Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2021年9月1日(水) | ||||
次の写真は、最近更新され新しくなったグーグルマップで見た我が家の写真。赤い線はエドソンが引いたもので、この変形五角形がうちの敷地。この写真には白い花を満開に咲かせている庭のノイヴィーニャや入り口ゲートに向かう道沿いのノイヴィーニャの並木が写っているので、今年の5月か6月に撮影されて更新されたもののようだ。うちの左側はお隣のコーヒー農園。コーヒーの木がきれいに整列している。画面の左下は、うちの敷地内から始まっている森。森拡張の試みが実を結び、うちの敷地の左側3分の1くらいに森が広がっている。
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2021年9月2日(木) | ||||
広島の友人がおしろい花の写真を送ってきてくれた。「地味な花で人気が無い為か店で売られているのを見たことがありません」と言っていたけれど、私の子どもの頃は家の庭やあちこちで咲いていて、とてもよく見かける花だったように記憶している。でもそう言えば、ずいぶん昔に見て以来、あまり見かけていないかも?アメリカ、東京、ブラジルと暮らしている間に見たことあったかなあ?と思い出そうとするものの、記憶がない。地味と言えば地味かもしれないけれど、可愛らしく元気な花なので私は好きだけれど。
ブラジルのコロナ禍は、ワクチン接種が増えているため、死者数の増加速度が減速し始め、亡くなる人が減ってきているものの、デルタ変異株が猛威を振るっており、感染者数は増え続けている。そのため病床の90%以上が埋まり、医療が逼迫しているらしい。さらに今年は自然環境も厳しく、夏からこっち降雨量が少ないため、干ばつになりかけている。ニッケイ新聞によると、この91年間で最大の水危機なのだそう。うちでは一ヶ月前くらいからシャワーの際、温かいお湯が出るまでの間ジャージャー流していたお水を大きなバケツにとって、それをトイレを使った後の水洗用の水として使うという節水を始めた。さらに、ブラジルは水力発電が多いので、雨不足により発電量が低下してきていて、電気料金がどんどん上がってきているため、節水に加えて節電もしなければならない状況になっている。そのため、夜間だけでなく昼間でも冷蔵庫とガスレンジ以外のほぼすべての電化製品のコンセントを使わない時は抜いておき、これまで暗くなると点けていた家の外の外灯も点けず、なるべく不要な電力を使わないように努めている。 | ||||
2021年9月3日(金) | ||||
この月曜日にエドソンが「そう言えば、マルベリーが色づいて、もう収穫できるよ」と言うので、昼食後のワンコたちとのお散歩の後で、我が家で一番大きなボールを持って桑の実を採りに行ってみた。次の写真は、その初採りの桑の実、270グラム。最盛期にはこのボール一杯に採ってもまだ採りきれなかったりするのだけれど、今回は早めの収穫だったので、270グラムと控えめだった。これでジュースを作ってとエドソンが言うので、オレンジジュースと混ぜて、桑の実のジュースを作ってみた。2枚目の写真が、出来上がったジュース。1.5リットルのボトルに1本と4分の1くらいのジュースができた。
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2021年9月4日(土) | ||||
昨日パーディーニョに買出しに行ってくれたエドソンが郵便局に行って、届いていた楽書倶楽部などを持って帰って来てくれた。次の写真は、その届いていた楽書倶楽部第59号。そして、以下はその号に掲載された私の文章。
最近、と言ってもここ二~三年だろうか?インターネット上のニュースやYoutube上の番組を見ていて、よくわからない言葉に遭遇することが以前よりも増えたように感じる。前後の文脈から何となく意味が想像できるものもあるけれど、その元の言葉がどこから来ているのかわからないものが少なくない。さらにその意味すらよくわからないものもあったりする。 日本語には昔から単語を短く縮めたり、カタカナ英語を短く縮めて言い易いようにしたり、日本語と英語を組み合わせて短くして新しい言葉を作ったりということがよくある。例えば、デジタルカメラはデジカメ。文章をコピーして貼り付ける(ペイストする)ことをコピペと言ったりする。ハンサムな男性はイケメン。育児に積極的に参加する男性はイクメンと言った具合だ。野球のナイターなどは、英語のナイトゲームという言葉からまったく違う言葉を作ってしまったいい例だろう。 その昔、八十年代中頃にアメリカでの大学生活を終えて帰国した頃、「ネアカ」とか「ネクラ」という言葉をよく耳にした。初めて「ネアカ」という言葉を聞いた時は「寝垢?」と思ったのだけれど、「根が明るい」という意味だとわかった時は笑ってしまった。「ネクラ」は今では「陰キャ(陰気なキャラクター=性格)」と言い、「ネアカ」は「陽キャ」と言うらしい。と言うことは、今の若い人たちにネアカとかネクラと言っても通じないということだろうか?それにしても日本語の柔軟性と言うか許容性は七変化のようだと思う。時代と共に言葉は変わり、新しい言葉がどんどん作られ消費されて行くその速度について行くのはなかなか大変だと感じる今日この頃だ。 「スマホ」はスマートフォン(i-Phoneなどの多機能携帯電話)ということは連想できるけれど、では「スクショ」や「ステマ」は?と言うとよくわからない。「スクショ」に関しては前後の文脈からスマホの画面を写真に撮って記録することだろうと察しはついた。ただ、元々の言葉が何なのかわからない。それで「ググる」(つまり「検索サイトのグーグルで検索する」)と、「スクリーンショット」つまり「画面を写す」こととあった。やはりそうか。でも、「スクリーンショット」を縮めて「スクショ」とは思いもよらなかった。そして、「ステマ」に至っては意味すらわからない。やはり「ググる」と、「ステルスマーケティング」の略で、消費者が気づかないように広告や宣伝活動を行うマーケティングの一種だとあった。ステルスと言えば、レーダーに探知されずに飛行することができるステルス機のことが頭に浮かぶけれど、こんな風にも使われているのか、わからないはずだと思った。 そして、「ディスる」という言葉も最近とてもよく聞く。相手の悪口を言うという意味で使われているようだと想像できても、どこからきている言葉なのかわからない。元々は相手を尊敬する、敬意を払うというリスペクト(respect)の反対語であるディスリスペクト(disrespect)からきていて、相手への軽蔑や蔑視または悪口であったり侮辱や馬鹿にする時に使われるというのはググるまで知らなかった。 この他カタカナ英語を縮めた言葉だけでなく、日本語を縮めた言葉にも戸惑うことがある。私は犬が好きなので、Youtube上で愛犬の日々の様子を投稿しているいくつかの動画をよく見るのだけれど、字幕に「朝からおこなゴールデンレトリバー」とか、「食事が済んだらかまちょな柴犬」とか出てきて、「おこ」?「かまちょ」?と思う。「おこ」は「怒る」「怒っている」などの略で、「かまちょ」は「かまってちょうだい」の略なのだそうだ。これらは画面の限られたスペースや、文字数が限られたツイッター上などで手短かに内容を伝えるために生まれてきた言葉なんだろうなと想像するものの、初めて見た時の戸惑いは小さくない。 さらに先日、Youtubeでニュース解説を聴いていて、「情弱(じょうじゃく)」という表現を耳にした。「情に脆い、あるいは、感情的に弱い」という意味だろうか?と、思ったものの、それでは内容と噛み合わない。調べると、「情報弱者」の略で、情報を入手する環境にない人であったり、情報があってもそれを活用できない人を指す用語だということがわかった。 現代はインターネットのお陰で玉石混合の様々な情報が溢れている。その溢れる情報の中で溺れないように、そして時代と共に変化する言葉に置いて行かれないように、常に新しい情報と言葉を吸収して行かなければ、それこそ取り残されて「オワコン」になってしまうかもしれないなどと感じている。ちなみに、「オワコン」とは「終わったコンテンツ」の略だそう。一時期は活発であったものの、利用者やファンが減少して勢いがなくなったり消えそうになっているゲームやサービスなどのコンテンツのことで、人、物、商品などに対しても使われると言う。私はそもそもスマホを持っておらず、ツイッターやフェイスブックなどのSNSを利用していないので、ちょっと時代に取り残された感は否めない。でも、正しい情報に情弱になることなく種々選択して、オワコン(終わった人)にならないようにしなければと思っている。 | ||||
2021年9月5日(日) | ||||
次の写真は、サンパウロ在の小野寺郁子先生が90歳を記念して出版された「夕映えの章」という本。この本の表紙のタイトルも、同封されていた謹呈の字も小野寺先生の自筆。前園さんの日毎叢書企画から編集出版されたもの。小野寺先生が私にも1部送ってあげてと言ってくださり、前園さんが送ってきてくださったもの。小野寺先生は短歌の先生で、数年前に前園さんたちと一緒にうちに遊びにきてくださった際、短歌を作って、それを小野寺先生に郵便で送り、添削していただいたものを、郵便で受け取るという、郵便での短歌教室への参加を誘っていただいたのだけれど、メールのやり取りなら問題ないけれど、ここは郵便事情がとても悪いので、参加することなく今に至っている。先週お礼がてらお電話してお話して伺ったことだけれど、小野寺先生は8歳の時に日本を発たれ、40日以上かかってブラジルまで来る船の中で9歳の誕生日を迎えられたという。以後、80数年という気が遠くなりそうな年月をブラジルで頑張ってこられたことになる。子どもの時にブラジルに来られ、戦時中はブラジル政府が日本語の使用や勉強を禁止していたのに、それでもちゃんと日本語を学ばれ、日本語で立派な文章を書かれ、素敵な歌を詠まれ、とてもきれいな字を書かれるのはすごいことだと思う。4人のお子さんたちも皆さんお元気なようで、今では曾孫もいらっしゃる大おばあちゃん。今もおひとりで自立して暮らしておられるけれど、やはり高齢なのでお子さんたちが心配しておられて、来年からは息子さん家族と同居することにされたという。どうかお元気でいてください。
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2021年9月6日(月) | ||||
次の写真は、広島の片岡先生が送ってきてくださった夾竹桃(きょうちくとう)の花。この花は広島市の花に指定されている。広島市のホームページには、被爆後「75年間草木も生えないといわれた焦土にいち早く咲いた花で、当時復興に懸命の努力をしていた市民に希望と力を与えてくれました」と、市の花になった理由が紹介されている。ちなみに広島市の木はクスノキ。夾竹桃は毒を持っている植物だから普通の植物よりも強いのだろうか?と、ふと思った。
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2021年9月7日(火) | ||||
次の写真は、今花を咲かせているサンタバーバラの木を撮ったもの。数週間前から花が咲いていたのだけれど、写真を撮ろうと思いつつ、お散歩から家に戻るとそのことを忘れてしまって、撮れないでいた。日曜日の昼食後のワンコたちとのお散歩でこの木の側を通った際、エドソンがサンタバーバラってかすかだけれど良い匂いがするねと言うので、ええ?そうなの?と思った。そう言われればそんな感じもしないでもないけれど、私の嗅覚はエドソンのように敏感ではなし、花は木の上の方にあるので確かめられず、あまりよくわからない。トホホ・・・。
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2021年9月8日(水) | ||||
次の写真は、丘の上の貯水タンクの側のクアレズマの花を撮ったもの。クアレズマもサンタバーバラと同様に何週間か前から咲き始めていたのだけれど、まだ花の数が少ないかなと思ったので、写真を撮ることを忘れていた。それでサンタバーバラの花の写真を撮った後、防風林の小路を上がってクアレズマの写真も撮ってみた。これらの花が咲いたこともそうなのだけれど、最近冬の間聞こえなかったサビアーの歌声が聞こえてくるようになり、季節は確実に春になっていると感じる。
昨日はブラジルの独立記念日で休日だったのだけれど、ブラジリアやサンパウロなど各地の主要都市でボウソナロ大統領主導のデモが行われた。『9月7日の独立記念日にあたり、ボルソナロ大統領支持派の軍人や警察官、トラック運転手らが暴動を起こさないように、州や警察は警戒を強めています。こうした抗議行動は全国的に行われる予定だが、不安視されているのはブラジリアで最高裁への抗議行動を行う人たちの存在です。全国各地から集まる人たちで、ブラジリアのホテルは4日の時点で既に、6~7日は満杯とか。大統領がなぜ軍警や軍人にデモ参加を呼びかけているのか。その結果、どんなことが起きる可能性があるのか。万が一、7日に〝何か〟起きた場合、その背景にある動きを《記者コラム》「常にある軍事クーデターの危険性 自作自演で議会や最高裁乱入か」で解説しています。どうぞ、お読みください』とニッケイ新聞にあったのだけれど、私は新聞の購読契約をしていないので、本文を読むことはできなかったので詳しい背景はわからない。ただ、大統領が息子や自分自身の不正疑惑を追求されている現実から世間の目を逸らすためにやったのだろうと推測している。幸い危惧された暴動などには発展しなかったらしい。 ブラジルは現在、未曾有の電力危機に見舞われていて、そんなことやっている場合じゃないのだけれど、電力危機に関する具体的な対策はまったくなく、やるべき仕事をしていない無能な大統領は困ったものだと思う。そして、12日には7日のデモに対抗する反ボウソナロ、反ルーラのデモが行われる予定らしい。このまま無為無策で行くと電気料金の値上がりだけではなく、電力使用の時間制限、つまり計画停電みたいなことになるのではないかと心配している。結局、このひどい政府のお陰で一番痛い目に遭うのは普通の国民なんだけれどなあ・・・。 | ||||
2021年9月9日(木) | ||||
先日広島の友人が送ってきてくれたピンクのオシロイバナの写真を掲載したら、広島の兄が、うちの畑にも「おしろいばな」があるよとメールで以下の黄色い花の写真を送ってきてくれた。何でも太田川放水路の土手で咲いていたものから種を取って畑の隅に植えたのだけれど、たくましい花なのでどんどん増えているらしい。そして、この夏大量発生したクマゼミのことは以前のメールにあったけれど、今度は庭で見つけたセミの抜け殻をせっせと集めてみたら、24個もあったと言ってその写真を送ってきてくれた。でもたぶん実際はもっとたくさんいたと思うとも言っていた。そして「あれだけ騒がしかったセミもお盆ころからの長雨、大雨で姿を見なくなり以降静かでした」と言うことだった。日本はそろそろ秋かあ~。
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2021年9月10日(金) | ||||
はるとひろは、朝一番のオシッコとウンチのためのお散歩から戻ると、寒い時期は寝室のキューブベッドに行っていたのが、最近は暖かくなって来てキューブベッドを使わなくなったので、居間のベッドに行くようになった。私が朝食の仕度をしている間や、エドソンと私が朝食を食べている間はベッドの中で比較的静かにしているのだけれど、私たちの朝食がもうそろそろ終わりに近づくと、それがわかるらしく、揃って食堂にやって来る。たまに、はるは呼ぶまで来ないこともあるけれど・・・。今年に入ってからだったか、パンにクリームチーズを塗った際に使ったバターナイフをペロペロ舐めさせてあげたら、すっかり気に入ってしまい、それを目的にやって来るようになった。本当はこんなに甘やかしてはいけないんだけどなあ・・・と思いつつ、私たちの側に来て静かに私たちを見上げていい子にしているので、その姿が可愛くて、それが習慣になってしまった。次の写真の1枚目はバターナイフを手に持っているエドソンを見つめているふたり。2枚目はエドソンが差し出したそのバターナイフをペロペロと舐めているふたり。
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2021年9月11日(土) | ||||
この水曜日は最高気温が34度になるという予報だったので、夕飯は暑い日の定番のサラダソーメンを作ることにした。でも、1日ほとんど日差しがなかったので、午後3時くらいに予報通り外気温は34度になり、外に出るとムッと暑さを感じたけれど、家の中は涼しいままという状態だった。そしてすぐに気温は下がっていったので、ちょっと気の早いメニューになってしまった。次の写真は、その食卓を撮ったもの。手前から茹でたソーメン、マンジューバの唐揚げ。いり卵、きゅうり、ハム、カニカマを盛ったお皿。向こうのお皿はルッコラとレタス。おつゆはめんつゆにお酢とごま油を混ぜたもの。そして、作りおきのラディッシュの酢の物。飲み物は桑の実のジュース。久しぶりでおいしかったとエドソンが言ってくれたので、満足。満足。
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2021年9月12日(日) | ||||
次の写真は、家の南側の三角地帯で花を咲かせているグレヴィーリャの木を撮ったもの。何本もあるグレヴィーリャの中で、毎年この木だけが花を咲かせる。台所の流しの前の窓からは見えないのだけれど、台所の隅の洗濯機の横の窓からなら花が咲いているのが見えるので、この窓の前にあるろ過器に水を入れながらボーッと外の緑に目をやっていて、花が咲いているのに気づいた。
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2021年9月13日(月) | ||||
次の写真は、エドソンがスーパーで買ってきてくれたほうれん草の一束。以前も書いたことがあるけれど、日本やアメリカで普通にほうれん草として見かけるものとはまったく違うもので、最初に見た時は、これがほうれん草?と思った。でも、スーパーではちゃんとほうれん草として販売されている。これをさっと茹でて、おひたしにして、お醤油とかつおぶしをふりかけて食べると、味も食感もちゃんとほうれん草のおひたしになるのだから不思議だ。ほうれん草のおひたしを夕飯の食卓に出すと、エドソンも喜んで必ずモリモリ食べるので、ここ一ヶ月くらいスーパーでほうれん草があると必ず買ってきてくれるようになった。ここは緑の野菜の種類が日本のように豊富ではないので、ほうれん草が出回る時期は、せっせと食べたいと思っている。
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2021年9月14日(火) | ||||
先日、グレヴィーリャの木に花が咲いている写真を掲載した。その時は気づかなかったのだけれど、そのグレヴィーリャの後ろにある背の高いグアプルブという木にも黄色い花が咲いていることに気づいたので、写真を撮ってみた。冬の間、葉を落として裸になっていたのに、いつの間にか葉が生え始めて花が咲いている。季節は確実に巡っているんだなと、これらの花を見て実感。
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2021年9月15日(水) | ||||
この月曜日は、レアンドロとパラナのふたりが手伝いに来てくれた。彼らが来るとエドソンは朝食は後回しにして、離れ用に買って下のセミナールームに置いていたソファーと洗濯機を、2回に分けて、レアンドロの車の荷台に乗せて、離れに運んでもらった。ソファーは二人がかりでないと重くて移動させられないので、レアンドロの車と人手がふたりあるタイミングでないと無理だったので、そのふたつの条件がこの日は整い、運んでもらうことができた。次の写真は、1枚目が離れの居間に運び込まれたソファー。2枚目は洗面所に運んで設置された洗濯機。この作業はあっと言う間に終わり、ふたりには感謝。感謝。
そして、この日はかねてから念願だったセミナールームの後ろの物置スペースの中のダンボール箱や家を建てる際に使って余ったタイルなど、ごちゃごちゃしたものすべてを外に出して、掃除をする作業をエドソンはふたりにつきっきりでやってくれた。ここに引っ越して来た際の引越し荷物のダンボール箱にはエドソンの名前とパラカンビの住所が書いてあるので、捨てることができずに、量が多いのでどうしたものかとずっと困っていた。するとレアンドロがこういうダンボール箱などのリサイクルをしている人がパーディーニョにいると教えてくれ、連絡を取ってくれたお陰で、お昼休みの時間にその人が来て、ダンボール箱や、ゴミに出そうと思ってガレージに置いていたビンや缶やプラスチックボトルなどをどっさり引き取ってくれたので、とても助かった。これからもこういったリサイクルのものがあれば連絡をすれば取りに来てくれるとのことだった。以前、リサイクル品を引き取っていたボトゥカトゥのスーパーが、その事業を止めて以来、時々ゴミとして出すしかなかったのだけれど、リサイクルできるのであればその方が私たちもうれしい。次の写真は、リサイクルするものを引き取りに来てくれ、車の荷台に満載している夫婦。右端の人は手伝いのパラナ。物置スペースの中の物をすべて外に出した後の家の前がひっくり返った状態を見た時は、その量が多くてどうなることかと思ったけれど、タイルをガレージの後ろに移動させ、ダンボール箱などを引き取ってもらうと、後はそんなでもなく、捨てるべきゴミの量がだいぶ減り、それからほどなくして作業が完了したので、ああ良かったと胸を撫で下ろした。
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2021年9月16日(木) | ||||
昨日書いたように月曜日はエドソンが1日がかりでセミナールームの後ろの物置をきれいにする作業をしてくれたのだけれど、同時にこの日はエドソンのお誕生日でもあった。せっかくのお誕生日にこんな大仕事をして、疲労困憊しているかと思ったら、長年懸案だった物置をからっぽにして掃除をすることができ、離れの準備もまた一歩前進したので、かなりの達成感があったと言って、元気にしていたのでほっとした。この日の夕食はエドソンの希望で、フィレミニョンのローストビーフと、ジャガイモとハムとルッコラのサラダを作った。ローストビーフは豚肉のローストなどと違っていろいろな物で味付けしたりせず、シンプルに岩塩をまぶすだけ。これは肉奉行のエドソンの作業。デザートには久しぶりにチーズケーキを作ろうと考えていたのだけれど、エドソンがうちで採れたレモンで作ったレモンパイが食べたいというので、レモンパイに変更。チーズケーキは材料を混ぜて焼くだけで楽なのだけれど、レモンパイはパイ生地を作り、ガラス製のパイ皿に敷いて焼き、中のレモンクリームとメレンゲを作って、焼いたパイ生地に入れて、再度焼くというちょっと手間のかかる代物。でも、この日の主役はエドソンなので、彼の要望に応えることにした。次の写真は、焼きあがったレモンケーキをオーブンから出したところと、2枚目は切り分けてお皿に乗せたところ。
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2021年9月17日(金) | ||||
森の近くに植えたウヴァイア(uvaia)という果物の木が、花を咲かせているとエドソンが教えてくれたので、昼食後のワンコたちとのお散歩から戻ってからカメラを持って行き写真を撮った。アボカドの木のすぐ前にあるまだ小さな木なのだけれど、小さな白い花をいくつか咲かせていた。でも花にピントが合わず、ピンボケ写真になってしまった。何年も前にここに苗を植えてから今年初めて花を咲かせたとエドソンは言っていた。ここよりももう少し上にもウヴァイアの木が2本あるのだけれど、1本は何年経ってもまだとてもとても小さくて、なかなか元気に育つ様子がなく、だいぶ大きくなった木の方は、2枚目の写真の通り葉切りアリに葉を落とされて青息吐息と言った状態。せっかくここまで成長したのに、かわいそうに・・・。どうか枯れないで生き長らえてね。
ウヴァイアの写真を撮った際、近くのライムの木も少し葉切りアリに葉を落とされている状態だったので、こちらも写真を撮ってみた。中心の枝先に葉がないのがわかるだろうか?この木はこんな状態ではあるものの、写真では見えにくいけれど、白い花も少し咲いているので、いくつか実をつけてくれるのではないかと期待している。
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2021年9月18日(土) | ||||
昨日、ウヴァイア(uvaia)の木に花が咲いているピンボケ写真を掲載したけれど、エドソンがその甘くておいしいというウヴァイアという果物の写真をネットで見つけて送ってきてくれた。実の大きさはビワよりも大きく、柿よりも小さい感じ。1枚目の写真は、木になっているきれいな黄色のウヴァイアの実。2枚目は、実を切って中が見える写真。種が意外に大きいなという印象。私はまだ一度もこの果物を食べたことがない。普通にスーパーなどで販売されているのかなあ~?見た憶えはないなあ・・・。
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2021年9月19日(日) | ||||
パラナ州カストロの蓼沼さんご夫妻にいただいた2本の陽光桜の苗木を、いただいてから1年以上して、昨年の9月にようやく地植えにした。すると鉢植えの状態ではほとんど大きさが変わらなかったのに、地植えにしたら、木の背丈が伸び大きく育ち始めた。とは言っても地植えにして1年だし、木はまだ小さくひょろひょろしているので、花が咲くとは思ってもいなかったのだけれど、先週の初め頃、大きい方の木に花が咲いているよとエドソンが教えてくれた。種から育てたものではなく、接ぎ木されたものだから花が咲くのが早いのだろうと、エドソンは言っていた。それにしても地植えにして翌年に花を咲かせるなんて、本当にびっくり。次の写真は、その木のひとつの枝に咲いた陽光桜を西側と東側の二方向から撮ったもの。ヒマラヤ桜や沖縄桜よりも花が少し大きいような感じで、花の感じもちょっと違うような・・・。と言うか、ソメイヨシノに近いかなと思った。ちなみに、もう1本の木の方は一度葉切りアリに葉を落とされるということがあったので、まだ弱々しく、花が咲きそうな感じはしない。
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2021年9月20日(月) | ||||
ジョゼ・ハファエウはエドソンにとっては息子のような年齢の20代半ばの若い人だけれど、親しい友人関係にある。と言うか、エドソンがジョゼ・ハファエウのメンターの役割をしているのかなと思う。彼は去年の暮れにサンパウロ州立大学大学院の修士課程を終え、今年から博士課程に進んでいる。いい子だけれど、文章を書いたり、人前でプレゼンテーションをすることなどはひどく苦手のようなので、よく大学院に入ってやって行けているなあ~と、正直思ってしまう。そして、つい先月までは学業の傍らパウロの会社でエドソンの仕事のサポートをしていたのだけれど、パウロの会社は他の町にある同業の会社と合併するらしく、システムを統合した後は、もうエドソンのシステムは必要なくなるので、エドソンのことはお払い箱にする予定らしい。それでその前に必要のなくなったジョゼ・ハファエウは解雇されたのだった。でも、エドソンには何の相談も連絡もなく、そのことはジョゼ・ハファエウ本人からの連絡で知ったらしい。ただ、合併の話はもうずいぶん前から漏れ聞いていて、こうなることはわかっていたので、特に驚くことではなかったようだった。そんなジョゼ・ハファエウが昨日の日曜日の午前9時前に、サンパウロ大学修士課程の学生を連れてやってきた。ジョゼ・ハファエウのお父さんとこの学生さんのお父さんが知り合いという関係なのだそう。何でもこの学生さんのしている研究に井戸水のサンプルが必要らしく、ジョゼ・ハファエウのシャカラの井戸水をもらいに来るついでに、うちの井戸水ももらえないかということだったようだ。次の写真は、一緒に森の中の井戸に行って、水のサンプルを採った後戻ってきて、彼らが乗ってきた車の側で話しているその学生さんとエドソン。そちらに向かっている二人は、その学生さんのお父さんとジョゼ・ハファエウ。2枚目の写真で、3人がグーを出してジャンケンでもしているように見えるけれど、これはコロナ禍での握手の代わりの挨拶のようだ。
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2021年9月21日(火) | ||||
最近は家の南側の三角地帯に下りて行くことはめったになく、エドソンがレモンやライムを採ってきてくれる時に下りて行くくらいなのだけれど、先日手伝いのパラナがここで作業をしてくれていたので、エドソンも下りて行って、パラナの作業を確認したり、ここの木々の様子を見ていたら、西側のフェンス沿いに桜がたくさん育っていることに気づいたと言う。それで、この日曜日の夕方一緒に見に行こうと言うことになり、カメラを持って行き、エドソンの先導で数を数えてみると、何と25本余りの桜の木が育っていた。三角地帯に下りて行く西側の入り口には桜の木が何本もあり、東側には全然ないからなのだろうけれど、東側のフェンス沿いには1本だけなのに、西側にはたくさん育っていてびっくり。それで写真を2枚ほど撮ってみた。1枚目の写真は、左側のグレヴィーリャの太い幹の右側に細くて背の高い桜の木が2本あるのがわかる。2枚目の写真は、中央に左に傾いて細い木が写っているけれど、これも桜。画面左上に赤い実をつけているのがわかる。と言うことは私たちは知らなかったけれど7月頃ちゃんと花を咲かせたんだ。これらの桜は私たちが植えたものではなく、おそらく種が風に飛ばされるか、鳥たちが運んできて、みな自然に育ったもの。これらの桜を私たちがこれまでに植えた桜の数に加えると、うちの敷地内には100本以上の桜があることになる。
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2021年9月22日(水) | ||||
現在日本では自民党総裁選が行われている。岸田氏は平時であれば総裁になっても何とかやって行けるかもしれないけれど、アメリカはバイデン政権の失態続きで大国としての信用を失いつつあり、世界情勢がどんどん悪い方向に向かっていて、中国の横暴が目に余る昨今の非常時には向かないのではないかと思う。彼の親類縁者がみな財務省関係で財務省には逆らえないことに加え、彼の国家観や政策が色々なところに忖度して明確でないのはかなりのマイナスだと思う。そして、河野氏は、反原発、女系天皇容認、敵基地攻撃能力を持つことに否定的ということで、日本の国益を一番に考えておらず、国の安全保障に対する感覚がないので、こんな人が総裁になり首相になったら日本の国益を守ることができず、まったくダメだと思う。そして先日、何故河野氏が原発反対で、再生可能エネルギーを強く推しているのかがわかるニュースがあった。彼の弟が経営している日本端子(株)という会社は、太陽光発電関連の非上場の同族企業で、父親の洋平氏が会長であり大株主、太郎氏も大株主だという。と言うか、家族だけが株を持っているようだ。そしてこの日本端子(株)は中国にどっぷり浸かっていて、中国に①北京日端電子有限公司②昆山日端電子科技有限公司③香港日端電子有限公司という3つの子会社を持っている。そして、子会社のトップが中国共産党員だったり、子会社に出資している中国企業がファーウェーとどっぶりだったり。つまり、この会社は神奈川県平塚市に本社があっても、実質の生産活動やビジネスは中国でやっていて中国共産党とズブズブの会社。だから太陽光発電を推し進めれば彼の親族の会社と彼自身が儲かることになると同時に、河野氏は中国共産党に弱みを握られていることにもなる。さらに中国の太陽光パネルはウイグル人を強制労働させて作られている。これは人権問題でもある。小泉一家も怪しい太陽光発電の会社の広告塔になって、進次郎氏が太陽光発電を推し進めているけれど、これらはみな明らかな利権がらみじゃないのと思う。やはり国家観がゆるぎなくしっかりしていて、ちゃんとした政策を明確にしてぶれない高市早苗氏に総裁、そして、首相になってもらいたい。安倍元総理と岸防衛大臣は彼女を支持しているけれど、メディアは彼女のことを右翼だとレッテル張りをして、無視したり貶めたりしている姿勢が目に余る。野党の女性政治家が、彼女は夫婦別姓に反対だから首相になってはいけないと言っていたけれど、高市氏はとても現実主義的な人で、総務大臣の頃、1000以上のルールを改正して、女性が旧姓も使えるようにした実績がある。つまり、実質的に旧姓を使いたい女性が困る状況はほとんどなくなっているのが現実なのだ。新聞、テレビなどのメディアはなぜそれを報道しない?そして先日、西尾幹二氏が産経新聞の正論欄に「私が高市早苗氏を支持する理由」というような記事を掲載して、高市氏支持を明確にしていたというニュースを見た時はうれしかった。日本が亡国の道を歩むのか、そこを踏ん張って軌道修正して回復の道を歩むことができるのか、天下分け目の総裁選だと思う。投票日までメディアによる嘘の情報や印象操作、誹謗中傷や無視という酷い仕打ちを受け続けるだろうけれど、負けるな早苗ちゃん!ちなみに月曜日に、高市氏が台湾の蔡英文総統とウェブ上で会談を行ったというニュースもあった。これはもう事実上の日台トップ会談? 河野太郎氏と日本端子のことに関しては、いろいろな動画が取り上げているけれど、ここではカナダ人ニュースのやまたつさんのサイトと、WILL増刊号のサイトにリンクをはってみる。興味のある方は以下のサイトへどうぞ。カナダ人ニュースのやまたつさんのサイトはこちらへ。WILL増刊号のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年9月23日(木) | ||||
火曜日の午後、二度目のワクチン接種に行ってきた。一度目の接種は午前中だったけれど、二度目の接種は午後1時からというふうに分かれているということで、昼食後にワンコたちのお散歩をしたらすぐに出かけなくてはいけないなと思っていた。そうしたら、エドソンがすぐに行くと混んでいて行列ができているかもしれないから、2時くらいに出かけて行こうと言うので、少しゆっくりと出かけて行った。するとやはり、時間をずらして行ったのが良かったようでまったく混んでおらず、受付を済ませるとすぐに接種してもらうことができ、帰りに薬局に立ち寄って、エドソンが少し買い物をして帰ったのだけれど、家には余裕で3時前には戻ることができた。病院で聞いた話では、パーディーニョの18歳以上の住民の85%が1回目の接種を済ませており、50%は2回目の接種を済ませているということだった。そして、12歳以上の子供たちの接種が現在進んでいるということだった。さらに60歳以上の高齢者向けに3度目の接種も始まっており、現在は80歳以上の人たちの接種をしているのだそう。ええ~、じゃあ、私も3回目の接種をしなくちゃいけないの~?2回で十分だけどなあ・・・。次の写真は、ネット上で見つけたパーディーニョの病院の写真。
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2021年9月24日(金) | ||||
高市早苗氏は総裁選を戦う相手を誹謗中傷したり罵詈雑言を浴びせたりしないでほしいと過激な支援者に呼びかけている。そんな支援だったらいらないとまで言っている。彼女はお互いに政策をぶつけあって戦い、より良い政策を実現したいと願っているのだ。ツイッター上で自分に対する批判や疑問を書いて来る人を、聞く耳持たないとバッサリとブロックする河野氏のやり方とは明白に異なる。こういう彼女の姿勢は本当にいいなと思う。それでさらに彼女の考え方をより良く知るために、ここに彼女が掲げる6つの理念 | ||||
2021年9月25日(土) | ||||
去年、自主隔離を始めて一ヶ月くらいした頃だったか、エドソンとふたりで離れの片付けをしていて、寝室に置かれたペンキの缶や余ったセメントが入った袋などを外に出して、中腰で重いセメントの袋を持って家の下の物置に入れようとしてひどく腰を痛めてしまった。ぎっくり腰とまではいかなかったけれど、それに近い状態だった。動けなくなったわけではないけれど、常に痛みを抱える状態になってしまったので、遠赤外線のウォーマーで腰を温めたり、ベッドの上で簡易の股関節を広げ腰を伸ばすストレッチを毎日朝晩続けて、何とかあまり痛みを感じることなく動けるようになっていた。でも、10日くらい前に、朝起きたら腰が痛くて痛くて、普通に歩くこともできず、前かがみの姿勢やしゃがむことも支えがないとできないような情けない状態になってしまった。それで長らくサボっていたちゃんとしたストレッチ(自己流ではあるものの、床にヨガマットを敷いて、20分くらい腰だけでなく、全身のストレッチをする)を朝晩することにした。やはり怠けていたのがはっきりとわかるほど体が硬くなっていて、以前できていた動作が痛くてできなくなっているものもあり、反省しきり。寝室にヨガマットを敷くと、それを察知してはるとひろがやって来てお邪魔虫をするので、それもあってしなくなっていたのだけれど、彼らも成長したのか今回はあまりお邪魔虫をしなくなっていたので、ドアを閉めたりしなくてもちゃんとできるようになった。ただ、3日目だったか4日目だったかに、朝、お邪魔虫にやってきて、ひとしきり私の足の上や周りでジャレ合うので、カメラを持って戻ったら私から離れてベッドの中でふたりだけでラブラブを始めたので、撮ったのが次の写真。うれしくてビュンビュン尻尾を振っているひろはお尻のアップになってしまった。
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2021年9月26日(日) | ||||
次の写真は、白い花をたくさん咲かせているピタンガ(別名、ブラジリアン・チェリー)という木。2枚目の写真は、その花をアップで撮ったもの。見た感じ少し小さい梅の花のよう。微かにいい香りがする。私はワンコたちとのお散歩コースくらいしか敷地内をウロウロ歩くことはめったにないけれど、エドソンは森の貯水タンクの水を汲み上げに行く道すがら、ついでに敷地内を回って木の状態などを見て回っているので、桑の実が赤くなり始めたとか、アボカドが実をつけたとか、教えてくれる。このピタンガのことも、花がたくさん咲いていると教えてくれたので、ワンコたちとのお散歩の際、場所を教えてもらって、後でカメラを持って行って撮ってみた。今年はこのピタンガの赤い実を収穫することができるかな?できるといいな。
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2021年9月27日(月) | ||||
先週、先々週と、手伝いのパラナが、ドナ・ベティのファゼンダでの有給休暇を消化するために、仕事が休みだったので、その間うちに何日か手伝いに来てくれた。エドソンは彼にいろいろやってもらっていたけれど、敷地内のセドリーニョなどの木の下側の枝を払ってもらったので、とてもすっきりして、木の下や間を歩き易くなった。その枝の払われたセドリーニョの一列を写真に撮ってみた。木の前の地面にあるのが、その切り払われた枝。
土曜日の午後、ムリロがブルーチーズ2つとマンダラチーズ2つを持って来てくれたので、久しぶりにおしゃべりをした。コロナ禍になる前は、英語のレッスンに来るついでに頼んだチーズを持ってきてもらっていたのだけれど、コロナ禍で自主隔離生活に入ってからは英語のレッスンをすべてキャンセルしたので、ムリロではなくヴィトーに頼んで時々持ってきてもらっていた。そうしたら最近ヴィトーがこのファゼンダを辞めて、ボトゥカトゥのIT関連の会社に転職したということだったので、ヴィトーに頼めなくなり、ムリロに頼んだという次第。でも、このムリロも今年一杯でこのファゼンダでのチーズ作りの仕事を辞めると言っていたので、そうするともう知り合いがいなくなるので、従業員割引のチーズは買えなくなり、カフェクエスタで販売されているチーズを買うしかないかあ~?まあ、このファゼンダの人使いが荒く、お給料は少ないのに、仕事はとても忙しく、思うように休暇も取れない状態に、以前からムリロも辞めたいとは言っていたけれど、とうとう辞めるのか・・・。
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2021年9月28日(火) | ||||
サンパウロのお寺さんの奥さんで友人の毛利さんは、少なくとも月に一度のペースで、ニッケイ新聞に文章を寄稿している。毎日ニッケイ新聞をチェックして、彼女の記事が掲載されていると、それを読んで、メールで感想のようなことを書いて送ることを常としている。今回21日付けで掲載されていたのだけれど、21日はワクチン接種で病院に行ったりしてバタバタしたためか、ニッケイ新聞をチェックし忘れていたようで、掲載されていたことを知らずにいた。すると何日経っても私からメールが来ないので、何かあったのだろうかと毛利さんが心配して、前園さんに問い合わせ、日曜日の朝前園さんからメールをいただくというようなことがあった。このコロナ禍なので何があっても不思議はなく、ご心配をおかけして申し訳ないと思う一方で、こうして心配してくださる方たちがいてくださることはとてもありがたいことだと思った。金曜日はメル友の鎌谷さんに定期便のメールを送る予定日だったのに、掃除などをしていてうっかり忘れてしまったり、何だか最近ポカ続き。腰を痛めたことで、生活のペースがストレッチに集中していたからなのか、コロナ呆けになったのか、やれやれトホホ。21日付けの毛利さんの記事は「《特別寄稿》癒しがたい悲しみを乗り越えて=安楽に続く道を拓いた女性たち」というタイトルで、なかなか重い、でも、人生の真理が詰まった文章だなと思った。この記事のサイトはこちらへ。 | ||||
2021年9月29日(水) | ||||
次の写真は、玄関前の外階段に囲まれた箱庭で育っている2つのコウヴィ。ダンゴーラたちが毎朝ベランダに来るようになって、右側の小さい方のコウヴィは少し葉を食べられてしまったけれど、繰り返しベランダに来てはダメと追い払っていたら、最近は階段の上とかベランダの欄干とかに、たまに来る程度で箱庭まで侵入してくることはなくなった。葉に穴が開いているのは虫に食べられたというより、水滴がついた部分が太陽に熱せられて焼けて穴が開いたのではないかと思う。左側のコウヴィはそろそろ何枚か収穫して食べることができそう。この箱庭にはこの他、2枚目の写真のように、アルメイラオン・パウリスタという葉物野菜(画面左端)と、ネギ(前列)と、パセリ(後列)が元気に育っている。アルメイラオン・パウリスタはコウヴィの側にも5本ほど育っている。コウヴィはまだ食べていないけれど、ネギとパセリにはもう何度もお世話になっている。
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2021年9月30日(木) | ||||
次の写真は、うちの丘の上から東方向を向いて撮った建設中の建物。最近、エドソンが丘の上から景色を眺めていて、以前はなかったこの建物が遠くに見えるので何なんだろう?と、思っていて、お隣さんと立ち話をした際に聞いてみたら新しいレストランだということがわかったらしい。ちょっと霞んでいて見えにくいけれど、カメラでアップにして見ると肉眼よりもはっきりと見える。この建物がある場所は昔からあるヴェンダ・ド・ヴィヴァンという小さなランショネッチ(軽食屋)へ向かう途中の少し手前という位置関係らしい。以前は古いランショネッチ兼バーが1軒しかなかったけれど、ここ数年でパイネーラ・ヴェーリョというレストランが1軒と、軽食を出すバーと、チロレーザという補助具を身につけてワイアーにぶら下がって丘を下るアトラクションなどができ、結構観光地化して賑やかになってきていたのだけれど、これができれば、さらにもうひとつレストランが加わることになり賑わいが増すのだろうな。パーディーニョでもこの辺りは景色がいいので、このコロナ禍でも週末はとても賑わっているらしいく、もうひとつレストランが加われば、さらに多くのお客さんを惹きつけることになるんだろうなと思う。少しずつだけれど、パーディーニョもここの美しい自然環境を有効利用しようという動きをしているようだ。
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