Kyoko Yoshida | Life in Brazil | BLOG |
2021年7月1日(木) | ||||
1週間ほど前に、エドソンとふたりでパーディーニョの病院に行き、1回目のワクチン接種をした。ブラジルではゆっくりだけれどワクチン接種が広がってきていて、接種可能な年齢もだんだん下がってきている中、サンパウロのブタンタン研究所が作っているとは言っても、中国のシノバックワクチンは、効果があまり期待できないと言うか信用できないし、アストラゼネカワクチンは、エドソンの友人や知人で打った40~50代の人たちから、ひどい頭痛が止まらないとか、丸2日間仕事ができなかったとか、ちょっときつい副反応が出て大変な思いをしたという話をいろいろ聞いていた。そして、ファイザーは最近ようやくブラジルに届き始めたばかりだから、長期間待たなければいけないかもしれないけれど、接種するのであればファイザーを接種できればそれに越したことはないかなと思っていた。そんな折、パーディーニョの町で一番古い薬局をお父さんの代からやっている友人のパウラからエドソンに連絡があり、パーディーニョの病院でもファイザーワクチンの接種が可能になったという情報をもらった。ファイザーワクチンに絶対的な信頼を寄せているわけでも、何がなんでもワクチンを接種したいわけでもなかったのだけれど、ブラジルのコロナ死者は50万人を突破し、60万人のアメリカを追い越すかもしれない状況と、一向に感染者が減少しない現実の前に、何とか自分たちの身の安全を確保するためには必要なことかもしれないと判断した結果だった。 日本は自治体から送られてくる申込書を受け取ってから予約申し込みをして、予約日当日は会場で問診票に記入してから打ってもらい、その後15分間待機して、異常が出なければ帰宅できるという手順だと聞いていたけれど、ここでは申込書などは届かず、予約の必要もなく、打ちたい人が自分の年齢でも打てる日になったら、接種会場に行ってIDを提示して打ってもらうというもので、接種前の問診票も、接種後の15分間の待機もなく、大雑把な感じだなと思った。ただ、せっかく列に並んで待っても、今日はもうありませんなんて言われることもあるらしい。お国柄というか、国民性の違いなんだろうと思う。接種後に2回目は3ヶ月後と聞いて、「えっ?嘘!3週間後じゃないの?」と驚いたけれど、ブラジルではこれが政府の指針だとエドソンが確認してくれた。そして、広島の友人が彼女のイギリス在住の娘さんからの情報として、やはりファイザーの2回目は3ヶ月後だと聞いて、どうしてこんなに違うのだろうと思いつつも、ちょっと安心した。ワクチン接種当日の夜、エドソンも私も腕が少し痛かったくらいで、他には何も副反応は出ず幸いだった。 | ||||
2021年7月2日(金) | ||||
先週の土曜日に手伝いに来てくれたゼーともう一人の人に、離れの北側から入り口ゲート方向に向かう道を作る作業をしてもらった。まだ半分くらいしかできていないけれど、写真を撮ってみた。1枚目は離れのベランダから北を向いて撮ったもの。2枚目は北側から離れの方を見て撮ったもの。以前、道を作ろうとした際、セドリーニョの足元を平らにしてくれたのだけれど、木に近すぎて歩ける状態ではなかったので、ベランダからまっすぐ歩ける位置に作り直してもらうことにした。
先週まで穏やかで比較的暖かな日々だったのだけれど、今週は気温が下がり始めたので、また薪ストーブの出番となった。そして1日水曜日と2日木曜日の朝の最低気温はどちらも1度まで下がり、この冬一番の冷え込みとなった。お天気はいいのだけれど午後からもたいして気温が上がらず、夜はストーブの火があっても深々と冷えてくる感じだった。もちろんめいも今週は毎日夜はシュハスコ小屋に避難させて寝かせている。ニッケイ新聞の記事に、この寒さは過去5年間で一番の寒さだそうで、「今回の寒波をもたらしたのは、寒冷前線とそれに続いて流入してきた南極方面からの大寒気団だ。この寒気団は、6月28日から29日にかけて、南部のサンタカタリーナ州やリオ・グランデ・ド・スル州で雪やあられを降らせた上、サンタカタリーナではマイナス7・5度など、パラナ州を含む南部3州で今年一番の寒さを記録。サンタカタリーナ州では6月30日も、氷点下を記録し、降雪を見たところが出ており、南部や南東部での厳しい寒さは続きそうだ」とあった。アメリカ北西部やカナダ西部では熱波で大変そうだけれど、こちらはサンパウロ市で路上生活のホームレスの人が復数人凍死したりして寒波で震えあがっている。 | ||||
2021年7月3日(土) | ||||
6月も下旬になると、それまで2ヶ月近く咲き誇っていたノイヴィーニャの花が終わり、気の早い桜が、あっちの木、こっちに木でちらほらと咲き始めた。次の写真は、うちにたくさんある桜の木の中で、今一番たくさん花を咲かせている入り口ゲート東側の桜の木の一枝を撮ったもの。
次の写真は、丘の上の貯水タンクの側に植えたグアンドゥ豆の苗木に花が咲き始めたので、めいとのお散歩の際カメラを持って行って撮ったもの。だから私の前にいるめいも一緒に写っている。
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2021年7月4日(日) | ||||
最近、靴べらのような形をした大きな種のようなものが家の南側や外階段にいくつも落ちているので、エドソンに何だろう?と聞くと、家の南側の三角地帯にあるグアプルブという大きな木の種というか種が弾けた後の皮のようなものだと言うことだった。大きさも形も靴べらのように見える。ひろとはるもこれが階段などにあると、何だろうと鼻を近づけたりするけれど、食べ物じゃないとわかるとそれ以上は関心を示さない。先日の夕方、エドソンがその靴べらのようなものを毛糸の帽子の左右に挟んで、耳のようにして、私を笑わせようと家に入って来たので、これは写真を撮らなければと撮ったのが次の写真。十分笑わせてもらいました。エドソンは冬の最低気温が一桁になるような時は、頭が寒いらしく毛糸の帽子を被るのだけれど、去年まで使っていたベージュの帽子がどこに行ったのか見つからず、仕方なく今年は私の青い帽子を使っている。
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2021年7月5日(月) | ||||
入り口ゲートに向かう道沿いのゲートに近い辺りに、木の枝などを切った際に、それらを乾燥させて燃やすためにまとめて積み上げているのだけれど、その側でカシが芽を出し、元気につるを伸ばしていて、たくさん花や実をつけているので次の写真を撮った。白い花がとてもかわいい。2枚目の写真は、エドソンがここから収穫してきたカシ。いつもはへちまくらいの大きさに育った、もっと大きなものを採ってくるのだけれど、まだ小さいうちに採ってみたらどんなだろうか?と言って、採ってきたもの。どれだけ小さいかということを示すために、きゅうりと並べて写真を撮ってみた。左側がカシで、右側がきゅうり。先日、鶏肉と野菜のローストを作った際、この小さなカシもじゃがいもやズキーニなどの野菜と一緒に使ってみた。まだ細いので中心部に種ができておらず、種部分を取り除く必要がなく、丸ごと食べることができた。西洋きゅうりは太くて中心部に種があるけれど、日本のきゅうりは細いので中心に種がないという違いに近い。
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2021年7月6日(火) | ||||
アマゾナス州マナウスで暮らしておられるメル友の陣内さんが、ソリモンエス河との合流点のネグロ河沿いにあったアマゾンリバーサイドホテルの写真を送ってきてくださった。絵葉書のようなものをテーブルに置いて撮ったもののようだ。このホテルは現在、跡形も無くなっているそう。昔は週末はここに行って、ジャングルをお散歩したり、ネグロ河でピンクイルカを見たりして過ごしておられたそうで、彼女にはとても懐かしい場所のようだ。彼女から聞くアマゾンでの生活は、同じブラジルと言ってもこことはまったく異なり、とても興味深い。
1970年にアマゾンのベレンに移住した頃は、スーパーなどはなかったので、食料は河口の市場に行っていたそう。「鰐のぶつ切りや、牛肉は血まみれのままぶら下がり、鶏は生きたまま、果物は豊富でオレンジは100個単位で売られていた」という。若かった陣内さんは「毎日がとても新鮮で、驚きで、楽しかったです」と書いておられた。コロナ禍になり、時々俳句を送ってきてくださるのだけれど、アマゾン河に亀がいることとか、インジオの若者が河の上で亀を捕ろうと弓矢を持って待ち構えている姿を描写する内容の俳句などもあり、とてもアマゾンらしくエキゾチックな俳句を作られる。「アマゾン河には亀がいるのですか?」と、メールすると、「アマゾンの亀料理はお祭りやお祝いの時のご馳走です。現在は捕獲禁止ですが、札を付けた養殖ものはレストランでも出していました。タルタルーガという大きな亀は甲羅以外は全部食べられるのです。真赤な血はスープで、内臓を血で煮るのです。足の付け根の白い身は鶏肉みたいでしたが、他はとても私には無理でした。インジオ部落では貴重な栄養源だそうです」とも書いておられた。う~ん。まさに別世界。 | ||||
2021年7月7日(水) | ||||
次の写真は、外階段に囲まれた箱庭に植えたネギ。このネギは畑にあったのだけれど、ダンゴーラたちが食べてしまい、私たちが収穫できない状態になってしまっていたので、エドソンがここに移植してくれたもの。この他、葉物野菜のアルメイラオン・パウリスタやコウヴィも食べられてしまった。ただ、畑のニラやバジルなどは食べたりせず、今も大丈夫な状態を保っている。アルメイラオンやコウヴィが好きなのはわかるけれど、ダンちゃんたちがネギ好きとは知らなかった。この箱庭は草取りが追いつかず、草ボウボウになりかけているけれど、ネギは何とかここで息を吹き返してくれている。3枚目の写真は、同じく箱庭にエドソンが植えたコウヴィの苗2本。右側の茶色に枯れた葉は、畑のターメリックの一株を、やはりエドソンがここに移植したもの。ダンちゃんたちは家の回りを毎日ウロウロしているけれど、さすがにこの箱庭には一度も入ってきたことがないので、食べられることはないだろうと思っていた。でも、先日の朝、朝食前にエドソンがいつものように食堂の西側の窓から外を眺めていたら、ダンちゃんたちが階段を降りてきて、箱庭に迫ってきていると言うので、見ると、本当に後少しで箱庭に入って行きそうだったので、手を叩いて、入っちゃダメと言って止めた。そして、エドソンが外に出て、階段からダンちゃんたちを遠ざけてくれた。これまで階段に来たり、箱庭に近づいたことはなかったのに、ネギやコウヴィの匂いがするのだろうか?危ない、危ない。毎日彼らが家の近くに来たら階段に来させないようにその行動を監視しなくてはと思った。
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2021年7月8日(木) | ||||
お隣のウィリアムはドローンを持っていて、よく飛ばしていて、うちの上空を飛ばすこともよくある。この日曜日のお昼前に鶏たちに餌をやるために畑とシュハスコ小屋を行ったり来たりしていた時に、姿は見えなかったけれどすぐ側をブンブン言ってドローンが飛んでいるのが聞こえた。そして、昼食後のお散歩に出ると、うちの敷地よりも南西の空からブンブン言っているのが聞こえ、何だかずっとうちの上空周辺を飛ばしているなあ~と思っていた。その数時間後エドソンがウィリアムがドローンで撮った写真を送ってきたと言って、私にも送ってくれたのが次の写真。1枚目は、うちの南西から撮ったもので、画面中心より手前側がうちの西隣りのコーヒー農園と、以前牛の放牧場だった草地。コーヒーの木が整然と並んでいる向こう側の茶色い部分がうちの敷地の丘の部分で、その右側に木々に囲まれて我が家と離れの屋根が見える。右側の木がうっそうとしている場所は我が家の生活用水を取っている森。うちの向こう側の草原と右側にポツポツと見える建物がある場所がウィリアムの敷地。お隣のコーヒー農園もウィリアムの果樹園も、大部分は丘を向こう側に下がっている場所にあるので、この写真では見えないけれど、敷地面積はうちの10倍以上の広さがある。2枚目の写真は、うちの敷地を中心にして南側から撮ったもの。画面の上の方、うちの敷地の北側にコーヒー農園の奥の部分が少し見え、左側にウィリアムの敷地内の家や倉庫などが見える。
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2021年7月9日(金) | ||||
昨日、リオデジャネイロ州ペトロポリス市の安見さんからメールをいただいた。コロナパンデミックが終わったら行きたい所というアンケート調査で、選ばれた世界25都市の中にペトロポリス市がブラジル唯一選ばれて、19位だったというニュースが、6日火曜日のGloboTVで放映されたということだった。「我々はここに48年間住めて幸せです」と書いておられた。ペトロポリスは標高1000メートル超の山の上にあって、年中暑いリオと違って涼しく、昔は皇帝の避暑地だったこともあって、整然とした都市計画のもと作られたとてもきれいな町。あまり大きな町ではないのと、住民の教育程度が高いためか治安も良く、ブラジルに来たばかりの頃、一度安見さんご夫妻を訪ねて行ったことがあり、いい町だなと思った。バスでペトロポリスからリオに戻った際の感覚が、ヨーロッパからアフリカに到着したような感じで衝撃を受けたことを今でもよく憶えている。安見さんが送ってきてくださったこのニュースを取り上げたFacebookのサイトは、こちらへ。 | ||||
2021年7月10日(土) | ||||
7月に入りうちの敷地内にある桜がつぼみをつけ始めた。そして、そのつぼみがかなりピンク色になり、もうすぐ咲き出しそうな気配はあるのだけれど、朝晩の気温が低いからなのか開花しようかどうしようか悩んだいるみたいで、一斉に咲き出す感じではなく、少しずつ、少しずつ咲き始めている。次の1枚目の写真は、この水曜日に撮った食堂の窓から見える家の西側の庭の一番手前の桜。2枚目の写真は、2日後の金曜日に撮った同じ桜の木。少し花が咲き始めているのがわかるだろうか?そして3枚目の写真は、桜の手前の階段沿いのサツキと、右側のマナカが一緒に見えるように撮ったもの。このマナカはノイヴィーニャ以上に長い間花を咲かせていて、私たちを楽しませてくれている。
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2021年7月11日(日) | ||||
金曜日の夕飯に久しぶりにティラピアのフライを作って食べた。ティラピアというのはブラジルの一般的な川魚で、フライにするとアジフライのような感じで食べることができる。味に敏感な人はアジとは少し味が違うと思うだろうけれど、フライにすると私はとてもおいしいと思う。それでどうして久しぶりだったかと言うと、まずここ1年くらい揚げ物料理を控えぎみにしていて、ティラピアがあってもフライにしないで、フライパンでソテーしてムニエルのようにして食べること多かったから。そして、お店にペスカーダという海の魚があると、ティラピアよりもペスカーダをエドソンが好んで買ってくることが多かったから。でも、本当に久しぶりだったので、エドソンも久しぶりでとてもおいしかったと言ってくれ、満足した様子だったので、良かった。1枚目の写真は、そのティラピアをパックから出したところ。2枚目の写真は、揚げ終わったところ。日本で川魚と言うと、鮎など小さい魚を丸ごといただく感じだけれど、ブラジルの川魚は結構大きい。
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2021年7月12日(月) | ||||
さて次の写真の物体は何でしょう?金曜日にエドソンがボトゥカトゥのスーパー・コンフィアンサで買ってきたもの。バケツを買ってきてほしくて、お買い物リストにバケツを載せていたのだけれど、それを探していて、バケツはなかったのだけれど、これを見つけたから買ってきたと言っていた。答えはパイプの詰まりを改善させるための道具。洗面所や台所のパイプが時々詰まり、水の流れが悪くなるので、その都度重曹とお酢を流して流れを改善させたりしてきたのだけれど、こういう物があると助かるかも。日本語で何と言うのだろう?ポルトガル語の名称をエドソンから聞いて調べてみたら、英語ではunclogger、日本語は、ラバーカップ(スッポン)となっていた。uncloggerは詰まりをなくすという意味で、そのままの言葉だけれど、日本語の方は聞いたことないなあと思った。日本で見慣れていたものと違い、これは何だか小さくて可愛い形をしている。早速エドソンが洗面所のシンクで試してみたら、水はけが劇的に良くなった。とてもお役立ちの良いものを買ってきてくれたことに感謝。
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2021年7月13日(火) | ||||
この土日は寒さが緩み、朝の最低気温が8度とか9度で、午後の最高気温が23度くらいになったため、桜がだいぶ開花し始めた。それで、月曜日の午後、昼食後のお散歩の後、ひとりでカメラを持って、同じお散歩コースを歩きながらその道すがら見える桜の写真を撮ってみた。次の写真は、玄関の扉を開けると見える景色。先日掲載した食堂から撮った同じ場所を写した写真よりも花がたくさん開いているのがわかるだろうか?
次の写真は、家の南側の三角地帯に降りて行くところにある3本の桜の木を撮ったもの。真ん中の木が我が家で一番最初に植えた桜の木。
次の写真は、上の写真の桜の右側に並ぶまだ若い桜の木々。
次の写真は、上の桜の木々から道なりに並ぶ木々と、さらにその先の木々。ここは我が家の唯一の桜並木。
次の写真は、入り口ゲートの西側の桜。
次の写真は、入り口ゲート東側の桜。この木は頻繁に葉切りアリに葉を落とされるので、西側の木に比べてあまり元気がない。でもちゃんと花を咲かせている。
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2021年7月14日(水) | ||||
今日も昨日の桜自慢の続き。次の写真は、入り口ゲートまで行って振り返ると見える防風林の外側の桜の木々。何年かかけて右側から数本ずつ苗木を植えていったので右側の木が古く、左側の木が若いため、左側の木はまだあまり花をつけていない。画面の左端に花をつけている桜は、次に掲載している防風林の一番上の桜の右端の木が写っているもの。
次の写真は、防風林の小路の一番上側の4本の桜。防風林の並木の一番外側のセドリーニョと内側のカエデの間に植えた桜は、背の高い大きな木に挟まれて日当たりが悪いのでひょろひょろとして、ほとんど花をつけないのだけれど、今年は木の上の方の日が当たる高い場所で花を咲かせている。これらの木の足元はひょろひょろとした幹と枝しか見えないため、写真には撮らなかった。
次の写真は、防風林の小路を下りてきたところにある離れに向かう道沿いの3本の桜を撮ったもの。真ん中の木はこの夏、葉切りアリに何度か裸にされたので、花をつけていない。
次の写真は、右側に離れに行く道があり、左側に坂道があって、下の車道につながるというちょうど真ん中の場所にある桜を撮ったもの。
次の写真は、ランドマークの木のところまで戻ってきて、そこから見える家の西側の庭の桜を北側から撮ったもの。画面左端に花を咲かせているマナカの木も写っている。
最後に、家の北側の庭の桜と、その一枝をアップで撮った。これで我が家の桜ツアーは終了。家の西側の庭の桜とユーカリの木の前の道沿いの桜はエリゼウから苗木をもらったものだけれど、それ以外の桜の木はみな私が小さな芽から育てて、自分の手で苗木を植えたもの。防風林の並木に植えたものの中で枯れて消えてしまったものもあるけれど、それ以外は数年をかけてみな何とか育っていて、花を咲かせてくれるようになったのだなあと、これらの桜を愛でながら、あらためて感慨深く思った。
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2021年7月15日(木) | ||||
火曜日の午前中、いつものように鶏やダンゴーラたちにエサを与えている時、畑の南側の庭の桜が目に入った。「ああそうだった。ここにも桜があったんだ」と思い、エサやりが終わった後、この庭の桜の写真を撮った。この庭はお散歩コース上ではないので、毎日見ているのに、写真を撮るのをすっかり忘れていた。隣で咲いている赤い花はネムの木の花。
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2021年7月16日(金) | ||||
ダンゴーラのヒナたちは生まれてから4ヶ月以上が経過し、今ではぱっと見た目、ヒナなのか大人なのかすぐには区別がつきにくくなった。よく比較して見ると、ひなたちは個体差はあるものの大人たちよりもまだ若干体が小さい。次の写真は、先日の夕方、家のベランダの側まで来ていたダンゴーラたちを撮ったもの。2枚目は側にいるめいも一緒に画面に入るように撮ったもの。ダンちゃんたちはめいのことをまったく恐れていない。めいも彼らが側に来ると尻尾を振りながら近づいて行き、彼らを見ている。彼らはこんな風に毎日何度もこの辺りにやってきて、レンガの上で並んで立っていたりする。ダンゴーラたちはとてもおしゃべりで、何かべちゃくちゃと話しながら(つまり声を出しながら)歩き回り何かをついばんでいたり、ただ立っていたりする。だから彼らが側に来るとその声ですぐにわかる。この写真には7羽のヒナと5羽の大人の計12羽のダンゴーラが写っている。つい1ヶ月くらい前までは、外で自由にしていた大人たちは4羽だったのだけれど、鶏たちと一緒に柵の中で暮らしていた2羽のダンゴーラの内の1羽(オス)がある日柵の外に飛び出して、外のみんなと合流して生活を始めてしまい、柵の中には1羽のメスだけが取り残されてしまった。それでみんながお散歩に出て、鶏小屋の側にいないと、寂しいのかこのメスは鳴いて(泣いて?)いることがよくある。でも、鶏と喧嘩したりいじめられたりはせず穏やかに暮らしてはいるのだけれど。
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2021年7月17日(土) | ||||
2年位前だったか、Youtube上で「はるあん」という当時女子高校生だった女の子がやっているお料理番組で、「放ったらかしで作るパン」というのを見て作ってみたら、エドソンも私もそれがすっかり気に入り、以来もうずっとそのパンを作って食べている。当初は普通の白い小麦粉だけで作っていたのだけれど、全粒粉を少し混ぜてみたり、半々にしたり、全粒粉の量をさらに増やしてみたりしながら、最近はもうずっと全粒粉だけで作っている。最近、エドソンがチアシードの入っているものや、他の何かの種が入っている全粒粉を買って来ることが増え、それらで作るとさらにおいしいと思いながら作っている。4日に一度の頻度で焼かないと、すぐにパン欠になるので、うっかりしていて明日の朝のパンがないという時がたまにある。そういう時は急遽パンケーキを焼いたりしてしのいでいる。このパンは焼く前日にパン生地を作って1日冷蔵庫で寝かせて、翌朝、生地をこねて室温で寝かせて膨らませ、お昼過ぎに成形をして夕方まで寝かせて膨らませてから焼くという手順で、時間はかかるのだけれど、手間はそれほどかからない。今の時期、気温が高くないので、パン生地を室温で寝かせる際、お天気の悪い日はストーブの側に置いたり、お天気のいい日は寝室の窓際の陽が差し込む場所に置くようにしている。その様子を撮ったのが次の写真。
先日、いつものようにそろそろ陽が差し込み始めたかなと、寝室に確認しに行った際、寝室のキューブベッドの中にいるはるとひろを見ると、ひろがとんでもない恰好をしていて、おかしかったので、すぐにカメラを取りに行って戻って撮ったのが次の写真。はるは頭隠して尻隠さずの状態で、ひろは仰向けの状態のようで、片足だけをキューブから突き出して寝ているのがとてもおかしくて笑ってしまった。彼らはキューブベッドの中にいるのだけれど、柔らかい素材なので、キューブベッドはもうふにゃふにゃで、キューブの形はどこへやら。そしてこのキューブベッドの下の彼らのベッドの水色のプラスチックの縁と布が所々噛みちぎられているのが見える。これはひろのしわざ。はるはベッドを爪でよく引っ掻くけれど、こんな風に噛んで破壊したりはしない。ひろは何故かベッドのこの硬い縁をカミカミして破壊する癖がある。困ったものだ。でも、彼らは毎日こんな風に私たちを笑わせてくれるのだから、やれやれと思いながら修理をし、怒る気にはならない。
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2021年7月18日(日) | ||||
去年の桜は一度に咲き出さず、この枝だけ花が開き、あの枝はまだという感じで、6月下旬から8月中旬くらいまでまだらに咲いては散るのを繰り返したのだけれど、今年はこの1週間でほぼ一斉に咲き、満開状態になった。それであっちを見てもこっちを見てもピンク色で溢れていて、とても華やか。今年はどうも桜の当たり年のようだ。今ここは冬の真っ只中なのだけれど、ワンコたちとのお散歩で防風林の並木道を歩くと、日本風に言うと、秋の落葉と春の桜を同時に見ることができるので、「いいよねえ」とエドソンと話している。次の写真は、防風林の並木の一番下の桜を中心に防風林の並木を撮ったもの。左から常緑樹のセドリーニョ、ひょろひょろしているけれど花を咲かせている桜、葉が黄葉しているカエデ、グレヴィーリャ、そして、リグストルンが並んでいるのが見える。カエデの足元には新しい落ち葉がたくさん積もっている。私たちだけでなく、ワンコたちもこの落ち葉の上を歩くのがとても好き。2枚目の写真は、その落ち葉をアップで撮ったのだけれど、桜とカエデの木がきれいに並んでいるのがわかる。
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2021年7月19日(月) | ||||
次の写真は、防風林の並木の北側(外側)を、入り口ゲートに向かう道から見上げて撮ったもの。画面の左に離れの建物がほんの少し写っている。一番手前の中心の桜は、離れに向かう道の横で咲いている桜。2枚目は、同じ場所を少しアップで撮ったもの。
今月初めに寒波が襲った際、朝の最低気温が1度とか2度で震え上がったのだけれど、今朝の最低気温はー1度とさらに記録を更新した。ここで最低気温が0度以下になったのは私たちがここで暮らし始めて初めてのことではないだろうか?今月上旬10日ほど寒さが続いた後、1週間ほど暖かな日々だったのだけれど、また今日から1週間あまり寒さが続く予報になっている。それで今朝から薪ストーブが必須になることがわかっていたので、エドソンは土曜日にストーブに焼べる薪をカートに積んでベランダに用意してくれたり、火をおこす際助けとなるユーカリの枝などを拾ってベランダまで持ってきてくれていた。感謝。感謝。 | ||||
2021年7月20日(火) | ||||
次のイラストのようなものは、ここで私たちが毎日見ているインターネット上の天気予報のサイトで、7月19日(月)のパーディーニョの1日の気温とお天気の推移を示している箇所をエドソンがここに掲載できるようにして送ってきてくれたもの。午前6時の気温がー1度で体感温度はー6度となっているのがわかる。午後の最高気温も17度までしか上がらず、とても寒い1日になった。
Youtube上で「イタリアの食卓」というイタリア在住の日本人女性が簡単なお料理を紹介している動画を時々見て、献立の参考にさせてもらったりしているのだけれど、たまに、イタリアの物価とか、イタリア人の美意識とか、イタリア人の性格と言ったことに関して話したりもしていて、興味深く聞くことがある。先日、イタリア人は芸術家肌の人たちが多いと話していた。彼女は何かあるものを工夫してより良いものにするのが得意だけれど、無から何かを生み出すのは苦手なので、イタリア人の芸術家肌的な発想はおもしろいということだった。さらに彼女の個人的な感覚ではイタリア人にはADHD(注意欠如・多動症)の人が少なくないのではないかと言っていた。イタリアのテレビ番組やYoutubeの番組はとてもテンポが速く、それに合わせたとても速くて賑やかな音楽を使っていて、日本のテンポの遅い、ゆったりぎみのテレビやYoutube番組は、イタリア人にはとても退屈と感じるらしい。彼女の18歳になる息子さんはADHDと診断されていて、彼女のご主人はそういう診断はされていないけれど、多動性で衝動的なところがあるからADHDぎみなのではないかと思うということだった。そして、そのご主人の生みのお母さんも同じような感じの人で波乱万丈な人生を送ってきた人だと言っていた。日本人とイタリア人が同じ会社で仕事をしていると、コツコツ仕事をする日本人と、ちょっといい加減で、ダラダラと仕事を先延ばしにして最後の最後に短時間でガーッと集中して仕事をするイタリア人とでは、お互い一緒に仕事がやりにくいと感じるらしい。ただ、彼女はそういった芸術家肌の人たちに囲まれた生活が楽しいと言っていて、ADHDをまったくネガティブには捉えていないようだった。これを聞いて、そういう人たちはブラジルにもたくさんいるなあと思った。ブラジルにはイタリアからの移民の子孫が一番多いので、ブラジルのひっちゃかめっちゃかさは、このイタリア移民(特に、イタリア南部からの人たち)の影響だというのがエドソンの意見。私も何となくそれは当たっているのではないかと思う。 | ||||
2021年7月21日(水) | ||||
広島の友人から、先週梅雨開け宣言があったのだけれど、その後もすっきりと晴れた日はなく、先日の日曜日も雨が降って時折遠くで雷の音が聞こえていたそう。その日の早朝、「どうも窓の外がいつもよりオレンジ色の気配がするなーと見るとベランダの右側、西の方向が、東の方より明るいので、もしやとレースのカーテンを開けるとほとんどの海面や島々が夜明け前のどんより青灰色にまだ沈んでいましたが、雲の切れ間から宮島だけオレンジ色の日に差され木々が緑色に見えていて山の頂からは虹が昇っていました。よく見るとその左横にも薄くもう一本の虹が見えました。さすがに神の山だと思い写真に撮りました」と言って、次の写真を送ってきてくれた。本当だ。2つの虹が見える。「5分もたたないうちに2本とも消えてしまいアッという間の自然現象でした。雲が厚くなり宮島の当たりも青灰色に沈みました」ということだった。
その後「起きて朝食の準備をし始めて、また、もしやと思いベレンダに近づいて外をみると、今度は虹がこちらに近づき宮島の前方の海面から昇っていました。あらまっと思い写真を撮りました」と、次の写真も送ってきてくれた。虹が移動している不思議な光景だ。宮島がなかったら虹の位置が移動していることもわからなかったかもしれないな。
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2021年7月22日(木) | ||||
兄から久しぶりにメールをもらった。義姉はかかりつけの医院で、兄は広島県立体育館と、それぞれ異なる場所でワクチン接種をし、2回目も接種し終えたということだった。県立体育館会場は大規模会場だったのだけれど、「大勢のスタッフが要所要所に配置され、至れり尽くせりで感心しました。ブラジルではあり得ないね」とメールにあった。最後の一言が余分だけれど、まあ、事実だから仕方がない。そして、今年初どりのパプリカで、大きいのが採れたからと写真を送ってきてくれた。
さらに、7月19日付けの「中国新聞に市女の悲劇として被爆の話題が出ていたので、そのコピーを添付します」と、以下の新聞記事を送ってきてくれた。広島県立船入高校が、前身の広島市立第一高等女学校(通称、市女=いちじょ)から引き継いだ学徒動員に関する戦時中の公文書や日誌などを大量に保管していることがわかったという記事だった。へえ~、原爆で燃えずに残っていたものがあったのか?当時市女の二年生だった叔母(母の妹)もこの学徒動員で犠牲になったのだ。「これを読むとおばあちゃんやおふくろの悲しみが伝わってきて胸が痛みます」と、兄は書いていた。本当にその通りだなあ・・・。
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2021年7月23日(金) | ||||
うちのベランダ前のハイビスカスの庭にある数本の赤い花の咲くハイビスカスのうち、左端の1本に、赤い花と一緒に薄ピンクの花が咲いたことを数年前のブログで書いた。すると、広島の縮景園の梅の木の1本にも紅梅と白梅が一緒に咲いているものがあると友人が教えてくれたことがある。このハイビスカスは相変わらず、時々赤と薄ピンクの花を咲かせている。今は枯れて消えてしまっているのだけれど、以前ここに薄ピンクのハイビスカスの木が2~3本あったからこういうことが起きたのだろうねとエドソンと話している。この冬、桜の花が咲くのと同じ時期に外階段沿いのサツキも花が咲き始め、なかなか華やかでいいなあと思いながら眺めていると、赤、白、薄ピンク、濃いピンクと3本ずつ植えた12本のサツキの中の、薄ピンクのサツキの1本に、赤い花が2つ3つ混ざって咲いていることに気づいた。この赤い花は階段沿いの一番下で一番元気に咲いている3本の赤いサツキと同じ色。わあ~?サツキにも二色の花色が同居して咲き出すなんてと思い、写真を撮ってみた。
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2021年7月24日(土) | ||||
昨年3月にコロナ禍による自主隔離生活に入る前に、お米とかパスタとかツナ缶とか、長く保存できる食料品をいろいろ買って準備し、週に一度はパスタを食べていたのだけれど、ここ1年くらいエドソンが炭水化物の摂取を控えていて、白いご飯、白い小麦粉、白いパスタ、白い砂糖などほぼ食べなくなっていた。でも、最近パエリアを玄米で作ったらおいしかったので、それに味をしめてエドソンが全粒粉で作られたショートパスタ(以下写真)を買ってきていたので、一昨日の夕飯にこのショートパスタを使ってミートソースグラタンを作って食べた。2枚目の写真は、オーブンから出してパセリを散らしたところ。全粒粉のパスタって普通のパスタと味が違うのかな?と思っていたのだけれど、ミートソースがからんでいるからなのか、パスタ自体の味が違っているとかまったく感じなかった。これまで作って食べていたもの同様おいしく、ずいぶんお久しぶりのパスタ料理に舌鼓を打った。3枚目の写真は、お皿に取り分けて食べ始めたところをパチリ。
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2021年7月25日(日) | ||||
防風林の並木の一番南側、つまり家から見える列にはリグストルン(ねずみもち)という木を植えているのだけれど、いつ頃だっただろう?ずいぶん以前に、リグストルンの足元から松の木がひょろひょろ生えてきていた。この松の木、長い間ずっと小さくひょろひょろな感じだったので、そのうちその存在すら忘れていたら、先日、エドソンがリグストルンの並木に生えてきた松がずいぶん大きくなってるねと言うので、あらためて見てみると、あらまあ!いつの間に?幹は細いけれど、リグストルンよりも背が高くなっていた。回りに何もない丘の中腹の1本松はがっしりしているけれど、この松はリグストルンの足元に生えてきたので、幹が太くなれないのかな?それとも日当たりがあまり良くないから太くなれないのかな?
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2021年7月26日(月) | ||||
先日広島の友人がメールをくれ、「折り鶴の子どもたち」の原作者である那須正幹さんがお亡くなりになったと知らせてくれた。那須さんは「ズッコケ三人組」という児童書のベストセラー作家。「6月に広島に講演に来られたばかり」ともあった。もうずっとご無沙汰してしまっていて、不義理をしてしまい大変申し訳ない。この遠いブラジルから謹んでご冥福をお祈りしようと思った。中国新聞平和メディアセンターに那須さんの死去を知らせる記事が掲載されていた。この記事のサイトは、こちらへ。私と那須さんとの関係は、彼が書いた「折り鶴の子どもたち」を英語翻訳したいと考えた時から。那須さんにお手紙を書いて、広島に来られた際、直接お目にかかって、英訳の許可をもらい、スティーブとエリザベスと3人で翻訳作業をして、出版社を探し、いろいろ大変だったけれど、何とか出版できたことは幸いだった。次の写真は、左側は1985年第1版第3刷発行PHP出版の「折り鶴の子どもたち」。右側は2005年第1版第16刷発行の「折り鶴の子どもたち」。両方とも私の手元にあるもの。
次の写真は、1991年アメリカのM.E. Sharp, Inc. から出版された「折り鶴の子どもたち」の英訳本。左側はハードカバー版。右側はその数年後に出版されたペーパーバック版。
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2021年7月27日(火) | ||||
那須正幹さんのご逝去を知らせてくれた友人が、また最近新しい本を書いて出版したようで、その本「あなたがいたところ」の写真を送ってきてくれた。「ワタシゴト 14歳のひろしま・2」とあるので、どうやら前回出版された「ワタシゴト」のシリーズ編なのかな?コロナ禍で書いて出版された2冊目の本になる。相変わらず日本とブラジルの間の郵便は止まったままなので、本をこちらに送れず、何だかとても切ないとメールにあった。こちらも何故相変わらず郵便が止まっているのか情報がまったくなく、わけがわからない。次の写真は、その本の帯つきのものと、2枚目は帯なしのもの。3枚目の写真は、「ワタシゴト」と「あなたがいたところ」の2冊を並べて撮ったもの。原爆で「亡くなった方はもちろんですが、生き残った方、遺族、みんな深い傷を負っています。それが少しでも今の子どもたちに伝わるように、と祈りながら書きました」と言う彼女の創作活動には頭が下がる。とても大切な仕事をしていると心から思う。こうやって本にして残すことで、後世の子供たちに記憶や思いをつなげる彼女の努力は、いつの時代にもきっと子どもたちのこころに響くだろうと思う。
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2021年7月28日(水) | ||||
桜が満開になってから丸2週間後の25日(日曜日)に以下の写真を撮ってみた。今月は冷え込む日が多いからかさっと散ることなく、しおれながらもしぶとく枝にしがみついていたり、あらたに咲いたりしてくれている桜。花が落ちた枝先にはすでに緑の若葉が生えてきていて、ピンクと緑が入り乱れている。木々の足元や芝生の上や階段の隅には散った花が積もったり、吹きだまったりして、ピンク色になっている。1枚目は、玄関前の庭の桜。2枚目は家の北側の庭の桜。緑の細くて背の高い木は、糸杉。
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2021年7月29日(木) | ||||
昨日のブログで、外階段や芝生の上に散った桜が積もっていると書いたので、その写真も掲載することにした。1枚目の写真は、外階段を撮ったもの。枯葉や桜の花が吹き溜まっている。2枚目の写真は、ベランダに向かう車寄せの地面のコンクリートの縁に吹き溜まっている桜。3枚目は芝生の上に積もっている桜。ここ数日外でのお散歩などから戻ると、風に吹かれて飛んでいる桜の花が頭や体にくっついて一緒に家に入って来る。室内の床に落ちている桜の花を見て、ああ一緒にくっついて来たんだなと初めて気づいたりする。火曜日の夜から降り出した雨が、時に激しい風を伴って朝まで降り続いたようなので、朝起きて桜の木々を見ると、かなり花が落ちてしまっていた。水曜日は1日ぐずつくお天気だったため、お昼過ぎても朝の気温から1~2度しか上がらず13度止まりで、やはり寒くて午後から薪ストーブに火を入れた。ただ、乾季の雨は恵みの雨でもあるのでありがたいことではあるのだけれど。そして今朝の最低気温は0度と冷え込み、午後の最高気温も日差しがあっても昨日よりも低い12度という予報。明日の朝の最低気温はマイナス2度の予報でさらに冷え込みの記録を更新予定。この南極おろしでまたしばらく寒い日が続きそう。これで今月は3度目の寒波襲来。
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2021年7月30日(金) | ||||
7月28日付けニッケイ新聞に、ブラジル保健省が26日、新型コロナ感染症の死者が55万人を超えたと発表したという記事があった。死者数の増加速度は減速しているものの、大きく減少しているわけでもないようで、やはり、このまま行くと、やはりアメリカの60万人を超えるのも時間の問題なのかな?オリンピックでブラジル人選手がメダルを獲得するのはうれしいけれど、コロナ死者数で一番になるのはうれしくないなあ~。 お料理やお裁縫などをしているところを見せながら、字幕でいろいろお話をする女性のYoutubeのVlogで、先日、きゅうりにかつお節とゆかりを混ぜたお惣菜を作っていた。それを見て、ちょうどうちに材料がみな揃っているし、混ぜるだけで簡単なので、真似して作ってみた。次の写真は、作って1日置いたもの。味見をしてみると、ちょっと漬かり具合がいまいちかな?と思った。それでこれをエドソンにひとつ試食してもらったら、「うん。おいしいけど、もう少しお塩を入れたらいいんじゃない?」というので、ほんの少しお塩を入れて混ぜて夕食で食べると、先ほど試食した時よりもおいしくなっていた。私は味や匂いにあまり敏感ではなく、お料理上手とはほど遠い。でもエドソンは味や匂いに敏感で本当に感心してしまう。
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2021年7月31日(土) | ||||
次の写真は、玄関前の外階段沿いのサツキを撮ったもの。この写真を撮った後、火曜日の夜、雨が降り出したので、現在は落ちた花がだいぶあるけれど、それでもまだ花が終わったわけではなく、咲いてくれている。画面右端に写っているマナカも、息長く、雨の後でも花を咲かせている。桜の花が終わり、華やかさが陰り始めたものの、サツキとマナカが玄関前を相変わらず賑わせてくれている。
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