Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2022年4月1日(金) | ||||
次の写真は、ランドマークの木の側で咲くフランボヤンジーニョ。ピンク色の花を咲かせている木とオレンジ色の花を咲かせている木がすぐ隣り合わせにあって、両方の花がひとつの画面に入る状態で咲いていたので撮ってみた。今うちで一番華やかにあちこちで咲いているのがこのフランボヤンジーニョ。
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2022年4月2日(土) | ||||
広島の友人が、広島の桜の写真を送ってきてくれた。でも、もう散り始めているらしい。広島は春爛漫というところかな。我が家のピンク色の濃いヒマラヤ桜や沖縄桜もいいけれど、薄ピンク色のソメイヨシノもとてもいいなあ。下火になりつつはあるけれど、まだまだ続くコロナ禍と、ロシアによる戦争犯罪てんこ盛りのウクライナ侵攻で、気が滅入るばかりの日々でも、人間の営みとは関係なく変わらず訪れるこういう自然の営みに触れると少し癒される。
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2022年4月3日(日) | ||||
先日ウエノに買い物に行った際、次の写真の肉まん(8個入り、14.50レアル)があったので買ってみた。冷凍した手作りのような餃子は以前から時々あって、たまに買っていたけれど、肉まんを見たのは初めてだった。東京で暮らしていた頃、スーパーで中村屋の肉まんを時々買って食べていたけれど、おいしかったなと思い出す。この肉まんはその半分くらいの大きさで、小籠包のようだと思った。味もやはり中村屋の肉まんには劣るけれど、ここではとても貴重なものなので、2日かけてエドソンと2つずつお昼にありがたくいただいた。これを見たエドソンは「わあ~!お久しぶり~」と言って喜んで食べてくれた。
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2022年4月4日(月) | ||||
次の写真は、居間に置いたベッドにカバーとして被せたTシャツの中に潜り込んでいるはるとひろの様子を撮ったもの。はるはTシャツの首のところから頭を出していて、ひろは袖口のところから頭だけでなく足まで出している。側でエドソンが彼らに声をかけてからかっているので、彼らに動きあって、見ていておもしろかった。ベッドに被せているTシャツは週に一度は新しいものに取り替えて洗っているのだけれど、結構汚れる。このTシャツが汚れるということは彼らの身体の汚れがTシャツに移って彼らの身体がきれいになっているということのようで、シャワーをしてしばらく経つけれど、彼らの身体があまり臭わないねとエドソンが言っていた。
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2022年4月5日(火) | ||||
先日、入り口ゲートの東側のとうもろこしなどの写真を掲載した際、パイネイラの木にポツンとひとつピンク色のものが見えるので、「あれ?花が咲いているのかな?」と思い、翌日側に行ってよくよく見るとふたつくらい花が咲いていた。その後も少しだけだけれど、花が咲き続けているので、次の写真を撮った。1枚目は木全体を撮ったもの。青空をバックに右中程の枝にいくつかピンクの花が咲いているのが見える。2枚目はその枝の花を少しアップで撮ったもの。これから咲くだろう花芽もたくさん見える。この木はこれまで花を咲かせたことがなく、今回初めて花を咲かせたことになる。これで入り口ゲート近くの3本のパイネイラの木のうちの2本が、花を咲かせるようになったわけだ。時間はかかったけれど、とうとう花を咲かせてくれてとてもうれしい。
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2022年4月6日(水) | ||||
毎日早朝のラジオ体操に参加している広島の友人は、そこで言葉を交わすラジオ体操の仲間を朝友と呼んでいる。そして、先週の日曜日にその朝友2人と湯来の湯の山温泉のしだれ桜を見に行ったとメールをくれた。さらにその付近に行列のできるパン屋さんがあったりこじゃれたイタリアンレストランがあるということで、そちらにも行ったのだそう。イタリアンレストランは到着した時間が少し遅かったため、お昼の営業時間が終わってしまっていて入れなかったらしいのだけれど、ドイツ風のパンを作って販売しているパン屋さんでは「とにかく硬くハーブとオリーブ油がしっとりと練り込まれていて焼きたての良い香りのパンをいくつかゲット出来ました」ということだった。この朝友2人は友人よりも年上で、「団地の家々の庭の草花の名前、公園の樹々にくる色んな小鳥の鳴き声や名前、樹木の名前、広島市の山々の様子や名、そしてご近所のお店や、遠く湯来町のパン屋さんまで知っていて」ホントに色んなことを教えてもらっているらしい。そのしだれ桜の写真は撮り忘れたので、ふたりからもらったそれぞれのお庭に咲く草花の写真を送ってきてくれた。1枚目のピンクの花はシャクヤク。2枚目は、黄色いのがレンギョウ、白色がすずらん水仙とゆきやなぎ、紫色が仏の座と紫ケマン(後ろ側なのでほとんど写っていない)と言うのだそう。自宅の庭で咲くこういう草花を家で生けて楽しむなんて、さすが日本人。
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次の写真は、友人のマンションのフェンスにぶら下がっているみの虫のみのちゃんだそう。すぐ近くには鈴峯がありいくらでも木があるのに「なぜ?」こんな所に?朝晩はまだ寒く、風も吹き抜けるのだけれど、みのちゃんが無事に成長し蛾となって飛んでいきますようになどと思って撮ったものらしい。
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2022年4月7日(木) | ||||
広島の別の友人が縮景園でライトアップされた夜桜見物に行ったと言って、その写真を送ってきてくれた。映像ではよく見るけれど、リアルで見るのは格別だったそう。写真で見るだけでも、とてもきれい。竹林もライトアップされて、どちらもとても幻想的。実際にその場に行って、これらを見られればもちろんずっといいだろうけれど、こうやって友人達がきれいな写真を送ってきてくれると、ちょっとその場に行ったような気分になる。コロナ禍がまだ終息していない状況で戦争が始まり、ウクライナからロシアが手を引く気配もなく、腹立たしく恐ろしく悲惨なニュースが多くて気が滅入る。だから尚更こんな心を洗われるような自然の美をシェアしてもらうと、本当に癒され、ありがたい。
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2022年4月8日(金) | ||||
この水曜日の午後、隣町のボトゥカトゥのクリニックを受診した。私はもう何年も健康診断をしていないので、コロナ禍もだいぶ落ち着いてきていることもあって、今回受診することにした。ここで暮らし始めたばかりの頃、少し体調を崩した際に産婦人科に受診して血液検査などをしていたのだけれど、ブラジルでは高齢者は老人科を受診するのが普通らしく、今回エドソンは老人科の専門医を探して予約を入れてくれた。40代と思われる男の先生で、老人科と内科が専門で、患者をholistic(ホリスティック=全体論的)に診る専門医でもあるということで、なかなかいい印象の先生だった。初めて受診したので、現在の体調や心配事だけでなく、これまでの既往症やら、飲んでいる薬やら、運動量やら、様々なことを聞かれ、1時間くらいを費やして問診が行われた。このクリニックでは聴診器を当てて診ることと、血圧と心拍数などを測ったくらいで、後は栄養士に受診するとか、骨粗しょう症の検査や血液検査などのオーダーが出されて終了した。ブラジルではサンパウロ市内の日系の大きな病院などでは日本のような人間ドックがあるけれど、ここでは血液検査はここ、超音波検査はあそこといったぐあいに、あちこちにちらばる検査施設に予約をして飛び回らなければならないので、とても不便。でも、血液検査は以前はなかったパーディーニョに検査してくれる場所ができていると言われ、わざわざボトゥカトゥまで行かなくても良いことがわかり助かった。何しろ、血液検査のためには朝食抜きで朝一番で行かなければならないので、片道30分ではなく、10分で行ける場所だと採血してもらって帰宅するまでに30分あれば十分なのでありがたいと思った。あちこちでの検査の結果を逐一この先生に送り、彼がそれらをホリスティックに診て、問題があれば対処したり、アドバイスを出したりするというやり方をするようだ。そして、何でもかんでもすぐに薬を出すということはしない主義だと聞いて、それも好ましい対応だと思った。そして、ああ、だから栄養士が関わってくるわけねと、納得した。さらに彼は自分のプライベートの電話番号まで教えてくれて、何かあればいつでも電話してということだったので、少し驚いた。 | ||||
2022年4月9日(土) | ||||
今年はアボカドがたくさん実をつけていると、先日写真を掲載したけれど、そろそろ収穫できるようになり、このところ毎日のように我が家のアボカドを食べている。次の写真は、エドソンが森の貯水タンクの水を汲み上げに行った帰りに採取してきてくれたアボカド2つ。傷がついておらず、なかなかきれい。そして、とうもろこしも実をつけ始めたので、大きくならないうちにベビーコーンとして食べようと、エドソンとふたりで収穫したものが2枚目の写真。
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2022年4月10日(日) | ||||
先日、縮景園の夜桜の写真を送ってきてくれた友人が、同じく縮景園にある枝垂れ桜を昼と夜に撮った写真を送ってきてくれた。縮景園に枝垂れ桜があることは知らなかったけれど、大きくて立派な枝垂れ桜だなと思った。縮景園って季節季節にそれぞれいろいろな植物を見て楽しむことができるオアシスのような場所なんだな。この庭園を造ってくれた毛利のお殿様に感謝。
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2022年4月11日(月) | ||||
次の写真は、同じ友人が送ってきてくれた昼間の縮景園の様子と、ひとつの桜の木に二色の花が咲いている木を撮ったもの。そうそう、この二色の花が咲く桜の木というのは実際に見たことはないけれど、以前から話には聞いていた。この写真で見ると、白っぽい花とピンクの花と、その中間くらいの薄ピンクの花が咲いているから、二色というよりも三色と言ってもいいのかな?と、思った。うちのハイビスカスの1本も、元々は赤い花が咲く木だったのに、何年か前から少し薄ピンクの花も咲くようになったのだけれど、不思議だなあ〜。
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2022年4月12日(火) | ||||
いつだったか、手伝いのパラナが持ってきてくれたチューリップだという1本の植物を大きな鉢に植えて、外の水道の近くに置いて毎日水をやりながら育てていたら、最近になり花芽が出てきて、大きなつぼみをひとつつけたので、そろそろ花が咲きそうな感じになっていた。そして、先週の金曜日にふと見ると、ふたつ花を咲かせていたのでびっくり。その花を堪能すべく土曜日にその鉢を家の中に持って入って、食卓の上に飾った。これって本当にチューリップ?葉はチューリップのようだけれど、花はゆりの花のように見える。でも、ゆりでもない。そんなことを思いながら頭の片隅でずっと考えていたら、土曜日の午後、突然、アマリリスという言葉が頭に浮かんだ。ネットでアマリリスの写真を調べてみると、ビンゴ!やはりアマリリスだった。ああ、これで疑問が解決。まあ、いずれにしてもきれいな花が咲いたので、とてもうれしい。土曜日にパラナが来た際、きれいな花が咲いたよと言って見せたら、きれいだねと言って、ニコニコしていた。
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2022年4月13日(水) | ||||
次の写真は、エドソンが収穫してきてくれたマシシという野菜。1〜2回食べたことがあるだけであまり馴染みのない野菜。表面にトゲトゲがあるけれど、柔らかいトゲなので、触っても痛くはない。このトゲの部分を取り除いて、皮は剥かないで調理するといいらしい。中はきゅうりのような感じの野菜。さて、どう調理しようか?エドソンはきゅうりの酢の物を作るような感じで、きゅうりの代わりにこれを使ってみたら?と言うのだけれど、おいしいかなあ~?ちょっと不安。
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2022年4月14日(木) | ||||
うちの防風林の北側には私が苗から育てて植えた十数本の桜の木が大きく育ってきている。エドソンはそのさらに北側に竹を植えて壁を作ろうと考え、先週の土曜日に、手伝いのパラナたちに竹を移植してもらった。次の2枚の写真は、移植のために使った竹林と、その竹林から竹を掘り起こした後の様子を撮ったもの。
次の写真は、竹を移植した様子をふたつの異なる角度から撮ったもの。この竹は最初の写真でもわかるように、あちこちに根を伸ばして生えるタイプではなく、一ヶ所でまとまって生えるタイプなので、壁を作るのにとても都合がいいタイプの竹。これを塀代わりに植えているところをここでは結構よく見かける。
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2022年4月15日(金) | ||||
先週の土曜日の朝とうもろこしをあげた際は庭にいたダンちゃんたちが、その後姿を消して、土曜日の夕方も、日曜日の朝も夕方も姿を見せなかったので、一体どうしたのだろう?と、エドソンと話していた。庭に集まってくるダンちゃんたちの数がその日によって増えたり減ったりして一定でないのはいつものことだけれど、全員姿を消すのは初めてのことだった。すると、月曜日の朝、鶏に餌を与えに行くと、高床式の鶏小屋の床下にダンちゃんたちがいて、ひなまでいたのでびっくり!そして、ああ、そう言うことだったのかと納得。ずいぶん前に大人のダンちゃんが2羽、姿を消して、たまに戻ってくるだけなので、エドソンは、彼らはきっとどこかで巣を作って卵を生んで温めているんだろうと言っていたけれど、まさにその通りだったのだ。ひなが生まれるからみんなでひなたちを迎えに行っていたんだ。数えるとひなは10羽いて、真っ白いひなが2羽いる。本当に小さくて生まれたてということがわかる。それで撮ったのが次の写真。
広い敷地内をうろうろするよりもここの方が安全だから戻ってきたのかと思ったら、月曜日の午後またみんなで姿を消したので、なぜ?どうして?と思った。そして、夕方外出から戻ったエドソンが、入り口ゲート近くでひなを囲むようにしてダンちゃんたちが固まって歩いていたと言っていた。翌日火曜日も鶏小屋近くには来ず、入り口ゲートに近いノイヴィーニャの木の足元のアメンドインという草むらの中にいるので、こんなオープンスペースでは危険だからと、午後エドソンがうまいぐあいにみんなを鶏小屋近くまで移動させてくれたので、ふたりでみんなが畑の中に入るようにした。ひなはまだジャンプして畑に下りることができないので、1羽ずつ捕まえて畑に下ろした。この子たちが大きくなって、ジャンプして畑から出られるようになるまではここで安全に過ごしてもらおうというのが私たちの思惑。エドソンがひなたちのために粉末の餌を買ってきてくれたので、大人にはとうもろこしを、ひなにはこの粉末の餌を1日に何度か与えている。去年ひなが生まれた時と同様、母親ともう1羽のメスが主にひなの側から離れないという行動をとっている。その他の大人のダンちゃんたちは、去年は結構畑を留守にして外に出かけていたけれど、今年はみんなで畑から出ずにひなを側で守るという行動をしている。比較的安全な畑の中だからと言って、ひなたちが全員無事に成長できるかどうかはわからないけれど、どうかみんな元気で成長できますように。 | ||||
2022年4月16日(土) | ||||
昨日の金曜日はパイシャオン(Pixão=英語でGood Friday)の休日だった。明日の日曜日はパスコア(Pâscoa=英語でEaster)なので、三連休の週末だけれど、会社によっては木曜日からお休みになって四連休というところも結構あるらしい。ブラジルの人たちにとっては大事な宗教的な休日なので、実家が遠くにある人たちは一斉に実家に帰省したりする。日本のお正月やお盆のような感じかなと思う。 次の写真は、食卓の上のアマリリス。ふたつ花を咲かせたアマリリスを食卓に移動させたことは書いたけれど、今週、そのふたつの花の真ん中に出ていた花芽が開き始めたので、また写真を撮ってみた。1本のアマリリスから3つも花が咲くんだ。すごいなと思った。
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2022年4月17日(日) | ||||
最近、ブラジルの日本レストランでは寿司のフライというものを出しているらしい。巻き寿司や手巻き寿司にパン粉をつけて油で揚げたものなのだけれど、脂っこくはないらしい。アメリカ時代お寿司を食べてお腹を壊して救急のお世話になって以来、お寿司が食べられなくなったエドソンだけれど、今年になってからデリバリーの手巻き寿司のフライを知人のところで食べる機会があって、食べてみるとおいしかったと言っていた。ピザ屋さんでピザのフライというのがここでは人気で、何年か前に一度食べてみたことがあったけれど、私は普通のピザの方がいいなと思った。だからこのお寿司のフライというものにもちょっと懐疑的なのだけれど、ブラジルで生まれたお寿司のフライ、一度は食べてみた方がいいかなとも思っている。お寿司の具材としてアボカドを使ったアメリカ発祥のカリフォルニアロールは、今では日本でもずいぶん普通に定着しているけれど、そんな感じでこのブラジル発祥のお寿司のフライも日本に逆輸入されて定着したりして・・・。次の写真は、ネットで見つけた巻き寿司のフライと、2枚目は手巻き寿司のフライ。
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![]() 次の写真は、エドソンが知人のところで実際に食べたお寿司のフライの写真。後ろ側の2品が上の写真とほぼ同じもの。手前のお皿はエビフライにサーモンが巻いてあるものでお寿司のフライではない。
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2022年4月18日(月) | ||||
この土曜日の朝はぐんと冷え込んで、8度だった。今年初めての一桁台の気温になった。これからだんだん秋が深まって行くのだろう。予報で冷え込むことがわかっていたので、金曜日に毛布を薄手の掛け布団に替えておいたため、布団の中はぬくぬくと気持ちが良かった。次の写真は、広島の友人がメールに添付して送ってきてくれたモッコウバラ。モッコウバラという名前は初めて聞いた。でも基本、私はバラに詳しくはないので聞いたことがなくても不思議ではないのだけれど・・・。淡い黄色がとてもきれい。
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2022年4月19日(火) | ||||
次の写真は、先週の金曜日にエドソンが作ってくれたグワカモレ。アボカドがたくさん採れるので、そのアボカドでグアカモレを作ろうということになり、作ったもの。これとドリトス(右側)を肴にしてカウンターテーブルでワインを飲みながら夕食前の一時をのんびりと過ごした。
次の写真は、土曜日に収穫した(左から)とうもろこし、マシシ、オクラ。マシシは前回のものはラディッシュの酢の物を少し食べた後、薄くスライスして加えてしばらく置いてから食べてみた。ラディッシュと一緒に食べるとあまり感じないのだけれど、マシシだけを食べるとマシシの苦味を感じる。やはりマシシだけの酢の物はちょっと無理があるなと思った。油で炒めれば苦味は消えるはずとエドソンは言うので、今度は炒めてみようかと思っている。
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2022年4月20日(水) | ||||
3月末にブラジルを発たれ日本に帰国された安見さんご夫妻から、無事日本に到着し、COVIDの検査も陰性で、隔離されることなく用意しておいた自宅に直接行くことができたと連絡をいただいた。スマホからの連絡だったので、ごく短いメッセージだったけれど、良かった。良かった。長旅お疲れ様でした。次の写真は、彼らのご自宅のベランダからの景色だそう。大きな団地のアパート暮らしが始まるのだろう。まだ時差ぼけで昼と夜が逆転しているようだけれど、それをストレスにせず、まあぼちぼち日本での生活に馴染んでください。
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2022年4月21日(木) | ||||
次の写真は、先週土曜日にパラナたちが三角地帯のセドリーニョの木の下の方の枝を払う作業をしてくれたので、枝払いが終わった左側とまだ終わっていない右側を一緒に撮ってみた。枝が払われた後の景色は、視界が開けて、何だかこれまで見ていたものとは違ったものに見える。これらのセドリーニョが大きく育ったことは認識していたけれど、木の側で作業をしていたパラナたちがとても小さく見えたので、わあ〜!ここのセドリーニョってこんなに大木だったんだとあらためて思った。
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2022年4月22日(金) | ||||
家の南側の三角地帯に並ぶセドリーニョの下の方の枝が払われたため、その向こうにあるバナナの木がよく見えるようになった。エドソンがここのバナナに初めて実がなり始めていると言うので、側まで行って写真を撮ってみた。1枚目はセドリーニョの間から見えるバナナの木。2枚目はバナナの側まで行って撮ったバナナの花とまだ小さいバナナの房。3枚目は少し離れてバナナの木全体を撮ったもの。この写真でもバナナの花と実が写っているのが見える。このバナナの木をここに植えて何年経過したのだろう。ずいぶん時間がかかったように思うけれど、初めて実をつけてくれてうれしい。
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2022年4月23日(土) | ||||
先週ネット上で私の運転免許証更新の予約手続きをエドソンがやってくれた。でも、コロナ禍になってからいろいろな変更があったようで、すったもんだした。まず、うちの住所が農村地帯で番地などないのに、どうしても番地を入れなければいけないようなシステムになっていて、うちの正式な住所として存在する郵便局の私書箱番号を入れると、何だかわけのわからない別の番号の入力を追加要求されたり、もう何が何だかわからないという状態なので、無視して強制終了した。以前は視力検査や写真撮影や手続き費用の支払いなどすべてのことがポウパ・テンポという場所一ヶ所でできていたのだけれど、今回は視力検査などは別の検査場所で、手続き費用の支払いはまた別の場所で、写真撮影はなしといったちょっとわけがわからない状況だった。とにかく、今週火曜日の午前10時に一応検査の予約は取れたので行ってきた。まず、検査場所の住所をグーグルマップで調べてもその番地がない。近くまで行ってウロウロと探すとグーグルマップが示した通りと別の通りの角にある建物だということがわかり、やれやれ。そこで検査をしてもらい、検査料金を支払い、検査終了の書類をもらい、住所入力の問題を直してもらうために、そこから数ブロック先で徒歩で行ける距離にあったポウパ・テンポに行き、順番を待って、対応してもらい、手続き費用を支払う場所を教えてもらい、さらに2ブロックほど歩いてその場所に行って支払い手続きを済ませ、何とか完了。新しい免許証は20日後に郵便で届くのだそう。以前は同じポウパ・テンポで1週間もかからず発行されたので取りに行ったのだけれど、郵便事情の悪いブラジルで本当にちゃんと届くのかなあと心配は尽きない。 | ||||
2022年4月24日(日) | ||||
昨年9月に有効期限が切れてしまった私のパスポートを新たに申請して取得するためには戸籍謄本が必要なのだけれど、日本からの郵便が止まっている状態でどうやって取り寄せればいいのかと総領事館に問い合わせると、DHLやFedexといった国際宅配便は利用できるとのこと。でも、ブラジル最大都市のサンパウロ市で可能なことが、この大きな国のどこでも同じように可能だと思うのは脳内お花畑としか言いようがない。うちの近隣の町の中で一番大きな隣町のボトゥカトゥとか、ここから北西に2時間弱ほどの、以前日本の領事館があったバウルという大きな町ならいざ知らず、パーディーニョのような小さな町には配達などしてくれない。万が一配達してくれたとしてもセントロと呼ばれる町の中心部だけで、町外れの農村地帯などには配達してくれない。日系の旅行代理店に頼めば取り寄せてもらえると言うことだったので、前園さんにそういう代理店をご存じないかお尋ねすると、楽書倶楽部の発行を手伝ってくださっている二世の女性から情報を得て、連絡先を教えてくださった。そこに連絡をしてみると、では、戸籍謄本のコピーを送ってくださいという返信。えっ?戸籍謄本を取り寄せる必要があるから頼もうと思っているのに、コピーを送れ?どういうこと?ないから取り寄せてほしいと頼んでいるんだけれど?と、メールすると、では調査しますから添付の委任状を記入して送ってください。調査料金はいくらいくらですと言う。調査?自分の戸籍なので、本籍の住所もどこの区役所に行けば取得できるかもわかっているのに、何を調査するの?そういうことへの説明がまったくなく、わけがわからないので、代理店に頼むことは止めた。それで、一年くらい前からボトゥカトゥのマンションで一人暮らしを始めたジョゼ・ハファエウに頼んで、住所を使わせてもらおうとエドソンが提案してくれたので、兄に委任状を送って、戸籍謄本を取得して、送ってもらうことにして、何とか問題解決。こちらから送った委任状は丸2週間かかって広島に届き、兄がすぐ謄本を取りに行ってくれ、DHLで発送してくれたので、発送から2週間足らずの18日(月)にジョゼ・ハファエウのマンションに届いた。そして、この金曜日にジョゼ・ハファエウがうちまで持ってきてくれたのが、次の写真の封筒。ああ、持つべきものは頼りになる兄と友人。感謝。感謝。
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2022年4月25日(月) | ||||
次の写真は、家の南側の三角地帯のセドリーニョを撮ったもの。数日前に列の左側半分の木の足元の枝が払われ、右側半分はまだ払われていない状態の写真を掲載したけれど、先週の木曜日と金曜日にひとりで来てくれたパラナが作業を続けてくれ、すべてのセドリーニョの足元の枝が払われたので撮ってみた。
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2022年4月26日(火) | ||||
今年に入り、これからは気分転換に時々外食をしようと言ってくれていたエドソンが、日曜日の朝ご飯はどこかに食べに行こうと言うので、またホドサーブ・ストップに行ってきた。高速道路のカステロ・ブランコ上にはこのホドサーブの他に同じ系列のホドサーブがもう2つと、別の系列のものが1つ、そしてカンポネーザというレストランが1つあるのだけれど、帰りにコーンブレッドを買いたいと思ったので、ホドサーブ・ストップに行くことにした。でも、期待していたようなパンやハム、チーズ、卵と言った朝食メニューが揃っておらず、がっかり。果物も食べたかったのだけれど、値段が高かったので食べなかった。次の2枚の写真は、セルフサービスで取るようになっている場所の一部を撮ったもの。3枚目の写真は、私たちが選んだ朝食。ポンジケージョ(チーズのパン)と、ドーナツと、アセロラが混ざったオレンジジュースと、コーヒー。何だか食欲をそそられるものがなく、結局ふたりが選んだものが何故か同じだったことに笑ってしまった。これらを食べた後、コーンブレッドを確保して会計に行きかけたら、奥のレストランでも朝食が食べられるようになっていて、結構な数の人たちが食事をしていた。レストランは昼食からという思い込みがあり、朝食もあることを知らなかったので、こっちで食べれば良かったと後悔しきり。でも、ここはホテルが併設されているのだから普通に朝食が食べられるようになっていて当然だったのだ。そんなことに気づかなかったなんて、トホホ・・・。
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2022年4月27日(水) | ||||
二週間前に栄養士さんに受診して、いろいろ問診を受けた。私の食事の状態を把握するために、私が食べた食事を数日間写真に撮って送って欲しいということで、エドソンにスマホで朝、昼、晩と写真を撮ってもらい、先日の日曜日に、撮りためていた写真に写っているものが何かを簡単に記述する作業をした。そして、それをエドソンにメールで送り、エドソンから栄養士さんに転送してもらった。それで、せっかく写真があるのだから、私たちの典型的な朝食の写真をここに掲載してみることにした。私がいつも作るパン+クリームチーズと、サラダ+ゆで卵+ハムと、グラノーラにヨーグルトをかけたものと、コーヒーと、果物。この中で変化するのは、手作りパンが既製品の全粒粉の食パンになったり、コーンブレッドになったりするのと、果物も買い物に行ってくれるエドソンが何を買ってきてくれたかで変わる。そして、ゆで卵が目玉焼きになることもある。たまにパンケーキとバナナだったり、ソーセージがある時はホットドッグにすることもある。でも、やはり毎日の定番はこの写真の朝食。エドソンも基本同じものを食べるのだけれど、一番最初に私は飲まないりんご酢をスプーンに1杯飲み、私が食べるグラノーラは食べず、ムクナ(Lドーパを含む豆の粉末サプリメント)にヨーグルトを混ぜて食べている。私はムクナはコーヒーに混ぜて飲んでいる。
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2022年4月28日(木) | ||||
食卓の上で3つ花を咲かせたアマリリスの花が枯れ終わったら、今度は常に食卓の上に置いているサツキが2つ花を咲かせた。つぼみができてからずいぶん経つのだけれど、まるでアマリリスに遠慮でもしていたように、ようやく花開いた。左下の枝にはもうひとつつぼみがついているのが見える。花の数は少ないけれど、毎年律儀に咲いてくれる。ありがとう。
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2022年4月29日(金) | ||||
広島の友人が自宅マンションのベランダで育てている花々の写真を送ってきてくれた。私も以前、東京でアパート暮らしをしていた頃は、ベランダには何も置いてはいけない規則だったので、居間の窓際に鉢植えの木を置いたり、玄関先に大きな鉢を置いて、そこに少し花を植えていた。花や緑が身近にないと物足りない感じで、あると癒される感じがしていた。でも今は緑に囲まれているのと、ずぼらな性格でちゃんと花壇の世話ができないため、植えた木が育って花を咲かせるのにまかせて、花を楽しませてもらっている。植えたら植えっぱなしなのだけれど、数年すると花を咲かせるようになってくれる。花を咲かせるまでずいぶん時間のかかる木もあるけれど、それはそれで、花が咲いたときはとてもうれしく、いいものだなと思う。
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2022年4月30日(土) | ||||
先週の火曜日に運転免許証の更新手続きに行って、新しい免許証が届くのは郵便で20日後ということだったのだけれど、何と、水曜日にエドソンがパーディーニョに買い物に行った際、郵便局に行くと、新しい免許証が書留で届いていてびっくり。更新手続きから1週間で届いたことになる。ああ良かった!そして、その1週間前に、栄養士の人との問診の後、銀行に行っていろいろな手続きをしたのだけれど、その中で私たちの銀行のカードにはグレジットカード機能がついていないのに、カードに有効期限があって、それがきれているので、新しいカードを出してもらうような手続きもした。すると何とそれから2週間後のこの水曜日に、やはり銀行からも書留で新しいカードが届いていた。一方で、3週間前に発送された楽書倶楽部は届いておらず、書留でないとちゃんと届かないほどに郵便事情が悪化しているのだろうかと思った。今回の楽書倶楽部はこれまでになくあちこち届かないところがあって、「まだ届きませんか?」と前園さんが心配しておられたので、届いていませんでしたが、もったいないので再送はもう少し待ちましょうとご連絡をしたのだけれど、月曜日に他の人に書留で再送する予定なので、私宛てにも送りますということだった。まったくブラジルの郵便事情には困ったものだ。 次の写真は、先日の午後エドソンとふたりで採ってきたオクラとマシシとインゲン豆。オクラとマシシの収穫は初めてではないけれど、インゲン豆の収穫は初めてだった。マシシはこれまでラディッシュの酢の物に混ぜてみたり、玉ねぎとナスと一緒に炒めてみたりして食べているのだけれど、消費がなかなか追いつかない。今度はにんにくと一緒にマシシを炒めてみようとエドソンは言っている。
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