Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2021年12月1日(水) | ||||
先週土曜日、手伝いのパラナが兄弟だという人を伴って作業に来てくれ、最近ずっとやってもらっている道沿いの畝作りを続けてくれた。次の写真は、離れのところまで畝作りが済んだところを撮ったもの。激しい雨が降った際、丘の上からも流れてくる雨水が地面の表面の土を削り、道に流れ出ることを防ぐために、こういう畝を作る作業をしてもらっている。2枚目の写真は、離れの東側から北を向いて、道沿いに作られた畝を撮ったもの。最近手伝いのゼーはドナ・ベティのファゼンダでの仕事が忙しいのか、ずいぶん長い間ご無沙汰だけれど、パラナはお天気が許す限り、毎週土曜日に来てくれるので、こういう仕事がはかどって助かっている。
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2021年12月2日(木) | ||||
毎年、11月になるかならない位からスーパーに行くと、パネトーネと呼ばれるイタリアの伝統的なドライフルーツが入った発酵菓子パンが山のように積み上げられて販売されているのを目にするようになる。これはブラジルのクリスマス時期の定番のお菓子。ブラジルに来る前からパネトーネのことは知っていたけれど、わざわざ買って食べたことはなかった。そして、ブラジルで暮らし始めてから、いただいたり、自分たちで買ったりして毎年食べるようになった。ただ、クリスマスに食べるというよりも、年末年始の朝食で食べることが多いかな?そして、自分たちで買う場合は、ドライフルーツではなくチョコレートの入ったチョコトーネを買ってしまう。このパネトーネは、イースター前に大きな卵の形をしたチョコレートが色とりどりの包みに包まれてたくさん販売されるのと同様、あまり季節感のないブラジルでちょっとだけ季節を感じさせてくれるものだ。それにしても、パネトーネは販売が開始されるずいぶん前から生産が始まり、何ヶ月もの長い間お店で販売されるのだけれど、防腐剤でも入っているのだろうか?どうしてこんなに長持ちするんだろうと思ってしまう。
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2021年12月3日(金) | ||||
先日、Youtube上でたまたま見かけた番組で、茂木誠先生が古代日本人の起源について話していたのが、とてもおもしろかったので、以下にそのリンクをはってみることにした。日本人のご先祖さまである縄文人は武器を持たず、殺し合いをした形跡が無い平和的な人たちだったというのはいろいろなサイトで聞いて知っていたけれど、殺戮が繰り返されていたユーラシア大陸の巨大国家の影響を受けなかったのが攻め込みにくい環境にあったチベット高原と日本列島だったため、遠く離れたチベットと日本にY染色体の共通点があるというのはおもしろい事実だった。日本は大陸から侵略されにくい島国だったから、攻め込まれずこれまで何とか平和でいられたけれど、チベットは中国に侵略されてしまい、今、現在進行形で、日本は中国に飲み込まれるかもしれない危険な状況にあるのだと思うと何とも恐ろしい。 教科書には無いDNA解析で分かった古代日本人の起源~前編~(茂木誠)このサイトはこちらへ。 教科書には無いDNA解析で分かった古代日本人の起源~後編~(茂木誠)このサイトはこちらへ。 次の写真は、エドソンが作ったSDRZeroバージョン2。無線機がなくても、これをコンピュータにつなげるとコンピュータに無線機の受信機の役割をさせることができる。東京で暮らしていた頃、SDRZeroを作って以来、バージョンアップをして機能を充実させようと考えていたらしく、今回1ヶ月くらいかけて作ったということだった。「美しいでしょ?いつまで見ていても見飽きない美しさでしょ?」と言いながら私にも見せてくれて、いろいろと説明してくれた。私には機器のことはまったくわからないけれど、よくまあこんなものが作れるなあと感心してしまう。
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2021年12月4日(土) | ||||
11月の最後の日曜日に、エドソンが見せたいものがあるからカメラを持って付いてきてと言う。それで、カメラを持って付いて行くと、陽光桜のところまで来て、「ほら」と言う。あらまあ!花が咲いている。一枝に4つだけだけれど、花が咲いている。9月に咲いた際は、陽光桜は9月に咲くんだと思ったのだけれど、11月にまた花を咲かせるなんてと驚いた。今年は5月に咲くノイヴィーニャがきれいに咲いて、エドソンのオフィスの前の若いノイヴィーニャも花が咲いたのだけれど、今年はノイヴィーニャの様子がいつもと少し違っていて、エドソンのオフィス前の木や道沿いの木の何本かはいまだに花を咲かせてる。一体どうしちゃったんだろう?
次の写真は、ガビロバという果物の木に実がなりはじめたので撮ったもの。以前、たくさん花芽がついている写真を掲載したけれど、花が終わって、それらが今、実になりつつある。
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2021年12月5日(日) | ||||
昨日掲載したガビロバという果物の実はこれからだけれど、この木の側にあるピタンガとガベルーダという果物の木には実がなっているので写真を撮ってみた。ピタンガというのはブラジリアン・チェリーとも呼ばれる実で、ところどころにポツンポツンと実がなっている。エドソンは森の貯水タンクの水を汲み上げに行った帰りなどに、赤くなった実を見つけたらその場で1~2個採って食べているらしく、ひとつだけ持って帰って来てくれたので食べてみた。あまり甘くはないけれど、これはこれでおいしいと思った。
カベルーダという実の表面はうぶ毛のようなもので被われているので、hairly(毛深い)という意味のカベルーダという名前になったらしい。ピタンガと違って、この木にはたくさん実がなっている。緑色が黄色になると採って食べられるらしく、最後の写真は、エドソンが私に試食させようと採ってきてくれたそのカベルーダの実。皮が少し固く、種が大きく、果肉がほとんどなく、丸ごと口にいれて、ほんの少しの果汁をなめると言った感じの果物。味は悪くない。ガビロバもピタンガもカベルーダもブラジル固有の野性の果物なので、お店で見かけることなどないものばかり。せっかく広い敷地内で暮らしているのだから、こういうブラジル固有のブラジルらしい果物をエドソンは育てたかったのだろうと思う。
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2021年12月6日(月) | ||||
12月に入り、1日に毎年恒例の我が家のクリスマスツリーの飾り付けをした。何ということはないいつも同じ質素なツリーではあるけれど、コロナ禍の引きこもりの中での2回目のクリスマスをエドソンとふたり無事に迎えようとしていることに感謝。
先週、ネットショップのメルカド・リブレでコンポストを注文したとエドソンが言っていたその翌日、届いたのが次の写真のコンポスト。使用説明書と共に、オガクズやミミズも一緒に荷物の中にあり、エドソンは早速組み立てて、シュハスコ小屋の中の椅子の上に設置していた。台所の野菜くずを混ぜて、霧吹きで水を吹きかけたりして完成したので、次の写真を撮ってみた。台所から出た野菜や果物のくずは、これまで畑に埋めていたのだけれど、これからはこのコンポストの中のミミズのエサにするので、エッチラオッチラ穴を掘って埋める必要がなくなった。さてどのくらいの時間をかけて、どんな感じの肥料ができるのかな?楽しみ。
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2021年12月7日(火) | ||||
先週の木曜日の午後、エドソンはここから北へ車で1時間くらいのところにあるサンカルロスという町の、国立サンカルロス大学がブラジル宇宙機関の支援を受けて今年初めて開催した衛星オリンピックというオンラインイベントで、衛星通信に関する講演をした。このイベントでは、様々なプログラムが先週1週間続けられ、その他に月曜日から金曜日までの5日間、1日ひとりの講演者による講演もあり、エドソンは木曜日の講演の担当になったということだった。そして、午後3時から1時間の講演をして、その後質疑応答を受け、2時間近くの講演を無事終えたようだった。ただ、講演が始まる前にお水の用意をしておくのを忘れ、途中でとても喉が乾いて失敗したとボヤいていた。そのオンライン講演を自宅の事務所のコンピュータの前でしているエドソンの姿を、邪魔をしないように部屋の入り口からそっと撮ったのが次の写真。
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2021年12月8日(水) | ||||
12月1日に敬宮愛子内親王が20歳の誕生日を迎えられた。ああ、お生まれになられてからもう20年も経つのか?と、ちょっとした感慨にふけった。これまでさまざまな辛いことや困難を乗り越えられて、品のある凛とした佇まいの立派な成人女性になられたなあと、うれしく思った。このところずっとマコムロ問題に振り回されてストレスが溜まりまくっていた私を含めた多くの国民にとって、愛子さまの成人のお誕生日は心から喜べる慶事となったのではないだろうか?愛子さまが宮内庁を通じて公表された感想がまた秀逸で、心癒されるものだったので以下にそれをコピーしてみた。
![]() 成年という一つの節目を無事に迎えることができましたことを嬉(うれ)しく思います。 これまでの日々を振り返ってみますと、いろいろな出来事が思い起こされ、感慨深く思うとともに、多くの学びに恵まれた色濃い歳月であったことを実感いたします。同時に、学校の先生方やお友達を始め、日常生活において本当にたくさんの方々にお世話になり、お力添えを頂きながら過ごしてきたことを身に沁(し)みて感じます。様々な方と出会い、関わることを通じて、人と人とが互いに手を取り合い、交流の輪が広がっていく素晴(すば)らしさを学び、全ての経験が、今、私の財産となっています。今日に至るまで私の歩みに関わってくださった全ての方に深く感謝いたします。 そして、成長を見守り、温かい声をお寄せいただいている国民の皆様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。 天皇皇后両陛下には、これまで愛情深く大切に育ててくださり、どのようなときも一番近くで支えてくださいました。また、上皇上皇后両陛下には、幼い頃より私を優しく包み込み、お導きくださいました。心より有り難く思っております。 これからは成年皇族の一員として、一つ一つのお務めに真摯(しんし)に向き合い、できる限り両陛下をお助けしていきたいと考えております。そして、日頃から思いやりと感謝の気持ちを忘れず、小さな喜びを大切にしながら自分を磨き、人の役に立つことのできる大人に成長できますよう、一歩一歩進んでまいりたいと思います。 まだまだ未熟ではございますが、今後とも温かく見守っていただけましたら幸いに存じます。 世の中に目を向けますと、新型コロナウイルス感染症により、多くの方が亡くなられたことに胸が痛みます。また、この感染症の影響を受けて、現在も大勢の方々が厳しい生活を送られていることと案じています。全ての方に、平穏で彩り豊かな暮らしが一日も早く訪れることを願うとともに、また以前のように皆様とお会いし、お話しできるようになる日を楽しみにしております。 | ||||
2021年12月9日(木) | ||||
次の写真は、CQ ham radioというアマチュア無線専門誌の2021年11月号。エドソンがこの雑誌を「お兄さんに頼んで買ってもらってほしい」と言うので、相変わらず日本からブラジルへは郵便が送れない状況だけれど、買ってそちらで保管しておいてほしいとメールで依頼した。この雑誌に掲載されている「ブラジル初のWebSDRパブリック受信局特別レポート」という記事は、元々はブラジルの雑誌に掲載されたもので、それが英語に翻訳されてアメリカやドイツの雑誌に掲載され、その英語の記事が日本語に翻訳されてこの雑誌に掲載されたという経緯があるらしい。そして、この記事のWebSDRというのは、お隣のウィリアムが作ったものだけれど、その原型となるSDRプロトタイプを作った人としてエドソンの名前と彼のアマチュア無線のコールサインがこの記事の中に掲載されているということで、この雑誌がほしかったようだった。
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2021年12月10日(金) | ||||
広島の友人が10年ぶりくらいに宮島に行ってきたと言ってメールと写真を送ってきてくれた。宮島かあ~。私も最後に行ったのは10年くらい前かなあ・・・。彼女は宮島に行く前から宮島で食べるものを決めていたそうで、ねりモノを棒に細長くくるんで揚げた「握り棒」、もみじ饅頭を揚げた「揚げもみじ」、大粒で皮がはじけている「焼き栗」、ねっとりと甘い安納芋の「焼き芋」を食べて満足だったよう。そして、送ってきてくれた写真は「チーズ揚げもみじ」。「パリッとした薄皮と少し溶けているチーズが以外とナイスマッチです」とあった。もみじまんじゅうは中のあんがチョコレートやチーズのものが販売されるようになった頃、驚いたものだけれど、それらが何十年もの間に定着して、今度は揚げもみじなんてものも考え出されたんだね。そういうものがあることを今回初めて知った。それにしても日本はおいしいものがあふれていていいなあ~。うらやましい!!私も宮島ではお茶をサービスで出してくれるお店があったので、そこでもみじまんじゅうを買ってお茶をいただいて、よく一服していたなあ~。この揚げもみじの写真のお店の感じがそのお茶をサービスしてくれるお店に似ている。ひょっとして同じお店かな?そして、宮島に渡る前に、何というお店だったか名前が思い出せないけれど、穴子飯がおいしいことで有名なお店があったなあ。そこの穴子飯がまた食べたいなと思った。友人は宮島においしものを食べに行くのが目的だったのかと思ったら、「ロープウェイにも乗りブルーの瀬戸内海の風景を眺めたり、膝をガクガクさせながら山歩きをしたりであっという間に日暮れとなった初冬の一日でした」とあり、食べ物だけでなく、宮島を十二分に堪能したようだった。
次の写真は、宮島の朱色が綺麗な五重の塔と毛づくろい中の2頭の可愛い小鹿達。これらも宮島らしい光景だ。
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2021年12月11日(土) | ||||
最近、Youtube上の番組で、玄関にサンスベリアを置くと、外から入ってくる邪気を払ってくれて、その家の運気が上がるというのを見たので、友人にそのことを伝えると、「15年位前に百均で買った1枚の葉が増えたり枯れたりしながら生き残っている小さなサンスベリアとラジオ体操のシニアから頂いた南天です」と言って写真を送ってきてくれた。彼女の家の靴箱ははめ込みになっていて玄関には何もないため、板切れの上に急仕立てで置いてみたのだそう。彼女のサンスベリアは小さ過ぎて邪気払いの力も弱弱しい気がしするので、バックアップに縁起物の南天に控えてもらったということだった。すっきりときれいな玄関なので、これできっと邪気は入ってこれないだろうと思う。うちも玄関にサンスベリアを置きたいけれど、引きこもり生活が続いているので、苗木屋さんに買いに行けるのは一体いつのことになるやら・・・。トホホ・・・。
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2021年12月12日(日) | ||||
うちの鶏たちは、たまに卵を生んでくれない時もあるけれど、ありがたいことに、だいたい毎日1個から2~3個生んでくれる。先日は初めて5個生みつけられていたので驚いた。つまり5羽いる鶏全員が生んでくれたことになるのだけれど、これまでの最高は4個だったので、これは本当に初めてのことだった。そして、最近、ワンコたちとの昼食後のお散歩の際、お散歩ルートの側にあるパイネイラや桜や松の木の下にダンゴーラの卵が1つ、2つ、3つと生みつけられていることがあるようになったので、以来、毎日注意して見るようになった。そうすると先日、入り口ゲートの西側のエリアに数羽のダンゴーラたちがいて、1羽が座り込んでいたので、エドソンが「卵を抱いているのかなあ?後で調べてみよう」と言っていた。その翌朝、その入り口ゲート近くの、お隣のコーヒー農園との間の柵の農園側の背が高く伸びたブラキアーリアの草むらの中に、12個の卵が生みつけられていて、誰も卵を抱いていなかったからと、エドソンがプラスチックの容器とおたまを持って行って、3個だけ残して、9個ほど取ってきたと言って、台所の流しに置いてくれた。それで撮ったのが次の写真。そんな訳で現在、鶏の卵に加えてダンゴーラの卵もたくさんあって、うれしい悲鳴をあげている。それで金曜日の朝食には、ダンゴーラの卵で玉子焼きを作って、パンにはさんでタマゴサンドを作って食べた。ダンちゃんたちに感謝。
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2021年12月13日(月) | ||||
エドソンが食料品の買出しに行ってくれるのは通常金曜日か土曜日なのだけれど、先週の木曜日は午後からエンブラエー高校に行くから、帰りにスーパー・コンフィアンサで買い物をして来ると言って、ついでにコンフィアンサの近くの日系食料品店のドナ・マリナでしか手に入らないオーガニックのりんご酢がなくなりそうなので、ドナ・マリナにも寄って、野菜や果物もいろいろ仕入れて来てくれた。次の写真は、レタス、ルッコラ、ほうれん草、花ブロッコリーが2束ずつが入った箱と、その手前は大根、絹さや、白菜が入ったかご、そして、右側にいんげん、しいたけ、ぶどうの入った箱。この中で、大根、いんげん、白菜は、パーディーニョのスーパーだけでなく、スーパー・コンフィアンサでもめったに手に入らない貴重な野菜たち。コロナ禍になって以来、買い物は2週間に一度と出かけて行く頻度を減らしていたのだけれど、最近は毎週行くようになったので、レタスやルッコラは2束だと多すぎるので、次回からは1束でいいかなと思っている。
次の写真は、スーパー・コンフィアンサでクリスマス用に大小のポインセチアを販売していたので、小さいサイズのものを選んだと言って持って帰ってきてくれた本当に小さなポインセチア。それで、以前買ってきてくれたチューリップが入っていた赤い紙の容器がポインセチアの色と同じでいいかな?と思ったので入れて、テーブルに置いて撮ったもの。ポインセチアの後ろのランは花が終わってしまっているけれど、右側のランはまだ花が咲いている。
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2021年12月14日(火) | ||||
くちなしの花はここではこれまで毎年11月に咲いていたのだけれど、今年はまったく咲かず、どうしちゃったんだろう?と思っていた。そうしたら12月に入りひとつ花が咲き始めていることに気づいた。側に行って見ると、他にもたくさんつぼみがついていて、これから咲くようなのでほっとした。1枚目の写真を撮った2日後くらいに、もうひとつ花開いたので撮ったのが2枚目の写真。そしてさらに2日後くらいには9つ花開いたので撮ったのが3枚目の写真。ここには大中小と成長具合の異なる3本のくちなしの木があるのだけれど、そのうちの真ん中の一番大きく成長している木だけに花が咲き、他の木にはつぼみすらついていない。何故かこの木だけが元気。でも、例年よりも一ヶ月遅れではあるものの、今年も咲いてくれてありがとう。
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2021年12月15日(水) | ||||
エドソンが、家の下の彼のワークショップとオフィスと洗面所の掃除と、グアンドゥ豆の種蒔きを週末くらいに手伝ってと言っていたのだけれど、土曜日はふたりとも何をしていたのか?どちらもやらなかったため、日曜日の午後、家の掃除が済んでからエドソンに「掃除する?それとも種蒔きする」と聞くと、「雨が降るのは明日の午後からだから、種蒔きは明日の午前中にして、今日は掃除をしよう」と言うことで、掃除機やら雑巾とバケツやらを持って降りて、ふたりで下の掃除をした。そして、月曜日の午前中、洗濯が済んでから予定通りグアンドゥ豆の種蒔きをした。これよりも2~3週間くらい前に、手伝いのパラナに結構たくさんグアンドゥ豆の種蒔きをしてもらったのだけれど、すでに芽が出てきている。それに気を良くしたのか、月曜日からしばらく雨が続く予報だったこともあり、種蒔きにはちょうど良いタイミングだから、もっと種蒔きをしようとエドソンは考えたようだった。次の写真は、パラナが蒔いてくれたグアンドゥ豆の芽が出ているところを撮ったもの。画面の手前に3つほど芽が出ていて、その後ろ右側にも芽が出ているのが見える。その左側は、やはりパラナに移植してもらった芝生。これらの向こうにもグアンドゥ豆の芽や移植した芝生が見える。防風林の北側の丘の斜面は、草を取り除いてきれいになっているのだけれど、まだ土がむき出しの裸の状態なので、斜面の下の方からノイヴィーニャの苗木を移植したり、グアンドゥ豆の種を蒔いたり、芝生を移植したりと、裸の状態から木がたくさん生えている状態に変える作業を少しずつゆっくり進めている。
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2021年12月16日(木) | ||||
家の前の庭の糸杉と白いポインセチアの木の前に、小さな白い花が咲く小さなバラの木があるのだけれど、そのさらに手前にいわゆる雑草が生えてきていたのをそのままにしていたら、先日きれいな花を咲かせていたので写真を撮ってみた。この草花はポツンと1本だけ生えてきているのをあちこちで時々見かける。オレンジ、白、薄ピンク、ピンク、黄色と、咲き始めから完全に花開くまでいろいろな色の変化が見られる不思議な花。名前も知らない雑草だけれど、こういうかわいい花を咲かせると取り除くことなんてできない。2枚目の写真は、少しカメラを引いて位置関係がわかるようにしてみた。
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2021年12月17日(金) | ||||
次の写真は何だかわかるだろうか?これは居間に置いているはるとひろのベッドで、その底の部分にTシャツを縫い付けているのだけれど、Tシャツの上下だけ縫い付けて、左右は縫い付けていないため、その隙間からTシャツの下に潜り込んでいる2匹を撮ったもの。このベッドに使われている布はきれいな色合いの生地なのだけれど、シャカシャカ爪でひっかく癖のあるはるのような犬には向いていない素材で、底の部分がぼろぼろになって破れてしまい、中のクッションが見えるような状態になってしまっていた。それで、古くなってシミまでできていたため使っていなかった大きなTシャツを底に縫い付けたのだけれど、上下はちょうどいい長さでも、左右はちょっと幅が足りず縫い付けれらなかった。でも、底のカバーとしてはこれでもまあいいかなと思い使っていたら、はるがたまにTシャツの下に潜り込むようになり、この日はひろまで一緒に潜り込んでいたので写真を撮った。左上に少しだけ見えているのはひろのお尻。この子たちの遠い昔のご先祖さまは地面に穴を掘って寝ていたらしいので、毛布やタオルに包まっていると気持ちがいいらしく、寒くなくてもこんな風に包まりたい気分になるようだ。2ヶ月近く前に縫い付けた時は白かったTシャツだけれど、すでにだいぶ汚れて穴もたくさん開いてしまっている。ひろがベッドの縁をかじり、はるがベッドを爪で引っかく癖は何とかならないものかなあ~。
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2021年12月18日(土) | ||||
カナダ在住でカナダの航空会社のキャビンアテンダントとして働いている大阪弁の若い男性のYoutubeチャンネルがおもしろくて、時々見るのだけれど、つい最近、大阪に緊急帰国した際の様子をアップしているものを見て、日本に入国するためにはスマホに2つのコロナ関連のアプリをインストールしておかなけらばならないということを説明していた。「えっ、じゃあ私みたいにスマホなんて持っていない人はどうなるの?」と思った。そうしたら、12/17(金)の現代ビジネスの記事に大板橋 五郎(ルポライター)という人が書いた『日本に帰国したら成田空港で壮絶いじめ 「古いスマホなら1万5000円払って」』という前編記事と、「いま日本に帰国すると、成田空港であなたを待ち受ける強烈なリアル『イカゲーム』」という後編記事があり、彼が経験した入国時のすったもんだを読んで、ちょっとため息が出た。以下に、その前編の記事のごく一部だけれど、アプリのインストールのトラブルについて触れている部分をコピーしてみた。
********** 「ノートパソコンは駄目ですね。iPadも対応していないんですよ。ほかのタブレットはもっていませんか」 「AmazonのFireタブレットならもっています」 「あっ、それならいけるかもしれない。Amazonの端末はアンドロイドですからね。前にCOCOAをインストールできたことがありました」 そこから30~40分Amazonタブレットをいじってもらったものの、COCOAがインストールできない。古いFireタブレットだからか、アプリに対応していないというのだ。 こうして筆者は、15,000円を支払ってアプリ用のスマートフォンをレンタルするハメになった。世の中にはiPhone4Gを大事に使っている者もいれば、らくらくホンやガラケー派もいる。全国民に使ってほしいアプリを開発するならば、すべての端末に対応した設計にするべきだ。COCOAの開発に、政府は3億9,000万円も使ったと聞く。これだけの大金を使って、よくもこんなポンコツアプリを作ったものだ。 | ||||
2021年12月19日(日) | ||||
いつだったかだいぶ前に、階段横の箱庭のダリアが1つ2つ咲いたので、写真をアップしたけれど、それ以後、咲いては終わり、咲いては終わりをずっと繰り返していて、今年は息がとても長く、いまだに花を咲かせている。先日の午後、雨が少し降っていたのだけれど、比較的明るかったので、その花の写真を撮ってみた。一番手前のアルメイラオンという葉物野菜は、時々ダンちゃんたちに食べられたり、枯れて茶色くなったりして、ちょっと見かけは悪いけれど、とにかく今この箱庭の植物たちはとても元気に葉を茂らせている。
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2021年12月20日(月) | ||||
2021年12月18日(土)付けのWEDGE Infinityというサイトを岸信夫防衛大臣がリツイートしていたというニュースがあったので見てみた。「その事業者は一体誰? 〝ソーラーバブル〟に沸く日本 脱炭素って安易に語るな」というタイトルで平野秀樹 (姫路大学特任教授授)という人の記事だった。これを読んで日本がじわじわと中国の植民地になりつつある実態に、大丈夫か日本?と思ってしまった。さらに高市早苗さんたちが再度進めていたウイグルジェノサイド非難決議をシェイシェイ茂木氏が握りつぶしたというニュースもあり、一体日本はどうなっているんだと暗い気持ちになった。この記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年12月21日(火) | ||||
先日、家の外でドスンドスンという音がしたので、何だろう?と思い見るとエドソンが鍬とマーガレットの花を持ってどこかに向かっていた。家に戻ってから「何してたの?」と聞くと、家の前の車寄せのところで咲くマーガレットを少し鍬で取って、離れの側に植え替えてきたと言っていた。それでどんな風に植え替えたのだろうかと思い、カメラを持って行って、撮ったのが次の写真。3株に分けられたマーガレットが道沿いに植えられていた。マーガレットの花はとても強く、季節が過ぎて枯れて姿がなくなっても、翌年また生えてくるので、移植しても元気に育つのではないかと考えたようだった。側に点々とある緑の草のようなものは、それよりもずっと前にここに移植した芝生。画面少し上に緑色の芝生が桜の木の下で広がっているけれど、ここもこんな風に芝生で被いたいので、時間はかかるだろうけれど、移植したというわけ。
次の写真は、マーガレットを撮ったついでに撮った離れの軒下にできたマリンボンドという蜂の巣。離れができてから比較的すぐにこの巣ができてしまったので、取り除かなくてはとエドソンと話しつつ、一年以上そのままにしていたら、マリンボンドの天敵の鳥が巣に穴を開けてマリンボンドを食べてしまったようで、今では破壊されて巣は空っぽになっている。画面下の足元には破壊された巣の破片が落ちている。
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2021年12月22日(水) | ||||
先月Youtubeで、女性はみな例外なくタンパク質と鉄不足で、量的ではなく質的な栄養失調なので、糖質制限をして、プロテインと鉄を摂取することで、様々な体調不良を改善することができるという「栄養療法」というのを推進している藤川徳美先生という医師のインタビュー番組を見た。話し方から広島の先生かな?と思っていたら、やはりそうだった。この栄養療法というものはなかなか説得力があったので、私も始めてみようと思い、エドソンにホエイプロテインとキレート鉄のサプリメントを買ってほしいとお願いしていた。ネットでいろいろ調べて研究してくれたようだけれど、選択肢が色々あり過ぎるのか、なかなか買ってくれないので、この月曜日にはるとひろをヴィラシーコに連れて行って予防接種をしてもらった帰りに、パーディーニョの薬局に寄って、次の写真のホエイプロテイン(チョコレート味)と、鉄も含まれているマルチビタミンを買ってもらった。マルチビタミンは女性用ということなので、エドソンには向かないかもしれないけれど、ホエイプロテインだけでもエドソンも飲むといいからと勧めて、とりあえず、プロテインに対するお腹の反応をみるために、袋に記載されている規定の量よりも少し少ない量をふたりで飲み始めてみた。
藤川徳美先生のインタビュー番組はシリーズであるのだけれど、とりあえず、ここではシリーズの一番最初の番組のサイトにリンクをはってみる。このサイトはこちらへ。 | ||||
2021年12月23日(木) | ||||
令和の代替わりで行われた御所などの改修工事にかかった費用を、宮内庁が出している年度予算の概算要求を元にまとめている人がいたので、その情報をここでシェアしてみようと思う。昭和から平成への代替わりで行われた御所の改修工事費は、はっきりとした数字は憶えていないけれど、今回の10倍以上の高額だったことから考えると、今上陛下の慎ましさと同時に、退位されたご夫妻と弟宮家の段違いで高額な費用には、ただただ驚いてしまう。世界遺産の姫路城の改修工事にかかった費用が28億円だったそうなのだけれど、それと比較しても、A宮邸の改修工事費用が34億円だなんて多すぎないか?と思ってしまう。そして、別のニュースで聞いたことだけれど、A宮家の実際の工事費用と予算の間には8億円くらいの不審な差額があるらしく、頑なに会計監査を拒否している宮家には不信感が募る。何をそんなに隠そうとしているのかと勘ぐりたくなってしまう。A宮は、兄宮が天皇に即位する際の重要な儀式である大嘗祭は、日本国と日本国民にとってもとても大事なものであるにもかかわらず、身の丈に合った儀式にすべきだなどと、おかしな批判をしていたけれど、自分が不必要に税金を散財していることは身の丈に合っているとでも思っているのだろうか?
天皇家
上皇ご夫妻
秋篠宮 | ||||
2021年12月24日(金) | ||||
![]() 今月に入り、エドソンがボトゥカトゥのアヴァンというデパートに一緒に買い物に行こうと話していて、この火曜日の午前中、行ってきた。私にとっては実に1年9ヶ月ぶりのショッピングのための外出になった。アヴァンというデパートは昨年の3月、コロナパンデミックで私たちが引きこもる直前に開店したため、まったくご縁がなかった。エドソンは2~3ヶ月前にベッドシーツや靴下を買いに二度ほど行っているので、お店の様子は聞いていたけれど、実際に行って見ると、とても大きなお店だった。一階が広い駐車場で、二階がお店という作りになっていて、広いフロアに衣料品、台所用品、バスタオルなどを含むお風呂/洗面所関連用品、電化製品、カーテンや絨毯やクッションなども販売されていた。我が家の離れの寝室用のベッドを買ったら、ベッドシーツや掛け布団など必要なものはここで揃えられることが確認できた。今回はワイングラスと、私たちの下着、靴下、バスタオルなどを買った。ワイングラスはここで暮らし始めてから買って使っていたのだけれど、食器洗いの際、私がひとつ、またひとつと壊してしまい、とうとうひとつだけになっていたので、買わなくちゃと話していて、今回買ったのだけれど、これまで使っていた安物ではなく、結構いいグラスで、薄くて大きいので、何だかまた私が壊してしまわないかとても心配。取りあえず箱からグラスを4つ出して洗って、食器棚に収めた。写真のワイングラスの箱の右側に写っているのは、床を拭くためにやはりここで買ったモップ。雑巾部分が取り外して洗えるようになっているので、便利かなと思い、使ってみることにした。
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2021年12月25日(土) | ||||
アヴァンで買い物をした後、筋向かいにあるスーパー・コンフィアンサに行き、食料品と大晦日用のスパークリングワインを買った。クリスマス用のチェスター(胸厚の鶏)の丸焼き用のお肉は、エドソンが前の週にエンブラエー高校に行った後、時間があったので、コンフィアンサに寄って買っておいてくれたので、これでクリスマスと大晦日のささやかな準備はほぼ完了。そして、ボトゥカトゥからの帰り道、ふと思いついて、農業資材や野菜の種や苗だけでなく、観葉植物なども販売するようになっていたカコというお店に寄ってみた。そうしたら、ほしかったサンスベリアの鉢植えがあったので、即購入。苗木専門店のプロ・ヴェージまで行かないと手に入らないかなと思っていたので、こんなに簡単に手に入れることができ感謝感激。帰宅後、早速玄関の土間を上がった左奥に置いた。これまではアジアンタムの小さな鉢をここに置いていたのだけれど、このサンスベリアの鉢は大きいので、存在感がだいぶ違う。これをここに置いた後下から上がってきたエドソンが「おお~、なかなかいいねえ」と言っていた。次の写真のサンスベリアの左側の椅子は、靴を履く際、ここに座って履くために置いているもの。
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2021年12月26日(日) | ||||
次の写真は、エドソンがスーパー・コンフィアンサで買ってきてくれたクリスマス用の鶏肉。胸厚の鶏の名前はチェスターだとばかり思っていたら、チェスターという名前はブランド名のひとつだそうで、この写真の鶏肉はチェスターではなくフィエスタという名前なのだそう。鶏の丸焼きはふたりだけの食卓には大きすぎるので、いつも胸の部分だけのものとか、なるべく小さなものを選んで買おうと探すのだけれど、今回は胸の部分だけというものがなく、小さいものもなく、中に詰め物がしてあるこの大きなものしかなかったので、大きすぎるけれど、これを買ったということだった。それでこのまま丸焼きにする場合は冷凍庫から即オーブンに入れることができるらしいのだけれど、1羽丸ごとだと24日と25日の2日間では食べきれないので、半分に切って焼こうということになり、まず解凍してからエドソンに半分に切ってもらった。
次の写真は、24日のクリスマスイブディナーの食卓。献立は半分に切ったフィエスタの丸焼きと新ジャガのサラダと茹でた花ブロッコリだけ。フィエスタのお腹に人参やインゲンなどの野菜とカサバ(または、キャッサバ)の詰め物がしてあるので、それで野菜は十分かなと思い、こんな感じになった。簡単で質素な食卓だけれど、私たちはこの胸厚で柔らかいお肉のチェスターないしフィエスタを一年に一度のクリスマスでしか食べないので、ちょっと特別感がある。そして、デザートはエドソンの希望で、なんちゃってティラミスを作った。黄身がとても濃い黄色のダンちゃんたちの卵を使ってスポンジケーキの部分を焼いたので、まるでかぼちゃのケーキのように黄色いスポンジケーキになった。
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2021年12月27日(月) | ||||
24日はクリスマスイブだったのに、パラナが仕事に来てくれたのでびっくり。なんちゃってティラミスを作るためにダンちゃんの卵を6つも使ったのだけれど、パラナが作業中にダンちゃんたちが新しく卵を生みつけている場所を発見してくれ、7つも卵を持ってきてくれたため、保存しているダンちゃんの卵がプラスマイナスして、プラスになった。ああ、ありがたや!そして、エドソンがパラナに言って、古くなったマンジォカを取り除く作業をしてもらった過程で、掘り起こしたひとつを、ベランダの側に持ってきて私に見せてくれたので、その写真を撮ってみた。1.5メートルくらいの長さで、まるで大きなヘビのようだ。こんなに大きくなってしまうと、硬くなっていて食べることはできない。でも、鶏たちは喜んで食べてくれるので、鶏たちに食べてもらうことにした。ちょうどクリスマスイブということもあり、真面目にいい仕事をしてくれるパラナにはボーナスというか、クリスマスプレゼントとして、日当を上乗せして支払おうとエドソンと話し、100レアル上乗せしてあげたらとても喜んでくれた。
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2021年12月28日(火) | ||||
先日、私がたまに見るYoutuberの闇のクマさんが、PRESIDENT Onlineに掲載された『「お前らを漁師に戻す」ソマリアの海賊をあっという間に消滅させた"すしざんまい社長"の声かけ・・・年300件の海賊行為が一気に消滅』という記事を紹介していた。ソマリア沖の海賊が問題になっていた頃、単身ソマリアに行って海賊と話をしたというのも驚きだけれど、ソマリアの海賊は食べられないから生きて行くために海賊行為を行っているということを知って、彼らは元は漁師なんだし、ソマリア沖はキハダマグロのいい漁場なのだから、彼らに船を与え、マグロの獲り方を教え、獲ったマグロを保存する冷凍倉庫、流通設備を整え、獲ったマグロはすべて買い取るということを考え、彼らを説得して、その考えを実行。その結果海賊行為がゼロになったという事実に、すこい偉業だと思った。世界中が困っていて、日本からも海上自衛隊がこの海域を航行する日本の船舶を護衛するためにはるばる行っていたりした問題を、たったひとりの人、しかも一民間人の日本人が解決したなんて・・・、こんなすごい人がいるなんて、うれしいと思った。この事実は欧米では良く知られているらしく、ハーバードビジネススクールのケース・スタディーとしても取り上げられたというのだけれど、日本ではほとんど知られていないし、あまりいいニュースのなかった2021年を締めくくるのに、とてもいい記事だと思ったので、以下にリンクをはろうと思った。でも、この記事を見て2日後くらいには掲載期間が終了したとかで、読めなくなってしまっていたのでリンクをはれなかった。残念!途上国援助の真髄は、魚を無料で与えることではなく、魚の獲り方を教えて、自立させることというのはよく言われることだけれど、実際にはなかなかそのような援助はされていない。でもこのすしざんまい社長のしたことは正にそれを実践したとてもいい例だと思った。 と、ここまで書いた後、Youtube上のとっさんTVのとっさんがこの同じ記事を取り上げていて、半分本当、半分盛りすぎと言って、詳しく解説してくれていたので、そのサイトにリンクをはってみた。そのサイトはこちらへ。 | ||||
2021年12月29日(水) | ||||
フィリピンのVipからのメールにお揃いのパジャマを着て家族で一緒に写った楽しい写真が添付されていた。それで彼の許可をもらい、このブログにその写真を掲載させてもらうことにした。Vipと初めて出会ったのは42年前。来年の3月で丸43年になる。でもVipのお母さん(を始めとするモレンテ家の人々)と私の父が出会ったのは戦時中のことなので、80年近く前のことになる。Vipはモレンテ家の長女のDivaさんの長男。つまり私たちは第二世代ということになる。モレンテ家と我が家で今つながっているのはVipと私だけだけれど、今でもつながっていて、お互いの幸せを願いながら親しい関係を続けていられることはとても幸せなことだとつくづく思う。出会った時はふたりとも20代と若かったけれど、Vipは今では孫もいる立派なおじいちゃん。私も年をとっておばあちゃんになってはいるけれど、子どもも孫もいないので、オフィシャルには誰からもおばあちゃんと呼ばれることはない。でも、呼ばれてみたい気もするなあ・・・。
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2021年12月30日(木) | ||||
10月下旬にはるとひろをヴィラシーコに連れて行って、健康診断と予防接種をしてもらおうと思ったのだけれど、血液検査の結果、はるは貧血状態だったので、しばらく薬を飲ませてその状態から回復させてから予防接種をしようということになっていた。でも、処方された薬がヴィラシーコにもポリヴェットにもなく、ヴィラシーコのドトーラ・ジャナイーナは休暇に入ってしまったため薬を入手することができず、その間、まずはちょっと痩せすぎなはるの状態を回復させようと、毎日与える食事の量を増やしてみた。以前、食事の量を増やす際、特別食の量はそのままで、ドッグフードを特別食に混ぜて増やすということをしたのだけれど、体重は増えたものの、やはり肝機能に負担がかかったようで体調を崩してしまったため、体重が増えるのは良くないのかなと思い、また、食事の量を元に戻していた。でも、今回はドッグフードは与えず、私が作る2日分の特別食の材料それぞれの量を増やして、それに加えるサプリメントの量も増やして与えるようにした。そうしたら何だかとても調子が良くなり、元気はつらつという感じで、体重も少しずつ増え、体調を崩すということはなかった。そして、12月20日に再度ヴィラシーコに行って血液検査をすると、薬を飲んでいないのに、貧血が解消していて、ドトーラ・ジャナイーナも驚いていた。はるの体重は400グラム増えていた。つまりはるにとって体重が増えることが問題なのではなく、ドッグフードが良くないのだということを再確認することになった。何はともあれ、特別食を食べている限り元気でいられるようだということがわかり良かった。そして、ひろの肩にできていたしこりを検査に出してもらっていたのだけれど、その結果は腫瘍ではなく、ただの嚢胞だといういうことがわかり、これもほっとひと安心。この嚢胞が大きくなるようだったら手術で取り除いた方がいいかもしれないけれど、今の状態であれば何もしなくてもいいと言うことだった。それで、はるとひろはコロナ禍で去年と今年に受けることができなかった予防接種を今年も終わろうかという時期にようやく無事に受けることができた。これで何とかふたりの健康状態に不安なく年を越せることになり、本当に良かった。次の写真は、クリスマスの日の夕方、床に置いたスナックを前に「待て」をしているひろ(左)とはる(右)。ふたりともめちゃくちゃかわいい!と、親バカ丸出しで思う。君たちがいてくれるお陰で私たちはとても幸せだよ!ありがとう!
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2021年12月31日(金) | ||||
我が家にはもうひとりかわいこちゃんがいることを忘れてはいけない。玄関前のベランダで四六時中警備活動をしてくれているアルソックならぬメイソック。ダンちゃんたちが家の前の庭や芝生に来ている時は、じっと眺めていたり、一緒に遊びたい時は追いかけ回したりはするけれど、めったに吠えたりはしない。でも、ダンちゃんたちがベランダの欄干の上に来たり、階段横の箱庭に来たりすると、「来ちゃダメ!」というようにダンちゃんたちに向かって激しく吠えるので、ああ、ダンちゃんたちがベランダか箱庭に来ているんだなとわかる。そういう時は玄関から出て、ダンちゃんたちに「ここに来ちゃダメ」と言って追い払っている。めいはとても賢い子なので、自分の役割がわかっているのだろうと思う。そして以前、ご飯の時間になると家の中のはるとひろが大騒ぎをするので、ご飯の時間だとわかるらしく、私がご飯を持って出てくるのを玄関の前でお座りをして待っていると書いたけれど、次の写真は、その証拠写真。その日によって、お座りではなく、立っていることもあるけれど、割合的にはお座りしていることの方が多いように思う。この他にもはるとひろとのお散歩から戻ると、次は自分のお散歩の番だと知っているので、同じように玄関扉に向かってお座りをして、私がめいのお散歩用のリードを持って出てくるのを待っている。めいは本当に賢くてかわいい。
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