Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2021年11月1日(月) | ||||
10月30日付けのニッケイ新聞に、友人の毛利さんの記事が掲載されていたので、以下にリンクをはってみる。『《特別寄稿》今、蘇るフェノロサの訓告=「奈良(日本)文化の保護保存の大任は、すなわち奈良(日本人)の人が尽くすべき義務であり栄誉である」=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子』フェノロサという人の名前も廃仏毀釈という言葉も聞いたことはあるけれど、具体的なことはほとんど知らなかったので勉強になった。何かを破壊することはとても簡単なことだけれど、伝統や文化を残して行くことがどれだけ大変なことなのか、もっと自覚しなければならないと思った。この記事を読んで、伝統というのはただ古いものではなく、変化する価値観に耐え抜いてきた、時間の重みに耐えて残ってきたものだという、動物行動学研究家の竹内久美子先生の言葉を改めて思い出した。日本は「世界的に唯一無二の国」という事実を日本人はもっとしっかりと認識しなければならないのだけれど、日本の外で暮らしたことがなく、日本の良さを実感できない人たちには難しいことなんだろうか?この記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年11月2日(火) | ||||
日曜日は朝から雨だったのだけれど、お昼時は少し雨の止み間があったので、ワンコたちと短めのお散歩をした。そして離れの側まで行くと、入り口ゲートの手前辺で煙のようなものが地面を這っていたので何だろう?と、見ていると、どうやら霧が東側の丘の上から地面を這うように流れてきているのだとわかった。ワンコたちとのお散歩の後、カメラを持って出て行って、離れの手前で入り口ゲート方向を向いて撮ったのが次の2枚の写真。この写真を撮る前にめいと防風林の小路を上がって見ると、丘の上の見晴らし台の辺りから西に向かって、防風林の北側のエリアで霧が出ていた。側に行くと空気が冷たかった。いつもは南西から北東に向かって霧が上がって来て、家が霧で包まれるのに、この時は家の回りは霧が出ていないのに、防風林の北側から向こうを東から西に向かって霧が移動していた。こんな霧の動き方を見たのは初めてだった。
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2021年11月3日(水) | ||||
先週の土曜日にパラナが手伝いに来てくれたので、タケノコを10本採って茹でて、アイスクリームの容器に入るだけ入れて持って帰ってもらった。彼もご多分に漏れず、タケノコは食べたことがないそうで、エドソンがお料理の方法をいろいろ教えてあげたと言っていた。そして、何故か月曜日にも手伝いに来てくれ、タケノコのお返しと言って、タケノコを入れてあげたアイスクリームの容器一杯に掘りたてのようなピーナツを持って来てくれた。「タケノコはとてもおいしかった。気に入った」と言ってくれたので、この日もタケノコを採って、今回は皮を剥かずに根元の固い部分だけ切り落としたものを8本あげた。2日の火曜日はフィナードス(ブラジルのお盆のようなもの)で休日だったのだけれど、月曜日は休日ではなかったのに、ドナ・ベティの所の仕事でお休みをとって連休にしたのかな?なのにわざわざうちには仕事に来てくれたの?と、ちょっと不思議に思った。
日曜日に毛利さんからのメールで聞いてはいたのだけれど、11月2日のニッケイ新聞に、正式に次のような発表がされていた。その一部を以下にコピーしてみる。『さて、この度は急なご連絡になりまして誠に恐縮ですが、ニッケイ新聞はブラジル日系社会において唯一のコミュニティペーパーでありましたが、コロナ禍による読者や広告主の減少により経営環境の悪化が進み、今年末に廃刊することとなりました。すでに、共同通信や時事通信の記事を読まれている方も多いと思います。それを受け、日本で手広く社会福祉法人経営などを手がけ、一般社団法人日本海外協会代表理事でもあります林隆春氏が新たにサンパウロにてN P O法人ブラジル日報協会(ASSOCIAÇÃO BRASIL NIPPO)を立ち上げることになり、同協会が新しい邦字紙「ブラジル日報」を1月から発刊する運びになりました。ブラジル側の代表者は、蛯原忠男氏が理事長に就任します。現在の編集部員も基本的にそのまま移行します』という挨拶内容だった。数年前にサンパウロ新聞が廃刊し、ニッケイ新聞も危ない状態ではあったけれど、とうとう来たかという感じだった。でも、社名を変えて、新しい経営形態で新聞は続くようなので、良かったなと思った。 | ||||
2021年11月4日(木) | ||||
月曜日の午前10時頃だったか、ベランダのめいが激しく吠えるので、何だろう?と居間の窓から外を見ると、何だか泥まみれのように茶色く汚れたダンちゃんが1羽、階段を上がりきった辺りのアメンドインの草の上でじっと立っていた。どうしたんだろうと思いながらしばらく見ていたのだけれど、ほとんど動かず声も出さずにたたずんでいた。そろそろはるとひろのオシッコの時間だったので、彼らを連れ出して側に行くと、私たちから少し距離を置くためにランドマークの木の方向に動いて、右折して庭の桜の木の下の方に移動して行った。体は汚れているけれど、怪我をしている感じではなかったので、まあ大丈夫かなと思った。すると、昼食時に、今朝ガビアオン(うちのユーカリの木に巣を作って暮らしているワシの一種で、現在子育て中)がダンゴーラを襲って、1羽を足で組み伏して殺そうとしていたのを、比較的側で作業をしていたパラナが気づいて、ガビアオンを追い払ってくれたそうだと、エドソンが話してくれたので、ああ、あの泥だらけのダンちゃんはガビアオンに襲われて泥んこになったんだねと、納得した。エドソンの話によると、もう1羽襲われそうになったダンちゃんがいたらしく、体が汚れた子が2羽いると言っていた。そして、夕方台所の流しの前で夕飯の仕度をしていると、正面の草の上で「ガッガッ」と言うか「ギャッギャッ」というかオノマトペでは言い表しにくい声を出している、ちょっと薄汚れたダンちゃんがいたので、以下の写真に撮ってみた。写真ではわかりにくいかもしれないけれど、胸からお腹にかけて、真っ白でなければならない部分が何となく薄茶色っぽく見える。この子は朝見かけた子ほど汚れがひどくはないけれど、ガビアオンに襲われた2羽のうちの1羽だと思われる。この子たちは集団から離れて、1羽だけでうろうろしているようだった。翌日、火曜日の朝、庭でエサをあげた際は、2羽の汚れた子たちも集団の中に入って、とうもろこしをついばんでいたけれど、とうもろこしがなくなりかけると、他のダンゴーラに「あっち行け!」みたいな感じで追い払われて、集団から距離を取らざるをえない状況のようだった。毎朝エサをあげる際は13羽が揃うのだけれど、昼間は汚れた子たちは集団と一緒におらず、集団を数えると11羽しかいない。どうやらこの2羽は、集団から仲間外れにされているみたいだ。ガビアオンに襲われても怪我をしたわけではないのに、どうしてだろう?と、エドソンと話している。
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2021年11月5日(金) | ||||
野菜畑のネギやコウヴィやアルメイラオンは、ダンちゃんたちが食べてしまうので、何ヶ月か前にエドソンが家の前の外階段のところにある箱庭に植え替えてくれた。その後、ダンちゃんたちに食べられることなく元気に育っていて、畑で育っていた頃よりも元気なので、ここの土は畑の土よりいいのだろうか?と、不思議に思っている。畑には台所から出る野菜くずなどを埋めて栄養補給をしているものの、この箱庭には特に何もしていないのに・・・。次の写真は、その草ボウボウに見える(と言うか、実際に草ボウボウなのだけれど)箱庭を撮ったもの。そして、ここから収穫してきた元気なネギが2枚目の写真。ネギ、コウヴィ、パセリには毎日のようにお世話になっている。感謝。感謝。
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2021年11月6日(土) | ||||
昨日掲載した箱庭の写真の中心に写っているソテツに新しい葉の芽と花芽がいくつか出てきているので、その花芽を写真に撮ってみた。毎年、ちゃんちゃんと花を咲かせてくれるのは、ちょっとした驚き。
次の写真は、朝食用にいつも作っているパン。オーブンから出してすぐに撮ってみた。時々、昼食にもチーズを乗せてトーストして食べたりするけれど、基本は朝食用。私は2センチくらいの厚さにスライスしてトーストしたこのパンにクリームチーズを塗って食べ、エドソンはクリームチーズと桑の実ジャムを重ね塗りして食べている。今回は普通の小麦粉と全粒粉の小麦粉を半々にして、チアシードを混ぜた生地で焼いた。そして、最近週末は全粒粉の食パンとホットドッグ用のソーセージを買ってきてくれるようになったので、ソーセージをフライパンで焼いて、トーストした食パンにハニーマスタードとマヨネーズを塗って、レタスとソーセージをはさんで、サンドイッチにして食べている。平日と週末の朝食を少し変えることで、何とか曜日の変化を忘れないようにできている。
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2021年11月7日(日) | ||||
エドソンは数年前から隣町のボトゥカトゥにあるエンブラエー高校で、生徒たちにテクノロジーに関心を持ってもらうために、衛星通信を活用した技術プロジェクトをボランティアでやっている。コロナ禍で学校での対面授業ができなくなったこともあり、このプロジェクトはあまり進んでいなかったのだけれど、10月中旬になって対面授業が再開されたため、プロジェクトを少しずつ前に進めるべく、先生の指導で生徒たちが作った月面探査機の出来具合を学校に見に行ったり、昨日の午後は、エンブラー高校の先生たちがうちにやって来て、ボトゥカトゥ校とサン・ジョゼ・ドス・カンポス校でそれぞれ作った小さな月面探査機2台をうちの敷地内の丘の斜面で実際に動かしてみる実験をしたらしい。ボトゥカトゥ校で作ったものは車輪に不具合があったらしく、修理が必要ということになったそう。この月面探査機にはカメラが搭載されていて、うちの丘の上を月面に見立てて動かして撮った映像を、エドソンが衛星に送信して、それぞれの学校の地上局で衛星から映像を受信するということをやるのだそう。この丘の上での実験が終わった後も、彼らが持参したワインを飲みながら下のセミナールームで話が弾んでいるようだったので、その様子を写真に撮らせてもらった。手前のふたりはこのプロジェクトに関わっている先生たちで、左側は物理の先生。右側は生物の先生。向こう側の帽子を被っている人は、以前はボトゥカトゥ校の校長先生だったのだけれど、コロナ禍の直前に、サン・ジョゼ・ドス・カンポス校とボトゥカトゥ校の両方の学校の校長先生の上に立って、二校を統括するマネージャーに昇進したへナトさん。エドソンのプロジェクトにとても理解があって、常にプロジェクトに直接関わり、全面的にバックアップしている人。
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2021年11月8日(月) | ||||
ランドマークの木の近くにあるサボテンに花が咲いているので写真を撮ってみた。この花、毎年咲く感じでもないのだけれど、咲く時は、これまでひとつとかふたつだけ咲いていたのに、今年は花芽がたくさん出てきていて、今右下のひとつが咲いている。その咲いている花を撮ったら、黒い蜂が複数花の中いた。
11月6日付けのニッケイ新聞に、『《特別寄稿》「知識の力」カーニバルから見たブラジルと日本=片山 恵(国際交流基金ブダペスト日本文化センター)』という興味深い記事があったので、以下にリンクをはってみる。この記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年11月9日(火) | ||||
今月初め、ダンゴーラ2羽がガビアオンというワシの一種に襲われたものの、手伝いのパラナのお陰で危害を加えられるところまでは行かなかったということがあった。その後、仲間外れにされていたその2羽の内の1羽はグループに戻ることができたようで、いつも一緒にいるダンちゃんの数を数えると12羽いる。でも、泥だらけだったもう1羽は、どうしても仲間に戻してもらえないようで、朝一番でとうもろこしをあげる際に姿を現すだけで、いつもはグループから離れてどこかに潜んでいるようだった。ある日エドソンがシトロネラの草むらの中で座っているダンちゃんがいたので、卵を抱いているのかもしれないと言っていた。その翌朝、シュハスコ小屋にダンちゃんたちにあげるとうもろこしを取りに行ったら、仲間外れのその子がシュハスコ小屋の中の隅っこで丸まっていた。一瞬どうしようかと迷ったのだけれど、捕まえて鶏小屋に入れようと思い、捕まえようとしたのだけれど、必死で逃げ回るものだから捕まえられなかった。それでエドソンがシトロネラの草むらの中で見たダンちゃんは卵を抱いていたのではなく、この仲間外れになっているダンちゃんが潜んでいたんだということでふたりの意見が一致した。そして、シュハスコ小屋の中にいた翌朝は、畑にいて、動き方がおかしく、すぐにうずくまってしまい、とうもろこしを投げてあげても食べようともしない状態だった(以下写真)。仲間外れにされても傷ついていなければ、何とか生きて行けると思うけれど、傷ついて思うように動けないとなると、だんだん弱って行くかもしれない。でも、どうしてあげることもできない。
そして昨日の朝、ダンちゃんたちにとうもろこしを持って行ったら、この仲間外れのダンちゃんもシュハスコ小屋の後ろのアロエの茂みの辺りから出てきて、みんなと競争してとうもろこしを食べてくれ、昼食後もみんながいない間にとうもろこしをあげると食べてくれたので、ちょっとほっとした。でもそれもつかの間、午後3時頃これまで聞いたことのない異様な悲鳴のような声が聞こえるので、エドソンが見に行ってくれ、このダンちゃんがガビアオンにしつこく狙われていたらしく、何とか保護してくれた。エドソンと一緒に体を調べてみると、ガビアオンにやられたのか仲間にやられたのか左目がつぶれていることがわかった。他に体に傷はないようだったけれど、片目になってしまっていたから、この間から動き方が変だったんだということがようやく理解できた。この状態でちゃんと生きながらえることができるかどうかわからないけれど、とりあえず鶏小屋に入れて、これ以上ガビアオンや仲間からの攻撃を受けないようにした。ちなみに、鶏は仲間うちではいろいろあるようだけれど、ダンちゃんに危害を加えることはないので、心配ないのだけれど、とにかく後はこの子の生命力に頼るしかない状態。次の写真は、鶏小屋の中に入れた後、地面にうずくまっているその傷ついたダンちゃん。今朝は鶏小屋とは反対のスペースでこの子はじっと立っていて、とうもろこしを投げてあげたら体のバランスを崩しながらも、何とか食べてくれた。
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2021年11月10日(水) | ||||
今、庭の東側、鶏小屋の北側にあるフランボヤンの木に、花が咲いている。和名は、鳳凰木(ホウオウボク)とか火炎樹(カエンジュ)と呼ばれているようだ。木全体にこの赤い花が咲くと、燃えているように見えるのだろうなと想像する。この木は左右に大きく枝を広げて育つので、あっちにもこっちにも花が咲いている感じ。1枚目は、家の方から撮ったもの。2枚目は、左側の枝に咲く花を、1枚目の写真の反対側に回り込んで撮ったもの。
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2021年11月11日(木) | ||||
広島の友人が、半年ぶりにレストランで外食をしたとメールをくれた。紅葉を見ようと職場の友人と縮景園に行ったのだけれど、紅葉にはまだ早すぎて、つわぶきという黄色い花が咲き誇っていたそう。春に行った際は知らなかったので入園料260円を払って入ったのだけれど、今回はチケット売り場の女性が「失礼ですが65歳以上でしたら無料です」と丁寧に優しく言ってくれたので、無料で入ることができたと喜んでいた。その後、街の中心の福屋デパートに戻って、10階のガーデンレストランに初めて行ってみたそうで、そこで頼んだ「黒毛和牛とキャベツのメンチカツ」の写真を送ってきてくれた。これにサラダとコーヒーとご飯が付いて1,360円だったそう。日本は身近に手頃な値段でおいしいものが食べられる場所がたくさんあっていいなあ~、と、ため息が出た。レストランで外食なんてもう3年近くしていないなあ・・・。コロナ対策のためか、レストランの3分の2くらいが屋外にあって、大きめのテーブル10席ほどが植物とパラソルで囲まれた解放的な場所だったそう。今度広島に帰省する機会があったら、行ってみたいなと思った。
次の写真は、食事の後でのぞいた7階の小さな画廊というか絵画売り場でもらったポストカードを、帰宅後、余分な文字のある部分を切り落として、百均の額縁にいれてみらた、結構いい感じになり気に入っているということだった。この絵はニューヨーク在住で猫の絵を描く竹久さんという画家さんの作品だそう。うん。なかなかいいじゃない。
彼女はこのコロナ禍で在宅勤務をしているのだけれど、仕事の合間にちょこちょこ運動するときの道具だと言って、彼女が愛用している道具の写真も送ってきてくれた。何とまあ、いろいろな道具があるもんだなあ~。ここではどこに行けばこういうものが入手できるのだろうか?1日中ずっと座ってする仕事なので、早朝ラジオ体操に参加したり、お昼休憩で買い物やお散歩をしたりはしていても、やはり運動量は十分ではないのか、お尻が痛くなったりすると言っていた。職場に出ていたらできないだろうけれど、在宅勤務だからできる気晴らしの運動がんばってね。
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2021年11月12日(金) | ||||
次の写真は、先日掲載したフランボヤンの花の写真を撮った同じ場所から庭にいるダンゴーラたちを撮ったもの。私が鶏小屋にエサをあげに行ったり、畑や庭に出てウロウロしていると、エサが貰えるのかと思うらしく、側に集まってくるのだけれど、この時も写真を撮りに庭に行ったら集まってきた。でも、私は写真を撮りに出ただけで、エサは貰えそうにないとわかると、私の側から離れて、みな思い思いに庭をそぞろ歩き始めたところ。
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2021年11月13日(土) | ||||
11月10日にセルジオ・モロ氏が来年の大統領選に出馬するかどうかを正式発表する予定とエドソンが言っていたけれど、12日付けのニッケイ新聞に『《ブラジル》セルジオ・モロがポデモス入党セレモニー=貧困対策や汚職撲滅を強調=大統領選出馬明言は避ける=会場からは「裏切り者」の声も』という記事があった。大統領選に出るためにはどこかの政党に属していないといけないので、まずは入党ということを発表したようだった。ちなみに、ポデモスというのは英語に訳すと「We can」という意味。この記事は購読者でないと全文は読めないので、読める頭の部分だけ、以下にコピーしてみる。
![]() 『ブラジリアで10日、ラヴァ・ジャット作戦の元担当判事で、ボルソナロ政権元法相のセルジオ・モロ氏の政党「ポデモス」への入党セレモニーが行われた。同氏は大統領選での支持率も高いが、その一方で「政界入りしない」との前言を撤回したことで、会見中に「裏切り者」の野次が飛ぶなど、政界入りには賛否両論が出ている。10、11日付現地紙、サイトが報じている』 この記事にあるようにモロ氏はルーラ元大統領の不正を追求するラヴァ・ジャット作戦の元担当判事だったため、とても知名度が高い。彼が出馬しなければ大統領選は現在のボウソナロ大統領とルーラ元大統領の戦いとなり、日本で言うと、まったく私の個人的なイメージではあるけれど、直接投票で総理大臣に小沢一郎と辻本清美のどちらを選ぶかという感じかなと思う。ルーラはこてこての共産主義者で、ボウソナロは一応保守と言われて出てきたものの、実際は言っていることが支離滅裂で独裁的で自分と自分の家族の利益しか考えていないような人間。どちらを選んでも地獄という感じ。大多数の国民はどちらにも拒否反応があるだろうというところが似ているという感じ。もちろん実際には他にもたくさん大統領候補はいるのだけれど、知名度や人気は低いので選択肢には上がってこないため、選択肢がない状態だったのだけれど、彼が出馬するのであれば、多くの人たちが彼に投票するのではないかと思う。 | ||||
2021年11月14日(日) | ||||
エドソンがネットでグローボニュースの記事を読んでいて、自分の家庭がどれほどのCO2を排出しているかを計測することができるというサイトがあったので、やってみたらしい。その結果、うちの一年間のCO2排出量は、マイナス0.74トンだったと言って、その結果の表示をメールで送ってきてくれた。何でも、何人で暮らしているか、車は持っているか、ガソリン燃料は月々どのくらい使っているか、この10年間で何本の木を植えたか等々、いろいろな質問に答えて行くと、こういう結果が出たのだそう。数値がマイナスになったのは、これまでたくさん木を植えてきたことが大きいのだろうと思うけれど、2人家族で、車も必要な買出しの時くらいしか使わない引きこもり生活なのだから、エコな暮らしだとは思っていたので、それほど大きな驚きはなかったけれど、マイナスの数値が出たのは良かったなと思った。そして、エドソンは私たちが環境に優しい生活をしているということが数値で実証されたことを喜んでいた。
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2021年11月15日(月) | ||||
金曜日に草取りなどの手伝いに来てくれたマリアが、家の南側の三角地帯で草取りをしていて見つけたと言って、ダンゴーラの卵を4つ持ってきてくれた。この他にもラガートという大きなトカゲが食べた後のような卵の殻も複数あったそう。ダンゴーラは外で放し飼いにして自由にしているので、これまであちこち気ままに卵を産み落としているのを見つけることがあった。でも、いつ産んだ卵がわからない。それで、見つけた際は卵を振ってみて、ひとつずつ割って、中身を確認することにしている。この4つの卵もそうして確認すると、写真のように問題のない卵だったので、土曜日と日曜日の朝食で、ソーセージとレタスのサンドウィッチに加えて玉子焼きを作っていただいた。ダンゴーラの卵は鶏のSサイズの卵をさらに一回り小さくしたような大きさで、殻がとても丈夫で硬い。そのため鶏の卵を割る時のように軽くコンコン程度では割れず、かなり力を入れてゴツンとしないと割れないという特徴がある。
次の写真は、同じく金曜日に家の東側、畑の南側の庭の、孟宗竹が生えているエリアでエドソンが見つけたダンゴーラの卵。どうやら鶏が鶏小屋の中の箱の中で決まって卵を産むように、ダンゴーラたちもここを卵を産む場所と決めたのか、5つの卵が産みつけられていた。こんなオープンで、すぐわかるような場所に産みつけていては危なっかしいなと思うけれど、エドソンいわく、人間が手を出すと、もうここには産まなくなり、このまま手を出さなければ、そのうちメスの一羽が卵を抱き始めるかもしれないから、しばらく様子を見ようということで、そのままにして観察していた。すると土曜日のお昼前、エドソンが見に行ったところ、5つの卵が8つに増えていたというので、昼食後に写真を撮りに行ってみた。この卵がある場所があまりに無防備なのでエドソンが笹の葉の枝を置いてくれたようだった。そしてさらに3時間くらい後、エドソンが「卵の数か4つに減っているんだけれど、採ったの?」と聞いてきたのでびっくり。私は写真を撮っただけで何もしていない。おそらく最近この辺りをウロウロしているラガートに食べられたのではないかということでふたりの意見が一致した。
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2021年11月16日(火) | ||||
土曜日に手伝いに来てくれたパラナが、入り口ゲート近くで作業をしていて、お隣のコーヒー農園との間の柵の農園側で、大量のダンゴーラの羽が散乱しているのを見つけたというので、夕方、庭にいるダンちゃんたちを数えてみると、12羽いなければならないのに、11羽しかいなかった。1羽がガビアオンに襲われ犠牲になったのかもしれないと思い、翌朝、庭でダンちゃんたちにとうもろこしを与える際、もう一度数えてみると、やはり11羽しかいなかった。ああ、やっぱり、かわいそうに・・・。そして、鶏小屋の傷ついたダンちゃんの様子を見がてら、とうもろこしを持って行くと、ダンちゃんが運動場にも鶏小屋の中にも、どこにもおらず、ハテナ?ここに入れたばかりの頃は、とうもろこしを顔のすぐ側に投げてあげないと食べない状態だったのが、ここ2~3日とうもろこしをまくと、体のバランスを崩しながらも、こちらにやってきてとうもろこしを一所懸命に食べてくれるようになっていたので、少しずつだけれど元気を取り戻しているのかなと思っていた。だからと言って、自ら飛び上がって運動場から出られるまでには回復していなかったのに・・・。それに運動場の上はほぼネットで被われているため外からガビアオンが入ってくることはできないはず。大トカゲのラガートも卵は食べても、大きなダンゴーラを食べたりはしない。ジャグアチリカがケージに入ったとしても、ダンゴーラを抱えて出ることは難しい。その場で殺して食べたのであれば、羽が散乱していないといけないのに、それがまったくなく、跡形もなく消えてしまっている。何があったのか、狐につままれたようなミステリーだとエドソンと話している。 | ||||
2021年11月17日(水) | ||||
毎年今頃の時期になると太陽の位置が南下して、食堂の南西側の隅に朝日が入り込むようになる。すると、私たちが朝食を食べている間、はるとひろはこの日溜まりに座って自分たちの食事の番が来るのをおとなしく待つ日々になった。そして、私たちの食事が終わり、彼らに食事を与え、食べ終わると、またこの日溜まりに戻って、私が台所での片付けなどを終えて、洗面所や寝室などに移動する頃に、この日溜まりも小さくなってしまうので、居間か寝室のベッドに移動するというルーティンを繰り返している。この長閑な日常がとても愛おしい。
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2021年11月18日(木) | ||||
次の写真は、丘の上の見晴らし台の上の青い空とほうきで掃いたような白い雲がきれいだったので、撮ったもの。お天気が良く、青空が広がっていると、とても気持ちがいい。今月も雨がよく降り、気温もあまり高くないので、過ごし易い日々が多くてうれしい。
マナウスの陣内さんからのメールに、日本から送られて来たというシルバー川柳がコピーされていて、ちょっと笑えたので、それらをここにコピーしてみる。 | ||||
2021年11月19日(金) | ||||
次の写真は、ダンゴーラの卵とうちの鶏の小さいサイズの卵の大きさを比べるために撮ったもの。手前左側が鶏の卵で、残りの3つがダンゴーラの卵。少し大きさと形が違うのがわかるだろうか?ダンゴーラが畑の南側の同じ場所に毎日決まって卵を産み始めたのだけれど、ラガートが毎日2つ3つ持って行ってしまうので、エドソンが連日うちで一番小さなボールとお玉を持って行って、2つとか3つ取ってきてくれるようになった。全部取ってしまったり、人間の手で卵を取ると、そこに卵を産まなくなってしまうので、お玉を使い、2つくらいは残しておかないといけないらしい。お陰で、これまでマリアが見つけた4つの卵を含め、10個余りの卵の恩恵にあずかっている。でも、結局、数日後にラガートが全部持って行ってしまったようで、ここに卵が産みつけられることはなくなってしまった。別の場所にかたまって産んでいるのか、好き勝手にあちこちに産み落としているのかはわからない。いずれにしても、結局ラガートが一番この卵の恩恵にあずかっているのだろうと思う。
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2021年11月20日(土) | ||||
丘の中程、松の木の少し下に2本の木が自然に生えてきて大きくなっている。同じ種類の木かなと思っていたら、よく見ると葉の形が違う。そして、先日ワンコたちとのお散歩の際、エドソンが花が咲いているよと言うので見てみると、地味な色の小さな花が咲いていた。それで離れた場所からはわからなからず、気がつかなかったのだと思った。1枚目の写真は、その丘の中程の松の木を中心に左右のこの2本の木を撮ったもの。写真の画面右端に丘の上の見晴らし台が少しだけ写っているという位置関係にある。それに続く花の写真は、1枚目の右側の木に咲いている花。ぶどうの房のような感じで小さな花がたくさん咲いている。
次の写真は、1枚目の写真の左側の木に咲く花を撮ったもの。右側の木に花が咲いているのを確認したので、ひょっとして左側の木にも花が咲いているかなと思って見てみると、こちらも小さな花が枝にたくさん咲いていた。でも、ぶどうの房のような形ではないし、花の形も違うので、この2本の木はやはり異なる種類の木なのだと納得。これらの木々は自然に生えてきて育ったのだけれど、鳥が種を運んできたのだろうと思う。
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2021年11月21日(日) | ||||
以前も似たような写真を掲載したことがあるけれど、金曜日の午後、エドソンが食料品の買出しのために外出すると、はるとひろが玄関マットの上から動かず、座り込んでエドソンの帰りを待っている姿がとても可愛いかったので、また写真を撮ってしまった。そして、エドソンが戻り、車がベランダに近づいて来ると、彼らはすぐに気づいてワンワンと騒ぎ出す。それで私も初めてエドソンが戻ったのかなと、コンピュータ前から振り返って外を見ると、車がゆっくりベランダに近づいているのが見える。いつものことながら彼らの耳はとても敏感だ。エドソンが戻ったことを察知した瞬間から彼らの喜びが爆発して大騒ぎになるため、ひとまず彼らをケージに入れて落ち着かせて、買い物荷物の運び込みが終わった後、ケージから出すということをしている。ケージから出すと、買い物荷物の中に鼻を突っ込んで匂いをクンクン嗅いで、ひろは時にはレタスの葉をかじったりするので、荷物の片付けは手早くやらなくてはならない。
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2021年11月22日(月) | ||||
広島の友人がノンフィクション作家の保阪正康氏による「象徴天皇制の『聖』と『俗』」(「文藝春秋」2021年12月号)という記事を送ってきてくれたので、以下にそのリンクをはってみる。自分の行動が皇室にどのような影響をもたらすかなど一顧だにしない真子さんによって開けられた「蟻の一穴」によって、皇室の防波堤(つまり国民と皇室の紐帯)が瓦解するのではないかと心配でならない。ちなみに、ジャーナリストの篠原常一郎氏によると、彼らが結婚して渡米するまで住んでいた東京の高級マンションもNYで移り住んだ高級マンションも三井不動産所有のもので、彼らに対するケアは宮内庁の手から外務省の手に移り、これらの経費はすべて外交機密費から出ているのだそうだ。NYでは日本総領事館が全面的なバックアップをしているらしい。国民の税金を使い続けることのできる自由を得て、ふたりともさぞ満足していることだろう。マコムロ問題は彼らが結婚したことで終わったのではなく、これからさらに様々な問題が起こるだろうと篠原氏は言っていた。 『眞子さんと小室圭さんの結婚で深まる“皇室不信”…“小室さん騒動”の核心とは《“皇族の誇り”が眞子さんには稀薄》#1』ーーこの記事のサイトはこちらへ。 『小室さんに見透かされ皇室へ強い姿勢を取らせた秋篠宮さまの“混乱した心中”《父の言葉が説得力を持たない理由》#2』ーーこの記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年11月23日(火) | ||||
次の写真は、離れから入り口ゲートに向かって作ってもらった道と、その左側に、雨の際、丘の上から流れてくる雨水がこの道を崩さないようにと、水はけ用に作ってもらった溝を撮ったもの。水は画面上から手前、そして右へと流れるように盛り土がしてある。
次の写真は、上の写真を撮った位置から少し左を向いて撮ったもの。やはり丘の上から流れてくる雨水が道を横切って、手前、そして、右に流れるように道が少し削られている。
次の写真は、やはり同じ場所から、さらに左にある入り口ゲートを向いて撮ったもの。入り口ゲートよりも手前の方が低くなっているため、雨が降ると、入り口ゲートや右側の丘の上から雨水が流れてきて、土を削り、道をガタガタにするため、土を入れてそのガタガタを直して平坦にしてもらったので、撮ってみた。
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2021年11月24日(水) | ||||
今月上旬、今年もソテツの花が咲いたと写真を掲載したけれど、あれから2週間あまり経ち、小さかった花がぐんぐんと背丈を伸ばして大きくなったので、また写真を撮ってみた。これが花なのかと思えるような不思議な形をしているけれど、蜂がたくさん飛び回っているから、やはり花なんだろうなと思う。ソテツは毎年花を咲かせるわけではないと何かで読んだことがあるけれど、うちのソテツは最初に花が咲いてから、毎年花を咲かせてくれているように思う。そして、以前も書いたことがあると思うけれど、ソテツの花には雄花と雌花があり、うちのこの花は雄花。
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2021年11月25日(木) | ||||
広島の友人が、毎朝ご近所で参加しているラジオ体操が行われる公園に、剪定されたクロガネモチの木があるそうで、その枝を取ってきて手作りリースを初めて作ってみたと言って、写真を送ってきてくれた。わあ~!とてもいいじゃない。クロガネモチは縁起のいい木だから、これで良いクリスマスと年末年始が過ごせるねえ。それにしても、もうそんな時期なんだ。来週はもう12月なんだね。こちらでもクリスマス時期の定番のお菓子であるパネトーネがスーパーで山積みになっているらしいので、そういう時期なんだとあらためて思った。
そしてさらに、彼女の家の仕事部屋から見える景色を撮った写真も送ってきてくれた。いつも小鳥やカラスの声が聞こえていて、時々飛んでいる姿を見たり、木の葉がさらさら揺らぐのを見たり、その音を聞くのは気持ちが良く、これらの樹々や空や雲を眺めながら仕事をしているという。なかなか良い環境だなあ~。この写真で、うっすら赤や黄色に紅葉している木々が見え、季節を感じる。
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2021年11月26日(金) | ||||
手伝いのパラナがいつだったか、ずいぶん前に作業中に野性のランを見つけたと言って、そのランが生えている枝を取ってきて、庭の桜の木のところに置いてくれた。特に水をやるわけでもなく、自然にまかせていたのだけれど、何と先日そのランに花芽が出ているとエドソンが気づいて教えてくれた。それで、その花芽の写真を撮ってみた。どんな色の花が咲くのだろう。楽しみだなあ。
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2021年11月27日(土) | ||||
この水曜日の午後、エドソンが仕事の関係で送られてきた郵便が届いたから郵便局に取りに行ってくると言って出かけて行った。すると私にも前園さんからのクリスマスカード兼お年賀カードが届いていて、持って帰って来てくれた。前園さんは毎年欠かさず楽書倶楽部の関係者の皆さんにカードを送ってきてくださる。これが届くと、ああ今年ももう年の瀬だと思う。お礼のメールをお送りすると、「もうカードが届いたのですね。信じられない話です。年末は本より遅く着くだろうから早めに出した方が確実だと勝手に解釈したのが裏目に出てあまりにも早いカードになって恥ずかしい。おっちょこちょいの私を許してね」という返信がきた。いえいえ、そんなことはありませんよ。ここの郵便事情は誰にもまったく予想などつかないのですから、確実にクリスマスや年末までに皆さんに届けようと思ったら、発送は早いに越したことはありません。以下の1枚目の写真はカードの表紙で、サンパウロ日伯援護協会の養護老人施設「イペランジャ・ホーム」の敷地内で咲くイペーの花。桜は7月から8月に咲き、イペーは9月に咲くので、ブラジルではイペーのことをブラジルの桜と呼んでいる。ちなみにイペーの花は黄色やピンクや紫色がある。うちのイペーの花は黄色。2枚目はそのカードの中。このカードが入っていた封筒にはマスクをしたサンタクロースの小さな絵が張ってあったので、頬が緩んだ。いつもみなさんを楽しませようといろいろ考えて工夫しておられる前園さんに感謝。
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2021年11月28日(日) | ||||
広島の友人が、「時々ズームで会合を持っていた7~8人と、およそ2年ぶりに対面でお茶しました」と言って、その会場となった紙屋町のリーガロイヤルホテルの最上階(33階)から平和公園方面を撮った写真を送ってきてくれた。平和公園がすぐそこにあり、向こうに宮島がきれいにはっきりと見えている。平和公園の木々の紅葉もきれい。広島だなあと思える1枚だ。日本はコロナ禍がだいぶ落ち着いてきていて、徐々にこうして外に出て、普通の生活ができるようになってきているんだなあ。ブラジルも今のところ何とか落ち着いているけれど、日本と比べると、まだまだ感染者数は多い。ただサンパウロ州はワクチン接種率が8割を越えているらしく、他の州に比べて落ち着いているらしい。そんなわけで、私の英語のプライベートレッスンの再開を考えたのだけれど、結局今月は再開しなかった。来月はもう12月でお休みモードに入るので、再開できたとして、年明けかな?でも一方、南アフリカ発の変異株オミクロンが急速に世界に伝播し始めているのは、ちょっと心配。このコロナは何だかキリがない感じで、一体いつになったら安心できるのだろうか?と、ため息が出る。
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2021年11月29日(月) | ||||
11月26日付けのニッケイ新聞の記事に、『「前もって教えて欲しかった」=日毎叢書が日本の出版社に苦情』というのがあり、日毎叢書とあったので、あれっ?と思い記事を読んでみた。日毎叢書企画出版で「石田さんが編集を手がけて今年2月に刊行した『ブラジル移民船上のキリスト』(寺尾貞亮(ていすけ)著)という本の内容が、若干の修整を加えられただけで東京の出版社「いのちのことば社」から9月に刊行されていたからだ」とあった。記事の最後に、『石田さんは利益うんぬんで文句を言っているのではなく、「一言なかった」から気を悪くしているだけ。いわば礼儀の問題だ。中身は立派な宗教体験集だけに、こんなことでケチがつくのはもったいない話では?』という文章で締めくくられていた。この著者はブラジル・アライアンス教団の伝道師をする牧師だそうだけれど、牧師である前に人としてどうなのだろうと、とても残念に思った。ちなみに石田さんは前園さんと一緒に楽書倶楽部の発行に携わっておられ、私もたまにメールのやりとりをしているとても優しい80代の一世の男性。この記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年11月30日(火) | ||||
11月27日付けのYoutube上の「とっさんTV」で、「ソロモン諸島で親中政権にNO!こうして暴動は起こった」という解説を見ていて、これってまったくニュースになっていないなと思っていたら、翌日、11月28日付けで、CNN.co.jpの「ソロモン諸島の暴動、中国人街で焼死体3体を発見」という記事がネット上にあった。でもやはり、こういう記事では上面のことしか報道しておらず、状況はまったくわからない感じなので、とっさんTVの解説にリンクをはってみることにした。とっさんはどこかの高名な学者さんではなく日本の安全保障に関心のある一般の人なのだけれど、とてもよく勉強していて、常に一次資料に当たり、いつも分かり易い解説をしてくれる。それに何よりも彼の誠実な人間性が溢れ出ているこの番組が私は好きで、毎日彼の番組を見ている。それにしても中国のハニートラップやらマネートラップやらの現実のすごさを実感する。日本の政治家やメディアの人間の多くも同様のトラップにひっかかって、中国の言いなりに動いているのかと思うと恐ろしい。この解説の動画のサイトはこちらへ。 次の写真は、先日の夜遅く、エドソンが下かた上がってきた際、めいの飲むお水を入れた容器(直径18センチ)に大きなカエルが浸かっていたので、彼が私のカメラで撮ったもの。雨がよく降るようになると、なぜか夜な夜なこんな大きなカエルがベランダにやって来る日が増えるようになる。めいはカエルの体の表面のぬるぬるしたものは毒だとわかっているのか、噛みついたりはせず、警戒しながらカエルに向かってワンワンと吠えていることがよくある。めいに朝ご飯をあげる際見ると、お水が汚く茶色になっていたり、カエルの糞が底にあって、真っ黒になっていたりすることがよくあるのだけれど、この容器をお風呂代わりにしていたんだということがこの証拠写真でわかった。
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