Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2021年4月1日(木)

今日は、ワンコたちとの昼食後のお散歩ルートの写真を順番に掲載してみることにする。まず、下の写真のように玄関を出て、正面の階段を下り、突き当たって左に下りる。

階段を下りると、昼食後下の事務所に戻ったエドソンに声をかけてから、一緒に西に向かってユーカリの木の辺りまで行き、右にカーブする道なりに歩く。

そして、左に桜の並木、右にヒメシマダケの林に挟まれ、少し右側にカーブした道を北に向かって行く。

左側の桜の並木と、右側のヒメシマダケの林が終わる辺りで、右側に坂が見えてくる。

次の写真は、その坂を撮ったもの。坂の上に我が家が見える。日差しが強く、気温が高い日は、このまま入り口ゲートには向かわず、この坂を上がって防風林の並木の小路を往復するという短縮コースを取ることもある。この小路は日陰で涼しく、地面は枯葉で被われていて、ワンコたちはこの枯葉の上を匂いを嗅ぎながら歩くのが好き。入り口ゲートまで行ってここまで戻ってきたお散歩の帰りは、桜並木とヒメシマダケの間の道は行かず、この坂を上がって家に戻る。

上の写真の坂を右に見ながら通り過ぎると、右側のセドリーニョの並木沿いにさらにまっすぐ行く。セドリーニョの並木が終わった辺りから道が右にカーブしていて、それを進むと前方に入り口ゲートが見える。入り口ゲートまで行って回れ右をして、来た道を引き返すというコースなので、そんなに長い時間歩くわけではないのだけれど、途中ワンコたちはマイペースで、あっちでクンクン、こっちでクンクン、ここでオシッコ、あそこでウンチという具合なので、結構時間はかかる。はるとひろとのお散歩はセドリーニョの並木が終わった時点で、入り口ゲートには行かず、右に回って、植えてまだ数ヶ月しか経っていない2本の桜の苗木の成長具合を見ながら、離れの裏を通って家に戻ることもしばしば。そして、はるとひろとのお散歩から戻ると、今度はめいの番で、同じ道順でお散歩をする。

2021年4月2日(金)

アメリカのワシントンDCで暮らす友人からのメールによると、ワクチン接種がかなり進んでいるようで、彼の奥さんと17歳の息子は3月30日にワクチン接種を受け、友人は31日に受けたそう。ただ、理由は書いてなかったけれど、15歳の息子は7月まで待たなければならないとあった。そして、私たちにもうワクチンを接種したか?と、聞くので、こちらは医療関係者の接種が終わり、80歳以上の高齢者の接種が行われているのだけれど、そもそも政府が確保したワクチンの量が少ないため超スローペースで進んでいること、ブラジルで接種が行われているのは中国のシノバックとイギリスのアストラゼネカのワクチンだと、こちらの状況を説明する返信をした。エドソンの話だと、現在ブラジルで入院しているコロナ患者の6割が30代から50代の人たちで、去年の第一波が襲った際の状況とはずいぶん異なっているらしいということだった。そして、現在の状況は去年から続くコロナの第二波などではなく、マナウス変異株の非常に大きな第一波だと専門家が説明していたそう。日本の例でもわかるように、人口密度が高い都市ほど感染者が多いということはあきらかなので、この人口密度の低い田舎町で暮らしていることはひとつの利点で、その上で、とにかく私たちにできることは人との接触を避け、三密を避けることなのだと思いながら引きこもり生活を続けている。

2021年4月3日(土)

ブラジルのコロナ禍の状況がまったく改善する兆しがないことだけでも十分気が滅入るのに、最近の中国の傍若無人な振る舞いには、台湾有事が迫っている恐怖を感じ、さらに気が滅入る。2022年の北京冬季五輪が終わるまでは侵攻はないだろうという予測もあるけれど、ウイグルなどの人権問題から、多くの国が五輪をボイコットすれば、CCPはなりふり構わない行動に出るかもしれない。いずれにしろ遅かれ早かれ台湾有事はやってくるように思えてならない。友人からのメールにも「台湾有事がいよいよ現実的に語り始められましたね」とあったけれど、さて、どれだけの日本人が本当にこれを現実の問題として受け止めているだろうか?ちょうど、4月2日付けで長谷川幸洋氏の『震え上がる習近平…「台湾侵攻」狙う中国へ、アメリカの怒りが頂点に達した!』という現代ビジネスの記事があったので、以下にリンクをはってみる。この記事のサイトは、こちらへ

そして、同じく4月2日付けのCNN.co.jpの記事に「フィリピン、中国船集結の海域付近に違法構造物を発見と公表」というのがあったので、これにもリンクをはってみる。200数十隻の船がフィリピンの近くでずっと隊列を組んで停泊しているというニュースがだいぶ前からあったけれど、やはり、そんなことをしていたのかと思う。中国のやりそうなことだと思うと同時に台湾侵攻準備が着々と進んでいることに背筋が凍る。この記事のサイトは、こちらへ

2021年4月4日(日)

またまた広島から桜の便りが届いた。「今年は3月中旬に縮景園の標本木の桜の開花が認められたのが、全国で最初でした。すでに散り始めてるところがありますが、うちの前の桜は昨日(1日)今日(2日)あたりが満開です」とメールにあった。この写真の桜の木はとても古そうで立派な木だなと感心。

2021年4月5日(月)

オクラ畑の中の葉物植物に赤い花が咲いたので、その花の写真を以前掲載したけれど、それらの花が終わって、何だか赤い丸っこいものができていたので、また写真に撮ってみた。これって種なのかな?この丸っこいものが弾けて種が飛び散ると、このオクラ畑はこの葉物植物で一杯になってしまうかも?などと思いながら、日々眺めている。

2021年4月6日(火)

ダンちゃんのヒナたちが生まれて3週間余り。体がだいぶ大きくなってきているのがわかる。そして、生まれたばかりの頃はただ丸っこかったヒナの首が少し伸びて、体型が大人のダンちゃんを小さくしたような形になってきている。大多数のヒナたちはお母さんと同じように胸からお腹にかけて白いのだけれど、2~3羽はお父さんに似て体中が黒っぽいヒナもいる。最近ヒナたちにレタスをあげたら、奪い合いで食べていた。元気。元気。生まれた翌日からずっと畑の中で過ごしていたヒナたちが、日曜日の午後、約半分が畑から出て、高床式の鶏小屋の下を通って、ネットで囲まれた運動場の向こう側に回って、まだ体が小さくてネットをくぐり抜けられるので、くぐり抜けて、運動場を横切って、また畑に戻るという姿があった。そして、月曜日の朝は、母親のダンちゃんを含め大人4羽とヒナたち全員がシュハスコ小屋の後ろの庭に出てきていた。確実に成長していることが見て取れる。可愛くて、彼らのことは見ていて飽きない。

2021年4月7日(水)

先日、日本では東京、大阪に次いで感染者の多い沖縄のコロナ感染状況を分析解説している記事を読んだ。サイトアドレスをコピーしていなかったので、記事のタイトルが何だったか、何という名前の医師が書いていたのか、など憶えていなかったのだけれど、広島の友人にそのことを言ったら、それは高山義浩先生(沖縄県立中部病院)が書かれた記事ですかとメールをくれた。それで検索してみると、記事は見つけれられなかったけれど、先生のツイッターで内容を箇条書きに要約したものを見て、そうそうこの内容だったから、やはりこの先生が書かれたものだったんだとわかった。高山先生は、東大の保健学科を出て、1年ぐらいホームレスの人たちと暮らし、その後、山口大学医学部医学科に入ったという、少し変わった経歴で、貧困のアジアを一人旅してもいるのだという。同時多発テロの後、IPPNWと共催でシンポジウムを開催したりもしていて、日本にもこういう型破りな人がいるんだと、ちょっとうれしくなった。以下は、高山先生が分析していた沖縄の感染状況の特徴リスト。
その1 人口密度の高さ
その2 移動人口の多さ
その3 若者人口の多さ
その4 有配偶者率の低さ
その5 世代間交流の活発さ
その6 締め切った生活環境(夏季の冷房)
その7 在沖米軍における流行

2021年4月8日(木)

広島の別の友人が、彼女の住まいのご近所の桜の写真を送ってきてくれた。4月になると、毎年広島の複数の友人から様々な桜の写真が届くのでうれしい。日本は本当にどこに行ってもきれいな桜並木とか桜の公園とかがあっていいなあと思う。1枚目は、ご近所で一番広い「ふれあい広場」の写真。奥に数人見える人たちはゲートボールの準備をしている人たちだそう。以前、朝食後の散歩をしていた時、そこで出くわした80代位のお爺さんに挨拶をすると、にこやかに挨拶を返してくれて、ゲートボールの会に入らないかとお誘いを受けたそう。ゲームは月水金の9時スタートだそうで、彼女は在宅で毎日仕事をしているので入会出来ないとお断りしたということだった。そして、「私もそんな歳になったのかと微妙でもありました」とあったのがおかしかった。自分では自覚がなくても、他人から見ると、ちゃんとそれ相応の歳に見えるんだろうなあ・・・。私も子どもがいないので、普段自分の歳を意識することがなく、精神的には若い時と変わっていないものだから、サンパウロに行った時など、地下鉄の車内で若い人に座席を譲られると、「あっそうだった。私は地下鉄に無料で乗車させてもらっている高齢者なのだった」と再認識したりする。

次の写真は、昼食時に撮った別の広場などの写真。お花見をしている人たちが少し写っている。こういう場所でのお花見なら三密はないから心配なさそう。とてもいい環境で、のどかでいいなあ・・・。

2021年4月9日(金)

4月7日付けのネット上のニュースで、「新型コロナウイルスの全国の新規感染者が、3000人を超えた。大阪では7日、過去最多の878人の感染が確認され、555人の新規感染者が確認された東京都を9日連続で上回った」とあった。でも死者数への言及はなかった。そっちの数字こそ知りたいのに、何故だろう?そして、「英国のジョンソン首相は5日の会見で、1月から続く3度目のロックダウン(都市封鎖)の一部緩和に踏み出すと宣言した」というニュースもあり、「英国は、英国型の変異株が最初に確認され、感染状況が欧州最悪の時期もあった。しかし、6日の新規感染者数は2379人と、1月の6万人超から急減。政府発表によると、一時は1日1300人を超えた死亡者数も20人に減った」とあった。イギリスのワクチン接種状況は「5日までに、人口の47%にあたる約3162万人が1回目を接種。70歳以上では9割が受けた。人口接種率32%の米国や14%の欧州連合(EU)を引き離す」とあったから、やはり決め手はワクチンなのかな?一方、正確な数字は忘れたけれど、ブラジルでは6日の死者数が4000人を超え、サンパウロ州だけで1000人を超える死者数だったという。つい先日、1日の死者数が3000人を超えたというニュースがあったばかりなのに、また記録を塗り替えてしまった。1日の死者数が5000人を超えるのもすぐかもしれない。ニッケイ新聞で見たある記事では、7月くらいまでに累計の死者数はアメリカを追い越して70万人を超えるかもしれないという予測がされていた。ちなみにエドソンに聞いてみると、昨年末の時点で4人だったパーディーニョの死者数は、現在6人に増えているということだった。イギリスの感染状況が劇的に改善していることもうらやましいけれど、欧米に比べて桁違いに感染状況が悪化しない日本が本当にうらやましい。

2021年4月10日(土)

先週の土曜日にゼーとマリアが手伝いに来てくれたので、エドソンはゼーに頼んで、玄関横というか、食堂下の箱庭でうっそうと茂っていたポトスや雑草を取り除いてもらった。壁を伝って蔓延っていたため、それを取り除いたら壁にポトスが伝っていた痕が残ってしまっている。しかも壁のピンク色のペンキが所々剥がれてしまっている。そして、ダリアが自力でまっすぐ立っていられない状態なので、竹を添えて支えるようにしてと頼んだら、こんな風に縛られたような感じになってしまった。まあこれは笑うしかないかな?

2021年4月11日(日)

同じく、先週の土曜日に、ゼーが生垣などに使われることがよくある黄色か青い花が咲く植物の苗木を持ってきてくれたので、家の西側の庭に1本(1枚目写真)と、離れの南側の庭に3本(2枚目写真)、その苗木を植えてもらった。苗木が小さいので、はっきり見えないかもしれないけれど、植えた苗木の回りには刈り取った芝生を置いて、土の乾燥を防ぐ措置がしてある。そして、この離れの南側の庭に植えて4日か5日後くらいに、3本の苗木の一番手前のものが見えなくなっていたので、側に行って確認すると、葉切りアリに葉を落とされて、小さな茎だけになってしまっていた。まだとても小さな苗木なので、こんな風に丸裸にされたら復活できないかもしれないねとエドソンと話している。

2021年4月12日(月)

去年のいつ頃だったか、エドソンがボトゥカトゥのコンフィアンサという大きなスーパーに食料品の買出しに行った際、小さなサボテンの鉢を買ってきたので、食堂の窓辺に置いていたら、先日小さな花がひとつ咲いていたので写真に撮ってみた。サボテン自体がとても小さいので、花もとても小さいけれど、どうやらここの環境が気に入ってくれたのかなと思い、うれしかった。

2021年4月13日(火)

今月最初の土曜日に、手伝いのゼーが来てくれた際、森に行くまでの通り道や森の中の貯水タンクの周辺の木の枝を切り払ったりという作業もしてもらったとエドソンが言うので、この土曜日の午後、彼が森の貯水タンクの水を汲み上げに行く際、私もカメラを持ってついて行って写真を撮ってみた。次の写真は、森に入って行く入り口にあたる場所。

次の写真は、入り口を入って私の前をズンズン下に降りて行っているエドソンとめい。

次の写真は、森の貯水タンクまで来て、そこから振り返って、今降りてきた上の方を撮ったもの。画面右側上部に見える四角いものの中に、ポンプが入っている。このスイッチを入れると、森の中の貯水タンクから丘の上の貯水タンクに水が組み上げられる仕組みになっている。水をどこからどのように集めて、どこに貯水タンクを置いて、どのようにパイプを通して水を汲み上げるかなど、すべてエドソンがひとりで考えて、手伝いの人たちの助けを借りながら作ってくれたもの。湧水を集めている場所は画面の左側のずっと奥にある。

2021年4月14日(水)

日曜日の午後、下の事務所から上がってきたエドソンが私のカメラを持ってすぐに外に出て行き、撮ってきたのが次の写真。「これ何?」と聞いたら、「さあ?何だろうねえ」という返事。上に上がってきた際、このバルーンが見えたので写真に撮ったのだそう。写真か絵か何かがバルーンの下につながっているのだけれど、カメラのズームを目一杯効かせてもこの程度しか見えなくて、結局これが何なのかわからないということだった。もし何かの宣伝だったのなら、地上から見えないなんて、全然宣伝になっていないじゃないと思った。それにしてもこの日はお天気が良かったので、空が真っ青。

2021年4月15日(木)

4月8日に小室圭さんがA-4で28ページに及ぶ文書を公表して、あれは借りたお金ではないと言って、経緯を事細かに説明していたけれど、無駄に長くて非常に読みにくい文書だとさんざん不評をかっていた。元衆院議員で弁護士の横粂勝仁氏によると、「弁護士業界では一般的に長い文書を書く人は能力がないと言われる。伝える努力をしていない。いかに簡潔に書くかが重要です。そうでないと裁判官だって読みたくないですよ」だそうだ。そして世間のザワザワがまだ続いていた4日後の12日に、相手に解決金を支払うつもりだと言うニュースがあった。解決金とはいえお金を支払えば、もらったお金が「借金だったことにされてしまう可能性がある」ので、お金を渡すことはしないと言っていたのは何だったのだろう?この人の感覚も、この人の代理人の弁護士の感覚も、何だかとても変。先述の横粂氏は「私が弁護士として助言できるなら、言葉よりも誠意ある行動を勧めるでしょう。元婚約者にお金を返すかどうかは別にして、過去の支援への感謝を伝え、関係を修復することが望ましい」と言っていた。

私を含め多くの人が感じたであろう小室さんに対する違和感について、「眞子内親王の危険な選択」という本の著者で、政治ジャーナリストの安積 明子氏が、4/9(金) 12:51配信の現代ビジネスの記事で『小室圭さん文書に対する「強烈な違和感」…宮内庁長官は“大絶賛”で本当にいいのか』という記事で少し代弁してくれていた。この記事のサイトは、こちらへ。さらに、2021年4月13日付けのアゴラ言論プラットフォームというサイトに、八幡和郎氏の「小室家の父と祖父母連続自殺事件を看過できぬ理由」という記事があり、こういう異様なことがこの人の回りでは起こっている事実とか、この人の金銭感覚が、これからも問題を引き起こすのではないかというとても大きな心配の種であり、ひいては皇室を傷つけ、国民を傷つけることになる可能性があるからこそ、多くの国民は喜んで結婚に賛成することができないと感じてしまうのだ。宮内庁は一体何をやっているのだろう?その責任感の無さと無能さに、これからの皇室はどうなるのだろうかと、暗澹たる気持ちになる。この記事のサイトは、こちらへ

2021年4月16日(金)

家の南側の三角地帯に降りて行く入り口のところにある、うちで一番古い桜の木の後ろに黄色い花が咲いていたので、次の写真を撮ってみた。この黄色い花が咲いているひょろひょろとした木は私たちが植えたものではなく、自然に生えてきたもの。ここまで大きくなるには結構な時間が経過しているのだろうと思うけれど、今回始めて黄色い花が咲いていることに気づいて、この木の存在を知った。桜の木が葉を落とし、まだ花が咲く時期ではなく裸なので、はっきりと黄色い花が見えるけれど、まだ葉が茂っている時だったり、花が咲いている時だったら気がつかなかったのではないかと思う。2枚目は、その花を少しアップで撮ったもの。

2021年4月17日(土)

木曜日の朝、エドソンがボトゥカトゥに食料品の買い出しに行ってくれた。そして、何度も繰り返し修理してきたのだけれど、はるとひろのベッドがボロボロになってもう限界だったので、ポリヴェットにも行って、ベッドを2つ買ってきてもらった。次の写真は、買って帰ったその日に家の中に運び入れる前に、外で天日干しにしているところをパチリ。1つは居間用(写真右側)。1つは寝室用(写真左側)。左側の青いベッドはこれまで何度も買っていたものと同じメーカーでデザインもほぼ同じもの。そして、右側のピンクのベッドはメーカーが異なり、大きさが左側のものよりも一回り大きい。同じ大きさのものがなかったらしい。

次の写真は、同じくポリヴェットで買ってきてくれたひろ用の食事を入れる変な形をしたトレー。ひろは食事をする際、ドッグフードを噛まずに丸飲みする感じであっという間に食べてしまうので、こういうトレーだと食べにくくて、時間をかけて食べることができるのではないかということで買ってきてくれたのだった。これまで台所ではるとひろに食事を与えて、次にめいに食事を持って行って戻ってくると、ひろはもう食べ終わっていたのだけれど、このトレーを使うと、戻ってきてもまだひろは食事をしていて、いつも食事に時間のかかるはるの方が先に食事を終えてもまだ食べているという状態だったので、大成功だと思った。

2021年4月18日(日)

次の写真は、外で天日干しにしていた買ってきたばかりの居間用のベッドを、夕方、家に持って入って、居間に持ってきた際のはるとひろの反応を撮ったもの。画面右下に古いベッドが写っているけれど、新しいベッドを前に古いベッドには見向きもせず、しばらく歓喜の乱舞をした後、早速この新しいベッドで寝転がって夕飯の時間までおとなしくくつろいでいた。

2021年4月19日(月)

次の写真は、木曜日に行ってくれたスーパー・コンフィアンサで食料品と共にエドソンが買ってきたセントポーリア(写真左側)。右側のセントポーリアはパーディーニョのスーパー・パーディネンセで、今年のいつ頃だったか買ってきたもので、当初咲いていた花が終わった後、また新しい花芽が出て咲いたもので、長い間楽しませてくれている。今回買ってきてくれた花は、濃い紫色というか紺色というか、花の形が普通のセントポーリアとは異なり、牡丹のようなレンゲ草のような丸っこい形をしている。

2021年4月20日(火)

今年の初め頃だったか、丘の上の貯水タンクの回りに4本のグアンドゥ豆の苗木を植えたのだけれど、植えてあまり日を置かず、葉切りアリに襲われたのか2本の苗木の葉が消えていて、あちゃ~と思ったのだけれど、それで枯れてしまうことなく生き延びて葉を茂らせて成長していることが先日確認できたので、写真に撮ってみた。ハイビスカスや桜の葉が繰り返し葉切りアリに襲われるので、グアンドゥ豆やマンジォカ芋の葉などが時々落とされる被害も、葉切りアリの仕業かと思っていたのだけれど、先日、家の西側に植えた苗木の葉が消えているのをエドソンが発見して、側まで行って見てみると、野うさぎのオサマ・ビンラーデンの糞がたくさんあったことから、犯人は葉切りアリではなく、オサマだったことが発覚。そこらじゅうアメンドインの草で被われているのだから、アメンドインを食べればいいのに、どうして大事な苗木の葉をわざわざ選んで食べるのだろう?困ったものだ。

2021年4月21日(水)

ダンゴーラのヒナたちがだいぶ大きくなってきているので、また写真を撮ってみた。ヒナたちは少し飛び上がったり飛び降りたりできるようになったからなのか、先週始めくらいから昼間は母親に連れられて畑を出て庭をウロウロするようになった。すると、これまでヒナや母親たちとは別行動をすることが多かったオスとメスのペアは、別行動をピタリを止めて、常に母親と一緒にヒナたちを見守りながら行動するようになった。大人のダンゴーラ4羽がヒナたち10羽と一緒にあっちに行ったりこっちに来たりと動く様はなかなかおもしろい。そして、4羽のうちの1羽はエサをついばんだりせず、首を伸ばして辺りを警戒していることが多いので、この子はオスなのかな?と、思ってみたりしている。

2021年4月22日(木)

4/21(水)19:55配信のニューズウィーク日本語版の記事に、『「二流のワクチン?」中国ワクチンの有効率わずか50% 南米に動揺広がる』というのがあったので、以下にリンクをはってみる。ブラジルで使われているワクチンは中国のシノバックだけでなく、イギリスのアストラゼネカもあるのだけれど、量的にはシノバックの方が多いような印象がある。先日のニュースで、ワクチン素材が1ヶ月遅れで約束の半分の量ではあるものの、ようやく中国から届いたので、サンパウロのブタンタン研究所で生産が始まるとあった。ブラジルでは重症化してICUに入ると、様々な要因(人工呼吸器を挿入する際の機材や医薬品が足らないとか人材不足とか)から90%の人は生還できないという恐ろしい数字があるので、有効率50%でも、ないよりましという感じだろうか?感染を防がないまでも、重症化を防ぐことができれば死者の数を減らすことはできるのではないかと思うのだけれど、どうなのだろう?この記事のサイトは、こちらへ

2021年4月23日(金)

広島の友人がくれたメールに、「こちらは今、タケノコ最盛期です」とあり、そう言えば昨年うちのタケノコ最盛期に彼女の勧めで少し干しタケノコを作ってみたけれど、それをまだお料理に使っていなかったと思い、以前、彼女のお母さんが作っていたという干しタケノコのきんびら風というのを作ってみることにした。ネットで干しタケノコのきんぴらを探しレシピを確認してから、干しタケノコを戻すために一晩水につけたのだけれど、それだけだとまだ何だか硬そうなので、干しタケノコの戻し方というのを見たら、一晩つけた後煮るとあり、ああ、そうなのかと思った。そして、できたものが次の写真の干しタケノコとにんじんのきんぴら。友人が言っていたようにタケノコはコリコリした食感だった。そして、匂いや味はちゃんとタケノコだった。あまり味付けを濃くしなかったので、やさしい感じのきんぴらになった。エドソンの評価も「これはこれでなかなかいいじゃない」と、まずまずだったので良しとしよう。これで干しタケノコにしてもおいしく食べられることがわかったのだから、今年のタケノコの収穫期にはもっとたくさん干しタケノコを作れば、一年を通してタケノコが楽しめるねとエドソンは言っていた。ちなみに瓶詰したものも大成功で、ほぼ旬のタケノコと同じような感じでお料理に使えて、時々おいしくいただいている。これまでに2瓶消費し、残り1瓶となっている。

2021年4月24日(土)

家の西側の庭にあるマナカの木に花がちらほら咲き始めた。まだ木の中心部に4つ5つといったところだけれど、2枚目の写真のようにつぼみはたくさんついているので、これから徐々に開花するものと思われる。このマナカは咲き始めは白い花が咲き、数日するとピンク色に変化するのだけれど、つぼみも最初は白く、ふくらみ始めるとピンクなんだと、この写真を撮ってから思った。でも、そのピンクのつぼみも開くと花は最初は白いのだから不思議。

2021年4月25日(日)

最近Youtube上で、フランス料理のシェフとして有名な三國さんがやっている簡単なフランス料理を紹介する番組を何回か見た。その中でジャガイモのリヨネーズとかレンズ豆とソーセージの煮込みという簡単なものを自分でも作ってみたりした。そして、つい先日アッシ・パルマンティエという挽き肉とジャガイモを使ったお料理を作っているのを見て、これってアメリカの大学の学食で時々食べていたシェパーズパイじゃないと思った。このお料理は簡単でおいしいので、家でも時々作るのだけれど、三國さんの作り方を参考にして、久しぶりに作ってみた。アメリカで食べていたシェパーズパイにはとうもろこしが入っていたのだけれど、三國さんのアッシ・パルマンティエには入っていなかった。それで、とうもろこしの缶詰がひとつあったので、それを加えてアメリカ風と三國風を融合させたシェパーズパイにしてみた。私がこれまで見よう見まねで作っていたシェパーズパイはマッシュポテトに塩コショウしただけだったのだれど、三國風はマッシュポテトに生クリームやバターも混ぜるので自己流のものよりもかなりおいしかった。次の写真は、夕食で食べて残ったそのシェパーズパイ。何だか食べ残したものを写真に撮って、プレゼンテーションが悪いけれど、夕飯が終わって、写真を撮ることを思いついたので、こんなことになってしまった。

次の写真は、上のシェパーズパイを作った同じ日にデザートとして作ったブラウニー。以前買ってきてくれたレーズンとくるみがまだ残っていたので、今年2度目のブラウニーを作った。甘いものを控えているエドソンだけれど、どうしてもデザートが食べたいという時は、週末に時々こうしてデザートを作り、小さなピースに切り分けて、少しずつ少しずつ何日もかけて食べたりしている。

2021年4月26日(月)

一昨日写真を掲載したマナカは、ここでは秋に咲く代表的な花なので、この花が咲くと、いよいよ秋たけなわという気分になる。そして、同時に庭の白ポインセチアも咲き始めている。道沿いのノイヴィーニャの花が咲くのはもう少し先だけれど、気の早い木は少し花が咲き始めている。5月になるとマナカとポインセチアとノイヴィーニャが一緒に花盛りの時期を迎える。

4/24(土)6:00配信のデイリー新潮の記事に、『ハーバード大教授「慰安婦論文」問題 ラムザイヤー批判をする北カリフォルニア大学教授の知らない歴史の事実』というのがあったので、以下にリンクをはってみる。この記事のサイトは、こちらへ

2021年4月27日(火)

次の写真は、森の中のマナカ。この木はまだ背が低いので、側まで行ってこんな風に写真が撮れるけれど、森の中で一番大きなマナカの木は、とても背が高く、回りに木がたくさんあるので、上の方に咲いている花をうまくカメラに収めることはできなかった。

次の写真は、マナカの花の写真を撮った後、帰り道にあるアボカドを撮ったもの。昨年は豊作でたくさんアボカドが実ってとてもお世話になったけれど、今年は何故か実がなっていない。しばらく上を見上げて探して見つけたのはこのひとつだけ。年によって豊作だったり不作だったりするものなのかなあ~?

2021年4月28日(水)

次の写真は、月曜日の夕飯の後、「今日はスーパームーンだから」と言って、カメラを持って外に出たエドソンが撮ってきてくれたスーパー・イエロー・ムーン!南東の空に出ていたので、台所からも見えた。空に結構雲が出ていたのだけれど、この写真を撮った時は、雲に隠れず真ん丸なスーパームーンがきれいに写っている。

2021年4月29日(木)

2週間ほど前にエドソンがボトゥカトゥに買い物に行ってくれた際、オレンジを2袋買ってきてくれた。ポリヴェットからスーパー・コンフィアンサに行く途中にある小さな公園の前でトラックが止まっていてオレンジを売っていたので買ったのだという。エドソンはこういう農家直売のような売店が結構好きで、スーパーで買うよりも新鮮で安いということもあり、こういうトラックが果物などを販売していると買うことがよくある。このオレンジはジュースにしてもいいし、そのまま食べてもいいタイプのオレンジ。それで今回は買ってきてくれたオレンジジュースがたっぷりあるので、これは小さく切って、皮を剥いて、容器に保存して、朝食の際食べることにした。1枚目の写真は、その買ってきたオレンジ2袋。ただ、手前の1袋は4個のオレンジを残してすでに使用済。2枚目の写真は、小さく切って容器に入れたオレンジ。

2021年4月30日(金)

次の写真は、先日、居間の日溜まりに置いたベッドでお昼寝中のはる(向こう側)とひろ(手前)を撮ったもの。ふたりともとても静かにしていたので、完全に寝ていると思ったのだけれど、はるはひろと同じようにベッドの縁に顔を埋めていたのが、私がカメラを向けたのに気づいて、何故かひっくり返ってお腹を出して肋骨が見えるあられもない格好になってしまった。そして、ひろは薄目を開けている。新しいベッドなので、なるべく汚れを防ぐためにバスタオルを敷いているのだけれど、こんな風にバスタオルの上でちゃんと寝ていることは珍しく、いつもは横になる態勢になる際、タオルを足で引っかいてグシャグシャにしてから寝るので、バスタオルが何のためにあるのかわからない状態になる。

今日付けのニッケイ新聞の記事に、「コロナ犠牲者が29日午後1時に40万21人を記録した」とあった。「30万人突破から僅か36日間で犠牲者が10万人も増える事態に驚く人が多い中、「寒さが来れば状況がさらに悪化し得る」と警告する声も出ており、現政権のコロナ対策に対する批判が国外でも噴出していると26~29日付現地サイトが報じた」「ブラジルの犠牲者は、10万人から20万人が152日、20万人から30万人が76日、30万人から40万人が36日と急増中」下手をすると、7月か8月頃にはその数が80万に迫る可能性を指摘している専門家もいるそう。何とかならないものだろうか?



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