Kyoko Yoshida Life in Brazil BLOG 

2020年9月1日(火)

この土曜日、手伝いのゼーたちに家の西側の庭のアメンドインを除去してもらっていたので、エドソンに理由を尋ねると、夏になり、アメンドインがうっそうと茂ると、必ず一度はアメンドインを刈ってもらっているけれど、その度にゼーが蛇を見つけるので、どうも蛇はアメンドインの草むらが好きなようだから、危ないから除去してもらうことにしたという。この辺りで出現する蛇はただの蛇ではなく毒蛇なので、まあ仕方がないなと思った。ここにアメンドインを植えて広げたことで土が元気になったと思うので、今度は芝生を植えて広げようと思うということだった。次の写真は、そのアメンドインを除去した家の西側の庭。2枚目の写真は、午後から離れの北側に、入り口ゲートに向かうことができる道を作る作業をしてもらったので、セドリーニョの足元にできつつある道の写真を撮ったもの。

2020年9月2日(水)

安倍首相が辞任を表明してから、いろいろな人たちがYoutue上でこの件に関して発言しているのを様々聞いた。朝日新聞などの馬鹿げた論調と異なり、功罪を明確に述べて、労をねぎらっているものがほとんどだった。その中で、「もぎせかチャンネル」での茂木誠氏(茂木氏は予備校の世界史の先生でYoutube上でよく見かける)の「安倍晋三さんへ」というメッセージがちょっとこころにしみた。このメッセージの終盤、健康を回復されたらぜひ台湾を訪問してほしい。そして、Youtubeなりで「安倍晋三チャンネル」を作って、国民に直接ご自身が考えていることを情報発信してほしいということも言っていて、なかなかいい考えだなと思った。このもぎせかチャンネルのサイトは、こちらへ

それから彼の「もぎせかチャンネル」では「河野太郎に教えたい(天皇の女系相続がありえない理由をお話しします)」というのもあって、これもとても良かった。このサイトは、こちらへ。竹田恒泰氏だったか、KAZUYA君だったか忘れたけれど、2000年以上続いてきた男系男子が天皇になるという皇室の伝統を変えるということは、ゴールキーパー以外は手を使ってはいけないというサッカーのルールを変えて、みな手を使ってもいいことにするようなもの。そんなふうにルールを変えてしまえばそれはもうサッカーではなくなるのと同様、女系天皇を認めてルールを変えてしまうと、それは王朝の交代であり、2000年以上続いてきた天皇家はもう同じ天皇家ではなくなるという説明をしていて、とても極端な例えだけれど、多くの人に分かり易い例えなのではないかなと思った。伝統というものは、変化の激しいイデオロギーに左右されずに守り続けるから意味があるのではないだろうか?だからこそそれが人々のこころの拠り所になりうるのではないかと思う。動物行動学研究者の竹内久美子先生が「伝統とは古いものではなく、時間の重みに耐えて、残ってきたもの」と言っておられたけれど、この「時間の重みに耐えて残ってきたもの」というところを忘れてはならないと思う。逆説的だけれど、新しいものはすぐ古くなるけれど、古いものはいつまでも輝きを失わず、新しいのではないだろうか?

2020年9月3日(木)

日本でもアメリカでも、ベーコンは普通薄切りにされたものが何枚か真空パックの商品になって販売されているけれど、ここでは大きな塊のベーコンが普通。ボトゥカトゥの大きなスーパーに行けば、そういう真空パックの商品もあるけれど、割高だし、あまり一般的ではないような感じがする。自主隔離に入る前に買って冷凍して、少しずつ使っていたベーコンが残り少なくなったので、あらたにエドソンに買ってきてもらった。そうしたら、3キロ近くものベーコンを買ってきたのでびっくり。次の写真は、そのエドソンが買ってきたベーコンの6分の1の分量。この2倍の大きさのベーコンの塊を3つ買ってきたので、それぞれを半分の長さにして、ラップをして容器に入れて冷凍保存した。ブラジルの煮豆を作る際、大きなベーコンの塊や太い腸詰ソーセージのぶつ切りを入れて一緒に煮込んだりするので、そういう場合には薄切りのベーコンではダメで、やはり大きな塊の方が好まれるのかな?

2020年9月4日(金)

我が家の南側の三角地帯にあるグレヴィーリャの木に今年も花が咲いた。もう一ヶ月以上前から咲いていたので、写真を撮ろう撮ろうと思いつつ忘れていて、ようやく今週になって写真を撮った。花が咲くのはいつもガレージに一番近い位置のグレヴィーリャなのだけれど、ちょうど見えやすい場所なので、花が咲けばすぐにわかる。2枚目の写真は、その花をアップで撮ったもの。

2020年9月5日(土)

この水曜日にアマゾナス州マナウスのツアーに参加した。と言っても、実際に旅行に行ったわけではなく、マナウスATSツールが開催するマナウス市場見学ライブツアーにコンピュータ上で参加したのだ。マナウスの陣内さんが招待してくださったのだけれど、コロナ禍で引きこもりが続き、自由に出歩けないこのご時世になんといいツアーかと思った。私のコンピュータにはZoomがインストールされておらず、OSがLinuxのコンピュータにZoomをインストールすることができるかどうか、やったことがないからよくわからないとエドソンは言っていたのだけれど、ブラウザで参加することもできるということで、無事参加させていただくことができた。以下の静止画像で見えるダウンタウン歴史地区にあるマナウスモデルナ市場(画面右側の灰色で横長の建物)とアドルフォリスボア市場(画面左側の赤い屋根の建物)を、黄色い矢印を辿って、ぐるっと回るツアーで、なかなかの臨場感があって、とてもおもしろかった。約1時間半のツアー終了後には、すっかりマナウスに行って来た気分になった。

浮き桟橋に停泊した船の中の様子を見せるところから始まったこのツアーは、マナウスモデルナ市場では、果物や野菜のお店の他、アマゾン特有のナッツや薬草を売る店も見せて説明してくれた。でも、アマゾンと言えば、やはり大きな川魚が見どころ。次の写真は、静止画で紹介されたツクナレという魚。ライブ中継の映像は写真に撮らない方がいいということで、静止画が出た時に撮ってみたもの。他にもいろいろ静止画が出たのだけれど、さっと素早くカメラを向けることができず、ほとんど撮ることができなかった。

アドルフォリスボア市場は、マナウスでとても有名なアマゾナス劇場ができる以前の1882年に建てられたものだそうで、建築資材や部品などすべてアマゾナス劇場同様ヨーロッパから輸入して作られたのだそう。マナウスはアマゾンの河口から1700キロ上流の町で、奥地という印象だけれど、ブラジルの中ではリオやサンパウロ同様早くから開けた都会的な町なのだろうと思う。この市場は、現在ではお土産物屋さんがいろいろ入っていて、その中でパリンチンスのボイ・ブンバというお祭り関連のお土産品などを売っている店を紹介している時に、そのボイ・ブンバの静止画が出てきたので、その写真も撮ってみた。このツアーの案内をしてくれたのは子供時代に移民してきたという70代の準二世の男性で、移住して来た当時、アマゾンにはトマトとネギとマシシという3種類の野菜しかなかったのだけれど、日本人が野菜の種を持ってきて育てて、アマゾンの人たちに何年もかけて食べ方や育て方を教えたから今では多様な野菜がお店に並ぶと言っておられた。日本人のお陰でアマゾンの食も豊になったというのは、サンパウロ州の状況と同じだなと思った。

マナウスATSツールのウェブサイトにリンクをはってみるので、のそいてみてください。このウェブサイトは、こちらへ。そして、オンライン・ライブアクティビティーのサイトをのぞいて見ると、『コロナ禍が無くてさえ遠いブラジル、さらにもっと遠い秘境アマゾン。日本人観光客が途絶え、力を持て余した日本語ガイド。こんな時だからこそ出来ることがあるはず、とトライ&エラーを繰り返しオンラインツアーを作りました。自宅のリビングに、アマゾンへと開いた「どこでもドア」。そのドアを通してアマゾンの「今」にインタラクティブに参加できる。それが、オンライン・ライブアクティビティーです!』とあった。現在は、市場のツアーとピンクイルカのツアーの2つだけれど、他のツアーも計画して増やして行く予定らしい。現在のコロナ禍で自由に海外旅行はもちろん、近場でのショッピングや食事で外出することもままならない状況なので、こういうライブツアーは本当にいいアイデアだと思った。料金は手頃だし、ツアーの開始時間も、日本時間の夜9時なので、参加し易いのではないかと思った。このマナウスATSツールのオンライン・ライブアクティビティーのサイトは、こちらへ

このライブツアーへの参加申し込みは、日本国内からはベルトラとアルファインテルという2つの旅行社で手配が可能だそう。ベルトラはこちらへ。アルファインテルは、こちらへ

2020年9月6日(日)

Youtubeを見ていると、ついついワンコやニャンコのサイトや、お料理のサイトに目が行ってしまう。そんな私の好みを察してか先日続けていろいろな人が春雨サラダの作り方を教えているものが出てきたので、それらを見て何となくその気になり、先日、初めて春雨サラダというものを作ってみた。エドソンは初めて食べるものなので、気に入ってくれるかな?どうだろう?と、少し心配したのだけれど、さっぱりしていておいしいと言って気に入ってくれ、おかわりまでしてくれたので、ほっとした。写真の春雨サラダはふたりの人の作り方を足して二で割ったようなものなのだけれど、一人は錦糸卵を作って入れていたので、私も入れようと思ったのに忘れてしまった。

2020年9月7日(月)

家の西側にあるランドマークの木には小さな白い花が咲くのだけれど、あまり派手な花ではないので、いつも地面に白い花びらが散っているのを見て、花が咲いていることに気づく。先月末くらいから地面に花びらが落ち始めたので、上を見上げて、写真に撮れそうなところを写真に撮ってみた。この写真を見ると、花が咲いているのがわかりにくいのが見て取れるだろうか?

ランドマークの木と同じ頃、サンタバーバラの木も花を咲かせるので、花が咲いているのを確認して、その花も撮ってみた。先月半ばの南極おろしの襲来でとても冷え込む寒い日々だったけれど、それが収まると一転、春を一気に飛び越して初夏の陽気になった。

2020年9月8日(火)

この土曜日の午前中、めいがシュハスコ小屋の方を向いて激しく吠えるので、またサラちゃんが来ているのだろうと思って見ると、何とうちの鶏たち4羽が集団でうろうろしている。自主隔離生活を始めた頃から、平(ひら)ちゃんの1羽が運動場を囲む網の下の方のほんの小さな隙間から外に出てうろうろするようになり、その都度その隙間をレンガで潰すのだけれど、しばらくするとまた隙間を作って出てくるというのを繰り返していた。でも彼女は遠くへ行かず、エサを持って行くと、畑の中の鶏小屋に近い場所で葉物野菜を食べていたりするので、静かに入り口の扉を開けて、中にとうもろこしをまくと、それを食べようと自分から運動場に戻ってくれていた。それが4羽の集団脱走となるとそうも行かず、エドソンを呼んで、ふたりでみんなを運動場に戻すためにあれやこれやしてしばらく悪戦苦闘。自分で戻ることに慣れている平ちゃんがようやく運動場に戻ってくれ、他の2羽も続いて入ってくれたのだけれど、残る1羽がなかなか戻ってくれないので、仕方なく畑に張った網に引っかかったところを捕まえて運動場に戻した。その時に、運動場の中の鶏たちは怖かったようで、大騒ぎで飛び跳ねたらしく、平ちゃんが倒れて動けなくなっていた。足を骨折したのか、関節が外れたのかと、いろいろ触って調べたのだけれど、そうでもなさそうで、どうもただ足を痛めただけで、痛いから動けないという状況のようなので、注射器の容器でたっぷり水を飲ませてしばらく様子を見ることにした。エサ箱として作ってもらったものの使っていなかった木の箱に乾燥した草を入れて、平ちゃんを寝かせた。その状態を撮ったのが次の写真。序列No1の部長とNo2の新入りのちゃーちゃんがすぐ側で心配そうにしていて、鶏小屋の中にいるもう1羽の平ちゃん以外、みんな比較的近くで横になっている平ちゃんを気にかけている様子。みんな結構優しいじゃないと思った。写真を撮りに行った際は、みな平ちゃんの側にいたのだけれど、私がエサではなくカメラを持って近づいたので、平ちゃんから少し離れてしまったのが次の写真。

2020年9月9日(水)

次の写真は、またまたYoutubeを見て昼食用に作ったお惣菜パンのようなもの。何という名前の食べ物かはわからない。このサイトは音声がなく、文字で何が何グラムと表示されるだけで、ひたすら作っているところを見せるものだった。文字表示は日本語ではなく、ポルトガル語に似ている言語だったので、意味はわかるのだけれど、ひとつだけ白い粉を混ぜる際、ベーキングパウダーかな?と想像しつつ、言葉がポルトガル語とは全然違うので、ネットで検索してみたら、やはりベーキングパウダーで、このサイトの言葉はイタリア語だということがわかった。ポルトガル語とイタリア語も結構よく似ているということを実感。間にはさんでいたのは生ハムと何かのチーズだったけれど、私はうちにあった普通のハムとモッツァレラチーズのスライスをはさんでみた。どんな味のものが出来るのか戦々恐々だったけれど、なかなかおいしいものが出来上がり、エドソンには大好評だった。今度はうちにあるブルーチーズをはさんでみたらおいしいかもとエドソンは言い、早速次回を期待している様子に、うれしいやらプレッシャーを感じるやら。

2020年9月10日(木)

ペトロポリスの安見さんご夫妻は毎年お仲間と旅行に行かれる大の旅行好きなので、このコロナ禍で旅行に行けず、家にこもっておられる日々は結構辛いだろうと思い、アマゾンのライブツアーの情報は喜ばれるのでは?とメールを差し上げた。「マナウスはずっと前に観光や仕事で何度も行っていますので、また行くことに興味があります。今はずいぶん変わっていることでしょうし、ガイドさんの新しい説明に『ああ、そういうことか』とか新しく知ることが出来二度目、三度目も興味があります。ライブでの観光の我々の楽しみ方は、むかし行ったところを、もう一度行って懐かしがることで、あそこを歩いたとか、あの店でお土産を買ったとか思い出して懐かしがるのが良いと思っています。今の時期自分達にはあっていると思います」と返事をくださった。そして、この自粛期間中ジグソーパズルで昔行った観光地を組み立てて懐かしがっているのだけれど、今回10個目でモスクワの赤の広場にある教会を4日間かけて完成させた記念写真を送ってきてくださった。そして、それと一緒に昔の団体旅行で行った時の思い出の写真も送ってきてくださった。彼らはブラジルに来られて50年余り。日本への往復だけでなく、ブラジル内外、本当にあちこち旅行しておられるそのエネルギーには圧倒されてしまう。

2020年9月11日(金)

先週の土曜日に鶏が4羽脱走して、彼らを運動場に戻すのに悪戦苦闘した際、一番最初に戻った脱走常連さんの平(ひら)ちゃんが、他の鶏の大騒ぎで飛び跳ねたため、足を痛めて動けなくなったことは先日書いた。その後、時々動こうとしても、基本全然動けず、目の前にエサを置いても食べない。水も私たちがわざわざ注射器で口に入れてやらなければ飲まない状態が続いた。このままだとただ長い間苦しんでだんだん弱って行って死ぬだけだから、殺してあげた方がいいという話になった。でも、私たちは彼女に平ちゃんと名前までつけて愛着を持ってお世話になってきたので、自分たちで絞めたり食べたりする気にはなれない。と言うことで、土曜日に手伝いに来てくれるゼーにエドソンが連絡をして、欲しければあげるから取りにきてと伝えると、いただきに行きますと返事があり、この火曜日の夕方受け取りに来てくれたので、持って帰ってもらった。これまで病気になった鶏を絞めて埋めてもらったり、ジャグアチリカに襲われて死んだ鶏を埋めてもらったりしたことを思い出しながら、生き物を飼っていると、こういう難しい決断をしなければならないことが多々あるなあ・・・と、思った。そして、これまでたくさん卵を生んでくれていた平ちゃんに感謝の気持ちを捧げた。

2020年9月12日(土)

台所のカウンターテーブル横の棚をずっと整理しておらず、とても雑然としてとりちらかっていたのをエドソンが何だか見かねたようで、ちょこちょこ不必要な物を捨てたりして、8月下旬頃から毎日ちょっとずつ整理し始めた。「このひっくり返って汚い棚を何とかしろよ」とか言って私を叱ったりしないところはありがたい。それで、私も捨てずに貯めていて収拾のつかなくなっていた小さな紙袋をひとつの袋にまとめたり、棚の埃を雑巾がけしたりしたので、以前のひっくり返っていた状態から、少しスッキリとさせることができた。その整理の途上で私が日本に一時帰国した際に買って帰ってきた古い野菜の種の袋がいろいろ出てきたので、エドソンはそれらを下に持っておりたのだけれど、かいわれ大根とブロッコリースプラウトの種は部屋の中で育てるものなので、カウンターテーブルに出したままになっていた。それで、もう結構古くなっている種なので、芽が出るかどうかわからないけれど、蒔いてみようと思いアイスクリームの容器にキッチンペーペーを数枚敷いて、水で湿らせて、種を蒔いてみると、芽が出始めたので撮ってみたのが次の写真。やはり古い種だからか、芽が出ていない種もあるけれど、少しでも芽が出てきていることをとてもうれしく思った。これで袋の半分の量の種なので、これが育って食べ終わったら、もう半分の種も蒔いて育てようと思っている。

2020年9月13日(日)

この木曜日の朝食の後すぐに、スーパーへの買出しに行ってくれたエドソンが、町から戻る途中で右手にある農家の大きなグアプルブの木にたくさん花が咲いていたから、うちの木にも咲いているかなと思って戻ってから見たら、咲いていたよと言うので、昼食後のお散歩の際、見てみると黄色い花が咲いていることが確認できた。家の南側の三角地帯には3本のグアプルブの木があるのだけれど、その内の左側の2本に花が咲いているので、撮ったのが次の2枚の写真。このグアプルブの木はつい先日まで葉がまだ出ておらず、裸だったのだけれど、いつの間にか葉が茂り始めて花まで咲いていたのでびっくり。そして、この木に花が咲いたのは今年が初めて。だから初めて見るグアプルブの花。

うちのグアプルブはグレヴィ-リャよりも背が高くなり大きくなっているけれど、グアプルブという木はすごい巨木になるので、うちの木はまだまだ小さく若い木と言っていいようだ。ネットで大きく育った後の写真を調べて見たら次のような写真があったので、コピーしてみた。木が花盛りになるととても見応えがあるだろうなと思う。ちなみにこの木はブラジル原産の木。

2020年9月14日(月)

土曜日の夕飯の時、エドソンが「明日は何の日か憶えてる?」と聞くので、「えっ?明日ってもう13日なの?」と私が言うと、「ああ・・・、やっぱり忘れてたんだ・・・」とがっかりしていた。ああ、ゴメン、ゴメン。またエドソンのお誕生日が迫っていることを忘れていた。ここ数年いつもこんな感じだなあ・・・。いかん、いかん。でも、金曜日にエドソンが夕飯を作ってくれ、土曜日もその残りに少し手を加えて食べて楽をさせてもらったので、「日曜日の夕飯は、腸詰ソーセージと豚肉をローストして、大豆と野菜のサラダを作るつもりにしているんだけれど、それでいいかなあ?」と言うと、OKしてくれた。木曜日に買い物に行ってくれた際、フィレミニョンでも買って来てくれていれば、それでローストビーフができたのだけれど、手持ちのいつもの食材で特別感を出すのはちょっと難しい。アップルケーキかアップルパイが食べたいからりんごを買おうと思っていたのに忘れたとも言っていた。どうもエドソン本人も誕生日が来ることは自覚していても、その日に何が食べたいとか考えていなかったふしがある。土曜日の朝、翌日が誕生日だということをすっかり忘れている私にデザートのケーキを作ってと言ったのはバースデーケーキを作ってということだったのかな?でも、そんなことにまったく気づいていなかった私は、エドソンがネットで買ったココナツ砂糖やチョコレートパウダーを使ってチョコレートケーキを作り、土曜日の夕食後のデザートで食べ、それを日曜日のバースデーケーキ代わりということにした。そして、日曜日の朝食は、いつものゆで卵とサラダとトーストの代わりに、ちょっと特別感を出すためにパンケーキを作った。うちではお誕生日と言っても、コロナ禍でなくても買い物に行くのは簡単なことではないので、プレゼントを買って渡し合うことはなく、夕飯に食べたいと希望するものを作るくらいしかしないので、まあ、実質たいした違いはないのだけれど。憶えているということが大切なんだよね。申し訳ない。次の写真は、土曜日に作って、すでに一切れずつ食べたので、パックマンのように見えるチョコレートケーキ。

2020年9月15日(火)

一昨日掲載したグアプルブの花よりも前に、庭の東側のイペーの木に黄色い花がちらほら咲いているのが見えていたので、確認しようと思いながら忘れていた。土曜日の朝、カメラを持って行くと、やはりちらほら咲いていたので撮ったのが次の写真。この木は結構大きいのだけれど、花の数は毎年ちらほらで、木全体が花盛りになったことがない。ここのイペーが咲いているということは、坂の下の孟宗竹の側のイペーの木も花が咲いているのかな?去年は居間の窓から見えたけれど、今年は見えないので、側まで行って確認すると、1つ2つつぼみが開きそうになっている花芽があったけれど、ほとんどのつぼみはまだ小さく、花が咲くにはもうしばらくかかりそうだった。2枚目の写真は、家の西側の外階段沿いのサツキ。ここに植えた4種類のサツキの中で、他の3種類の木の花の時期は終わってしまっているのに、この種類だけ、今が盛りと咲いている。

2020年9月16日(水)

私は夕食用の副菜として、きゅうりの酢の物をよく作る。うちの畑でラディッシュができたり、スーパーでラディッシュが手に入ればラディッシュの酢の物を作ることもある。きゅうりの酢の物に入れるのは基本日本から買って帰ったちりめんじゃこ(広島の音戸ちりめん)とわかめ。ちりめんじゃこが残り少なくなると、その代わりにカニカマを使っている。3月半ばから始めた自主隔離生活で、少しまとめ買いをしていたその代用品のカニカマもなくなり、しばらくきゅうりとわかめだけで作っていたら、そのわかめまで残り少なくなってしまった。それで、Youtube上で見た乱切りしたきゅうりをつぶしたにんにくとポン酢で漬ける一品と、しょう油、酢、砂糖、ごま油と赤唐辛子を火にかけてお砂糖が解けた状態のつけ汁を、輪切りにして塩をして水気を絞ったきゅうりにジュッとかけて漬ける、カリカリきゅうりという一品を作ってみると、どちらもエドソンがとても気に入ってくれたので、最近はそれを交互に作っている。次の写真は、そのカリカリきゅうり。幸い日本のきゅうりはパーディーニョのスーパーでも手に入るので、こういうものを作ることができるけれど、日本の小ぶりのなすやセロリや大根やごぼうと言った野菜は、ボトゥカトゥの大きなスーパーや日系食料品店に行かないと手に入らないので、食材不足は否めない。でも、何故か幸いなことに白菜は時々手に入る。ここの人たちは白菜でどんなお料理を作って食べているのだろう?

2020年9月17日(木)

次の写真は、エドソンが畑から採ってきたアルメイラオンの葉。先月の初め、畑のアルメイラオンの写真を掲載して、この葉物野菜はエドソンは好きだけれど、苦味があるので、私はあまり好きではないと書いた。でも、今月初め頃、夕飯の支度をしていると、エドソンが畑から採ってきたアルメイラオンを台所に持って来て、これを炒めてほしいと言うので、オリーブ油で炒めて、塩、こしょうをふって食べてみると、苦味がない。野性的な匂いは少し残っているけれど、苦味がまったく消えていて、お肉の付け合わせとしてとても合う。以来、毎日のように夕飯がお肉の時は、サラダとは別にこれも炒めて食べている。ルッコラはサラダに混ぜたり鍋料理に入れるとおいしいのに、炒めると何故かとても苦くなるのに、アルメイラオンは炒めると苦味が抜ける。不思議な発見。ちなみに、このアルメイラオンは、アルメイラオン・パウリスタという名前だと以前書いたけれど、リオの人たちがそう呼んでいるだけで、一般的にはアルメイラオン・ホショという名前で呼ばれいるということがわかったと、エドソンが言っていた。ホショといのは紫色のことなのだけれど、この葉は赤いような、紫のような葉脈が見えるので、そんな風に呼ばれているのだろうと思う。写真のアルメイラオンの上の小さなオレンジのものは、はるとひろに夕食後のデザートとして与えるためにスティック状に切ったニンジン。

2020年9月18日(金)

うちの敷地内の丘の中程に、自生の松があるのだけれど、おそらく鳥が種を運んできて、ここで発芽して育ったのだと思う。松は松竹梅で縁起がいいので(と、勝手に私が思っているだけなのだけれど)、回りの草は除去しても、木を切ったりはせずに育てた結果、元気に育ち、ずいぶん大きくなったので撮ってみたのが次の写真。画面左奥に見える電信柱の右側に離れの壁が少し見える。画面左側に上がると防風林の並木があり、画面右側に下ると入り口ゲートに至るという位置関係にある。この松の足元には松の葉と松ぼっくりがたくさん落ちている。この松ぼっくりは、薪ストーブに入れるととてもよく燃えるので、ストーブに火を入れる際に時々使ったりしている。

2020年9月19日(土)

先日、Youtube上で、週一回ある江崎道朗のネットブリーフィングという番組を見ていて、お相手の菟田中子(うだなかこ)さんがおもしろいことを言っていて笑った。2019年9月の自民党総裁選挙に立候補していた林、石原、町村、石破、安倍の5氏の中で、石破、石原、安倍のそれぞれ3人と議員会館のエレベーターで一緒になったら、その3氏はどのような態度を取るかという笑い話が永田町でしきりに言われていたという。当時、安倍さんは一番劣勢だったらしいのだけれど、この笑い話はとても鋭く3氏の人間性を突いていて、やはり安倍さんがなるべくして総裁になったんだなと思った。

その笑い話は、次の通り。議員会館のエレベーターで安倍さんが乗ってきたら、彼はエレベーターの中の全員に挨拶をする。石原氏は自分よりも目上の人だけに挨拶をする。石破氏は誰にも挨拶をしない。というものだった。だから石破さんは応援してくれる仲間がいなかったんだね。メディアは安倍さんは独裁で、回りに忖度させて、やりたいようにやっているというような印象操作に躍起になっていたけれど、本当は、安倍さんはいろいろな人の話に耳を傾け、人の話をとても良く聞く人で、調整型の指導者だけれど、今度の菅さんの方がむしろ自分の考えをトップダウンで通す政治家だと、他の番組で高橋洋一氏は言っていた。

ちなみに、江崎さんは第二次安倍政権の実績として、次の3つを上げていた。(1)デフレ脱却を揚げて経済再生を目指し、雇用改善に努めたこと。(2)国家安全保障会議を創設し、戦後初めて国家安全保障戦略を策定し、平和安保法制や特定秘密保護法など関連法案を整備したこと。(3)インド太平洋戦略を打ち出し、アジア太平洋の安全と平和を守るプレイヤーとなったこと。やり残したこととしては、(1)デフレ脱却は完全にできていない。(2)憲法改正を含む安全保障法制の整備。特に、防衛費の増額。(3)拉致被害者の奪還。(4)伝統に基づく皇室制度の再構築。

次期政権が取り組むべき課題。(1)消費減税と規制改革を含むデフレ脱却。(2)新たな対中戦略の策定。米国に協調するも、日本は日本としての対中戦略が必要。(3)中国と北朝鮮の脅威に対応する国家安全保障体制の構築。ここには産業スパイ取締りを始めとする経済安全保障も含む。

2020年9月20日(日)

畑のタイムが元気よく育っていて、今小さな花が咲いているので写真を撮ってみた。ローズマリーの花もこんな感じで薄紫の小さな花が咲くので似ているなと思った。この写真を撮った後、乾燥させるため少し枝を切り取ってきた。2枚目の写真はそれまでに乾燥させていたタイムの葉を半分ほど取って、残っている半分が入っているカゴに新しく取ってきたタイムの枝を入れたもの。カゴの手前は毎日私が飲むハーブティーに入れるローズマリーの枝。最近気温が高いのですぐ乾燥してしまう。右側の白いお皿の中のものは、枝から取ったタイムの葉。時々こうやって乾燥させたタイムの葉を新しく補給しておかないと、お料理で使おうと思っても十分にないということがたまにある。

2020年9月21日(月)

先週の土曜日まで毎日30度を超える暑い日々だったので、久しぶりにサラダそーめんを作って食べた。いつもはカニカマを入れるのだけれど、使い切ってしまってないので、カニカマの代わりにちくわを使い、サラダにはレタスときゅうりに加えて、先日から育てていたかいわれ大根を収穫したものと、エドソンが畑に蒔いた大根の種から出てきた芽を間引いた間引き菜を使ってみた。次の写真の、左側がかいわれ大根で、右側が大根の間引き菜。かいわれ大根は蒔いた種の半分くらいからしか発芽しなかったけれど、こうしてサラダに一回混ぜることができる程度の量を収穫することができた。そして、昨日から気温が下がり始め、昨日の最高気温は22度だったけれど、今日は17度、明日は14度という予報になっている。最高気温が20度に届かない日々になった。今年は何だか気温の上がり下がりが激しいなあと感じる。予報では水曜日くらいから最高気温は20度を超えて、元に戻って行くらしい。

2020年9月22日(火)

ペトロポリスの安見さんが、9月19日開催のリオ文化協会のトークショーや、9月26日ー27日開催のオンラインフェスタ、9月21日~25日開催のリオ総領事館文化センターの日本文化週間の案内などをメールで送ってきてくださった。ご夫妻は以前はこれらの催しに直接参加しておられたのだろうけれど、今年はコロア禍で出て行けないし、主催者側も直接参加からオンライン参加の催しに変更しているようで、こういう情報がたくさん届くらしい。以下の写真は、昨年リオのバハ地区にあるVillage Mallという高級ショッピングモールで開催された日本祭りの会場風景だそう。ここで太鼓、剣道や各種講座などが開催されたということだった。今年はこれがオンラインフェスタとなり、その中のトークショーでリオ総領事とリオ連盟会長、リオ文化協会理事長等の対談があり、その対談の間に挟む余興としてペトロポリスの安見さんたちが今年作った東京音頭の音楽に合わせて踊る映像が流れるということだった。

2020年9月23日(水)

パラナ州カストロの蓼沼さんが、今年コロナ禍の影響でドライブスルーに変更して行われた桜まつりの準備の様子を撮った映像を送ってきてくださった。以前、桜の写真を何枚か送ってきてくださったので、このブログにも掲載したのだけれど、映像で見ると、日系協会の敷地だろうか?とても広く、非常にたくさんの桜の木が花を咲かせていて、すごいなと思った。コロナ禍でなければ、例年通り、婦人部の皆さんが作る食事を買って、桜の下で舌鼓を打ちながらお花見をすることができたのだろうな。でも、例年どれだけの人出があるのか知らないけれど、これだけ広いと、車から降りないドライブスルーにしなくても、桜の下のお花見でも十分ソーシャルディスタンスが取れるのではないかと思った。この桜まつりの映像サイトは、こちらへ

2020年9月24日(木)

ブラジルのボウソナロ大統領が国連でとんでもないスピーチをしたから恥ずかしいと、エドソンが嘆いていた。2020年9月23日付けのニッケイ新聞にそれに関する記事で、『《ブラジル》大統領が国連演説で物議=「私は森林火災フェイクニュースの犠牲者」=コロナ禍の責任をマスコミに転嫁』というのが載っていたので、以下にコピーしてみた。

『ボウソナロ大統領は22日、国連総会で開会演説を行い、「自分は、アマゾンやパンタナルの偽情報を流す人たちのキャンペーンの犠牲者だ」と発言。さらに、根拠として信ぴょう性や正確さに欠ける発言を連発し、物議を醸した。22日付現地サイトが報じている。

今年の国連総会での演説は、コロナウイルスの影響もあり、ビデオ動画の形で行われた。大統領は昨年の国連演説でも、法定アマゾンの森林伐採や火災の増加に対して生じた国際社会からの批判に対し、「アマゾンをどうするかはブラジルの自由」「欧州の干渉は植民主義的」と反論していたこともあり、今回の演説も事前から注目されていた。

まず、法定アマゾンでの森林伐採が1年間で34%増え、パンタナルでの火災も急増していることで、再び国際的批判を浴びている環境問題に関して、大統領は「ブラジルは間違った情報の犠牲者だ」と強調。「法定アマゾン(の森林)は湿度が高いので、森林の外延部でないと火災は起きない」と根拠が確かでないことを言った上、「森林火災を起こしているのは先住民や土着民だ」として、製材業者や牧畜農家の責任を不問に伏そうとした。パンタナルの火災も「暑い場所にあるためだ」と説明したが、今年になって火災が急増している理由は説明しなかった。

昨年10月に北東部の海岸に流れ着いた原油と、それに伴う海洋汚染の問題に関しても、大統領はそれが「ベネズエラから流れてきたもの」と説明しただけでなく、「犯罪的な意図によるもの」と断言した。

この原油漏れは、ギリシャ船籍のタンカーから漏れた疑いがもたれている。だが、先月末に、原油汚染の原因は特定できずとの公式報告書が出ており、犯罪行為が原因だとは今のところ見られていない。

18日に米国のマイク・ポンペオ国務長官がロライマ州を訪問し、べネズエラ難民施設を訪れた後、ベネズエラの独裁政権を批判する発言を行った問題に関しても、米国大統領選に直結する問題にもかかわらず、肯定的な物言いをした。

世界第2位となる14万人近い死者を生んだ伯国のコロナ対策に関しては、国民の大半が外出自粛による隔離に賛成していたのに、大統領自身は隔離に反対していた事実を言わずに「ブラジルのマスコミが世論を2極化した」と他人事のように批判したのみならず、「コロナ対策には全力を尽くしている」と語った。

大統領はコロナで生活苦に陥った人たちに対して緊急援助金を支給するなどの対策を行ったことを主張したが、その際「1人あたり1千ドルを支給した」と誇張した。1回に付き600レアルの支給額は5回分を合計しても3千レアルで、現時点では600ドル程度にしかならない。

ボウソナロ氏はさらに「宗教の自由は認められるべき」としながらも、ブラジルを「キリスト教による保守国家だ」と国の宗教を断定する発言を行い、「キリスト教嫌悪撲滅のために戦っている」とまで語った。』

2020年9月25日(金)

3ヶ月ほど前、ひろとめい用のドッグフードがなくなったので、自主隔離を始めてから初めて、エドソンがボトゥカトゥのペットショップに行くついでにウエノや薬局などにも行って、いろいろ食材などを仕入れてきてくれたのだけれど、あれから3ヶ月、私たち用の食材はもちろんのこと、ドッグフードも底をついてしまったので、この水曜日にボトゥカトゥのペットショップとドナ・マリナとスーパー・コンイアンサを回って、エドソンが買い物をしてきてくれた。いつも行く日系のウエノは水曜日はお店が閉まっているので、日本食材はドナ・マリナで調達してくれた。次の写真は、買ってきてくれたもののごく一部。大根、セロリ、カリフラワー、しめじ、しいたけ、アスパラガス、絹さや、ラディッシュ、いちご、ぶどう、お豆腐、ちくわ、油揚げ。この写真には写っていないけれど、カニカマ、エビ、小魚、オレンジジュースなども買ってきてくれた。これらはパーディーニョでは手に入らない貴重品ばかりなので、とてもうれしい。今作って飲んでいる桑の実のジュースがなくなったら、オレンジジュースに切り替えようと思っている。今年は桑の実でジャムを二度作っただけで、後は何度もジュースを作って桑の実を消費した。パーディーニョではオレンジジュースが手に入らないので、レモンジュースを作って飲んでいたのだけれど、桑の実がたくさん採れるようになってからは、ジャムだけでなくジュースも作ってみると結構おいしいので、桑の実のジュースにはずいぶんお世話になった。その桑の実もそろそろ収穫が終わりなので、ちょうどいいタイミングでオレンジジュースが手に入ったことになる。

2020年9月26日(土)

次の写真は、エドソンが水曜日に買出しに行ったボトゥカトゥのドナ・マリナで買ったオレガノの鉢植えと、スーパー・コンフィアンサで買った小さなサボテンの鉢。「この緑の葉は何?」「オレガノ」「これどうするの?畑に植えて育てるの?」「このまま家の中で育ててもいいんじゃないかなあ?」「それでどうするの」「お料理に入れて使えるじゃない」「このフレッシュなままお料理に入れるの?」「そうだよ」「フウ~ン」と、こんな会話をふたりでした。サボテンはうちに前からあったものがほぼ枯れてしまったので、可愛いからとこれを新しく買ってきたようだった。それで、食堂の南側の窓辺の棚の上にこれらを置いてみた。

次の写真は、手伝いのゼーたちに作ってもらった離れに向かう平坦な道。その道の端っこにサボテンが生えていたので撮ったもの。ランドマークの木の側にある2種類のサボテンの内、葉が小さい種類のサボテンはとても元気が良く大きく育っていて、時々種が落ちて自然に新しい芽が出てきたりしているのだけれど、この道を整備してもらった際、その時運んだランドマークの木の西側の道沿いの土の中にこのサボテンの種が混じっていたらしく、芽が出てきたようだ。

2020年9月27日(日)

先週は月曜日のお昼過ぎから雨が1~2時間降り、その夜遅くなってからまた、翌朝くらいまで結構な量の雨が降った。それで、2年前にカストロの蓼沼さんからいただいて、離れができたら地植えにしようと思っていた陽光桜の苗木2本を、エドソンとふたりでようやく地植えにした。いただいてずっと鉢植えのままだったので、いただいた時からほとんど成長していないけれど、何とか枯らすことなく桜を維持できて、晴れて地植えにできたので、これから大きくなってくれるのではないかと期待しているところ。これでうちの桜はヒマラヤ桜と沖縄桜と陽光桜の3種類になった。

次の写真は、先週の水曜日にエドソンが買ってきてくれた果物たち。バナナ、マンゴー、りんご、アテモヤ。この他、いちごとぶどうも買ってきてくれたのだけれど、それらは室内のかごではなく、冷蔵庫の中で保存しているのでここには写っていない。この中でバナナとマンゴーとりんごはここのスーパーでも手に入るけれど、アテモヤやいちごは手に入らないことの方が多く、ぶどうはまったく手に入らない。果物は毎日食べるので、こんな風にかご一杯にあっても、すぐになくなってしまうけれど、かご一杯にあるとうれしくなる。

2020年9月28日(月)

今回の買い物でりんごを買ってきてくれたので、エドソン待望のアップルケーキを作った。アップルパイとどちらを作ろうかと思ったのだけれど、パイ生地は作るのにちょっと手間がかかるので、そちらはパスして、あまり手間のかからないアップルケーキにした。我ながらずぼらだなと思う。でもまあ、何はともあれ、ずいぶんお久しぶりのアップルケーキを喜んでもらえたのだからヨシとしよう。

次の写真は、庭の糸杉の側の小さなバラの木に、今年もまた白い花が咲いたので撮ったもの。この小さな白いバラは一年に一回、ひとつだけ花を咲かせる。写真の花の右側に、去年咲いた後、枯れてしまった花の残骸がまだ残っている。

2020年9月29日(火)

9月26日付けのニッケイ新聞に、サンパウロ在で私の友人の毛利律子さんが『世界が学ぶ長寿県の生きがい=「幸福は自分で作るもの」』と題して特別寄稿した記事が掲載されていたので、その記事にリンクをはってみた。この記事のサイトは、こちらへ。この記事は、ニッケイ新聞の編集長から「何か沖縄に関した話題があるかどうか」という依頼で書かれたものらしい。私が書く文章は、自分が好き勝手に書きたいことを書いているのだけれど、こういう関連の話題で何か1本と言われて、ささっと書くことができるというのはすごいなと思う。

同じく、ニッケイ新聞の26日付けの特別寄稿に、木村 快さんの『ありあんさ通信31号=歴史から消されたアリアンサ(協同)の地、ここにあり=わが友、マサカツのこと=東京都在住 木村 快』と題した記事もあった。今年5月下旬に76歳でお亡くなりになった弓場農場の矢崎正勝さんのことを追悼して書いておられるので、その記事にもリンクをはってみた。この記事のサイトは、こちらへ。日本政府の国策で多くの移民を海外に出したのに、そんなことはまるでなかったことのように、移民史の検証も研究もしようとしない日本ってどうなの?と、とても残念に思う。

2020年9月30日(水)

次の写真は、庭の桜の木で赤く色づき始めた実。ワンコのめいはこういう実が大好きで、ワイルドベリーや桑の実や、この桜の実を見つけるとおいしそうに食べる。ひろもワイルドベリーや桑の実は好きで、味にも結構うるさく、桑の実はまだしっかり熟していない若いものは食べようとはしない。一方桜の実の方は、真っ赤な実が地面に落ちていてもあまり気づかないようで、わざわざ鼻先に持って行けば食べる程度。一方、はるはこういう実にはあまり興味がないようで、めいやひろのように自分から木の側に行って食べようとはしないし、熟した桑の実を与えてみても食べようとはしない。みんな基本くいしんぼうなのだけれど、三匹三様。それぞれに反応が異なる。



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