波の襲来でかなり大変なことになっているらしいけれど、どうかみんな無事でいてほしい。一方、こちらは予報通りに雨の多い年末で、涼しめの毎日だけれど、雨は降ってもひどい暴風雨や雷雨などに見舞われることなく穏やかに新年を迎えたい。大晦日の今日は正午に日本時間の年越しを祝って日本酒で乾杯して、お昼に年越しそばを食べ、夕飯はお決まりのローストポークの予定だったのだけれど、木曜日にスーパーに買い物に行って精肉売り場の人に説得されたとかで、牛肉のクピンをエドソンが調理して食べることになり、ブラジル時間の年越しを午前0時に祝って、スパークリングワインで乾杯する予定。今年は大晦日の夕飯の献立が変わりはしたものの、毎年ほぼ同じことをしている。こんなふうに同じことが同じようにできることに感謝。



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